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結婚式やフォトウエディングにオススメな色打掛・白無垢の選び方

結婚式やフォトウエディングにオススメな色打掛・白無垢の選び方

2021.04.11

結婚式やフォトウエディングにオススメ

色打掛や白無垢のデザインや柄・色合いなどは時代によって変わっております。
昔の色打掛と最近の色打掛を見比べると昔はかなりビビッドカラーな感じで、今はトレンドのくすみカラーの色合いの色打掛が人気になっています。
コロナの影響で家族でのフォトウエディングが増えております。フォトウエディングのみの場合は衣裳に予算をかけることができるため、花嫁さんが着たい衣裳を選んでいることを現場では感じております。

白無垢とは?色打掛とは?

白無垢とは?色打掛とは?

2021.04.10

「白無垢」とは、掛下から小物までの全てを白で統一した花嫁衣裳です。
表と裏が同じ生地で作られた着物を「無垢」と言います。
平安時代から始まり、室町時代に婚礼の方式と衣装が決められた歴史があります。
日本人にとって神聖な色である白で統一して数ある和装で最も格式高い正礼装です。
挙式の際には角隠しまたは綿帽子を着けます。
「色打掛」とは、室町時代の末期から江戸時代にかけて、武家の女性の正装として着られたのが始まりのようです。
江戸時代からの美意識が感じられる華やかな色や柄が特徴です。
背中の模様が美しいので、後ろ姿も見られることの多い花嫁さまの背中を華やかに印象づけます。

白無垢の最近のトレンドは?

白無垢の最近のトレンドは?

すべてを白で統一した「白無垢」に綿帽子や角隠しで
何百年も続く歴史を感じるコーディネートも厳かで素敵ですが
コロナ渦の新しい流れで結婚式や披露宴は出来ないけれどフォトウエディングや結婚奉告祭(入籍奉告祭)などなんらかの形で「佳き日」を残したいと考える方も多いので比翼(二重になった裾や袖の部分)など所々に色を取り入れたり洋髪スタイルにするコーディネートも好まれています。
もっと自由に自分らしいスタイルを求めておしゃれ進化した「白無垢×色掛下」で色遊びをしたコーディネートをする方もいるようです。
新郎の羽織袴と同色の掛下でリンクコーデも素敵なアイデアですね。
リンクコーデ白無垢と紋付き

色打掛の最近のトレンドは?

色打掛の最近のトレンドは?

嫁ぎ先で新しく生まれるという花嫁の想いが「色打掛」の色と柄に込められました。

代表的な「季節柄」と「吉祥文様」をご紹介します。
吉祥文様 龍・鳳凰・鶴・亀・松竹梅・四君子・御所車・熨斗(のし)・貝桶(かいおけ)
春の柄 桃・桜・菖蒲・藤・椿・牡丹
夏の柄 あじさい・笹・竹・あやめ
秋の柄 紅葉・萩・桔梗・撫子
冬の柄 菊・松
夫婦仲良く暮らせるように、という意味の込められた「鶴」や運命の出会いを果たした夫婦を意味している「貝桶(かいおけ)」など吉祥文様の豪華なものがおすすめです。


商品番号:miiu_316

おめでたい大柄の伝統文様を図形のように組み合わせました。個性的なデザインが魅力の色打掛です。

ロケーションした色打掛モデル 詳細ページ

色とりどりの大きな文様が目を奪うほど、華やかなでモダンな仕上がりのこちらの色打掛。
青い文様は「青海波」と言われる永遠に続く波を表現しています。
途切れることのない波には、穏やかな生活がいつまでも続きますように、という願いが込められています。
赤とゴールドで丸っこく描かれている「菊」は、厄除けや浄化を意味し、身を守ってくれる文様として大切にされてきました。
六角形がいくつも繋がった「亀甲」は、その名の通り亀の甲羅にそっくりで「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるように延命長寿を意味しています。
亀甲の中には四季を感じさせるように季節の花や、長寿や夫婦円満を象徴する「鶴」が描かれ豪華な仕上がりとなっています。
また一際クールに見えるのが黒字に白い縦の波打ったラインが入る「立涌(たてわく)」。
こちらは貴族が使っていた有職文様の一つとして格式を感じさせます。
このようにたくさんの文様が豪華に使われ、大胆な大振りのデザインでおしゃれに仕上がった1着です。


商品番号:miiu_315

大輪の牡丹が富貴な様子を表した贅沢なデザインが美しい。吉祥を表現した1着。

色打掛レンタル 詳細ページ

こちらの色打掛は、上品な古典文様と現代風の元気なビタミンカラーが魅力的です。
背中を大胆に彩る「牡丹」は、その大きく美しい咲き姿から百花の王とも呼ばれ、古くから愛されてきました。
日本では「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉があるほど、気品ある女性を表す文様です。
特に婚礼衣装としては、花嫁の幸せを願う想いが込められてるとして、人気があります。
その他の文様も華やかなものばかり。ハートのような形が可愛らしい「橘」は、日本に古くから自生するミカンで、子孫繁栄の意味があります。
かつては茶庭に植えて愉しんだ「椿」や厄除けを意味する「菊」なども色打掛を華やかに彩ります。
加えて背景には4つの円を連続して繋げた「七宝模様」。
どこまでも途切れないことから、幸せな結婚生活が永遠に繋がりますようにという意味があります。
たくさんのおめでたい意味と、元気の出るような明るい色が婚礼の喜びを表現する素敵な1着です。


