BR KLASSIK

バイエルン放送交響楽団、放送合唱団、そしてミュンヘン放送管弦楽団。この3つのアンサンブルの素晴らしい演奏記録が、バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が自ら立ち上げたレーベル。

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  • 商品番号:900220

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    ベルリオーズ(1803-1869)
    幻想交響曲 Op.14 詳細ページ
    [コリン・デイヴィス(指揮)/ バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送交響楽団75周年記念。
    コリン・デイヴィス十八番の「幻想交響曲」にライヴならではのドラマティックな演奏が登場。
    2024年に創立75周年を迎えたバイエルン放送交響楽団(BRSO)のアーカイヴから、第3代首席指揮者コリン・デイヴィスが得意とした「幻想交響曲」の初出音源が登場。すでに4種の録音があるデイヴィスの同曲ですが、他の録音とは一味違う演奏が展開されています。 デイヴィスの「幻想交響曲」にはロンドン響(1963年)、コンセルトヘボウ管(1974年)、ウィーン・フィル(1990年)、ロンドン響再録音(2000年)があり、特にコンセルトヘボウ盤はフィリップス・レーベル黄金期の名録音として同曲のベスト盤にしばしば挙げられてきました。 感心するのは、この4種の録音を通じて演奏時間がほぼ同じであること。最短のコンセルトヘボウ盤(55:14)と最長のロンドン響再録音盤(56:44)との間の違いが1分半しかなく、各楽章の演奏時間にも大きなブレがありません。デイヴィスの解釈がいかに完成されたものであったかを物語ります。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900347

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    ツェムリンスキー(1871-1942)
    歌劇《フィレンツェの悲劇》 詳細ページ
    [クリストファー・モルトマン/レイチェル・ウィルソン/ベンヤミン・ブルンス/パトリック・ハーン(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,325円(税込)

    妻ビアンカの浮気を疑う商人シモーネ、ビアンカと密通するグイード。ビアンカの気持ちは瞬時グイードに傾きますが、嫉妬したシモーネがグイードを手にかけると、ビアンカは改めて強いシモーネを見直し、ちゃっかり二人は元の鞘に収まるという物語。 オスカー・ワイルドの戯曲を原作とする短いこの歌劇は3人の登場人物のみで進行し、ツェムリンスキーは緊張感に満ちた音楽を付けています。強さと狡猾さを併せ持つシモーネ役を英国出身のバリトン歌手クリストファー・モルトマンが演じ、若きアメリカ人ソプラノ、レイチェル・ウィルソンが輝かしい声でビアンカを歌います。この夫婦に翻弄されるグイード役には古楽レパートリーにも堪能なベンヤミン・ブルンス。 指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年からヴッパータール響と同歌劇場の音楽総監督に就任し、ドイツで最年少の音楽総監督として話題になった逸材。2023年12月には新国立劇場の《こうもり》を指揮して喝采を浴びました。ミュンヘン放送管の首席客演指揮者でもあり、BR-KLASSIKではウルマンの《アトランティスの皇帝》の録音が出ています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900643

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    〈musica viva #43〉
    ラッヘンマン(1935-)
    マイ・メロディーズ 詳細ページ
    [マティアス・ヘルマン(指揮)/バイエルン放送交響楽団のホルン・グループ/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月19日

    CD価格:2,325円(税込)

    ヘルムート・ラッヘンマンの「マイ・メロディーズ」は2016年から18年にかけて作曲された後、早くも翌年に改訂、更に2023年に再び改訂された作品です。 このアルバムは2023年の改訂版初演時の演奏を収録したもの。ヴェネツィアでルイジ・ノーノに師事して以来、長い間「メロディ」にこだわっていたというラッヘンマン、この作品は2008年にマドリードで《マッチ売りの少女》のリハーサルをした際、8本のホルンが奏でる音色からアイデアを得て書き上げたものです。 アルバムの ボーナス・トラックでは作品の特徴的な部分の抜粋を聴くことができ、ラッヘンマン特有の音形やホルンの特殊奏法、息遣いが生み出すノイズまでを含む多彩なサウンドを知ることができます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900194

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第3番 ニ短調 詳細ページ
    [ナタリー・シュトゥッツマン/テルツ少年合唱団 他/マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 3 (Stutzmann, Tölz Boys' Choir, Bavarian Radio Chorus, Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2024年04月05日 NMLアルバム番号:900194

