ダイエット&アスリートにおからはプロテインの代わりに! ・・・・・・・・・・・・

ダイエットを優しく支えるおからの魅力A
筋肉トレーニングに限らず、ダイエットの世界でもプロテインが重宝されています。

筋肉トレーニングでプロテインが利用されている理由は、たんぱく質を効率的に補給できるからです。
トレーニングを終えた体は使用した筋肉の周辺の血流もよく、栄養補給の準備ができている状態にあります。
しか し、胃の血流が不足しているため、消化が悪く食欲も減退しています。
そこで消化吸収が早いプロテインが活躍する のです。
 
  プロテインの主な原料として
・ ホエイ(乳清)
・ 大豆

の2種類がありますが、筋肉発達には溶けやすく消化の早い前 者が有効的です。
一方の大豆を使ったプロテインは、消化が遅く、満腹感を得られやすいためダイエット時に多く利
用されています。
(最も有効的な使い方は、食前に飲用してお腹を膨らませる。そして食事量を減らす。)

 原材料に大豆を使用しているため、ホエイプロテインよりも比較的に安価な大豆プロテインですが、
いくら安いと はいえ加工食品のためその多くは値が張ります。
さらに、遺伝子組み換えの大豆を原料として使用している場合があ り、全ての商品が安心して利用
できるものとはいえないのです。

 では、同じ大豆を原材料とした食品の中に、大豆プロテインに近いものはないのでしょうか。
そこでご紹介したい のが「おから」なのであります。

 筋肉トレーニングやダイエットでプロテインが利用される理由のひとつに、良質なたんぱく質である
ということが
あげられます。
良質なたんぱく質というのは、つまりはアミノ酸スコアが高いということになります。
 
  たんぱく質のもとになっているのがアミノ酸。
人間の体を作っているアミノ酸は20種類ありますが、その中には 人間の体では作ることができない
ものがあります。
体内では作られず、食事などから摂取すべきアミノ酸を必須アミ ノ酸と呼びますが、この必須アミノ酸
のバランスがよいものをアミノ酸が高い食品といいます。
アミノ酸スコアの低 い食べ物は、たんぱく質の量が十分足りていたとしても質が悪く、摂取したところ
で結局はたんぱく質が不足すると いう状態に陥ってしまうのです。
 
  アミノ酸スコアは最大100という数値で表しますが、プロテインの多くが100であるのに対して
「おから」は 91。
良質のたんぱく質であるといえます。
(ちなみに木綿豆腐は82、豆乳は86。)
しかも300gで30円程度!!コストパフォーマンスも抜群であります。

 ダイエット中に限らず、筋肉トレーニングを行っている方でプロテインを愛飲している方にも、
「おから」という 食材をぜひおすすめします。

 近年、高い栄養価が注目されている「おから」ですが、有効活用するための調理方法を知らない人が
多いのも確か。
さらに、安いからといって買いだめしても日持ちしないという弱点があります。

参考文献 「五訂日本食品標準成分表」「改訂日本食品アミノ酸組成表」
      

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