ゴロにゃんママの服には、必ずといって、「シロ」や「かりん」」の毛がどこかにくっついています。
いくらガムテープやコロコロを駆使していても、くっついた毛と一緒にお出かけしてしまいます。
猫を飼っている人は、すぐにわかってしまいますよね。
特に春から夏にかけては、特に抜け毛がひどいので、猫自身も、毛玉を吐く回数も多くなってちょっと可愛そうになります。
毎日ブラッシングしていても、どうしても自分で毛づくろいした分は、飲み込んでしまうので、仕方のないことなのです。
が、ちょっとでもそれをやわらげる為に、特に長毛種の猫ちゃんには、飼い主のあなたが、毎日の基本必須習慣義務だと思ってケアしてあげて下さい。
ブラッシングには、毛のつやを保つだけでなく、抜け毛やフケを取り除く働きがあります。
また、皮膚の血行をよくして、筋肉の強化を図ったりする効果もあるのですよ。
特に長毛種の猫は、飲み込んだ毛が原因で胃腸障害や消化不良を起こしたりすることもあるので毎日お手入れする必要があります。
最悪の場合は、手術で毛玉を取り除くこともあるそうです。
そんな事にならないように、毎日ブラッシングしてあげて下さいね。
それにブラッシングしてあげることで、あなたと猫ちゃんのコミュニケーションもとれて健康管理もできちゃうと、一石二鳥のおまけもついてくる。
なので、正しいケアで猫が嫌がらないように、習慣づけられるように頑張って下さいね。
●長毛種で用意するものとブラッシングの仕方
長毛種の場合は、毎日ブラッシングしないと、毛玉ができてしまいます。
これが結構やっかいなもので、早め早めに発見しないと絡まって結局カットしないとどうしようもなくなってしまいます。
耳の後ろから内側の首にかけて、内股、お腹、お尻、尾のつけ根に毛玉ができやすいので、よくとかして下さいね。
冬場は静電気が起きやすいので、スプレータイプのブラッシングローションを使うことをおすすめします。
なければ、ちょっと水を用意して少し湿らせながら、ブラッシングするのもいい方法です。
毛を整えるために使用する目の粗いクシ(コームとも呼ばれる)やラバーブラシを使います。
クシはスチール製で、皮膚を痛めない先のちょっと丸いものを用意すると良いかも。
スリッガーとよばれる、金属の歯がついたブラシでもOKです。でもこのスリッガーは、猫ちゃんによって痛がって嫌がる子も結構いるので、使用には注意して下さいませ。
目の粗いクシで、顔、頭、足、からだの順にもつれをといて、すいていきます。猫を仰向けにしたりして、とかしにくいお腹や内股の毛も、とかしていきます。
うちの猫は、素直に仰向けにはなってくれないので、膝の上に仰向けに乗せて短時間で、さっさと済ませてしまいます。
もつれてからまっている毛は、手でそっとほぐすのもよい方法です。
額やほお、あごの下の短い毛は、鼻先に向かって毛の流れとは反対にとかしていきます。
そして仕上げは、ちょっと硬めのブラシで、毛の流れにそってとかし、毛並みを整えます。
逆毛でとかすと、毛が抜けやすいので、注意しましょうね。
いずれも体の部分によって使用するクシやブラシが違うので使い分けて下さい。
ゴロにゃんおススメのラバーブラシだと嫌がる猫ちゃんでもすんなりお手入れさせてくれるので、ひとつは持っていると重宝しますよ!!
できてしまった毛玉をカットするために、先の丸いハサミも用意するといいと思います。
猫がブラッシングを嫌がるポイントは、体の骨が突き出ている部分です。ここにクシやブラシがあたるととても嫌がるので気を付けてあげて下さいね。
(1)背骨
(2)腰骨
(3)胸骨
(4)足の根元
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●短毛種で用意するものとブラッシングの仕方
短毛種の場合は、春と秋の換毛期に重点的にブラッシングして、むだ毛をとる程度でも大丈夫ですが、できれば週に1回程度、ブラシでとかしてあげると、よいスキンシップになりますし健康管理にも大切な習慣です。
用意するものは、クシ(長毛種のクシとは違ってそんなに目の粗いものでなくてもOK)、硬めのブラシ、スリッガー(金属の歯がついたブラシ)でもOKです。そしてゴム製のラバーブラシなど。
まず、頭から尻尾に向かって、クシでとかします。
ノミやノミの糞などがないかも、チェックしてくださいね。
そして、ブラシで、毛の流れにそって、全身をブラッシング。とかしにくいお腹や内股の毛は、長毛種の時と同じく猫を仰向けにしてとかすのがコツ。
仕上げに、ゴム製のラバーブラシを使うと、抜け毛が効果的に取れます。
スリッガーは確かに良く抜け毛がとれるのですが、ちょっと痛がる場合があるので、子猫には使わない方がいいと思います。
ゴロにゃんおすすめのラバーブラシはこれですヨ。
●毛玉ができてしまったら
ちょっとした毛玉の場合は、指で軽くほぐして、毛先の方からクシを入れると、結構簡単にほぐれて元に戻ります。ハサミは先の丸いものを使うと良いと思います。
ガンコな毛玉は、ハサミで縦に何回か切れ目を入れます。
そして毛先の方からクシを入れてカットしちゃいましょう。くれぐれも肌を傷つけないように注意してくださいね。血まみれなんてことになると、二度とスムーズなグルーミングをさせてくれなくなってしまいます。
それでも、より強力な毛玉の場合は、毛玉ごと切ります。
毛玉をつまんで、肌を傷つけないように毛を切ってください。
ペット用のバリカンを使うのもよい方法です。
毛玉をほおっておくと、雑菌のたまり場になって、異臭を放つ原因になります。
何より衛生的ではありませんし、猫もきっと不快に感じる部分になると思います。
ある飼い主さんは、毛玉をできもの、腫瘍と勘違いしてあわてて動物病院に駆け込んだらしいです。
普段の手入れさえしていれば、こんなことは避けられることなのですけども(;^_^Aフキフキ。
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