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    2010年はヤンソンスがマーラーの3番に取り組んだ年でした。2月にコンセルトヘボウ管(RCO)を指揮した演奏はCDと映像でリリースされ、11月にはRCOとの来日公演でも演奏して聴衆に深い感銘を残しました。 このCDは、その翌月にミュンヘンで行われたバイエルン放送交響楽団とのライヴ録音。常に準備周到だったヤンソンスですが、これはまさに万全の状態で臨んだ演奏会だったと言えるでしょう。各楽章の演奏時間はRCO盤とほぼ同じで、ここでもヤンソンスの解釈が迷いのないものであったことがうかがわれます。 全6楽章、100分近い長丁場を弛緩することなく曲の持つドラマ性を提示しながら、丁寧にオーケストラをまとめるヤンソンスの手腕の見事さ。第4楽章でのシュトゥッツマンの独唱は暗闇の中に射し込む一筋の光のように鮮烈な輝きを放ち、第5楽章での少年たちの歌声はまさに天使の合唱、そして最終楽章の荘厳かつ壮麗なクライマックスはオーケストラの実力を存分に見せつけるとともに、ライヴならではの高揚感に満ちています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900219

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《無口な女》(ハイライト) 詳細ページ
    [ハンス・ホッター/フリッツ・ヴンダーリヒ/インゲボルグ・ハルシュタイン 他/ハインツ・ワルベルク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2024年04月05日

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送交響楽団創立75周年。豪華歌手を揃えた未発表音源をCD化《無口な女》は1934年に完成され、1935年6月24日にカール・ベームの指揮によりドレスデンで初演されましたが、台本作者のツヴァイクがユダヤ人だったこともあって3回の上演だけでナチスによって禁止処分となり、復活は終戦後の1946年まで待たねばなりませんでした。 作品の舞台は1780年頃のロンドン近郊。年老いた元軍人モロズス卿と、彼の甥でオペラ歌手のヘンリー、彼の妻アミンタ(高度なコロラトゥーラ歌唱が求られる)、《セビリアの理髪師》のフィガロを彷彿させる理髪師と彼に横恋慕する家政婦など様々な人物が登場。ドタバタ騒ぎの末、最後はモロズス卿の「Wie schön ist doch die Musik - aber wie schön erst, wenn sie vorbei ist! 音楽は美しい、しかしもっと美しいのは音楽が終わったあとだ」の印象的な独白で幕を閉じます。 このCDで聴けるのはその抜粋(名場面集)で、1960年11月6日のテレビ向け公開収録の前日と前々日に行われていたセッション録音。モロズス卿にハンス・ホッター、ヘンリーにフリッツ・ヴンダーリヒ、理髪師にヘルマン・プライと、前年夏にベームとウィーン・フィルがザルツブルクで上演した際と同じ豪華キャストによる歌が聴きものです。 指揮はN響への客演でも親しまれたハインツ・ワルベルク。ドイツとオーストリアで歌劇場やオーケストラのポストを歴任し、ウィーン国立歌劇場では450回以上も指揮をした実力者です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10459

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第6番 イ短調 詳細ページ
    [サイモン・ラトル(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 6 (Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:900217

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    「首席指揮者ラトル」遂に始動!
    バイエルン放送響75周年の記念すべき年に放つ得意曲のライヴ録音
    2023/24シーズンからヤンソンスの後を継いでバイエルン放送響の第6代首席指揮者に就任したサイモン・ラトル、マーラーの第6番やハイドンの天地創造といった得意曲でシーズン・オープニングを飾りました。特にマーラーの第6番はベルリン・フィルへの初登場(1987年)と同フィル首席指揮者としての最後の演奏会(2018年)でもとりあげた曲で、それをバイエルン放送響の任期の始めに持ってきたところに特別な思いと万全の自信がうかがわれます。 演奏はいかにも曲を手の内に収めたもので、躍動感も流動性も十分に全曲が流れてゆく様はオケの妙技と相俟って圧巻です。悲劇一色で塗りこめることなく、重層する音楽のテクスチャーをそのままに矛盾や希望もはらんだ巨大で多面的な建築物のように描き込んだ演奏は情報量も豊か。録音会場となったイザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8の音響の良さも演奏の細部を伝える上で貢献しています。 尚、ラトルとバイエルン放送響はCDリリース後の2024年3月から5月にかけてウィーン、フンランクフルト、ケルン、シカゴ、フィラデルフィア、ニューヨークで、8月から9月にかけてザルツブルク、ルツェルン、ベルリン、ロンドンでマーラーの第6番を演奏する予定で、ここからも同曲への自信が感じられます。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900214

