マトリキシル3000の効果とは？ハリ不足、たるみには？

マトリキシル 3000

お肌のハリを呼び覚ます！エイジングケア成分マトリキシル3000とは

若い頃は何もしなくてもハリのある肌だったのに、鏡を見るたびに気になる小ジワ、たるみ……。
忍び寄るエイジングサインに、どのような化粧品を使えばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
マトリキシル3000はエイジングケアコスメを語る上では欠かせない成分です。
この記事ではマトリキシル3000の効果やおすすめのスキンケアについてわかりやすくご紹介いたします。

美容成分：マトリキシル3000とは

マトリキシル3000は、パルミトイルトリペプチド－1とパルミトイルテトラペプチド－7をミックスしたペプチド成分(※)です。
※コラーゲンやエラスチンのもととなるアミノ酸が結合して出来た成分
パルミトイルトリペプチド－1は3個のアミノ酸とパルミチン酸から得られる成分です。
パルミトイルテトラペプチド－7は4個のアミノ酸ペプチドとパルミチン酸から得られる成分です。優れた皮膚浸透性をもっています。
このような機能性ペプチドで構成されるマトリキシル3000は、エイジングケア成分として世界中で広く知られています。

マトリキシル3000がお肌にもたらす効果

①肌にハリと弾力を与える

もっちりとした弾力のある肌を維持するには、コラーゲンが欠かせません。しかしながらコラーゲンは年齢を重ねるとともに結合が切れて短くなることが判明しています。
マトリキシル3000は肌の線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの生成を促進します。コラーゲンを直接肌に塗るよりも内側から効果的にアプローチ出来るのです。コラーゲンを生み出す力のある肌は、ハリのあるイキイキとした若々しい印象を与えます。

②目の下のクマとたるみを予防する

目の下のクマは目まわりで1番多い悩みのひとつです。
目まわりは他の部位に比べ皮膚が薄い為、睡眠不足や長時間のPC作業、疲れなどによって生じる血行不良が透けて見えてクマとなり、実年齢より老けて見える原因となってしまいます。マトリキシル3000に含まれるパルミトイルトリペプチド-1、パルミトイルテトラペプチド-7には血行を促進する効果があり、クマやたるみ、色素沈着を改善する働きがあることが示唆されています。
マトリキシル3000をとりいれたスキンケアで、明るくすっきりとした目元もとを目指しましょう。

③肌にうるおいを与える

パルミトイルトリペプチド－1、パルミトイルテトラペプチド-7は保湿成分や皮膚保護成分としても優れた働きをもっています。
乾燥などの外的刺激を寄せ付けないようサポートし、肌の炎症を引き起こす物質の増加を抑制します。肌の炎症を防ぐことはたるみやシワを引き起こす物質の生成を抑制することにも繋がります。

マトリキシル3000の安全性について

マトリキシル3000による副作用（皮膚刺激性および皮膚感作性、光毒性）はほとんどなく、アレルギーの報告も無いとされています。
乾燥肌や敏感肌の方も毎日のスキンケアに取り入れやすい成分です。

そもそもエイジングケアはいつからはじめればいい？

何歳からエイジングケアを始めればいいのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
個人差はありますが年齢とともに肌は衰え、ハリツヤを失い始めます。昔から「25歳はお肌の曲がり角」といわれてますが、近年では早い人で10代後半から肌の老化が始まっていることがわかっています。
シミやシワは出来てしまったあとでは化粧品ではキレイに消すことは難しい為、エイジングサインが出る前からケアし、予防することが大切です。
そのためエイジングケアは、早ければ早いほど良いと言えます。また毎日の継続も大切です。
10年後、20年後のお肌の為に、始められることから始めてみましょう。

レチノールと併用しても大丈夫？

「マトリキシル3000」と「レチノール」はどちらも若々しい美肌を維持するためには必要な成分です。
レチノールはA反応を起こす場合もあり、併用しても大丈夫か不安に感じる方もいるかも知れません。マトリキシル3000はレチノールと併用することで相乗効果が期待できるだけでなく、肌の炎症や赤みを抑えられます。併用の可否は化粧品に記載されている注意事項を見て判断するようにしましょう。