2023年8月

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108
    ノーヴァク版 第2稿 詳細ページ
    [パーヴォ・ヤルヴィ、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 8 (Zürich Tonhalle Orchestra, P. Järvi)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA987

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    パーヴォ・ヤルヴィ、
    ブルックナー交響曲第8番を再録音!
    パーヴォ・ヤルヴィとチューリヒ・トーンハレ管弦楽団によるブルックナー後期3大交響曲の第2弾として、フランクフルト放送響との全集録音から10年ぶりの再録音となる第8番が登場。約15年ぶりの再録音となった前回の第7番では全ての楽章においてテンポが速くなっているのが特徴でしたが、第8番では逆に全楽章で遅くなっており、特に第4楽章では2分30秒を超える差が生じています。しかしながら演奏は、むしろより引き締まった印象を与えるもので、たいへん力強く聴きごたえのある出来栄え。またホールの特性もあってか各パートのフレーズが際立ち、見通しのよい録音であることも良い結果をもたらしているといえるでしょう。 今回もヴァイオリンを両翼、左奥にコントラバスという弦の配置を採用していますが、金管楽器については、前回第7番で右に独立して配置したワーグナー・チューバはホルンと持ち替えとなるために左へ集約、その代わりバス・チューバ(シンカポール交響楽団の夏目友樹がエキストラ参加)をティンパニ隣の最上段ほぼ中央に配してワーグナー・チューバとのアンサンブルに親和性を持たせ、その右にトロンボーン、さらに右にトランペットという、やや特殊な配置となりました。中央に低音金管楽器が置かれることで得られる安定感に加え、第1楽章クライマックスではトランペットとホルンによるリズム動機が左右から鳴り響くという効果も得られています。 パーヴォの拘りが大きな実を結んだブルックナー・シリーズ、今後発売予定の第9番にも期待が大きく膨らむところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10410

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    バッハ・ミニマリスト
    J.S.バッハ、グレツキ、アダムズ 詳細ページ
    [ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ、シモン=ピエール・ベスティオン、ラ・タンペート]

    BACH MINIMALISTE (Camboulas, La Tempête, Bestion)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA985

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    刺激的な美しさ!
    バッハとミニマル、インプロヴィゼーションの出会い
    シモン=ピエール・ベスティオンが2015年に結成したラ・タンペート。これまで主に声楽アンサンブルとしてCDをリリースしてきましたが、器楽アンサンブルにも力を入れている彼らならではの、目の覚めるような弦楽合奏によるアルバムが届けられました。 ベスティオンが「まるで現代の曲のように聴こえる」という大バッハのチェンバロ協奏曲第1番第1楽章から、同じニ短調で書かれたグレツキの協奏曲になだれ込むというオープニングからたいへんスリリング。チェンバロは、指揮者ベスティオンの弟でアンサンブル・レ・シュルプリーズの共同主宰者でもあるルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラが担当しています。またガット弦を用いているため、ジョン・アダムズなどはたいへん新鮮な響き。 現代ノルウェーの作曲家クヌート・ニーステッドが、バッハのコラール「甘き死よ来たれ」BWV 478を元にゆったりとしたインプロヴィゼーションの要素を加えて作曲した合唱曲「不滅のバッハ」は、弦楽合奏版とラ・タンペートのためのア・カペラ版と2回収録しており、トーンクラスターが美しく響くこの作品で、今回ただ1曲だけ彼らの高度な合唱(メンバーはアンサンブルと兼任)を聴くことが出来ます。最後は、視力を失った死の床のバッハが口伝で譜面を起こさせたという伝説を持つ美しいコラールを小編成で収録。 これまでのアルバムでも古楽と現代を行き来する先鋭的なプログラムを得意としてきた彼らですが、今回はより刺激的な構成になっているといえるでしょう。

  • 商品番号:NYCX-10411

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    18世紀フランス王室の祝典
    ~1773年、アルトワ伯の結婚に寄せて~ 詳細ページ
    [アレクシス ・コセンコ、レザンバサドゥール=ラ・グランド・エキュリ]

    発売日:2023年08月25日

    CD 2枚組国内仕様 解説日本語訳付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    18世紀の通例を大きく上回る編成!
    話題の古楽指揮者がフランス王室祭典を再現
    フランス随一のフラウト・トラヴェルソ奏者として注目を集め、録音ではポーランドの気鋭古楽器楽団アルテ・デイ・スオナトーリや自身が創設したレザンバサドゥ―ルの指揮者としてALPHAやChateau de Versailles Spéctacles、Apartéなどの気鋭レーベルで活躍をみせてきたアレクシス・コセンコ。レザンバサドゥールは近年、古楽器による管楽合奏団ラ・グランド・エキュリ(創設者は近年亡くなった古楽器シーンの大先達ジャン=クロード・マルゴワール)を吸収してさらに勢いを増し、メンデルスゾーンの交響曲録音(Aparté)でも注目されているなか登場するこのアルバムでは、18世紀後半のユニークな王室音楽祭典の再現に挑みます。 テーマは1773年のアルトワ伯(翌年ルイ16世となる王太子ルイ=オーギュストの弟、革命と王政復古の後1825年にシャルル10世として戴冠)の結婚祝宴。そこでは王室音楽総監督を務めた大御所フランクールが音楽をとりしきり、彼の長年の共作者F.ルベル(《四大元素》の作曲家J-F.ルベルの子)やドーヴェルニュ、モンドンヴィルといった同時代作曲家たちの往年の傑作群から曲が厳選され、古典派時代にありながらルイ14世時代以来の流儀にならったバロック風の食卓音楽が続きました。 最新監修の楽譜に基づくこの録音は、過去いくつか出ていた同祭典音楽の再現録音より曲数がはるかに多いうえ、1773年当時の王室楽団とほぼ同じ70人規模の大編成(弦楽器12/11/9/12/4、フルート2、オーボエ5、クラリネット2、ファゴット6、ホルン4、トランペット1、ティンパニ1)で、まさにその頃オープンしたヴェルサイユ宮殿王室歌劇場の音響の中、革命前夜のフランス王室音楽の壮麗さを追求。シーン最前線をゆく名手たちの妙技もさることながら、これほどの編成で一体感あるスリリングな演奏を実現したコセンコの巧みな指揮にも驚かされます。 なお国内仕様盤では原盤解説の翻訳に加え、登場する各作曲家の紹介も添えられます。

  • 商品番号:NYCX-10412

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    『モーツァルトとマンボ』 3
    美しきキューバ娘 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ジョナサン・ケリー、ヴェンツェル・フックス、シュテファン・シュヴァイゲルト ほか]

    Horn Recital: Willis, Sarah - FERNÁNDEZ, J. / MOZART, W.A. / OLIVERO, E. / WHITE LAFITTE, J. (Mozart y Mambo: La Bella Cubana)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA937

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    世界的大ヒット企画が完結!
    ベルリン・フィル・メンバーも参加の「モーツァルトとマンボ」第3弾
    ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編が登場。「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。 3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルから3人の首席奏者たちがハバナへ駆けつけ協奏交響曲の録音が実現しました。 彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。 最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。

  • 商品番号:NYDX-50314

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    フンパーディンク (1854-1921)
    歌劇《王の子供たち》 詳細ページ
    [ダニエル・ベーレ(テノール)/オルガ・クルチンスカ(ソプラノ)/ヨーゼフ・ワーグナー(バリトン)/ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ) 他/マルク・アルブレヒト(指揮)/オランダ・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2023年08月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    ロイ&アルブレヒトによるフンパーディンクの傑作
    歌劇《王の子供たち》登場!
    このメルヒェン・オペラ《王の子供たち》は、エンゲルベルト・フンパーディンクがエルンスト・ロズマーの台本に作曲。1910年ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で世界初演(伝説の名歌手ジェラルディン・ファーラーがガチョウ娘役を創唱)し、大好評を博しました。フンパーディンクの代表作《ヘンゼルとグレーテル》同様、グリム童話にその題材を求めたメルヒェン・オペラですが、物語の結末は《ヘンゼルとグレーテル》のハッピー・エンドとは真逆の、主人公の若い王族のふたりが哀れな末路をたどるという悲劇です。フンパーディンクは、そこに師のワーグナーから受け継いだ、輝かしくも重厚緻密な管弦楽法を駆使し、登場人物たちに朗唱的な歌唱を与え、迫真の音楽ドラマとして描きだしています。 本作は、歌唱陣に王の息子役のダニエル・ベーレ、ガチョウ娘役のオルガ・クルチンスカ、吟遊詩人役のヨーゼフ・ワーグナーを初めとした粒ぞろいの歌手を起用。数多くの革新的なプロジェクトで話題を呼ぶ人気演出家クリストフ・ロイと、英国の国際オペラ・アワードで2019年度のコンダクター・オブ・ザ・イヤーの栄誉に輝いたマルク・アルブレヒトのコラボレーションは、《ヘンゼルとグレーテル》の影に隠れた感のあるこの作品に、随所にダンサーによる踊りとマイムをちりばめ、モノクロームの投影映像を挿入するなどの工夫を凝らした舞台づくりによって、斬新な光を当てています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50318

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    モーツァルト(1756-91)
    歌劇《フィガロの結婚》 詳細ページ
    [リッカルド・ファッシ(バス)/ジュリア・セメンツァート(ソプラノ)/ジェルマン・E. アルカンタラ(バリトン)/フェデリーカ・ロンバルディ(ソプラノ) 他/アントニオ・パッパーノ(指揮)/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年08月25日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:5,500円(税込、送料無料)

    パッパーノ&マクヴィカーによる極上の《フィガロの結婚》、
    コヴェント・ガーデンより再び登場!
    2006年、コヴェント・ガーデンでプレミエ上演されたデイヴィッド・マクヴィカー演出の《フィガロの結婚》は、同年アントニオ・パッパーノの指揮、アーウィン・シュロット(フィガロ)、ミア・パーション(スザンナ)、ドロテア・レッシュマン(伯爵夫人)、ジェラルド・フィンリー(アルマヴィーヴァ伯爵)ら錚々たるキャストで収録され、《フィガロの結婚》の定番映像のひとつとして長らく好評を得てきました。この度の《フィガロの結婚》は、2002年以来コヴェント・ガーデンの芸術監督を務め2023/24のシーズンで任期満了となるパッパーノのたっての希望で2022年1月、マクヴィカー演出の上演を再び映像収録したものです。 メイン・キャストに新進気鋭の若手歌手を起用。マクヴィカーがすべてのリハーサルに立ち会い、パッパーノと協同しながら細部にわたって演出を施し、オリジナル・プロダクションチームによるオーソドックスな衣装・舞台美術・照明を背景に、演劇的な活力と音楽的な高揚感溢れる極上の《フィガロの結婚》として結実しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10408

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    ハイドン(1732-1809)
    〈後期交響曲集 第1集〉
    交響曲 第93番-第95番 詳細ページ
    [アダム・フィッシャー(指揮)/デンマーク室内管弦楽団]

    発売日:2023年08月11日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    アダム・フィッシャー、ハイドンへ還る。
    後期交響曲の再録音がスタート!
    ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの番号付きの全交響曲を録音した唯一の指揮者アダム・フィッシャー。デンマーク室内管弦楽団の首席指揮者就任から25年となる記念の年に彼が世に問うのはハイドンの後期交響曲シリーズの再録音です。第1集はロンドン交響曲から人気作「驚愕」を含む3曲を収録。旧盤との違いも大きく、全編通じてエキサイティングかつ魅力的な音楽が展開し、今後への期待が大いに募ります。 アダム・フィッシャーはハイドンの全交響曲を演奏するためにオーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団を組織し、ハイドンゆかりのエステルハージ宮で1987年から2001年にかけてNimbusレーベルに録音を行いました。それらは50人ほどに絞り込まれたオーケストラによる見通しの良いサウンドと、緩急のコントラストが利いた解釈、録音会場の音響を生かしたまろやかなサウンドが印象的に残るものです。 デンマーク室内管との再録音はそれらに比べると、更にシェイプアップ、テンポアップされており、ダイナミックスの切り替えやアクセントも鮮烈になっています。流れるようなスピード感のあるフレージングには古楽演奏の影響が聞き取れますが、オーケストラの伸縮自在な演奏ぶりからは、このスタイルが彼らのスタンダードとなっていることがうかがわれます。弓使いにも工夫を凝らし、通常よりも生き生きとした効果が得られるためのリコシェ(跳弓)などのテクニックを意図的に使っています。 新旧比較で顕著な違いがあるのはメヌエット楽章で、恰幅の良い旧盤に対して新盤のステップの速さと滑らかさは別次元。他にも第93番の最終楽章は「これぞプレスト!」と快哉を叫びたくなる疾走感、第94番の第2楽章冒頭での無音かと思えるほどの再弱音から一転しての強烈な一撃はまさに「驚愕」。原盤解説で「コンサートと同じようにレコーディングでも聴衆を魅了することを願っています」とアダム・フィッシャーが語るように、ライヴ感に満ちた演奏で、大注目のプロジェクトです。 ※国内仕様盤には鈴木淳史氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224750

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    The Sound of Lumbye and His Idols
    ロンビ(1810-1870)とその時代の響き 詳細ページ
    [ラース・ウルリク・モルテンセン(指揮)/コンチェルト・コペンハーゲン(古楽器使用)]

    LUMBYE, H.C.: Champagne! - The Sound of Lumbye and His Idols (Concerto Copenhagen, Mortensen)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.224750

    CD価格:2,325円(税込)