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第8番 ハ短調 Op.65 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 8 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2024年03月08日 NMLアルバム番号:900214

    CD価格:2,325円(税込)

    バイエルン放送響創設75周年、ハイティンク生誕95周年。
    重厚なショスタコーヴィチ8番が初CD化!
    2024年に創設75周年を迎えるバイエルン放送響のアーカイヴから貴重な初出音源が登場。オケよりも20歳先輩と言えるハイティンクは1958年にバイエルン放送響に初登場し、以後極めて長期にわたり共演を続けました。 ここにリリースされるのは2006年9月に行われたショスタコーヴィチの第8番のライヴ。レパートリーの広いハイティンクにあってもショスタコーヴィチは特別な作曲家だったようで、西側の指揮者として初めてショスタコーヴィチの交響曲全集の録音を完成(Decca)させ、マーラーに通じる重層的かつ多面的な表現を秘めた交響曲作家としての真価を明かしました。 その中でも第8番はコンサートでも定期的にとりあげていたようですが、CDとなると前述の全集に含まれている1982年のコンセルトヘボウ管とのものしかありません。当盤の楽章毎の演奏時間は26:08/6:39/6:59/9:09/15:52(total 64:47)と、コンセルトヘボウ盤の26:02/6:16/5:58/8:49/14:49(total 61:54)に比べると第2楽章以降は全般的に少し長めとなっています。 近年ライヴ音源のCD化が進むハイティンクですが、ショスタコーヴィチに関しては同曲異演盤が極めて少ない状況なので、コンセルトヘボウ盤から24年後の解釈を聴ける当盤の意義は大きいものがあります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900117

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    モーツァルト(1756-1791)
    レクイエム K.626(ジュスマイヤー版) 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Requiem (completed by F.X. Süssmayr) (Kühmeier, Kulman, Padmore, Plachetka, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    発売日:2024年02月09日 NMLアルバム番号:900117

    CD価格:2,325円(税込)

    2017年5月、マリス・ヤンソンスが指揮するバイエルン放送交響楽団によるモーツァルトの「レクイエム」ライヴ録音。4人の優れた歌手たちを揃えたこの演奏は聴衆たちに称賛され、また音楽誌からも高く評価されました。使用楽譜は一般的な「ジュスマイヤー版」。ヤンソンスはオーケストラの機動力を生かしつつ、重量感のある音色を紡ぎ出しながら、力強い推進力で全曲をきっちりまとめています。 ※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX … 900200からの分売となります。

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    プッチーニ(1858-1924)
    管弦楽伴奏歌曲集 詳細ページ
    [チャールズ・カストロノヴォ/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    発売日:2024年01月19日

    LP価格:4,800円(税込、送料無料)

    プッチーニ没後100周年記念、
    シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く
    19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。 2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。 編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。 今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。 ※CD『ジャコモ・プッチーニ:管弦楽曲と歌曲集』(900349)の歌曲集部分と同一の音源です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900218

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 ホ長調 WAB107 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 7 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:900218

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンクが後半生で特に愛着を示したブルックナーの第7番、
    クーベリック時代のサウンドを残したオケを振った52歳の時のライヴが登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化。この時期、バイエルン放送響は18年にわたって楽団を率いたラファエル・クーベリックが1979年に退任し、ようやく後任に決めたキリル・コンドラシンが81年春に急逝して、首席指揮者が空白のまま3シーズン目に入っていました(同市内のライバル、ミュンヘン・フィルは79年からチェリビダッケが就任)。そのような中で楽団を支えた客演指揮者の一人がハイティンクでした。 ハイティンクは1963年から72年にかけてブルックナーの交響曲全集を録音(第7番は66年)。そこでは思い切ったテンポの伸縮や強奏強打をまじえてドラマティックな面を強調する解釈が聞かれますが、1978年の第7番の再録音(オケはどちらもコンセルトヘボウ管)では、そうした操作は目立たないようになり、作品の持つ自然な流れの中でドラマを紡いでゆく巧者ぶりが発揮されています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900349

