第9回
歴史から見たアキョウ

皆様、こんにちは。Dr.Tei Kenです。

日本では生薬を扱っている先生以外の一般の方は、アキョウについてあまりご存知ないかもしれませんが、中国では非常に有名で、特に女性の場合、アキョウを知らない人はいない程です。

アキョウは「身体にとてもいい」 「綺麗になる」というイメージを、みんなが持っています。

今でこそ、一般の人にも手に入るようになったアキョウですが、昔は大変貴重な品でした。

献上品として、中国の歴代皇室と関わって来たことが分かっています。

紀元前500年頃(日本の縄文時代)の長沙国の宰相のお墓から発見された中国最古の漢方著作『五十二病方』に、婦人病の治療にアキョウを用いるとの記載があり、2500年前からアキョウと皇室との関わりが伺えます。

その後、漢の高祖、劉邦(りゅうほう)の孫や、三国の曹操の息子、そして唐から明、清の時代に亘って、アキョウはずっと皇室に献上されて来たことを示す歴史証拠が残っています。

人気韓国ドラマ「チャングムの誓い」では、国王の側室ヨンセンの早産の際、アキョウを処方していました。

アキョウは血液の流れの調節や、お腹(下腹部)を温めるため、婦人科系に良いとされています。

もちろん世界三大美人の楊貴妃や西太后も、アキョウを愛用していました。そのお話はまた今度ご紹介します。

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