商品番号:miiu_310

レトロな柔らか色味が魅力。伝統的なおめでたい文様が女性の気品を引き立てる。

色打掛の商品画像 詳細ページ

クリームやオレンジを基調とした優しい色味と、可愛らしい文様が印象的なこちらの色打掛は、伝統的な品格のある世界観を表現することで上品な仕上がりとなっています。
細長い花びらが咲き広がる様子が美しい「菊」は、気品を表すとともに厄を除ける意味がある文様です。
背中から肩にかけていくつも描かれているので、着上がりが華やかな印象になります。
背面に描かれたピンクが可愛らしい文様は、ハートを思わせる「橘」です。
日本に自生していた柑橘植物で、その生い茂る姿から、子孫繁栄の象徴として知られています。
吉祥文様として古くから使われてきました。
貴族の繁栄と優雅さを表した「檜扇」は、檜に絹の紐を通したデザイン。
貴族が使っていた扇子を表現したものです。
その他にも吉祥文様である梅をねじった「ねじり梅紋」や雪の結晶を文様化した「雪輪」など、伝統的なものばかりが描かれています。
古風な美しさと奥ゆかしさを感じさせる優しいデザインが魅力の色打掛をお楽しみください。


商品番号:miiu_318

眩いほどに輝く伝統文様。金色の刺繍と花々の可憐さで古典美を表現した雅やかな色打掛。

色打掛の商品画像 詳細ページ

金色の刺繍が眩しいほどに施されたこちらの色打掛は、四季の花々の華やぎを描いています。
「桃山花灯り」というタイトルの通り、中世の世界観をクラシックな赤地と伝統文様で表現しており、最新のデザインながら古典の美しさを踏襲したおしゃれな仕上がりです。
パッと花開いた様子が大きく描かれている「牡丹」は、その可愛らしい姿から、女性の気品を意味する文様とされてきました。
また理想郷に咲いていると言い伝えられていることから、幸せな結婚生活への願いも込められています。
その他にも、ハートのような形が愛らしく、子孫繁栄を象徴する「橘」、薬として使われていたことから浄化を意味する「菊」、寒い冬にも花を咲かせる「梅」など、描かれる文様は縁起の良いものばかり。
また所々にゴールドで描かれている連続文様は「七宝」です。
円が重なり合いながら途切れることなく続いているので円満を意味する吉祥文様とされています。
華やかなおめでたい文様で埋め尽くされ、婚礼の喜びを上品に表現した豪華な1着です。


白無垢の白にも色々

白無垢の白にも色々

「白無垢」とは、白で統一した花嫁衣装です。
「白無垢」の生地の「白」は素材や織り方や文様によって一枚ずつ違うことはご存知でしょうか?
色、光沢、ラメなど細かなニュアンスは写真でお伝えするのはとても難しいです。
「大切な晴れの日にご希望どおりの一着をお選びいただけますように」と白無垢の生地は↓のように質感を表記しています。

白無垢生地質感

色打掛の色の選び方

色打掛の色の選び方

短い期間で運命の一枚を選び出すのはとても大変なこと。
まずメインカラーを何色か決めておくのが効率よく後悔なく見つけるコツです。
「好きなカラー」とか「季節にあったカラー」とか「会場にあったカラー」など。。。
メインカラーが決まったら、更に色を絞っていきます。
そのときに基準になるのは花嫁さまの肌の色です。
・イエロー系の肌には、オレンジや茶、緑、ゴールドなど
・ピンク系の肌には、藤色や紫、青、シルバーなど
・オークル系の肌には、はっきりした青や緑、赤、薄いピンク、藤色
これがおすすめのカラーです。
そして、柄選びの基準になるのは花嫁さまの身長です。
・背の小さめの花嫁さまには、小さめの柄が同じリズムで並んでいるデザインや無地の部分が多い柄の配置のデザインが、華奢な花嫁さまの愛らしさがより引き立ちます。
・背の高めの花嫁さまには、大きめの柄や均一な色合いよりも足元に向かってグラデーションしているデザインが足元が締まって見えます。
最高の一枚に巡り合う参考にしてみてください。

小物組み合わせシミュレーションができます。

小物組み合わせシミュレーションができます。

当店では、小物や付属品も揃ったフルセットレンタルなので用意するのは、補正用タオル(3~5枚)だけです。
※打掛用ベルトは含まれません。
・「白無垢」15点
白無垢/掛下(白)/長襦袢(半襟付き)/掛下帯/箱せこセット(白)/角隠し/肌襦袢/帯板2枚/帯まくら/腰紐5本/伊達締め2本/コーリンベルト2本/草履/足袋(プレゼント)/綿帽子)
・「色打掛」14点
色打掛/掛下(白)/長襦袢(半襟付き)/掛下帯/箱せこセット(白)/角隠し/肌襦袢/帯板2枚/帯まくら/腰紐5本/伊達締め2本/コーリンベルト2本/草履/足袋(プレゼント))
掛下、半襟、箱せこセット、髪飾りはオプションでチェンジ出来て自由にコーディネート出来ます。
自由に組み合せてバランスを確認できるから、コーデシミュレーションするのがおすすめ。

花嫁和装コーデシミュレーション

まとめ

まとめ

和婚におけるテーマカラーは「白・白無垢」「赤・色打掛」「黒・黒引き」の3原色が基本とされています。
「白無垢」は結婚式、「色打掛」は披露宴で着られることが多いようです。
「白無垢」は白で統一した花嫁衣装ですが白い生地の色味や刺繍は一枚ずつ違っています。
比翼(二重になった裾や袖の部分)などに差し色を入れたり色や柄の有る掛下を組み合わせたコーディネートもフォトウエディングにオススメです。
「色打掛」は「赤」が不動の人気です。
最近はペールトーンの優しい可愛らしいものも注目されています。

色や柄選びは、肌の色、背の高さを考慮するとGOOD。
招待ゲストの意見も考慮に入れて堅苦しくない自由なコーディネートを楽しむ方が増えているようです。

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