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    プッチーニ(1858-1924)
    管弦楽曲と歌曲集 詳細ページ
    [チャールズ・カストロノヴォ/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    PUCCINI, G.: Orchestral Songs and Works (I Canti) (C. Castronovo, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2024年01月12日 NMLアルバム番号:900349

    CD価格:2,250円(税込)

    プッチーニ没後100周年記念、
    シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く
    19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。2010年に出版された最初の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。 編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッチーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。 今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。稀少なオーケストラ作品を併録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900351

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》 詳細ページ
    [ガレアーノ・サラス(テノール)/ニーノ・マチャイゼ (ソプラノ)/レーカ・クリストーフ (ソプラノ)他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団]

    VERDI, G.: Lombardi alla prima crociata (I) [Opera] (Machaidze, Kristóf, Pretti, Salas, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:900351

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    イヴァン・レプシッチによるヴェルディ初期歌劇シリーズ、
    第4作目は《第1回十字軍のロンバルディア人》
    2017年9月、ヴェルディの歌劇《ルイザ・ミラー》を指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューを飾ったイヴァン・レプシッチ。2018年には《2人のフォスカリ》2019年には《アッティラ》を演奏。どれもBR-KLASSIKから全曲盤CDとして発売され高く評価されています。 今回のアルバムは2023年4月23日に上演された《第1回十字軍のロンバルディア人》のライヴ収録。1843年に初演されたヴェルディの4作目にあたるこの歌劇は、11世紀ミラノを舞台に、圧政からの民族解放とローマ貴族の兄弟の確執を描いた重厚な物語。政治批判や宗教的なテーマが問題視されながらも、若きヴェルディの成功作となり、1847年にはニューヨークで上演されるなど大人気を博しました。 アルヴィーノを歌うのはアメリカで学んだ若きテノール、ガレアーノ・サラス。張りのある高音と役への感情移入で聴き手を魅了します。ジゼルダ役のニーノ・マチャイゼは新国立劇場でも歌ったおなじみのソプラノ。パガーノを歌うミケーレ・ペルトゥージらヴェテランの歌唱も光ります。レプシッチの指揮は、若きヴェルディの鮮烈なドラマを見事に描きだしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900350

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    1929年
    The Wild Sound of the 20s - 1920年代の奔放なサウンド
    アイスラー/キュンネッケ 詳細ページ
    [ルート・フォルペルト(アルト)/クリストファー・ドリンズ(バリトン)/クレメンス・ニコル(語り)/ミュンヘン音楽演劇大学マドリガル合唱団/トマシュ・トマシェフスキ(独奏ヴァイオリン:ジャズ・バンド)/エルンスト・タイス(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    KÜNNEKE, E.: Tänzerische Suite / EISLER, H.: Tempo der Zeit (1929 - The Wild Sound of the 20s) (Munich Radio Orchestra, E. Theis)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:900350

    CD価格:2,250円(税込)

    2023年はドイツの公共放送100周年。
    これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場
    ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。このアルバムには1929年に書かれた2作品を収録。 キュンネッケの「ジャズ・バンドと大管弦楽のための舞踏組曲」はラジオ番組“ベルリン・ラジオ・アワー”の委嘱作品。5つの楽章は当時流行していたモダン・ダンスの形式で書かれており、初演はキュンネッケの指揮のもと、オーケストラとジャズ・バンドが共演。すぐに熱狂的な人気を獲得し、何度も再演されました。 アイスラーの『時代のテンポ』はドナウ・エッシンゲン音楽祭の委嘱作。テクノロジーを妄信する人々に対する批判的な内容を、当世風のジングシュピールに仕立てた作品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900212

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    ハイティンク指揮/バイエルン放送交響楽団
    ブルックナー(1824-1896)
    テ・デウム
    交響曲 第8番 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団 他]