    北欧管弦楽の定番名曲の一つ「シャンパン・ギャロップ」の作曲家ロンビと彼が模範とした人たちの作品をピリオド楽器で演奏した興味深い一枚。指揮はあのモルテンセン! ウィーンでヨーゼフ・ランナーやヨハン・シュトラウス1世の音楽に触れ感銘を受けたハンス・クリスチャン・ロンビは、1843年に母国デンマークに大遊園地「チボリ公園」がオープンすると楽長兼専属作曲家に就任し、自らヴァイオリンを演奏しながら楽団を指揮するスタイルと軽やかで美しい音楽が大人気を博して、「北国のヨハン・シュトラウス」と呼ばれました。 このディスクは、ロンビならではの楽しいダンス系の音楽と彼がモデルとした作曲家たちの作品を古楽器で収録。バロック音楽の分野で名高いチェンバロ奏者・指揮者のラース・ウルリク・モルテンセンと彼のアンサンブル、コンチェルト・コペンハーゲンが楽譜や文献を通じて当時の楽器や奏法等を研究し、「1840年代のサウンド」の再現を目指しました。オーケストラは弦3/2/2/2/2と13の管楽器、そして多彩な打楽器、曲によってはギターも加えた当時の編成を踏襲しています。躍動感のある音楽が透明感のある音色で楽しめます。 北欧では、中世からバロックにかけての歴史的な資料も多く、それらを踏まえた演奏実践が浸透していますが、ロマン派以後の作品における古楽的アプローチの実践は珍しく、しかも指揮がモルテンセンとあって、注目の一枚です。

  • 商品番号:8.573927

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    アルベニス(1860-1909)
    ピアノ作品集 第9集 詳細ページ
    [ミゲル・アンヘル・R・ライス(ピアノ)/サンティアゴ・L・サクリスタン(ピアノ)]

    ALBÉNIZ, I.: Piano Music, Vol. 9 - Rapsodia española / Chants d'Espagne / Aragón (Rodríguez Laiz, López Sacristán)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.573927

    CD価格:1,900円(税込)

    スペインのピアニスト、ギレルモ・ゴンザレスが「アルベニス:ピアノ作品全曲録音」という野心的なプロジェクトを開始したのは今から25年ほど前のこと。これまでに計8集のアルバムがリリースされましたが、これらは全てゴンザレスと彼の弟子たちによって録音が行われたものです。 シリーズの集大成となるこの第9集にはアルベニスの創作における変遷を感じさせる作品と、彼がスペイン民俗音楽からインスピレーションを受け書き上げた作品を収録。冒頭の「スペイン狂詩曲」はアルベニス自身がピアノとオーケストラのための作品を2台ピアノ版に編曲したものですが、続く5つの作品はこの録音のために特別に2台ピアノのためにアレンジされた版が用いられています。 落ち着いた雰囲気の「子守歌」は最近発見された小品。そしてシリーズを締めくくるのはアルベニスの代表作の一つ「スペインの歌」。鮮やかで刺激的なリズム漲る作品をお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574436

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    トポス
    20世紀ギリシャの管弦楽作品集
    ミカエリデス/カロミリス/コンスタンティニディス/スカルコッタス 詳細ページ
    [ノエ・乾(ヴァイオリン)/ゾイ・チョカン(指揮)/テッサローニキ州立交響楽団]

    Orchestral Music (20th Century Greek) - CONSTANTINIDIS, Y. / KALOMIRIS, M. / SKALKOTTAS, N. (Topos) (Thessaloniki State Symphony, Tsokanou)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.574436

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀ギリシャの作曲家による管弦楽作品集。アルバムは、フランス印象派からの影響が感じられるミカエリデスの「パルテノン神殿の夜明け」で幕を開け、リムスキー=コルサコフを思わせる官能的な響きが特徴のカロミリスの「島の絵」が続きます。地中海の夜明けを思わせる伸びやかな第1曲から祝祭的な雰囲気の民族舞踏を描いた第3楽章まで、卓越したヴァイオリンを披露するのはギリシャ人の母を持つノエ・乾です。 コンスタンティニディスの2つの組曲は独特な音階とリズムが特徴。スカルコッタスの「5つのギリシャ舞曲」は、様々な楽器編成のための「36のギリシャ舞曲」から作曲家が5曲を選んで弦楽四重奏にしたものを、ドイツ生まれの指揮者・作曲家ワルター・ゲールがコントラバス・パートを加えて弦楽合奏にしたもの。バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」のギリシャ版といった感じの楽しく躍動感ある音楽で、本物の民謡に加えてスカルコッタスが民謡に似せて創った素材を使っていて遊び心が感じられます。

  • 商品番号:8.579042

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    アルファーノ(1875-1954)
    弦楽四重奏曲全集 詳細ページ
    [エルミラ・ダルヴァローヴァ(第1ヴァイオリン)/メアリー・アン・マム(第2ヴァイオリン)/クレイグ・マム(ヴィオラ)/サミュエル・マギル(チェロ)]

    ALFANO, F.: String Quartets (Complete) (Darvarova, M.A. and C. Mumm, S. Magill)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.579042

    CD価格:1,900円(税込)

    ナポリの作曲家フランコ・アルファーノ。20代でドイツに留学、ライプツィヒ音楽院でザロモン・ヤーダスゾーンに師事しました。もっぱら歌劇の作曲家であり、自作の他にはプッチーニの《トゥーランドット》の補筆完成版で知られています。 このアルバムには、世界初録音となる3曲の弦楽四重奏曲を収録。第一次世界大戦中に書かれた第1番は“ニ長調”とされているものの調性感は希薄であり、冒頭から無調に近いながらも推進力ある音楽が繰り広げられます。チェロの独奏が美しい第2楽章が続き、劇的な終楽章でクライマックスを迎えます。 第2番は「3つの繋がった楽章による」と記された作品。重々しい第1楽章にはじまり、第2楽章では親しみやすい旋律が顔を見せ、荒々しい終楽章へと続きます。 第3番は、彼の妻の死の翌年1944年に作曲を開始、1945年に完成しました。第1楽章の悲痛な旋律は妻への想いが込められています。軽快な第2楽章が続き、最終楽章では古代ローマを思わせる祝典行進曲が用いられ、曲は盛り上がりを見せて終わります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579120

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    アルベルト・ウィリアムス(1862-1952)
    ヴァイオリン・ソナタ 第2番・第3番 詳細ページ
    [デュオAM]

    WILLIAMS, Alberto: Violin Sonatas Nos. 2 and 3 (Aldana, Martino)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:8.579120

    CD価格:1,900円(税込)

    アルゼンチン、ブエノスアイレス生まれの作曲家アルベルト・ウィリアムス。幼い頃からピアノの演奏に長けており、7歳の時に演奏会を開いたという記録もあります。地元の学校で音楽を学んだ後、奨学金を得て1880年代にはフランスに留学。セザール・フランクに師事するとともに、当時流行していたワーグナーの音楽に傾倒し、これらに影響を受けた作品を書きました。彼のヴァイオリン・ソナタ第2番は、確かにフランク風であるとともに、ブラームスのヴァイオリン・ソナタを思わせる抒情性も持ち合わせています。 その翌年に作曲された第3番は、シンコペーションのリズムで始まる野心作。ピアノとヴァイオリンが対等に扱われ、まるで協奏曲を思わせるかのような対立を感じさせるほどにピアノ・パートが重要な働きを見せます。まるでシューベルトのような軽やかな第2楽章も魅力的。3拍子で書かれた第3楽章は、全音階的な和声進行と目まぐるしく変化する楽想が特徴。最後は転調を繰り返し、ピアノのオクターヴの連打で曲を閉じます。

  • 商品番号:900213

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」
    (第2稿 1878/80) 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 4, "Romantic" (1886 version, ed. L. Nowak) (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:900213

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンクのバイエルン放送響登場65年周年を記念して
    未発表のブルックナー第4番が登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューしたのは1958年。それから65年となる2023/24シーズンに先立ちバイエルン放送収録の音源から2012年のブルックナー:交響曲第4番を初CD化します。 ハイティンクのブルックナーの第4番はこれで5種目。1965年の初録音は緩急のコントラストを大きめにとった演奏でドラマティックな解釈に感じられますが、1985年盤以降は盤石と言える安定感を示し、解釈が成熟の域に入っていたことが感じられます。その中で当盤はフィナーレに重きを置き、そこに向かって音の伽藍を築いてゆくような演奏と言えるでしょう。演奏会場ガスタイクのややドライな音響がここでは幸いし、クライマックスの強奏でも解像度を保っています。 バイエルン放送響には創設指揮者ヨッフムの時代から続くブルックナー演奏の伝統があり、2005年からは当時の首席指揮者ヤンソンスがブルックナーの交響曲に継続して取り組んでいました。一方、ガスタイクはミュンヘン・フィルの本拠地でもあり、聴衆はチェリビダッケやティーレマンのブルックナー解釈にもなじんでいました。そのような状況で、曲を熟知し、自然体で作品の威容を描き出すハイティンクの指揮の下、バイエルン放送響も持てる力を傾注した演奏になりました。これはハイティンクにとってのみならず、オーケストラにとっても記念すべき1枚と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A549

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    華やげるヴィオラ・ダ・ガンバ芸術の晩期 詳細ページ [アンドレ・リスレヴァンド、ジャドラン・ダンカム、エミール・ダンカム]

    Viola da Gamba Recital: Lislevand, André - ABEL, C.F. / BACH, C.P.E. / BACH, J.S. / TELEMANN, G.P. (Galanterie)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:A549

    CD価格:2,475円(税込)

    18世紀に消えゆくガンバとリュートが、新開発楽器フォルテピアノと交錯する時ヴェテラン古楽撥弦奏者ロルフ・リスレヴァンドの子で、2022年ARCANAから『解き放たれたフォルクレ』(A486)でソロ録音デビューを果たした新世代のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者アンドレ・リスレヴァンド。フランス音楽に特化していた前作から一転、今度はドイツと英国で18世紀に活躍した作曲家たちに焦点を当て、ガンバと同じく当時すでに全盛期を過ぎ廃れかかっていたリュート(およびテオルボ)と、新たに普及していったフォルテピアノを交えた編成で「ヴィオラ・ダ・ガンバ史の秋」の比類ない魅力に迫ります。 テレマンのファンタジアやアーベルの小品など無伴奏作品で聴かせる、パッションを秘めた人間味豊かな音楽性もさることながら、フォルテピアノの玄妙な響きがガンバのたおやかな美音やリュートの撥弦音と重なり合う、C.P.E.バッハやアーベルの前古典派流ソナタの味わいは何ともユニーク。 鍵盤ぬきにガンバとリュートだけで奏でられるヴァイス原作のバッハ編曲作品も魅力的な響き。自身バロック・ヴァイオリン奏者としての活動歴を持ち古楽器の機微をよく知る名技師ライナー・アルントの的確なエンジニアリングを得て、古楽器ならではの音色美や音作りをじっくり味わえる仕上がりになっています。

  • 商品番号:ALPHA1007

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    魂は音
    グルヌラン(1625/35頃-1700頃)
    ギターによるフランス風組曲集(1680) 詳細ページ
    [ブリュノ・エルストロフェール、シャンタル・サントン=ジェフリ]

    GRENERIN, H.: Suites Françaises (L'âme-son) (Helstroffer)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA1007

    CD価格:2,475円(税込)

    新時代型バロック撥弦奏者が見出した、ルイ14世お気に入りの楽器ギターの名手による作品集フランス・バロックの独奏曲といえば何といってもクラヴサン(チェンバロ)やヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の音楽が有名ですが、同国の音楽美学を確立させた一大文化人である国王ルイ14世はそれらの名手を宮廷に多く抱えながら、自身はスペイン風ギターを好んで奏でていました。世紀初頭にスペイン人ブリセーニョによってパリに紹介され、当時クラヴサン音楽家たちもその作品を手本と仰いだリュートより弾きやすく、和音を中心に鳴らす奏法の手軽さもあって、世紀末頃にはテオルボの名手でもあったド・ヴィゼーが、ギター向けの音楽で王から信頼を得ていたことも知られています。 しかしルイ14世の治世全盛期のギター音楽は意外に知られておらず、王室音楽総監督リュリと同世代のアンリ・グルヌランという作曲家の作品が、4編の組曲他こうしてまとめて紹介されることとなったのは画期的というほかありません。グルヌランについてはこれまでその作品が顧みられず、生涯もほとんど知られていません。しかし1680年に発表された彼の曲集には、ルイ・クープランのクラヴサン曲を連想させる「小節線のない」プレリュードや分散和音を生かした書法がギターに合うよう応用されており、同時代のリュート音楽とはまた違った機動性豊かな舞曲の魅力を味わうことができます。 世紀前半と後半の様式をそれぞれ代表するボエセとカンペールの声楽作品では、バロックから近代歌曲までフランス作品に抜群の適性をみせるサントン=ジェフェリも参加。テオルボの名手として現代と17世紀の作品を行き来するブリュノ・エルストロフェールの自在な撥弦、細やかな音使いを的確に収めたALPHAならではの自然派録音で、その魅力をじっくりお楽しみください。

  • 商品番号:ALPHA983

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    発売日:2023年08月25日

    LP 2枚組価格:3,825円(税込、送料無料)

    シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。 皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりのアルバムです。

  • 商品番号:ALPHA988

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    サン=ジャンの私の恋人
    バロックから近代シャンソンまで 詳細ページ
    [ステファニー・ドゥストラック、ヴァンサン・デュメストル、ル・ポエム・アルモニーク]

    Vocal Music (Mezzo-Soprano): d'Oustrac, Stéphanie - CARCEL, R. / CARRARA, E. / DELMET, P. / GROUYA, T. / MARINIER, P. (Mon amant de Saint-Jean)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:ALPHA988

    CD価格:2,475円(税込)

