雛人形の用意をすすめよう
初節句の準備として雛人形の用意を考えよう!
赤ちゃんが生まれ、初節句が近づいてくると気になるのは雛人形の用意に関しての疑問。 お人形を買うと言っても、何度も購入する物ではありませんから疑問点が沢山。 お人形はどのように用意すればよいでしょうか? 本稿では、お人形を購入するまでの注意点を考えていきましょう。
お人形を用意する人を決めてしまうのがオススメ!
まずは「誰が買うか」を決める
雛人形は安い買い物ではありません。 間違った認識で用意をすると後々トラブルになることも…。 事前に、両家の両親と一緒に「誰が用意するか(お金を出すか)」「誰が選ぶか」を考えることが大切です。 当店でもよくある話しですが、「購入後に親がひな人形を購入していた事がわかった!」という問合せがあったりします。 お人形によっては受注生産で作っているものもあり、キャンセルが効かない事もありますので、十分に確認してから購入するのがお勧めです。
例えば、下記の失敗談みないたなことにならないように……!
失敗談1. 夫側、妻側両方の親が準備してしまった
どちらの両親も孫のことを気づかってくれるのはありがたいことですが、段飾りのような大きなものが2つ家にあっても困りますよね。 どちらが買うのか、もしくはどちらの家からも用意するのであれば、折半して両家で購入したり、段飾りは妻側の母が、夫側の母は名前旗・木札・吊し飾りを、というように分担するとよいでしょう。
失敗談2. 家のサイズに合わない雛人形が用意された
最近ではマンションや借家を住まいにしていたり、また転勤族で何年か以内に引っ越す予定があったりと、段飾りのような大きな雛人形を飾ることができない家庭が増えています。 昔は親との同居が当たり前、雛人形の部屋が作れるほどの大きな家に住んでいる場合もありました。 その頃の暮らしをイメージし、よかれと思って豪華な雛人形を用意してもらい、結局飾れない・・・ということになっては大変です。 飾る場所、収納する場所は事前に夫婦で話し合い、サイズを決めて相談しましょう。
当店では台屏風のサイズから雛人形を購入できるページを設けています。 詳しくは選び方のページをご参考ください。
失敗談3. ほしい雛人形があったのに・・・
雛人形は女の子のお守り人形。 一生のお守りとなるものです。 ですから、じっくりと好みのものを選びたいですよね。 お金を出すのが親だったとしても、好みは遠慮なく伝えた方がよいでしょう。 しかし、お金を出してくれる親の意見もちゃんと聞いてくださいね。 両方の希望を擦り合わせて、双方で納得いく雛人形選びをしましょう。
また、購入するタイミングによっては品切れになって購入できなかった……。 という事もありますので、購入するタイミングは重要です。 2月に入りますと人気のお雛様は売り切れ状態になりますのでお気を付けください。
雛人形を購入するのは誰?
女親が出すのがしきたり?
雛人形は女親(妻側の親)が用意するというのが、今までの一般的な慣習です。 これは簡単に言うと、きちんと"嫁入り"が行われていた頃のしきたりですので、現在のルールではありません。 妻は、嫁入りすると夫側の家庭に入り、夫側の両親と同居するのが当たり前だったころ、結婚前には夫側から「娘さんをください」という意味の結納金も用意していましたし、妻側も嫁入り道具を用意していました。 雛人形はその嫁入り道具のなかのひとつだったのです。
その頃から比べると、時代は大きく変わりました。 核家族化が進み、親と同居している夫婦はかなり少なくなりましたし、結納を交わさない夫婦も増えてきました。 そんな時代に、雛人形は必ずしも妻側の親が用意するべきものなのでしょうか? なぜ慣習として行われていたのかを知ったうえで、両家が納得する自由な選択をしてもよいのではないかと思います。
雛人形は誰が買う?のページでも記載していますので、あわせてお読み下さい。
お人形をいつまでに用意するかを決めよう!
雛人形の販売時期は12月~2月後半
ひな人形が店頭に並びはじめるのは12月に入ってから。 そこから1月頃をピークに、2月初め頃には人気のお飾りは在庫が無くなり、選べるお人形が少なくなってしまいます。 12月頃は当店を含め早割をしているお店もありますし、納得のいくお人形を見つける為に余裕を持って1月頃迄のご注文をオススメします。
ひな人形の豆知識!
3月3日 桃の節句にお飾りする雛人形。 ひな人形の由来から飾り方や片付け方まで、ひな人形に関する疑問や豆知識をぷりふあ人形がご紹介します!
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