    発売日:2023年10月27日

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    ハイティンクとバイエルン放送響、
    緻密で壮大なブルックナー第8番が登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、バイエルン放送収録の音源から2010年のブルックナー:テ・デウムと1993年の交響曲第8番が初CD化。緻密かつ壮大な第8番が特に聴きものです。 ハイティンクのブルックナー:テ・デウムの録音にはコンセルトヘボウ管(1966)とウィーン・フィル(1988)があり(共にPhilips/現Decca)、これが3種目。ブルックナーを得意とする指揮者でも必ずしもこの作品を録音するわけではないので、ハイティンクがこの曲に寄せる格別な思いがうかがわれます。ここでも、作品の壮大さと神秘的な美しさを遺憾なく表現した演奏を展開しています。 しかし、その後に収められた交響曲第8番は、その上をいく聴きもの。ハイティンクの同曲録音には6種があります。コンセルトヘボウ管との1969年盤は速めのテンポを基本としつつも緩急強弱を細かく操作し、後年のハイティンクを知る人が驚くようなアッチェレランドをかけるなどドラマティックな面を強調した演奏ですが、同じオケを振った1981年盤では慌てず騒がずの正攻法による堂々とした演奏が展開され、解釈が完成の域に入ったことが感じられます。そのスタイルはその後の演奏にも一貫し、1995年のウィーン・フィル盤はレコード・アカデミー賞に輝きました。 このバイエルン盤の演奏も基本的に変わりませんが、他の演奏に比べるとわずかながらテンポを落とし、すべての楽想を噛みしめて緻密に抉り出そうとするかのような緻密さを大きなスケール感の中で実現した演奏になっています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900531

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    発売日:2023年10月27日

    CD価格:2,250円(税込)

    2017年からバイエルン放送合唱団の指揮者を務めるハワード・アーマンが構成したクリスマス音楽。聖書外典の『ヤコブ原福音書』で描かれているキリスト降誕にまつわる物語を題材に、ドイツの初期バロックの作品の数々をアーマン作のパートがつないでゆきます。素朴ながら、ルツェルン歌劇場の音楽監督を務めたアーマンならではの劇的なセンスが光り、シュッツの「クリスマス物語」を現代に蘇らせたような作品に仕上げました。 余白にはピーター・マクスウェル・デイヴィスの名作「おお、大いなる神秘よ」を収録。

  • 商品番号:900211

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    ワーグナー(1813-1883)
    楽劇《ジークフリート》 詳細ページ
    [サイモン・オニール(テノール)/ピーター・ホーレ(テノール)/ミヒャエル・フォッレ(バリトン)/アニャ・カンペ(ソプラノ)/サイモン・ラトル(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    WAGNER, R.: Ring des Nibelungen (Der): Siegfried [Opera] (O'Neill, Hoare, Volle, Nigl, Selig, Kampe, Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:900211

    CD 3枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    ラトルとバイエルン放送響の新時代開始を告げる《ジークフリート》!任期中に急逝したマリス・ヤンソンスの後を受けて、2023/24シーズンからバイエルン放送響の第6代首席指揮者に着任するサイモン・ラトル。その新シーズン幕開けに合わせてリリースされるのがこの《ジークフリート》です。このコンビが2015年から進めてきた《ニーベルングの指環》演奏会形式上演のライヴ録音の第3作で、今回も実力のある歌手陣と世界最高峰の機能性を誇るオーケストラの妙技で聴きどころがいっぱいです。 《指環》の中では少数の歌手で演じられる《ジークフリート》。それだけに歌手たちの表現力とアンサンブルの妙が成功のカギとなります。 ここでは題名役ジークフリートを現代最高峰のワーグナー歌手の一人サイモン・オニールが歌い、ミーメには現代オペラを中心に演技力のある歌唱で人気を博すピーター・ホーレ、さすらい人には《ラインの黄金》でヴォータンを歌ったベテランのミヒャエル・フォッレ、ブリュンヒルデには人気と実力を兼ね備えたアニャ・カンペと、それぞれの役柄に合った歌手たちが登場します。森の小鳥役のダナエ・コントラの清冽な歌唱も注目です。 前2作ではヘルクレスザールが会場でしたが、今回の会場「イザールフィルハーモニー・イン・ガスタイクHP8」はより大きく、豊田泰久と彼の事務所「永田音響」が手掛けた音響設計の妙と相まって、更なる空間の広がりを感じられる録音となりました。 「《ジークフリート》には、ワーグナーが書いた音楽の中でも最もドラマティックで色彩豊かで魅惑的な音楽があります」というラトルの言葉通り、バイエルン放送響の精妙な音色、精緻なソロ、スケールの大きなトゥッティと響きを紡ぎ出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900346