    新鮮! 近代フランスの歌を自然に紡ぐ古楽器の響き、
    古のフランスの響きに馴染むアコーディオン
    16~17世紀のエール・ド・クールやフランス各地に口承で伝わってきた民衆歌など、ルイ14世の時代よりもさらに古いフランス音楽を高雅で自然に現代に蘇らせ、世界中から熱いまなざしを集めてきた21世紀のユニークな古楽グループ、ル・ポエム・アルモニーク。イタリア・バロックでも実績を示しつつ、中心メンバーの母語であるフランス語を歌詞とする音楽への適性はやはり抜群で、詩句の味わいを最大限に引き出す新鮮で薫り高い演奏解釈はどの時代の作品でも出色の仕上がりを誇ります。 その親和性が「古楽」の枠に縛られないことを立証するユニークな選曲のアルバムが登場。彼らと同じくフランス民衆世界の古謡を得意とするレ・リュネジアンの『うんざりだ、冬ってやつは』(ALPHA887)でも絶妙な妙声を聴かせたステファニー・ドゥストラックの味わい深い歌い口は、さりげなく織り交ぜられたバロック宮廷音楽と近代シャンソンを易々と行き来し、無理なく即興的な音を紡いでゆくアコーディオンと共に、時にはシャンソンを古楽のように、また古楽をシャンソンのように聴かせる巧妙さ。古楽器アンサンブルをバックバンドとして、サティやトゥルーズ=ロートレック、モディリアーニらが生きた1900年前後から20世紀中盤までの、古き良きフランスの芳香に満ちたシャンソンの名曲群をしなやかに歌いこなすそのセンスは、もはやクロスオーヴァ―やジャンル越境などといった表現が陳腐に思えるほど、圧倒的に自然な「フランスの息吹」に貫かれています。 聴くほどに惹きつけられるその魅力に、主宰者デュメストルが学究性に閉じこもらないセンス抜群の古楽プレイヤーであることを改めて強く認識する1枚です。

  • 商品番号:CCS45823

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    ブーレのステップで
    ~宮廷舞踏と18世紀ヨーロッパ諸国の様式~ 詳細ページ
    [カメラータ・エアソン]

    Chamber Music (Baroque) - CAMPRA, A. / BACH, J.S. / TELEMANN, G.P. / ROMAN, J.H. (Pas de bourrée) (Camerata Øresund)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:CCS45823

    CD価格:2,475円(税込)

    デンマーク発、気鋭古楽集団が意外な角度から見せるバロック諸様式コペンハーゲンを拠点に2010年から活動を続けてきた古楽器アンサンブルのカメラータ・エアソンが、フランス様式とイタリア様式という二大潮流だけでは語りつくせないバロック後期のヨーロッパ音楽世界を概観。東はオスマン帝国領のあったバルカン半島から西はスペインまで、南はイタリア半島から北はデンマークやスウェーデンまで……と欧州各地にルーツを持つ、あるいはそれらの土地にインスパイアされた楽曲を丁寧に集め、組曲形式と協奏曲形式の間を行き来しながら至高のガット弦サウンドを堪能させてくれます。時に舞曲のリズムをはっきり際立たせた彫琢の深い音楽作りも聴かせながら、しなやかなカンタービレの味わいは古楽器ならではの音運びの魅力が存分に生かされ、何筋ものメロディラインが音を重ねてゆく心地良さがCHANNEL CLASSICSならではの克明なエンジニアリングで伝えられる快感は格別。アンサンブルのメンバーはデンマークに限らずスウェーデン、ノルウェー、アイスランドなど北欧諸国や英国で研鑽・活動歴を重ねてきた実力派たちで、北欧のグループだけにスウェーデン宮廷の俊才ルーマンやテレマンの北欧向け音楽まで視野に入れているのも頼もしいところ。夏には清涼感、冬には季節との親和性を楽しめそうな極上バロック・アルバムと言ってよいでしょう。

  • 商品番号:CDR90000222

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    マーク・スティーヴン・ドス(バス・バリトン)
    Welcome To My World
    わが世界へようこそ
    詳細ページ
    [マーク・スティーヴン・ドス(バス・バリトン)/ケン・スミス(ピアノ)/スタス・ヴェングレフスキー (アコーディオン)]

    Vocal Recital (Bass-Baritone): Doss, Mark Steven - BERLIOZ, H. / BIZET, G. / DE CURTIS, E. / MUSSORGSKY, M.P. (Welcome to My World)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:CDR90000-222

    CD価格:2,025円(税込)

    アメリカを代表するバス・バリトン歌手の一人、マーク・スティーヴン・ドスの人生を凝縮したようなアルバム。 1957年にクリーヴランドで生まれたドスは1985年に開催された「Bel Canto Foundation ベルカント財団」主宰のコンクールで優勝、翌年にはメトロポリタン歌劇場のメンバーとなり、それ以降、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど世界60か国以上の歌劇場に出演。歌い演じた役は102に上ります。1990年代前半には当時大スターだったキャスリーン・バトルとコンサートや録音で共演しました。 このアルバムの前半では、オペラ・アリアの名曲の数々や定番のナポリ民謡などで国際派としての実力を聴かせます。後半は自身のアイデンティティを表現。アフリカ系アメリカ人のバリトンとして偉大な先達トッド・ダンカン(《ポーギーとベス》のポーギー役を創唱)に敬意を表し、トッドの当たり役『ロスト・イン・ザ・スターズ』からの3曲を歌い、ゴスペルの生みの親とも呼ばれるトーマス・A・ドーシーの代表作2曲を収録。最後はゴスペルやスピリチュアルに通じる歌詞を持つ大ヒット曲「ユー・レイズ・ミー・アップ」で感動的に締めくくっています。

  • 商品番号:CKD693

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    ブラームス(1833-1897)
    マゲローネのロマンス
    雨の歌 詳細ページ
    [トーマス・オリーマンス、マルコム・マルティノー]

    BRAHMS, J.: Brahms Songbook, Vol. 1 (Oliemans, Martineau)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:CKD693

    CD価格:2,475円(税込)

    ブラームスの作品番号付きの全歌曲を録音するプロジェクト、第1弾歌曲におけるピアノ演奏と解釈では世界の第一人者マルコム・マルティノーによるプロジェクト「ブラームス・ソングブック」が始動! 第1弾には、オランダのバリトン歌手オリーマンスと組んだ「マゲローネによるロマンス」を収録。ブラームスが二十代の終わりに書き始めた連作歌曲を、若々しくドラマティックに歌い上げています。 余白には作品59の歌曲集より、ブラームスとは親しく付き合いがあったと伝わるグロートの詩による4曲を収録。「雨の歌」はその旋律を引用したヴァイオリン・ソナタ第1番が有名ですが、歌曲の方は録音が多いと言えず、同じ旋律が用いられる「余韻」と共に嬉しいおまけと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS095

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    グルック(1714-1787)
    歌劇《エコーとナルシス》全曲 詳細ページ
    [アドリアナ・ゴンザレス、シリル・デュボワ、ミリアム・ルブラン、エルヴェ・ニケ、ル・コンセール・スピリチュエル ほか]

    発売日:2023年08月25日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    大御所グルックが最後に放った不遇な傑作。
    ニケが精彩鮮やかに蘇らせる!
    「驚愕の一言です!もう本当に。“パリでもウィーンでも失敗”と聞けば、グルックもさすがに晩年は霊感が枯渇してしまったに違いない……などと思ってしまいますが、実態は全くそうではありませんでした。あくまで当時の目まぐるしい流行の変化の中、人々が感じた第一印象の問題だったのです。」(エルヴェ・ニケ/原盤解説より) バロック期以来のイタリア・オペラ作法への違和感から、作品全編がオーケストラと共に一貫性ある物語を紡ぎ出す独特な歌劇を確立、後年のワーグナー楽劇の先駆ともいうべき「改革オペラ」の語法を大成させたグルック。ウィーンの神聖ローマ皇室で絶対的信頼を得た後、マリー=アントワネットの導きで訪れたパリでも注目され、フランス・オペラの世界でも新しい模範となりました。 しかし最後の完成作《エコーとナルシス》はパリでもウィーンでも驚くほど上演回数が伸びず、失敗作との印象からか後世にも顧みられる機会が少なく録音物さえ滅多にありません。18世紀のフランス語オペラ復権に精力的なエルヴェ・ニケは今回、ルネ・ヤーコプス指揮の1987年録音以来40年近く全曲録音がなかったこの幻の重要作と正面から向き合ってみて、上に引用した通り作品本来の充実度に驚きを禁じ得なかったとのこと。 神々の呪いによりナルシスは水面に映った自分の姿に恋焦がれ、エコーは他者の言葉をオウム返しに語る以外に話せなくされたがゆえにナルシスへの思いを伝えられない……物語を味わい深く描き取ったグルックの音楽はクラリネットを含む管楽器群を生かした色彩感にあふれ、ニケのタクトで起伏豊かな解釈を聴かせるル・コンセール・スピリチュエルの演奏はまさしく抒情的の一言。最前線歌手二人がつとめる表題役の頼もしさに加え、ニンフらを演じる女声歌手たちも精彩に富んだ音楽の機微をよく伝えてくれます。 グルックの晩年を見直す好機となりそうな待望のリリースと言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DBCD209

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    ヒランデル(1970-)
    オルガン組曲『スウェーデンの都市』 詳細ページ
    [マッツ・ヒランデル(オルガン)]

    HYLANDER, M.: Counties of Sweden (The) (Hylander)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:dBCD209

    CD価格:2,250円(税込)

    スウェーデンのオルガニスト・作曲家マッツ・ヒランデルが音で描いたスウェーデン各地の風物詩。 ヒランデルはパンデミックで移動と演奏が制限される中、スウェーデン各地の風景と人々の生活に思いをはせ、25曲からなる組曲を作曲しました。作品はヒランデルが敬愛するメンデルスゾーン、バッハ、ショパンをモデルとした豊かな旋律とハーモニーを持つもので、スウェーデン民謡や伝統的な讃美歌も素材にしているそうです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:FUG819

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    So Nah Und Doch So Fern 詳細ページ [Jan Schreiner, Spielvereinigung Sued, Sjaella]

    発売日:2023年08月25日

    CD価格:2,475円(税込)

    ライプツィヒでジャズを学ぶ学生たちを中心に2007年に結成されたコンテンポラリー・ジャズ・ビッグバンドSpielvereinigung Sued(シュピールフェライニグング・ズュート)と、2011年にCDデビューしているドイツの女声ア・カペラ・グループSjaella(シャエラ)の共演による、ドイツのコンポーザー、ヤン・シュライナーの作品集。 タイトルのSo Nah Und Doch So Fernは「近くにあって遠いもの」といった意味。透明感のある超絶ソプラノと、分厚いブラス・サウンドの共演がたいへん魅力的。

  • 商品番号:OA1373D

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    グラインドボーン音楽祭1981
    ブリテン(1913-76)
    歌劇《夏の夜の夢》 詳細ページ
    [ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)/イレアナ・コトルバス(ソプラノ)/デイミアン・ナッシュ(少年俳優)/スティーヴン・ジョーンズ(ボーイ・ソプラノ) 他/ベルナルト・ハイティンク(指揮)/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/グラインドボーン音楽祭合唱団]

    発売日:2023年08月25日

    DVD日本語字幕なし価格:2,400円(税込)

    ブリテンの歌劇《夏の夜の夢》歴史的映像復活!
    グラインドボーン音楽祭1981
    シェイクスピアの戯曲を原作としてベンジャミン・ブリテンとピーター・ピアーズが台本を共作し、1960年オールドバラ音楽祭で初演されたブリテンの傑作歌劇《夏の夜の夢》。初演から21年後の1981年、グラインドボーン音楽祭でプレミエ公演された当プロダクションは、イギリス演劇界の巨匠ピーター・ホールによる神秘的な森の情景と諧謔味溢れるシーンを巧みに組み合わせた名演出として人気を博し、同音楽祭の定番レパートリーとなりました。 当時の音楽祭の音楽監督ベルナルト・ハイティンクの指揮のもと、ロンドン・フィルがブリテンのマジカルな雰囲気に溢れる調べを奏で、パックと妖精らを演じる愛らしいボーイ・ソプラノの少年たちや、2023年3月に他界したイギリスの名カウンターテナー、ジェイムズ・ボウマン(オーベロン役)、イレアナ・コトルバス(ティターニア役)、フェリシティ・ロット(ヘレナ役)らビッグネームを揃えた歌唱陣が、魅力溢れる演技歌唱を繰り広げています。 本映像は1981年6月、7月に行われた音楽祭期間中の10回の公演の後、8月24日にTV放送用にライヴ収録されたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:PA0021

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    我が騎士の歌
    アントニオ・デ・カベソンと、
    スペイン・ルネサンスの器楽合奏曲
    詳細ページ
    [スキップ・センペ、カプリッチョ・ストラヴァガンテ]

    CANTO A MI CABALLERO (Capriccio Stravagante, Sempé)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:PA0021

    CD価格:2,475円(税込)

    名手続々の幻の傑作古楽盤、
    鬼才ユーグ・デショーのリマスターで堂々復活!
    アメリカ屈指のジャズの本場にして、同国の歴史の上でもフランス文化と深いつながりを持つニューオリンズ出身のチェンバロ奏者スキップ・センペ。フランスの精鋭古楽器奏者たちを集めて1986年に彼が結成したカプリッチョ・ストラヴァガンテはDeutsche Harmonia MundiやAstrée/Naïve、発足初期のALPHAなどシーン最前線の古楽レーベルに数々の名盤を刻んだのち、2005年からはセンペの自主レーベルParadizoで快進撃を続けています。 別レーベルで制作された充実盤も折に触れてParadizoから再発売されていますが、今回は1998年に録音されAstrée/Naïveレーベルから発売されたものの、長くプレスが切れていた幻のスペイン・ルネサンス作品集が新装復活。ALPHAレーベル初期の立役者である古楽器録音の天才技師ユーグ・デショーによるリマスターを経て、数百年前の音楽を奏でる名手たちの素材感溢れる古楽器の響きが一層生々しく甦ります。 ル・ポエム・アルモニークやクレマン・ジャヌカン・アンサンブル、ラルペッジャータなどでも大活躍をみせる俊才たちばかりの編成で、たおやかに音を重ねるガンバ合奏はスペイン・ルネサンスの精妙な音作りの中、躍動感を秘めた血脈を触感確かに伝える比類ない解釈を続けてゆきます。スペイン王室の絶大な信頼を得ていた盲目の鍵盤奏者カベソンの傑作変奏曲群を中心に、ナルバエスやオルティス、ムダーラらスペイン音楽史上の大家たちの重要作品群に、彼らに影響を与えたデ・ローレやゴンベールらフランドル楽派の傑作群を添えた選曲の確かさも出色。 入手難が惜しまれたこの名盤の新装版は、亡き元メンバーのチェロ奏者ミシェル・ミュルジエの思い出に捧げられています。

