グラウンディング(地に足をつける力)と言われ、煙がかった水晶のグループに属する天然石です。世界各国で産出され、そのほとんどが不透明で、透明度の高いものは希少です。一般に流通しているビーズなどは、人工的に加工(水晶に放射線を照射して色を変化させたもの)が多いようです。 和名は「煙水晶」、焚き火の煙を太陽光に照らしてみたときのイメージからそう名づけられました。スコットランドでは民族衣装の飾りに古くから使われ、特に濃い色の石は「ケアンドーム」という名で親しまれています。