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    シューベルト(1797-1828)
    オーケストラ伴奏による歌曲集 詳細ページ
    [ベンヤミン・アップル(バリトン)/オスカー・ヨッケル(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    SCHUBERT, F.: Lieder Arrangements for Voice and Orchestra (Appl, Munich Radio Orchestra, Jockel)

    発売日:2023年10月06日 NMLアルバム番号:900346

    CD価格:2,250円(税込)

    フィッシャー=ディースカウ最後の弟子と言われるドイツの注目バリトン、ベンヤミン・アップル。これまでにALPHAレーベルから「禁断の果実」(ALPHA912)やシューベルトの『冬の旅』(ALPHA854)をリリース、大好評を博しています。 このアルバムではアップルは、シューベルトの名歌曲のピアノ伴奏パートを、後世の作曲家たちがオーケストラ版に編曲した作品を歌いました。もともと親密な雰囲気を持つシューベルトの歌曲ですが、これらの編曲によって現代の巨大なホールでも遜色なく響くことになるとともに、更なる歌手の表現力も求められます。アップルは以前にもヴォルフの管弦楽伴奏版歌曲を歌い、(cpo 555380)管弦楽伴奏版の歌曲はお手の物と言えますが、今作でもこの要求に見事に応え、朗々たる歌声を響かせています。レーガーをはじめとしたさまざまな作曲家たちの個性あふれる編曲も聴きどころの一つと言えるでしょう。 また歌曲の間にはオーストリアの指揮者・作曲家ヨハン・ヘルベック(1831-1877)の手による「ドイツ舞曲」のオーケストラ編曲版を収録し、シューベルトと民俗音楽のつながりを探っています。ミュンヘン放送管弦楽団を作曲家としても高く評価されるオスカー・ヨッケルが指揮するオーケストラにも注目。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900213

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」
    (第2稿 1878/80) 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 4, "Romantic" (1886 version, ed. L. Nowak) (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2023年08月25日 NMLアルバム番号:900213

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンクのバイエルン放送響登場65年周年を記念して
    未発表のブルックナー第4番が登場
    ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューしたのは1958年。それから65年となる2023/24シーズンに先立ちバイエルン放送収録の音源から2012年のブルックナー:交響曲第4番を初CD化します。 ハイティンクのブルックナーの第4番はこれで5種目。1965年の初録音は緩急のコントラストを大きめにとった演奏でドラマティックな解釈に感じられますが、1985年盤以降は盤石と言える安定感を示し、解釈が成熟の域に入っていたことが感じられます。その中で当盤はフィナーレに重きを置き、そこに向かって音の伽藍を築いてゆくような演奏と言えるでしょう。演奏会場ガスタイクのややドライな音響がここでは幸いし、クライマックスの強奏でも解像度を保っています。 バイエルン放送響には創設指揮者ヨッフムの時代から続くブルックナー演奏の伝統があり、2005年からは当時の首席指揮者ヤンソンスがブルックナーの交響曲に継続して取り組んでいました。一方、ガスタイクはミュンヘン・フィルの本拠地でもあり、聴衆はチェリビダッケやティーレマンのブルックナー解釈にもなじんでいました。そのような状況で、曲を熟知し、自然体で作品の威容を描き出すハイティンクの指揮の下、バイエルン放送響も持てる力を傾注した演奏になりました。これはハイティンクにとってのみならず、オーケストラにとっても記念すべき1枚と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900345

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    ヒンデミット(1895-1963)
    歌劇《カルディヤック》 詳細ページ
    [マルクス・アイヒェ(バリトン)/ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)/トルステン・ケルル(テノール)他/シュテファン・ショルテス(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団]

    HINDEMITH, P.: Cardillac [Opera] (Banse, Eiche, Kerl, Rootering, Prague Philharmonic Chorus, Munich Radio Orchestra, Soltész)