  • 商品番号:QEC2023

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    エリザベート王妃国際音楽コンクール 2023
    声楽部門 詳細ページ
    [キム・テハン、ジャスミン・ホワイト、ジュリア・ムジチェンコ=グリーンハルグ、フロリアーヌ・アスレール、チョン・イノ、ジュリエット・メイ ほか]

    発売日:2023年08月25日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

  • 商品番号:RAM2204

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    鏡 - Kagami
    ~ヴィオール小曲集~ 詳細ページ
    [上村かおり、アリーン・ジルベライシュ、リカルド・ロドリゲス・ミランダ]

    Kagami (Mirror) - BACH, J.S. / COUPERIN, F. / DOLLÉ, C. / HUME, T. / MARAIS, M. (Kaori Uemura, Miranda, Zylberajch)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:RAM2204

    CD日本語解説付き価格:2,475円(税込)

    ヴィオールの名優、上村かおりのソロ第2作。
    人間の感情を伝える音楽の不思議へのオマージュ
    ベルギーのブリュッセルを拠点に、リチェルカール・コンソートやレザール・フロリサン、ル・ポエム・アルモニークといった幅広い世代の第一線古楽アンサンブルで中心的なメンバーとして活躍を続けるヴィオール奏者の上村かおり。長く充実したキャリアを経て2021年に満を持してリリースされた初のソロ・アルバム『優 Yuu』(『レコード芸術』誌特選)は、ヴィオールという楽器ひとつで驚くほど豊かな世界が紡ぎ出される無伴奏作品集でしたが、今回新たに届けられたアルバムは世界中に共演者を持つフランスのチェンバロ奏者アリーン・ジルベライシュと、やはりベルギーやフランスで多忙な活躍を続けるリカルド・ロドリゲス・ミランダという頼もしい演奏仲間との室内楽。17~18世紀の英仏独さまざまな地域のヴィオール作品を自在かつ入念に配したプログラムは3幕仕立ての演劇風に編まれ、冒頭の無伴奏曲から静かに動き出すその音楽物語は起伏に富んで変幻自在、まさに数百年前のヨーロッパで、客席と親密な距離感の舞台に心を吸い寄せられるような静かな求心力に満ちています。 18世紀半ばに活躍したドレの珍しい曲集やマレ、クープランなどフランス宮廷流音楽の見事な演奏もさることながら、美しい陰翳を感じさせる鍵盤の低音に続いて主旋律がヴィオールで描き出される「イタリア協奏曲」の緩徐楽章や、パーセルの傑作歌劇《ダイドーとイニーアス》の名場面から紡ぎ出された坂本龍右の編曲による思わぬ独奏など、知っていたはずの曲が思わぬ装いで登場するトラックも実に魅力的。 演奏者の上村自身が書き下ろした日本語解題とともに、擦弦と撥弦の交錯に深く引き込まれるアルバムです。

  • 商品番号:RES10318

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    チェンバロ協奏曲集
    BWV 1052・1054・1055・1059 詳細ページ
    [スティーヴン・デヴァイン(チェンバロ&指揮)/エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団(古楽器使用)]

    発売日:2023年08月25日

    CD価格:2,100円(税込)

    エイジ・オブ・インラントゥメント管弦楽団及びゴンザーガ・バンドの首席チェンバロ奏者スティーヴン・デヴァイン。2009年からは指揮活動も始めました。 今作ではJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲の中から4曲を演奏。BWV1059はオーボエ協奏曲として冒頭の8小節半のみが遺されていますが、この録音でデヴァインはカンタータ第35番『心も魂も乱れはて』の素材を用いて「復元」を試みています。アリアの声楽パートをオーボエに割り当てるなどのデヴァインならではの工夫をお楽しみください。 エイジ・オブ・インラントゥメント管弦楽団は弦楽5部で各パート1人の編成(BWV1059ではオーボエも参加)、精妙緻密なアンサンブルで聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC453

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    フーガの技法 BWV 1080(未完部分補筆完成版) 詳細ページ
    [レ・レクレアシオン]

    BACH, J.S.: Kunst der Fuge (Die) (The Art of Fugue), BWV 1080 (Les Récréations)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:RIC453

    CD価格:2,475円(税込)

    バロック楽器による「拡大された弦楽四重奏」が織りなす音楽史上の傑作バッハが生きていた時代に存在したモデルの弦楽器で、弦楽四重奏編成を基本としながら、古典派時代以降に廃れていった楽器も用いて作品本来の姿に迫った新録音。 多声音楽の大家バッハが老境に差し掛かる頃、自らの対位法芸術の総決算として作曲を進めながら、最晩年に終曲を仕上げ切らないまま未完で終わった『フーガの技法』は楽譜上に楽器の指定がなく、鍵盤独奏からオーケストラまで多種多様な編成で演奏されて後世の人々を驚かせてきました。弦楽四重奏もよく使われてきたものの、古典的な3種の楽器ではヴィオラ・パートなどで音域的に対応しづらい局面が出てきてしまうのが難点(バロック以前の作法でオルガン曲をガンバ合奏にした場合に近く、低音寄りになる曲も少なくありません)。 「最古の弦楽四重奏曲」とされるA.スカルラッティの4声ソナタ群の録音(RIC422)で注目を浴びたレ・レクレアシオンはそこで、フランス・バロック流の小型ヴァイオリン(イタリア語の呼称ヴィオリーノ・ピッコロで知られる楽器)と通常のチェロより高い音域に対応できる18世紀のチェロ・ピッコロも導入、全てバッハが書いた通りの音符で全編演奏を実現しました。最後の断筆部分は残された楽譜のまま演奏される場合もありますが、ここでは古楽再現の作法に従いヴァイオリンのマチュー・カミレリが独自の終結部を提案。曲集冒頭の主題に立ち返って締めくくる補筆案は独特の説得力を持って響き、全編を通して聴くとひときわ印象深く感じられるに違いありません。 ライプツィヒ・バッハ・アルヒーフでも活躍してきた音楽学者ジル・カンタグレルとアンサンブル自身によるライナーノート解説文(仏、英、独語)も、作品演奏史と実践ノウハウの両面から興味深い内容になっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19436CD

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    Legendary SINGERS
    伝説の歌手たち

    ゲッダ/アーロヨ/アンダース/
    ホーン/フィッシャー=ディースカウ
    詳細ページ
    [ニコライ・ゲッダ(テノール)/マーティナ・アーロヨ(ソプラノ)/ペーター・アンダース(テノール)/マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)/ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)]

    発売日:2023年08月25日

    CD 6枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    20世紀に一世を風靡した歌手たちの歴史的録音を集めた6枚組BOXCD1にはニコライ・ゲッダが歌う様々なアリアと歌曲。CD2にはふくよかな声が魅力的なマーティナ・アーロヨの1968年「歌曲の夕べ」。CD3と4には2枚にわたり、ペーター・アンダースが歌うアリアと歌曲を収録。CD5には1992年、円熟期のマリリン・ホーンによる「ロッシーニの歌曲の夕べ」。CD6には名バリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが歌うバロック・アリア集。それぞれが収録されています。 総収録時間:426分

  • 商品番号:VOXNX3020CD

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第1番&交響曲第2番 詳細ページ
    [モーリス・アブラヴァネル(指揮)/ユタ交響楽団]

    発売日:2023年08月25日

    CD価格:1,950円(税込)

    アブラヴァネル生誕120年&没後30年。
    ユタ響とのチャイコフスキー復刻第3弾
    明晰・明快な解釈によるアブラヴァネルのチャイコフスキー。親しみやすいメロディが多い第1番と第2番では、伸びやかに、あるいは弾むように、主旋律を歌わせます。陰影やメランコリックな表現にも事欠かないのですが、濃厚な情念や暗鬱さに耽溺しないのがアブラヴァネルの見識でしょう。バランス感覚にすぐれた演奏を、立体的な音場感と解像度のあるアナログ期の名録音で楽しめます。 *ブックレットには初出時のジャケット写真と原盤解説が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3024CD

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    発売日:2023年08月25日

    CD価格:1,950円(税込)

    アブラヴァネル生誕120年&没後30年。
    ユタ響との「悲愴」が登場
    アブラヴァネルの「悲愴」は明快な造形と巧みな緩急が生み出すドラマティックな表現が印象的。第3楽章の最後ではテンポアップして華麗に終わるのでライヴならば拍手が湧くところでしょう。終楽章は慰めや優しさが支配的な中にも劇的な起伏のある演奏。弦の多彩な音色変化(特に柔らかさ)と木管の艶、金管の抜けの良さなどに音質改善が感じられます。ハムレットも語り上手な演奏。 *ブックレットには初出時のジャケット写真と原盤解説が掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:MECO-1078

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    鈴木大介(ギター)
    浪漫の薫り 詳細ページ
    [鈴木大介]

    Guitar Recital: Suzuki, Daisuke - CHOPIN, F. / COSTE, N. / MENDELSSOHN, Felix / MERTZ, J.K. / SCHUBERT, F. (The Scent of Romance)

    発売日:2023年08月23日 NMLアルバム番号:MECO-1078

    SACD-Hybrid国内盤価格:3,850円(税込、送料無料)

    8弦ギターで紡ぐ、ロマン派ギタリスト&作曲家たちの夢のまほろばクラシックギター界を代表する鈴木大介が、自身初となる8弦ギターでロマン派の作品を収録しました。 シューベルト、メンデルスゾーン、ショパンの名曲の数々、そして同時代のオリジナル作品であるJ.メルツやN.コスト等聴きどころ満載の意欲作です。 クラシックギターならではの、そこはかとない薫り立つような響きをまといながら、往時のギタリストや作曲家たちのまほろばを、是非一緒に旅して下さい。

  • 商品番号:6.220681

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    SOLO ALONE AND MORE
    無伴奏クラリネットのための作品集 詳細ページ
    [ヨナス・フローント(クラリネット)]

    Clarinet Recital: Frølund, Jonas - BERG, G. / MESSIAEN, O. / NIELSEN, C. and M. / RUDERS, P. / SØRENSEN, B. / STRAVINSKY, I. (Solo Alone and More)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:6.220681

    SACD-Hybrid価格:2,175円(税込)

    『SOLO ALONE AND MORE』は、コペンハーゲンのデンマーク王立音楽アカデミーで学び、パリ音楽院を卒業した若きクラリネット奏者ヨナス・フローントを紹介する初のアルバムです。アルバムを作成するにあたり、彼は様々なクラリネット…一般的なB♭管、A管だけでなく、A管バセット・クラリネット、B♭管バス・クラリネットを用いることで、聴き手が多彩な音色を楽しめるように工夫を凝らしています。 プログラムには、彼が「あらゆる現代音楽の起源」と考えるワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》からの旋律や、ストラヴィンスキーの「3つの小品」、ソリストに打楽器の演奏までを要求するステーン=アナセンの「深き淵より」の他、フローントのために書かれたメテ・ニルスンの「アローン」も含まれています。

  • 商品番号:8.224753

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    エナ(1859-1939)
    ヴァイオリン協奏曲
    交響曲 第2番 詳細ページ
    [アンナ・アガフィア(ヴァイオリン)/ヨアキム・グスタフソン(指揮)/ボゴタ・フィルハーモニー管弦楽団]

    ENNA, A.: Violin Concerto / Symphony No. 2 (Agafia, Bogotá Philharmonic, Gustafsson)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:8.224753

    CD価格:2,325円(税込)

    デンマークでシチリア系の家庭に生まれ、19世紀後半から20世紀前半を生きたアウゴスト・エナの大作2編を収めたアルバム。メロディアスで分厚いサウンドが魅力です。ワーグナーとフランス近代音楽に影響を受けた重厚なサウンドと次々と湧き出る親しみやすい楽想を持ち、国際的・普遍的なスタイルを目指したエナの作品は、民族色が希薄なこともあって、デンマークよりもアメリカやオーストラリアで好評を博しました。このアルバムに収められた2曲ともエナ作品の特徴である美しいメロディが特徴です。 エナ自身がヴァイオリニストだったこともあり、高度な技巧と情感豊かな表現を結び付けたヴァイオリン協奏曲は彼の代表作とされることの多い充実した出来栄え。急緩急の3楽章構成で、第2楽章アンダンテが悲劇的な和音で始まるのが強い印象を残します。アレグロ・スケルツァンドの終楽章にシベリウス作品に通じるものを感じる人もいることでしょう。 交響曲第2番は伝統的な4楽章構成で、ブルックナーのようにもワーグナーのようにも聞こえるところがあります。この「初めて聴くのに既視感がある」というのはエナ作品の特徴かもしれません。後期ロマン派のオーケストラ作品を開拓したい人にお勧めです。 コロンビアのボゴタ・フィルがホットな演奏を展開しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ARIADNE5022

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    Mahler Pioneers
    マーラー演奏のパイオニアたち
    ワルター・ゲール、ヘルマン・シェルヘンの演奏と
    レオポルド・ストコフスキー、アルフレッド・フリーゼへのインタビュー
    詳細ページ
    [ワルター・ゲール(指揮)/ロンドン交響楽団/ヘルマン・シェルヘン(指揮)/BBC交響楽団/ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/ノーマ・プロクター(コントラルト)/ピーター・ピアーズ(テノール) 他]

