猫の飼い方(お手入れ編)でも、グルーミングの仕方については、詳しく触れますが、なぜ基本のしつけに「グルーミングをさせる」なのかを説明しますね。
猫にとって、グルーミングは、本来自分で被毛の手入れをするだけで十分なもので、人間の手を借りる事は、本当は迷惑な話なのかもしれません。
シャンプーやブラッシング、コーミングなどの被毛の手入れ、耳掃除・爪切りなど、そしてノミ取りなどと、猫の全身を手入れすることは、猫を清潔に保つ以外に、飼い主とのコミュニケーションに最適だということがわかってきました。
また毎日猫の体を触ることによって、異変に早く気づいて、病気の早期発見など健康管理には欠かせないものです。
ゴロにゃんママ的には、「クロ」が口腔内にできた扁平上皮がんで亡くしたせいか、このグルーミングの必須科目として、お口のケアもぜひ入れて欲しいと思っています。
口内炎には、猫の重大な病気が隠されていることもあって、毎日チェックしたいところです。
歯磨きの習慣を子猫の時からつけておけば、良かったと悔いる毎日です。小さい時から慣れさせておくと、口の中も触らせるようになるとのことなので、できればこれから子猫を飼う人には、ぜひぜひおすすめしたいです。
こんな時に、「クロ」の末期の症状を写真で見せればすごく説得力があるのでしょうが、あえてそれはしたくありません。
それほど、悲惨な状態だったのです。あの子の病気の時の写真はきっとこれからも、公開はしないと思いますが、お口のケアの大事さは、訴え続けていこうと思っています。
ですから、グルーミングは、猫の状態をみるとても良い手段なのです。
コミュニケーションもとれて、猫にはぜひ大好きにさせて下さい。
最初から無理矢理にグルーミングしようとせずに、やさしくやさしく、痛くないように、細心の注意を払いながら、慣れさせて下さいね。
特に子猫の時、お腹のあたりのブラッシングは、気持ちいいというより痛がる場合の方が多いので、なでるようにしてあげるのがコツです。
どちらにしても、長毛種短毛種に限らず、猫を飼う人には頑張って、グルーミングを毎日欠かさずするように習慣づけて下さいね。
お願いします。
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