木目込みタイプのひな人形
いにしえより続く伝統工芸 木目込み雛人形
雛人形は、いろんな意味で江戸時代に大きく発展してきました。 衣裳着のひな人形が豪華さや精密さを競っていた一方で、非常に素朴ながら味わい深い人形も多くつくられました。 その代表格が木目人形(きめこみ)のお人形です。
近年人気上昇中の木目込み人形とは?
木目込み雛人形のルーツ
木目込みとは、桐粉(桐の粉と糊を混ぜたもの)を固めたボディに溝を堀り、そこに金欄や友禅などの布地をヘラで入れ込んで(木目込む)着せ付けておく木製人形のことです。 加茂人形とも呼ばれ、京都の下賀茂神社の催事用柳箪(奉納箱)をつくった職人がその残片で木目込人形をつくったのが始まりであるとされ、300年近い歴史を持っています。 当店で取り扱っているお人形であれば、「オシャレ木目込みひな人形 ぷりふあ」「幸一光」「工房ゆうき」などが代表核です。
お人形の独特な味わいが魅力
木目込みの雛人形には、独特の芸術性や作家の個性があり、上品さがあります。 衣裳着タイプとの最大の違いとして、着物の型くずれの心配もなく飾り付けの面倒さもありません。 飾るスペースに限りがあるアパートマンションでお住まいの方や、おしゃれで落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめです。
衣裳着タイプの雛人形などの目で使われる、目玉の入った「入目」に対して、木目込み人形の目は、細い毛筆で目を書き入れることから「書目(かきめ)」と呼ばれるものが多く、柔らかく優しい表情が特徴です。 現在では、とても小さな頭に目玉を入れた、かわいらしい入目のお人形も登場し、新しいタイプのかわいい雛人形として人気を博しています。 その独特の味わいからファンが多く、木目込み人形づくりを趣味にしている人もいますし、カルチャースクールなどでも教えられています。
若いママからダントツの人気!
新しいアイディアや技術を取り入れやすい、木目込み人形。 木肌を活かしたナチュラルな色つけをしていたり、肌触りのよい丸みを帯びたつくりだったりするので、どんな部屋にもマッチしやすく、重くならないのでインテリアとしても最適。若いママを中心に人気を集めています。 にぎやかにたくさんの人形を飾りたいのに、飾るスペースが限られているという場合は、コンパクトサイズの十人飾りや十五人飾りを手に入れてはどうでしょうか。 軽く、型くずれもしないので準備も非常に簡単です。
デザインの優れたお飾りも充実
木目込みの人形はオリジナリティを出しやすく、デザイン性豊かなお飾りも数多く存在します。 古くからの伝統を守りぬく年配の作家さんから、女性や若手の作家さんもいて、表情や色づかいもさまざま。 自由な表現、発送からうまれる雛人形が、和洋の空間を選ばず、広く受け入れられることでしょう。
ひな人形の豆知識!
3月3日 桃の節句にお飾りする雛人形。 ひな人形の由来から飾り方や片付け方まで、ひな人形に関する疑問や豆知識をぷりふあ人形がご紹介します!
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