    発売日:2023年08月18日

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    サザーランドとピアーズの歌うマーラー!
    驚きの初出音源と歴史的証言を収めた2枚組
    冒頭の「嘆きの歌」は英国初演のライヴ録音。超絶的なコロラトゥーラで一世を風靡したジョーン・サザーランドや、イギリスを代表する名歌手の一人ピーター・ピアーズのマーラー録音はきわめて稀少です。指揮のワルター・ゲールはシェーンベルク門下のドイツ系ユダヤ人で、ナチスを逃れてイギリスに渡り活動しました。明晰な楽曲分析に基づく的確な指揮で評判があったようですが、彼のマーラーの録音もまた稀少。 CD2にはゲール指揮による交響曲第4番が収められています(マーラー生誕100年記念祭のライヴ)。 第10番のアダージョはヘルマン・シェルヘンの指揮。レーベルによれば、いずれもリリースされるのは初とのことです。定評あるポール・ベイリーによるマスタリング。 これらに加えて、ストコフスキーとフリーゼのインタビューを収録しているのもポイント。ストコフスキーは1910年にマーラー指揮で行われた第8番「千人の交響曲」初演時のリハーサルに立ち会っており、ニューヨーク・フィルのティンパニ奏者だったフリーゼは1909年にマーラーの指揮で演奏した経験があります。二人の回想(共に英語)はマーラー自身の指揮に関する貴重な証言です。尚フリーゼのインタビューは文字起こしされてブックレットに掲載されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85029

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    ヴェントリング弦楽四重奏団
    ドイツ・グラモフォン&エレクトローラ録音集(1920-1934) 詳細ページ
    [ヴェントリング弦楽四重奏団/フィリップ・ドライスバッハ(クラリネット)/ヴァルター・ライヒャルト(チェロ)/ヴィッテンベルク弦楽四重奏団]

    発売日:2023年08月18日

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    ヨアヒム直系の弦楽四重奏団による貴重な演奏をCD復刻ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)は、ブラームスをはじめとするドイツ・ロマン派の作曲家たちに大きな演奏を与えたヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストで作曲家。弦楽四重奏というジャンルを重視して熱心に取り組みました。その教えを受けたヴァイオリストたちによる弦楽四重奏の貴重な演奏の復刻です。 ここに聴くヴェントリング四重奏団の演奏は、ヴィブラートを控え目に使う一方、ポルタメントを多用しています。また、クラリネットのドライスバッハはヴィブラートが目立ちますが、ミュールフェルトもヴィブラートを多用していたと伝えられており、この演奏がヨアヒムとミュールフェルトのスタイルに近いのではないかというのが原盤解説者タリー・ポッター氏の見解です。ミュールフェルトとヨアヒムたちがモーツァルトのクラリネット五重奏曲を演奏したら...と想像しながら聴くのも楽しそうです。 CD2の余白には同じくヨアヒム門下のアルフレート・ヴィッテンベルク(1880-1952)の演奏が収められており、4曲中3曲が同じ曲目なので聴き比べを楽しめます。

  • 商品番号:BIDD85032

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    ルイス・カウフマン
    シューベルト、シューマン、ブラームス、ブロッホ
    ソナタ集
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    [ルイス・カウフマン(ヴァイオリン)/アルトゥール・バルサム(ピアノ)/エレーヌ・ピニャーリ(ピアノ)/ピナ・ポッツィ(ピアノ)]

    発売日:2023年08月18日

    CD価格:2,025円(税込)

    500枚余りのレコード録音を残したルイス・カウフマンをロマン派レパートリーで聴く日本でルイス・カウフマンの名前を知る人は少ないかもしれませんが、彼の演奏を耳にした人は多いはず。カウフマンは多数のクラシック音楽のレコードに加え、『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『カサブランカ』『ピノキオ』『レベッカ』『アンネの日記』『サウンド・オブ・ミュージック』などの映画のサウンドトラックに参加しているのですから。伝記によれば、ピノキオがクジラに飲み込まれるシーンの音はカウフマンがE線でグリッサンドしてみせたのが採用されたそうで、『風と共に去りぬ』の「タラのテーマ」は監督の前で作曲家と一緒に作り上げたそうです。このアルバムでは、カウフマンには珍しいドイツ・ロマン派の作品を聴くことができます。 カウフマンはカザルス、ガーシュウィン、クライスラー、ハイフェッツといった大演奏家たちとも交友関係がありました。このアルバムの演奏からは、自己顕示をしない真摯な芸術家としてのカウフマンの姿が浮かぶと共に、どこなくクライスラーに通じるウィーン風の音づかいが聞き取れるのが興味深いところです。 3人のピアニストの略歴にも触れたWayne Kileyの解説(英文4ページ)に加え、裏表紙には画家ミルトン・エイブリーが1927年に描いたカウフマンの肖像画がカラーで掲載されています。

  • 商品番号:CDS-8000

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    コルテーゼ(1899-1976)
    ピアノ曲と室内楽作品集
    フランス風組曲 Op.29
    チェロ・ソナタ Op.39 他
    詳細ページ
    [ルイジ・コルテーゼ(ピアノ)/ジョルジョ・リッピ(チェロ)/ルチアーノ・スグリッツィ(ピアノ) /ガブリエッラ・ラヴァッツィ(ソプラノ)/ジーナ・フォンタナ(フルート)/リッカルド・アゴスティ(チェロ)/マッシモ・ラウリチェッラ(ピアノ)]

    CORTESE, L.: Suite française / Cello Sonata and Other Chamber Works (Cortese, Lippi, Sgrizzi, Ravazzi, Fontana, Agosti, Lauricella)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:CDS8000

    CD価格:2,325円(税込)

    1899年イタリア、ジェノヴァ生まれの作曲家ルイジ・コルテーゼの作品集。 母親がイタリア系フランス人であったためか、若い頃からフランス文化へ強い関心を抱いていたコルテーゼは、大学で数学とピアノを学び1924年に学位を取得後、パリに留学、ラヴェルらを教えた名教師アンドレ・ジェラルジュに師事し、和声学を学びました。アルフレッド・コルトーらとも親交を深めパリ生活を満喫したのち、イタリアに戻りアルフレッド・カゼッラに師事、更に研鑽を積んだコルテーゼは、フランス印象派の作風と、カゼッラ譲りの新古典派の作風を融合、独自の音楽を生み出します。また音楽評論家としても活躍した他、ニッコロ・パガニーニ音楽院の院長や、パガニーニ国際コンクールの審査員長も務めるなど、20世紀イタリア音楽界の発展に寄与しました。 このアルバムには彼のピアノ曲と室内楽曲を収録。ここではコルテーゼ自身の演奏による『フランス風組曲』を聴くことができます。またイタリア出身のコルテーゼにとって「歌」はとりわけ重要な役割を持っており、「ロンサールの2つの頌歌」でも詩と音楽の見事な融合を聴くことができます。 パリ音楽院の卒業試験のための「序奏とアレグロ」、最後のピアノ曲となった凝縮された音で書かれた「5つの小品」も聴きどころ。また彼における重要な作品である「詩篇 第8篇」は宗教的な意味合いを持つ器楽曲の一つ。彼が嫌っていたという新ウィーン楽派に特徴的な12音が用いられた珍しい作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:DSL-92268

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    アンナ・ソルヴァルドスドッティル:
    ARCHORA / AIŌN 詳細ページ
    [エヴァ・オッリカイネン(指揮)/アイスランド交響楽団]

    THORVALDSDÓTTIR, A.: ARCHORA / AIŌN (Iceland Symphony, Ollikainen)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:DSL-92268

    CD+Blu-ray Audio 2枚組価格:2,400円(税込)

    世界が注目するアイスランドの作曲家アンナ・ソルヴァルドスドッティル。ANCHORAは演奏時間19分ほどの作品。BBCプロムス、ロス・フィル、ミュンヘン・フィル、パリ管、アイスランド響他の共同委嘱作品であることからも、この作曲家の人気ぶりがうかがえます。2022年のBBCプロムスで当盤の指揮者オッリカイネンとBBCフィルが初演した演奏は、『ガーディアン』で「2022年クラシック音楽界のハイライト」と評されました。 AIŌNは時間の中を自由に動き回る感覚をイメージした作品。2019年にイェーテボリ交響楽団とアイスランド・ダンス・カンパニーによって初演されました。 ※アルバムには高音質フォーマットの音源を収録したBlu-ray Audio盤が同梱されています。

  • 商品番号:GRAM99296

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    Vorahnung 予感
    ウルバンチッチ(1903-1958)歌曲集 詳細ページ
    [マリーナ・コルダ(ソプラノ)/ユリア・ティンホフ(ピアノ)]

    URBANCIC, V.: Songs (Vorahnung) (Colda, Tinhof)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:Gramola99296

    CD価格:2,325円(税込)

    1903年、ウィーンで生まれたヴィクトル・ウルバンチッチ。マインツ州立劇場の指揮者をはじめ、グラーツ音楽院の副院長と音楽学の講師を務めたほか、音楽理論とピアノの教授としてドイツ、オーストリアの音楽界で要職を歴任しました。しかし彼の妻メリッタ・グリュネバウムがユダヤ系であったため、ナチス政権から逃れるためにアイスランドに移住。人生の後半をこの地で過ごしています。彼はレイキャビクの音楽大学で教鞭を執るとともに、アイスランド国立歌劇場の音楽監督に就任、1951年にはヴェルディの《リゴレット》のアイスランド初演を指揮するなど充実した音楽生活を送りました。 このアルバムに収録されている歌曲のほとんどは、亡命前のオーストリアで作曲されたもの。どれも後期ロマン派のスタイルで書かれた甘く美しい旋律を持っています。アルバムタイトルの「Vorahnung」は1920年、エドゥアルト・メーリケの詩を用いて書かれた歌曲です。 歌声を披露するのはケルンテン生まれのソプラノ、マリアーナ・コルダ。ウィーン国立音楽大学で学び、モーツァルトやフンパーディンクの歌劇を歌うとともに、演劇界でも活躍。このアルバムのブックレットではウルバンチッチについての詳細な考察(ドイツ語・英語)を寄せています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99300

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    リヒテンタール博士のモーツァルト
    モーツァルト(1756-1791)
    交響曲 第40番/第41番
    ペーター・リヒテンタール(1779-1853) による弦楽五重奏版 詳細ページ
    [パンドルフィス・コンソート]

    MOZART, W.A.: String Quartet Arrangements (Doktor Lichtenthals MOZART - Symphonies) (Pandolfis Consort)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:Gramola99300

    CD価格:2,325円(税込)

    パンドルフィス・コンソートによるモーツァルトの協奏曲、管弦楽作品を室内楽で演奏するシリーズ「リヒテンタール博士のモーツァルト」の続編が登場。 アルバム・タイトルにある「リヒテンタール博士」とは、ブラチスラヴァ生まれの医師・作曲家ペーター・リヒテンタール(本名:ヴォルフガング・マイヤー)のこと。彼はモーツァルトの熱烈な信奉者で、モーツァルトの妻コンスタンツェや2人の息子とも親交がありました。リヒテンタールはレクイエム(GRAM99188)やピアノ協奏曲第20番、ピアノ・ソナタ第14番(GRAM99268)をはじめとした数多くのモーツァルト作品の編曲版を遺しています。 このアルバムでは後期の傑作、交響曲第40番と第41番を弦楽五重奏に編曲した版を収録。通常の弦楽四重奏の編成に比べ、ヴィオラ2本が醸し出す豊かな内声の響きを存分に堪能できます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NXW76167

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    デュオス - アローン 詳細ページ [チー・グエン(ピアノ、ダン・トラン)]

    Duos - Alone /Tri Nguyen

    発売日:2023年08月18日

    CD価格:2,025円(税込)

    クラシック・ピアニストにして、ダン・トラン(ベトナムの琴)の名手でもあるチー・グエン Tri Nguyenが亡き母へ送る、心のこもった手紙の形をとって作曲した魅力的で美しい14曲の作品集。5歳から取り組むピアノでは、時にモーツァルト、バッハ、ヴィヴァルディ、ラヴェルにインスパイアされた曲を演奏し、その2年後に学び始めたダン・トランでは、今や限られた人しかできなくなった奏法で、深い造詣を披露しています。 古代と現代、西洋とアジアが融合したエレガントな作品は、彼の子供時代の物語、Covid-19のロックダウンの中で行われた録音に込めた思い、そして母親への深い愛と感謝に触れています。

  • 商品番号:TOCN0024

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    〈コロンビア万歳! 第2集〉
    ピアノ作品集
    詳細ページ
    [マウリシオ・アリアス=エスゲーラ(ピアノ)]

    iCOLOMBIA VIVA! Volume 2

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:TOCN0024

    CD価格:1,950円(税込)

    コロンビアを拠点に活躍する若きピアニスト・作曲家マウリシオ・アリアス=エスゲーラによる現代コロンビアのピアノ作品集。第1集(TOCN0015)に続く今作でも、自作も含めた9人の作曲家の作品を紹介しています。 アンパロ・アンヘルによるショパンとリストへのオマージュ「前奏曲」や、耳なじみのよい舞曲、前衛的な曲まで幅広いスタイルの作品を楽しめます。エスゲーラ自身の作品はオーケストラの響きを思わせる曲からコロンビアの伝統的な舞曲をアレンジしたものなど、即興演奏のように聞こえますが、実は緻密に書かれています。 アルバムを締めくくるのは、コロンビア国立交響楽団のCEOなどコロンビア音楽界で要職を務めるホアン・アントニオ・クエリャの「3つのアンコール」。これは30年以上前のコンサートバンド用の組曲をエスゲーラの委嘱により編曲したもので、コロンビア音楽の歴史を振り返る“アンコール”にもなっています。

  • 商品番号:TOCN0027

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    〈メキシコのハープ 第1集〉
    協奏曲と独奏曲
    詳細ページ
    [ジャネット・パウルス(ハープ)/カルロス・ミゲル・プリエト(指揮)/ソリスタス・デ・ミネリア(アンサンブル)]

    Harp Recital: Paulus, Janet - ANGULO, E. / RODRÍGUEZ, A. / SÁENZ, J.T. (The Mexican Harp, Vol. 1: Concertos and Solos)

    発売日:2023年08月18日 NMLアルバム番号:TOCN0027

    CD価格:1,950円(税込)

    ニューヨーク出身のハープ奏者ジャネット・パウルス。彼女はクリーヴランド音楽大学でハープの学士号を取得した後、メキシコ州立交響楽団の首席ハープ奏者を経てメキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者に就任しました。その後はニューヨークで演奏活動を行い、1997年からはメキシコシティを拠点に活動、2002年からはミネリア交響楽団の首席奏者を務めています。 このアルバムでは3人のメキシコ作曲家の作品を演奏。この中の何曲かはパウルスのために書かれたものです。アングロのハープ協奏曲は、これまでに何度も演奏してきたという彼女の大切なレパートリー。ロドリゲスの「Saudade サウダージ」は曲を聴いた彼女が「すぐに録音したい」と伝えたところ、作曲家が快諾したというものです。 また日本人の母を持つパウルスは、幼い頃に折り紙で鶴の折り方を教わっていたといい、1997年にアウシュヴィッツで見かけた千羽鶴からインスピレーションを受け、長年の友人であるホルヘ・トレス・サエンスにハープと弦楽のための作品を依頼。「Mil y una grullas 千羽鶴」と題された作品が完成。彼女は作品のお礼として実際に千羽鶴をサエンスに送ったということです。 カルロス・ミゲル・プリエトとミネリア交響楽団が2つの協奏曲と「サウダージ」で共感溢れる演奏を聴かせます。

  • 商品番号:8.559913

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    ヒグドン(1962-)
    デュオ・デュエル
    管弦楽のための協奏曲 詳細ページ
    [マシュー・ストラウス(パーカッション)/スヴェト・ストヤノフ(パーカッション)/ロバート・スパーノ(指揮)/ヒューストン交響楽団]

    HIGDON, J.: Duo Duel / Concerto for Orchestra (M. Strauss, S. Stoyanov, Houston Symphony, Spano)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.559913

    CD価格:1,900円(税込)

    ピューリッツァー賞とグラミー賞受賞、
    アメリカで最も注目される作曲家ジェニファー・ヒグドンの爽快な協奏曲集
    シカゴ・サンタイムズ紙が「モダンでありながら時代を超えている」と絶賛する作曲家ヒグドン。メロディとハーモニーを効果的に使うネオ・ロマン主義的な作風とオーケストラがよく鳴るスコアを書く技術で、アメリカで最も人気のある作曲家の一人です。 初録音となる「デュオ・デュエル」は単一楽章、演奏時間24分近い作品。二人のパーカッション奏者とオーケストラのための協奏曲で、パーカッションが繰り広げる「デュエル」に対し、オーケストラが時に冷静になれと呼びかけるように、時に激しく盛り上げるように絡んでゆきます。 「管弦楽のための協奏曲」はフィラデルフィア管弦楽団の創立100周年を記念して委嘱された作品で、2002年6月12日にヴォルフガング・サヴァリッシュの指揮で初演されました。バルトークの同名作品と同じ5楽章構成で、フィラデルフィア管の腕利き奏者を想定した名人芸が至る所に発揮されています。祝祭的な雰囲気を湛えた第1楽章、弦楽器をフィーチャーした第2楽章、緩徐楽章に相当し各楽器のソロを堪能できる第3楽章、静と動の対象が印象的でパーカッションが活躍する第4楽章、エネルギッシュな音の動きが見事な最終楽章と、オーケストレーショ ンの名手ヒグドンの手腕が十二分に発揮された名作です。 指揮者のスパーノはヒグドンと一歳違いで早くから交流があり、ヒグドン作品を積極的にとりあげています。「管弦楽のための協奏曲」は2003年録音のTelarc盤以来の再録音。作品のすみずみまでを知り尽くした見事な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574487

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    エネスク(1881-1955)
    初期室内楽作品集 詳細ページ
    [ファイン・アーツ四重奏団/アレクサンダー・ビッカルト(コントラバス)/ジゼル・ヴィトコフスキ(ピアノ)/ファビオ・ヴィトコフスキ(ピアノ)]

    ENESCU, G.: Early Chamber Music - Piano Quintet / Prélude et Gavotte / Aubade (Fine Arts Quartet, Bickard, G. and F. Witkowski)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.574487

    CD価格:1,900円(税込)

    ルーマニア狂詩曲で知られるエネスク、若き時代の作品集優れたヴァイオリニストで教育者、そしてルーマニアを代表する作曲家ジョルジェ・エネスク。若い頃にはパリに留学して作曲をマスネとフォーレに学びましたが、その頃に書いた作品の多くは長い間出版されませんでした。このアルバムは、そのパリ時代の作品を中心にしています。 冒頭のピアノ五重奏曲は、エネスクのヴァイオリンの師マルタン・ピエール・マルシックに捧げられ、その精緻な筆致にはエネスクが尊敬していたブラームスの影響が窺われます。ヴァイオリン、チェロと2台のピアノのための「前奏曲とガヴォット」、エネスク唯一の弦楽三重奏曲「オーバード」、ヴァイオリンとピアノの連弾による「パストラーレ、悲しきメヌエットと夜想曲」からは若きエネスクの意欲が感じられます。最後には、1901年の初演当時から人気を博していた「ルーマニア狂詩曲第1番」をエネスクの死後にピアノと弦楽五重奏用に編曲した版が演奏され、アルバムを華やかに締めくくります。 NAXOSにも数多くの録音があるファイン・アーツ四重奏団が中心となって、生き生きとした音楽を生み出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.579136

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    中国のロマンス
    シァ・ウェイナン/
    ファン・タオ/リン・ファンキ:

    ギター作品集 詳細ページ
    [リウ・シャンイ(ギター)]

    Guitar Music (Chinese) - XIA, Weinan / HUANG, Tao / LIN, Huanqi (Chinese Romance) (Xianji Liu)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.579136

    CD価格:1,900円(税込)

    『中国のロマンス』と題された現代中国のギター作品集。現代の作品ではありながら、どれも調性を持つ美しい曲想によって書かれています。 シァ・ウェイナンは中国生まれ。幼いころから音楽に興味を抱き父親から教えを受けました。10代の頃にはロックに夢中になり中国のロックバンドでギターを弾く他、ソングライター、レコーディングエンジニア、音楽プロデューサーを務めるなど、音楽業界で豊富な経験を持っています。中央音楽院ではクラシックの奏法も学びました。冒頭の五音音階を用いた中国風の導入で始まる「The Flow 水云间」は湖の上に浮かぶボートを表現。バリオスの「森で夢見る」を思わせるトレモロの使用が印象的です。 ファン・タオは中国全土でギター・リサイタルを行う人気者。2020年にはインターネットメディアの企画・運営を行うXimalayaが主催した「the National Love-Music」のトップ10入りを果たし、テレビ出演も行っています。彼の作品も、どこか懐かしく哀愁を湛えた旋律に満ちています。 リン・ファンキは中国のギター作曲家の中でも、最も多作で知られる人。すでに100曲以上の作品を発表し、ギタリストとしては2018年に発表したアルバム「モノローグ」が大好評を博しています。このアルバムには比較的ゆったりとしたテンポを持つ抒情的で優しい曲が収録されています。 2016年に開催されたフランシスコ・タルレガ国際ギター・コンクールで中国人として初の優勝を飾ったリウ・シャンイが共感溢れる演奏を聴かせます。

  • 商品番号:8.660516

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    モニューシュコ(1819-1872)
    歌劇《パリア》 詳細ページ
    [ドミニク・ストヴィチ(テノール)/イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ)/ピオトル・フリーベ(テノール)他/ヤチェク・カスプシク(指揮)/ポズナン国立モニューシュコ・オペラ管弦楽団&合唱団]

    MONIUSZKO, S.: Paria [Opera] (Sutowicz, Sobotka, Friebe, Korpik, Kuflyuk, Kiedrowska, Poznań Opera House Chorus and Orchestra, Kaspszyk)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:8.660516-17

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    《ハルカ》(CD:8.660485-86)や《幽霊屋敷》などの作品で「ポーランド歌劇の父」とも呼ばれるスタニスワフ・モニューシュコ。この《パリア》は彼が完成させた最後の歌劇で、南インドを舞台に不条理な身分差別と闘い翻弄される人々を描く悲劇です。 カーストの最下層に生まれたイダモールは新たな人生を歩むために故郷も家族も捨て、別人になりすまして屈強な戦士に成長。戦いの功績により神官アケバルの娘ニーラとの結婚を許されます。祝賀ムードに包まれた村に現れたのがイダモールの父ジャレス。彼はかつてカーストの掟を破って森に踏み込み、神聖な場所を汚すという重大な罪を犯して追放されたのでした。アケバルはジャレスに死刑を宣告しますが、イダモールが自分はジャレスの子であると名乗り出て、激昂した人々により殺されてしまいます。ニーラはイダモールへの愛が真実であったと気づき、自らジャレスの娘であると宣言して追放の刑を受けて村を去るのでした。 凄惨な結末ゆえか、初演時には不評でしたが、不条理な社会体制がもたらす悲劇というテーマは現代世界で強い訴求力を発揮します。指揮者ヤチェク・カスプシクの下、歌手たちが渾身の歌唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C240032

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    エック(1901-1983)
    歌劇《コロンブス》 詳細ページ
    [エルンスト・グートシュタイン(バリトン)/フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)/リア・モントーヤ(ソプラノ)他/ヴェルナー・エック(指揮)/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団]

    EGK, W.: Columbus [Opera] (Gutstein, Wunderlich, Montoya, Boysen, Pekny, Bavarian Radio Symphony Chorus and Orchestra, Egk)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:C240032

    CD 2枚組価格:2,250円(税込)

    ヴェルナー・エックの歌劇《コロンブス》は1930年に初演されたミヨーの《クリストフ・コロンブ》に触発され、1933年にラジオ・オペラとして作曲されたものを、1942年に舞台用に改訂した作品。台本はエック自身の作で、ストラヴィンスキーの『オイディプス王』からも影響を受けており、あらすじの大概は朗読で語られ、合唱が重要な働きを担います。主人公たちのやりとりは簡潔に描かれるも、主役を演ずるコロンブスには壮大なオペラと同じような感情表現も要求されています。 1942年、ミュンヘンでの初演時は絶賛され、フライブルク劇場でも同年のレパートリーに加わりました。この1963年の上演は、エック自身が指揮を執り、題名役をエルンスト・グートシュタイン、彼の息子フェルディナントをフリッツ・ヴンダーリヒが歌うという豪華な配役です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GP934

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    ファランク(1804-1875)
    〈ピアノ作品全集 第2集〉
    主題と変奏 第1集 詳細ページ
    [マリア・ストラティグー(ピアノ)]

    FARRENC, L.: Piano Works (Complete), Vol. 2 - Theme and Variations, Part I (Stratigou)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:GP934

    CD価格:1,950円(税込)

    19世紀パリの音楽界で高く評価されたピアニスト、作曲家ルイーズ・ファランク。近年注目が高まる女性作曲家の一人です。GRAND PIANOレーベルではファランクの没後150年にあたる2025年までに全6巻のピアノ作品全集を完成させる予定です。 半分以上は世界初録音となるこのアルバムには、彼女が活躍した当時広く流行し、ファランク自身も得意としていたジャンルである変奏曲が収録されています。冒頭の作品の主題は、彼女の夫でフルート奏者であったアリステッドによるもので、他にはロッシーニの《チェネレントラ》の「悲しみよ去りゆけ」の旋律を用いた変奏曲や、スイス民謡を用いた変奏曲など、高い技巧を凝らした魅惑的な作品を楽しめます。 演奏するマリア・ストラティグーはルイーズ・ファランクの研究家で、練習曲に関する論文で博士号を取得しました。ファランク作品の演奏や講演を欧州各地で行い、数多くの賞を受賞しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1424

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    クルーセル(1775-1838)
    『最後の戦士』 詳細ページ
    [ヤニ・スンナルボリ(ファゴット)/フランク・スコーグ(朗読)/アーポ・ハッキネン(指揮)/アウディ青年合唱アカデミー/ヘルシンキ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)]

    CRUSELL, B.H.: Siste kämpen (Den) (The Last Warrior) (Skog, Sunnarborg, Audi Jugendchorakademie, Helsinki Baroque Orchestra, A. Häkkinen)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:ODE1424-2

    CD価格:2,475円(税込)

    クラリネット作品でお馴染み、
    フィンランドの作曲家クルーセルの『最後の戦士』世界初録音!
    フィンランドの製本業者の息子として生まれ、幼い頃から才能を発揮。軍楽隊を経て宮廷楽団の首席クラリネット奏者から指揮者へと登り詰めたクルーセル。G.J.フォーグラーに作曲を師事し、クラリネットのための作品を多数書き上げ、なかでも協奏曲はモーツァルトに並ぶ、この楽器のための重要なレパートリーになっています。 このアルバムには世界初録音となる朗読、合唱、オーケストラのための『最後の戦士』を中心に、クルーセル晩年の3作品が収録されています。『最後の戦士』はスウェーデンの詩人、評論家エリック・グスタフ・イェイイエル(1783-1847)の詩に触発された曲。古代の英雄オーディンを称え、ヴァイキングを偶像化したこの詩を用いて書かれた大規模な作品で、作曲家が亡くなる前年の1837年12月9日にストックホルム歌劇場で初演されましたが、評価はまちまちであり、その後演奏されることはありませんでした。 《小さな奴隷の少女》はクルーセル唯一の歌劇。娘を失った彼自身の悲痛な思いが込められたという作品で、この序曲も冒頭は重苦しい雰囲気を漂わせていますが、すぐに明るく清澄な旋律が表れます。 ファゴット協奏曲はクルーセル最後の器楽作品で、3オクターブ半の音域を誇ったという彼の娘婿でファゴット奏者フランス・プロイメイエルのために書かれたもの。曲中には、当時ストックホルムで40年ぶりに演奏されたボワエルデューの歌劇《村の新しい領主》の旋律が引用されています。プロイメイエルは宮廷楽団の奏者で同僚たちとしばしばアンサンブルを行い、クルーセルは彼らのために多くの作品を書いています。 アーポ・ハッキネンが指揮するヘルシンキ・バロック・オーケストラがピリオド楽器を用いて未知の作品に光をあてています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM430

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    Aus dem Schatten ins Licht
    影から光の中へ

    チェロとピアノのための作品集 詳細ページ
    [デュオ・ルビコン]

    Cello and Piano Recital: Duo Rubikon: BORODIN, A.P. / TSINTSADZE, S. / SCHUMANN, C. (Aus dem Schatten ins Licht)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:SM430

    CD価格:1,950円(税込)

    2016年からミュンヘンを拠点にデュオ活動を行う“デュオ・ルビコン”。子供たちの遊び場で出会い意気投合したという2人の親密な演奏は、これまでにも高く評価されています。 この「影から光の中へ」と題されたアルバムでは、あまり演奏されることのない作品が選ばれています。第1楽章にJ.S.バッハ:無伴奏ソナタ BWV1001のフーガがモティーフとして使用されているボロディンのチェロ・ソナタ、ジョージアの作曲家ツィンツァーゼによる、19世紀ロシアで注目されていたコーカサスの民俗音楽の要素をふんだんに採り入れた「5つの小品」、ドイツ後期ロマン派時代の作曲家カミロ・シューマンのロマンティックなソナタ。どれも親しみやすく、魅力的な作品です。

  • 商品番号:SM439

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    Echo of Bach - エコー・オブ・バッハ
    無伴奏ヴァイオリン作品集 詳細ページ
    [アガタ=マリア・ラーツ(ヴァイオリン)]

    Violin Recital: Raatz, Agata-Maria - BACH, J.S. / DAYER, X. / JAZ, C. / WESTHOFF, J.P. von / YSAŸE, E. (Echo of Bach)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:SM439

    CD価格:1,950円(税込)

    新世代ヴァイオリニスト・作曲家、アガタ=マリア・ラーツが弾く無伴奏ヴァイオリンのための作品集。収録曲はJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」を中心に、ヴァイオリンの名手としてバッハにも影響を与えたとされる初期バロックの作曲家ヴェストホフの組曲、バッハ作品からインスピレーションを受け、ジャック・ティボーに献呈されたイザイのソナタ第2番。そしてラーツが作曲家として活動する際に用いる名義“クララ・ジャズ”作の3曲に加え、スイスの作曲家クサヴィエ・ダイヤーの「Cette âme a six aîles tout comme les Séraphins=この魂にはセラフィムと同じく6枚の翼がある」という変化に富んだプログラムです。 アガタ=マリア・ラーツは、11歳でポーランドのコシャリン交響楽団と共演、コンサートデビューして以来、さまざまなオーケストラと頻繁に共演。各地の音楽祭にも頻繁に招待されたほか、その音楽的功績が讃えられ、ポーランド文化大臣から特別賞を受賞しています。

  • 商品番号:SWR19129CD

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    ミケランジェリ(ピアノ)
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第15番/第20番 詳細ページ
    [アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)/アントワーヌ・ド・バヴィエ(指揮)/シュトゥットガルト放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 15 and 20 (Michelangeli, South German Radio Symphony, Bavier)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:SWR19129CD

    CD価格:2,100円(税込)

    20世紀を代表するピアニストの一人、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)、36歳のライヴがリマスターされて登場。 完璧主義者のミケランジェリは、共演者やレパートリーを厳選し、録音には滅多にOKを出しませんでしたが、放送には同意していたため、Pianist Discography.comによれば、モーツァルトの第15番には7種、第20番には9種もの録音が存在します。モーツァルト生誕200年にあたる1956年7月11日、ルートヴィヒスブルク音楽祭でライヴ録音されたこの演奏は、壮年期のミケランジェリらしく理知的で力強く、推進力漲る演奏。2013年にSWR(南西ドイツ放送)からライセンスされたマスターを使ってICA CLASSICSからリリースされたのと同一音源ですが、今回は本家SWRで新たにマスタリングしたとのことです。 指揮者のアントワーヌ・ド・バヴィエ(アントン・フォン・バヴィエルとも)はスイス出身のクラリネット奏者。フルトヴェングラーの勧めで指揮をはじめ、ビルバオ交響楽団を指揮した後、ザルツブルク・モーツァルテウムで室内楽を教え、1990年代にはプラハのスーク室内管弦楽団の指揮者を務めました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19131CD

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    インキネン&ドイツ放送フィル
    FESTKLÄNGE
    祝祭の響き
    詳細ページ
    [エルサ・ブノワ(ソプラノ)/サラ・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)/ピエタリ・インキネン(指揮)/ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団]

    Festklänge (Festive Sounds) (German Radio Saarbrücken-Kaiserslautern Philharmonic, Inkinen)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:SWR19131CD

    CD価格:2,400円(税込)

    インキネンとドイツ放送フィルによる、2022年のクリスマス・コンサートのライヴ録音を中心としたアルバム。 前半はドイツ語圏ではクリスマス時期の定番作品を中心としたプログラム。後半では、さまざまなキャロルが次々と現れるヴィクター・ヘリー=ハッチンソンの「キャロル交響曲」が演奏されます。2022年9月のコンサートから採られたリヒャルト・シュトラウスの「13管楽器のためのセレナード」もハッピーな気持ちを盛り上げて、不思議と違和感なく収まっています。 ありがちなクリスマス名曲集とは異なる、ロマンティックでシンフォニックな、楽しくて心温まる1枚となっています。

  • 商品番号:TOCC-669

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    エッレル(1887-1970)
    〈ピアノ作品全集 第9集〉 詳細ページ
    [ステン・ラスマン(ピアノ)]

    ELLER, H.: Piano Music (Complete), Vol. 9 (Lassmann)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:TOCC0669

    CD価格:1,950円(税込)

    TOCCATA CLASSICSの人気シリーズの一つ、
    エストニアの作曲家ヘイノ・エッレルのピアノ作品全集が遂に完結!
    2008年から録音がはじまり、全巻を通じて演奏を担当したピアニスト、ステン・ラスマンは当初「全6集で完成」を予想していたとのことですが、調査を続けるうちに新しい曲が発見され、全206曲、9枚のアルバムからなる膨大な作品集となりました。 シリーズの最終巻となるこの第9集に収録されているのも、ほとんどが世界初録音。収録曲の大半はエッレルが得意とした小品ですが、初演時に賛否両論を巻き起こしたという、22分に及ぶ「ピアノ・ソナタ第3番」も収録されています。 全集の最後を締めくくるのは、エストニアでよく知られる「故郷の調べ」と題された小品。エストニア愛国精神を象徴する旋律からは、全曲録音という偉業を成し遂げたラスマンの達成感も感じられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-685

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    フルーリー(1896-1967)
    〈4つの歌曲集〉
    20の女性の歌(ヘルマン・フェルディナント・シェルの詩による)
    8つの愛の歌
    10の夜の歌
    ヨーゼフ・ラインハルトの詩による小さな7つの歌
    詳細ページ
    [シュテファニー・ビュールマン(ソプラノ)/マーガレット・シンガー(ピアノ)]

    FLURY, R.: 4 Song Cycles - 20 Frauenlieder / 7 Liedli / 10 Nachtlieder / 8 Liebeslieder (Bühlmann, M. Singer)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:TOCC0685

    CD価格:1,950円(税込)

    スイスの作曲家、リヒャルト・フルーリー。地元の音楽院でフェリックス・ワインガルトナーに指揮を、ウィーンではヨーゼフ・マルクスに作曲を学びました。やがてゾロトゥルン市のオーケストラを30年間指揮するとともに、作曲家としても活動し、交響曲、器楽曲、声楽曲から宗教作品など多数の作品を遺しました。 フルーリーは180曲以上のピアノ伴奏付きの歌曲を書きましたが、このアルバムには1920年から1946年にかけて書かれた4組の歌曲集を収録。シューマンやブラームスなどのドイツ・リートの伝統を継承した作品は、どれもロマンティックな雰囲気と美しい旋律を持っています。 彼の作品には日記のように完成日が記されているものも多くあります。「20の女性の歌」は、彼自身の恋愛経験をもとに3週間で書き上げた曲の中から選ばれました。「8つの愛の歌」も同じくフルーリー自身の失恋経験から生まれた曲集。「10の夜の歌」は5人の詩人のテキストに基づいた作品で、フルーリーは全曲を後年、室内オーケストラ伴奏歌曲に編曲しています。「7つの小さな歌」はゾロトゥルン地方の方言を用いたヨーゼフ・ラインハルトの詩による歌曲集。1908年に出版されたこの詩はヒンデミットを含む多くの作曲家が歌曲に用いるほど人気を博したものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-696

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    クック(1906-2005)
    〈弦楽四重奏曲全集 第1集〉
    弦楽四重奏曲 第1番・第3番・第5番 詳細ページ
    [ブリッジ四重奏団]

    COOKE, A.: String Quartets (Complete), Vol. 1 (The Bridge Quartet)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:TOCC0696

    CD価格:1,950円(税込)

    2005年に98歳で生涯を閉じたヨークシャー生まれの作曲家アーノルド・クック。ベルリン音楽アカデミーでヒンデミットに師事し、帰国後はケンブリッジ祝祭劇場の音楽監督を務め、やがて王立マンチェスター音楽大学の教授に就任します。6曲の交響曲、協奏曲や歌劇など多岐にわたる作品を書き、特に室内楽と歌曲が多くあります。 弦楽四重奏曲は5曲遺されており、この第1集では、師ヒンデミット譲りの精緻な対位法が用いられた第1番、スコットランドの旋律など、さまざなモティーフが組み合わされた第3番、3つの部分が続けて演奏される簡潔な書法による第5番が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-700

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    スコット(1950-)
    〈管弦楽作品集 第3集〉
    合奏協奏曲 ト短調 Op.40
    フィブリレイション幻想曲 Op.41
    交響詩「The Warning Song - 警告の歌」 Op.44
    ソールズベリー平原 Op.1 他
    詳細ページ
    [イングス・ノヴィカーンス (ホルン)/ポール・マン(指揮) 他/リエパーヤ交響楽団]

    SCOTT, D.: Orchestral Music, Vol. 3 (Liepāja Symphony, P. Mann)

    発売日:2023年08月11日 NMLアルバム番号:TOCC0700

    CD価格:1,950円(税込)

    1950年にバーミンガムで生まれたデレク・スコットの管弦楽作品集。1970年代に現代音楽に特化した室内オーケストラ・プロジェクトを立ち上げ、新作を積極的に演奏し、作曲家としても3度にわたり賞を獲得しました。しかし1980年代になると自身の活動に疑問を感じてポップ・ミュージックに転身し、ロックバンドで演奏します。後にイギリスにおける「軽音楽」の歴史、特にドイツ語オペレッタが英米のミュージカルに及ぼした影響の研究で高く評価されました。 定年で研究職を退いたスコットは、ある日、若書きの作品やそのスケッチを目にして、今の自分にも響くものを見出します。このアルバムの収録曲は、それらを今持てる作編曲のテクニックで再構成して仕上げたもの。40年から50年の時を隔てた「自分との再会」が生んだアルバムです。 2曲の最新作のうち「フィブリレイション幻想曲」は不整脈に襲われた時の経験を独特のビートで表現したもの。「パヴァーヌ」はウクライナでの犠牲者を悼んで書かれたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555282

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    ヴァン・デア・パルス(1884-1966)
    〈弦楽四重奏曲集 第1集〉
    弦楽四重奏曲 第1番-第3番
    マリー・シュタイナーの思い出に 詳細ページ
    [ヴァン・デア・パルス四重奏団]

    PALS, L. van der: String Quartets Vol. 1 - Nos. 1-3 / In Memoriam Marie Steiner (Van Der Pals Quartet)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555282-2

    CD価格:1,800円(税込)

    cpoが注目している作曲家の一人、レオポルド・ヴァン・デア・パルス。オランダ人の父とデンマーク人の母の下にサンクトペテルスブルクで生まれ、同地で音楽を学びました。その後、ローザンヌを経てにベルリンでグリエールに師事。彼の薦めで作曲した交響曲第1番は1909年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演され大好評を博しました。 その交響曲第1番&交響詩集や協奏曲集のCDを出しているcpoが弦楽四重奏曲の録音を開始。これらの3曲はいずれも手の込んだ作曲法による複雑な作品です。パルスは、人智学やシュタイナー教育で知られる神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの影響を受けており、特に弦楽四重奏曲第3番にはそれが顕著に見られるとされています。4曲目の「マリー・シュタイナーの思い出に」は、シュタイナーの2番目の妻マリー・フォン・ジーフェルスを偲んで書かれた作品です。 作曲家の孫がチェロを担うヴァン・デア・パルス四重奏団の演奏。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555365

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    カウフマン(1679-1735)
    宗教作品全集 詳細ページ
    [イザベル・シッケタンツ(ソプラノ)/エリザベート・ミュックシュ(ソプラノ)/ブリッタ・シュヴァルツ(アルト)/トビアス・フンガー(テノール)/クリストフ・プファラー(テノール)/トビアス・ベルント(バス)/ミヒャエル・シェーンハイト(指揮)/メルゼブルガー・ホーフムジーク(古楽器使用)/コレギウム・ヴォカーレ・ライプツィヒ]

    KAUFFMANN, G.F.: Sacred Works (Complete) (Schicketanz, Mücksch, Schwarz, Hunger, Berndt, Collegium Vocale Leipzig, Merseburger Hofmusik, Schönheit)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555365-2

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    ゲオルク・フリードリヒ・カウフマンはドイツ、テューリンゲン州オストラモンドラで生まれた作曲家。その生涯については不明なことが多いのですが、オルガンの名手であり、パッヘルベルの弟子で後継者となったヨハン・ハインリヒ・ブットシュテットに師事した模様です。その後、ザクセンのメルゼブルクで当時大聖堂のオルガニストを務めていたヨハン・フリードリヒ・アルベルティに師事。アルベルティの退任後は後を継ぎ、メルゼブルクの宮廷音楽家と大聖堂のオルガニストとなって、亡くなるまでこの任を務めたとされています。 カウフマンはその職務上、数多くの作品を書いたと考えられますが、現存する作品はごく少なく、宗教的な作品はここに収録されたものがすべて。どれも当時の流行の様式と作曲技法を採り入れ、声楽と器楽を適切に扱って十分な効果をあげる術を心得ていたことが伝わります。カンタータではレチタティーヴォ・アッコンパニャートやオブリガート楽器付きのアリアのように声楽と器楽を巧みに組み合わせた楽曲が多く、また壮麗さを求める場面ではトランペットとティンパニを効果的に使っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555470

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    シュペルガー(1750-1812)
    弦楽四重奏曲集 Op.1 詳細ページ
    [カンマーアカデミー・ポツダムのメンバー]

    SPERGER, J.M.: String Quartets, Op. 1, Nos. 1-3 (Potsdam Kammerakademie members)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555470-2

    CD価格:1,800円(税込)

    ウィーンで学び、メクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者として活躍したヨハン・マティアス・シュペルガー。作曲家としても数多くの作品を書き上げ、その中には18曲のコントラバス協奏曲をはじめ、40曲以上の交響曲、合唱曲、器楽曲が含まれています。 cpoはシュペルガーのコントラバス協奏曲集のCDを2枚出していますが、このアルバムでは3つの弦楽四重奏曲を紹介。どれも古典的なスタイルで書かれている中で、ヴィオラとチェロに重要なパッセージが与えられているのが特徴。モーツァルトやハイドンを思わせる旋律が溢れており、歌劇《フィガロの結婚》からの旋律が引用されていたり、当時人気のあったトルコ音楽からの影響を感じさせる響きも用いられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555483

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    アンドレアス・シュトライヒャー(1761-1833)
    ナネッテ・シュトライヒャー(1796-1833)

    ピアノ曲集 詳細ページ
    [トビアス・コッホ(ピアノフォルテ) 他]

    STREICHER, J.A. / STREICHER, N.: Vocal and Piano Works (Wegener, T. Koch, Neonato)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555483-2

    CD価格:1,800円(税込)

    19世紀ウィーン、
    ピアノ製造で名を馳せたシュトライヒャー夫妻の作品を彼らが製造した楽器で演奏!
    古典派からロマン派へと移り行く時代のウィーンで鍵盤楽器とその音楽に大きな影響を与えたのがヨハン・アンドレアス・シュトライヒャーとアンナ・マリア(ナネッテ)・シュトライヒャーの夫妻。その2人の作品を2人が作った楽器(シュトゥットガルトにあるヴュルテンベルク歴史博物館所蔵)で演奏した、cpoらしいこだわりの企画です。 シュトライヒャー夫妻はピアノ製造だけでなく、演奏家として活動。アンドレアスはコンサートピアニストとしても高い評価を獲得し、ナネッテは自宅でサロンを開き若い芸術家たちに活躍の機会を与えました。ここに収録された作品も、サロンでの繊細で親密な雰囲気が似合いそうな音楽です。 シューベルト、シューマン、ショパンなどロマン派時代の歴史的鍵盤楽器での録音が数多いトビアス・コッホの演奏で。

  • 商品番号:555504

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    フルメリ(1908-1987)
    クラリネット協奏曲
    ピアノ・コンチェルティーノ
    九重奏曲/古風な様式による組曲 詳細ページ
    [トルステン・ヨハンス(クラリネット)/オリヴァー・トリンドル(ピアノ) 他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    FRUMERIE, G. de: Clarinet Concerto / Piano Concertino / Musica per nove / Suite in Old Style (Johanns, Triendl, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555504-2

    CD価格:2,475円(税込)

    スウェーデンの作曲家グンナール・デ・フルメリの作品集。 音楽一家に育ったフルメリは、ストックホルム音楽大学で学び、ウィーンに留学してエミール・フォン・ザウアーに師事、さらにパリに留学してアルフレッド・コルトーに師事。早くからピアニスト兼作曲家として活躍しました。 このアルバムには4つの作品を収録。優れたピアニストであったフルメリらしい華やかなピアノ・パートを持つ「コンチェルティーノ」や、独奏パートが際立つ「クラリネット協奏曲」、様々な楽器が歌い交わす「9人のための音楽(九重奏曲)」など、どれもフランス印象派の影響を感じさせる優雅で美しい音楽は、大変聴き応えがあります。 九重奏曲に参加する中村有人はカナダで生まれ、2016年からミュンヘン放送管弦楽団の第2ヴァイオリン首席を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555505

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    ブルッフ(1838-1920)
    スウェーデンとロシアの舞曲集
    ヴァイオリンとピアノのための作品集 詳細ページ
    [デュオ・ダウエンハウアー・クーン]

    BRUCH, M.: Swedish and Russian Dances, Opp. 63 and 79 (Duo Dauenhauer Kuen)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:555505-2

    CD価格:1,800円(税込)

    ロマンティックという言葉がふさわしいブルッフの魅力的な旋律をたっぷりと味わえるアルバム。 「ロシアとスウェーデンの民謡による歌と舞曲」全9曲は、オリジナルのヴァイオリンとピアノによる初録音。更に「スウェーデン舞曲集」全16曲に加え、演奏者がアレンジした6曲の歌曲も収録しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555535

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    ドスタル(1895-1981)
    喜歌劇《クリヴィア》 詳細ページ
    [ジークリンデ・フェルドホーファー(ソプラノ)/ティアス・コツィオロフスキ(テノール)/アンナ・ブルル(メゾ・ソプラノ)/マリウス・ブルケルト(指揮)/グラーツ・フィルハーモニー管弦楽団/グラーツ歌劇場合唱団]

    発売日:2023年08月04日

    CD 2枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    オペレッタの三大作曲家(ヨハン・シュトラウス、レハール、カールマン)以外の名作を世に出そうというグラーツ歌劇場の企画、2021/22シーズンはニコ・ドスタルの喜歌劇《クリヴィア》に取り組みました。1933年にベルリンで初演されたこの作品は、アメリカ大陸を舞台にしたドタバタ喜劇とタンゴやジャズを効果的に用た甘い音楽で大好評を博しました。 この上演ではクリヴィア役のジークリンデ・フェルトホーファーが見事な歌唱を披露。フアン・ダミゴを歌うマティアス・コツィオロフスキは2021/22年のシーズンからグラーツ歌劇場のアンサンブルの一員に加わったばかりの若手テノール。とろけるような甘く美しい声が魅力です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555635

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    リスト(1811-1886)
    『巡礼の年』 全曲 詳細ページ
    [ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)]

    発売日:2023年08月04日

    CD 3枚組価格:3,525円(税込、送料無料)

    ドイツを代表するピアニストの一人、ミヒャエル・コルスティックが
    3枚に分けてcpoに録音していたリストの「巡礼の年」を集成
    コルスティックは1997年から2008年にかけてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲をOEHMSレーベルに録音しており、それに続けて録音された「巡礼の年」では、一段と進化・深化した解釈作品によって深い抒情や精神性の表出に成功しています。 併録の「ピアノ・ソナタ ロ短調」のドラマティックな演奏や、リスト晩年の瞑想的な作品も忘れがたい演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5509

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    ノスコフスキ(1846-1909)
    交響曲 第1番
    交響曲 第2番「エレジー風」 詳細ページ
    [アントニ・ヴィト(指揮)/ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団]

    NOSKOWSKI, Z.: Symphonies Nos. 1 and 2 (Rheinland-Pfalz State Philharmonic, Wit)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:C5509

    CD価格:2,250円(税込)

    ポーランド交響楽の記念碑的作品を同郷の巨匠ヴィトによる渾身の指揮で聴くノスコフスキはワルシャワ音楽院でヴァイオリンと作曲を学んだ後、プロイセン芸術アカデミーに留学して名教師として名高いフリードリヒ・キールとリヒャルト・ヴュルストに学びました。その3曲の交響曲は「ポーランド人作曲家による初の本格的な交響曲」と評価されています。このディスクではアントニ・ヴィトが第1番と第2番を指揮し、母国の交響楽に記念すべきページを開いた作品に渾身の演奏を聴かせます。 交響曲第1番は演奏時間約45分の大作。シューマンに通じるスタイルと響きや第4楽章のフーガなどにベルリンでの学習の成果を感じさせます。 第2番は演奏時間約35分ですが、内容としては一段と緻密さを増し、当時プロイセンとロシアに分割支配されていた母国ポーランドへの思いを反映したドラマティックな作品となっています。作曲家自身が指揮した初演時のプログラムで「がんじがらめの祖国」と書かれていた第1楽章では、序奏に続いて悲劇的な音楽が展開します。第2楽章のスケルツォは「希望と蜂起」。スラヴ風の舞曲にはさまれたファンファーレが印象的。第3楽章は「倒れた英雄たちへのエレジー」、悲愴で荘重な緩徐楽章です。「苦難を越えて天界へ」と題された第4楽章は、前進と頓挫を思わせる場面が交互する中から勇壮で民族的な旋律が表れ、最後は輝かしく結ばれます。当時の独立運動のシンボル的な歌で後にポーランド国歌となる「ドンブロフスキのマズルカ」を思わせるモチーフも見えかくれします。 ノスコフスキは第2番を仕上げた翌年ワルシャワに帰国し、後進の育成に力を注ぎました。在世中にはポーランドの独立回復を見届けることが叶わなかったノスコフスキですが、彼の門下からはシマノフスキやフィテルベルクをはじめ数多くの音楽家が輩出し、ポーランドに交響楽の伝統を築きました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS62023

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    Mosaicos
    現代スペインのクラリネット三重奏曲 詳細ページ
    [トリオ・ムジカリス]

    Chamber Music - PARRA, H. / TORRES, J. / GRECO, J.L. / PAÚS, R. (Mosaicos) (Trio Musicalis)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:IBS-62023

    CD価格:2,250円(税込)

    タイトル通り、現代スペイン作曲界の多彩な方向性を集めたモザイクのような1枚。軽快なトレス、新古典派の様式を踏襲したグレコ、抒情的なパウスなど、各々の作曲家の持ち味が発揮された作品を収録しました。クラリネット奏者エドゥアルド・ライムンドはスペイン国立管弦楽団のメンバーで、室内楽奏者としても活躍しています。

  • 商品番号:IBS72023

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    LOS CISNES EN PALACIO
    宮殿の白鳥

    アリエータ(1821-1894)
    歌曲集 詳細ページ
    [サビーナ・プエルトラス(ソプラノ)/ルベン・フェルナンデス・アギーレ(ピアノ)]

    発売日:2023年08月04日

    CD価格:2,250円(税込)

    アルバム・タイトルの「宮殿の白鳥」とはスペイン女王イサベル2世(在位1833/36-1868)のこと。イサベル2世が庇護した芸術家の中に作曲家エミリオ・アリエータがいます。アリエータは10代でイタリアに渡りミラノ音楽院に入学、ニコラ・バッカイに指導を受けました。1846年に作曲した歌劇《イルデゴンダ》がイタリア、スペインの両国で好評を博したのち、女王お気に入りの作曲家として多くの歌劇に加え、50作以上のサルスエラも作曲しました。 このアルバムには甘く抒情的な旋律を持つアリエータの歌曲を収録しています。アルバム最後の曲「LOS CISNES EN PALACIO」は、2021年のエミリオ・アリエータの生誕200年の記念して作曲された20分を要する7部からなる歌曲。

  • 商品番号:IBS82023

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    ファリャ(1876-1946)
    お代官様と粉屋の女房
    三角帽子 詳細ページ
    [カロル・ガルシア(メゾ・ソプラノ)/セレナ・ペレス(メゾ・ソプラノ)/ホセ・マリア・モレーノ・バリエンテ(指揮)/マラガ・フィルハーモニー管弦楽団]

    FALLA, M. de: Corregidor y la molinera (El) / El Sombrero de tres picos (Málaga Philharmonic, Moreno Valiente)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:IBS-82023

    CD価格:2,250円(税込)

    ファリャの名作「三角帽子」と、その前身となった作品を収めた珍しい1枚かねてから小説『三角帽子』に音楽を付ける構想を持っていたファリャは1917年にパントマイム『お代官様と粉屋の女房』として完成、初演されました。その間、バレエ・リュスのディアギレフからバレエ音楽の依頼を受けていたファリャは、お代官様と粉屋の女房』を再構成してバレエ音楽『三角帽子』に仕上げ、1919年に初演(舞台と衣装はピカソ、指揮はアンセルメ)。大好評を博しました。 大編成の「三角帽子」に対して、『お代官様と粉屋の女房』は弦楽五部と木管・ホルン・トランペット各1にピアノと歌手1名の小編成。共通素材の扱いからファリャのオーケストレーションの手法が見えてきます。 演奏は1991年に設立されたマラガ・フィルハーモニー管弦楽団。オーケストラの芸術監督を務めるホセ・マリア・モレーノ・バリエンテとともに同郷の音楽を華やかに奏でています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:IBS92023

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    Dicen que hay amor
    マヨルカ歌曲集 - スペイン・バロックの音楽 詳細ページ
    [マリア・エスパーダ(ソプラノ)/ギレルモ・トゥリーナ(チェロ)/ダニエル・ガライ(打楽器)/マヌエル・ミンギロン(バロック・ギター/指揮)]

    DICEN QUE HAY AMOR - Cancionero de Mallorca(Espada, Minguillón, Collegium Musicum Madrid)

    発売日:2023年08月04日 NMLアルバム番号:IBS-92023

    CD価格:2,250円(税込)

    『マヨルカの歌曲集 Cancionero Poético-Musical de Mallorca(CPMM)』は17世紀の終わりごろから18世紀初めにかけて編纂された写本で、当時のスペインの音楽を伝える貴重な資料の一つです。 このアルバムでは、その中からバロック時代の典型的な世俗歌曲トノ・ウマノ Tono Humanoを収録。Tono Humano(または複数形でTonos Humanos)は「人間の音楽」を意味し、Tono Divino(神の音楽)と呼ばれていた宗教的な音楽とは対照的なジャンル。恋愛を含む様々な世俗的な感情を表現しています。ソプラノと古楽器のアンサンブルで。