    発売日:2023年07月14日 NMLアルバム番号:900345

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    名指揮者シュテファン・ショルテス追悼、
    ヒンデミットのオペラ・デビュー作が登場。
    バイエルン国立歌劇場でリヒャルト・シュトラス:《無口な女》の公演中に倒れ、2022年7月22日に亡くなったシュテファン・ショルテス(1949-2022)を偲び、その1周忌にBR-KLASSIKから追悼盤がリリースされます。ショルテスはハンガリーに生まれ、ウィーンでスワロフスキーらに学び、ウィーン国立歌劇場のコレペティートルを振り出しにドイツ語圏のオペラハウスで活躍しました。1997年から2013年までエッセン・フィルの音楽総監督及びエッセン・アールト劇場の芸術監督を務め、その芸術的水準を高めたことは高く評価されました。 ここに収録されているのは、2013年10月にミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場で行われたヒンデミット:《カルディヤック》演奏会形式上演のライヴ録音です。《カルディヤック》はヒンデミットのオペラ第1作。E.T.A.ホフマンの小説『スキュデリー嬢』を原作とし、金細工師カルディヤックが自作品の出来栄えに惚れ込むあまり、それを買った人々を殺して取り戻そうとすることから起きる物語が描かれています。 このライヴ録音では、マルクス・アイヒェ、ユリアーネ・バンゼ、トルステン・ケルルといった第一級の歌手を起用し、ショルテスの指揮が緊張感を持って全体を引き締めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900642

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    〈musica viva #42〉
    クラウス・オスパルト(1956-)
    作品集 詳細ページ
    [ジンガー・プア/マルクス・ベルハイム(ピアノ)/バイエルン放送交響楽団/ペーター・ランデル(指揮)/アンサンブル・エクスペリメンタル 他]

    OSPALD, K.: Más raíz, menos criatura / Quintett von den entlegenen Feldern (musica viva, Vol. 42) (Bellheim, Bavarian Radio Symphony, Rundel, Tilling)

    発売日:2023年06月23日 NMLアルバム番号:900642

    CD価格:2,250円(税込)

    ドイツの作曲家クラウス・オスパルト(1956年生まれ)の作品。オスパルトはデトモルトとヴュルツブルクで作曲を学び、1987年にはヘルムート・ラッヘンマンに師事。これまでにバイエルン州やドナウエッシンゲンの現代音楽祭などで受賞しており、その作品はアンサンブル・モデルンやアルディッティ弦楽四重奏団がとりあげています。 当CDでは「Más raíz、 menos criatura」が演奏時間45分近い大作。ファシズム時代を生きたスペインの詩人ミゲル・エルナンデスの詩「El niño yuntero」から着想を得ており、詩に描かれている"社会的に抑圧された子供たちや農民たちの想い"を音楽で描写しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900209

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第7番 ホ短調「夜の歌」 詳細ページ
    [ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 7 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2023年06月09日 NMLアルバム番号:900209

    CD価格:2,250円(税込)

    ハイティンク6種類目の「夜の歌」。21世紀の演奏が初登場!ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期公演を初めて指揮したのは1958年。以来60年余りの長きにわたる共演を続けました。 バイエルン放送のアーカイヴからこの度発掘されたのは2011年2月のライヴ録音で、マーラーの交響曲第7番「夜の歌」。マーラーを得意としたハイティンクだけに、この曲にはコンセルトヘボウ管弦楽団との録音が3つ(1969、82、85年)とベルリン・フィルとの録音と録画が一つずつ(いずれも1992年)ありますが、21世紀の演奏が世に出るのはこれが初めてです。 この演奏の当時82歳目前だったハイティンクですが、その約20年前のベルリン・フィル盤と比べても演奏時間はほとんど同じ。極端なデフォルメもなく、高齢になっても弛緩することのなかった彼らしいバランスの取れた演奏が聞かれます。バイエルン放送交響楽団も細心かつ渾身の演奏で指揮にこたえています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900332

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    ISTRIAN RHAPSODY
    イストリアン・ラプソディ
    詳細ページ
    [デヤン・ラツィック(ピアノ)/トミスラフ・ファチニ(指揮)/クロアチア・ラジオ・テレビ合唱団/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団 他]

    Croatian Music - LAZIĆ, D. / DEVČIĆ, N. / MATETIĆ RONJGOV, I. (Istrian Rhapsody) (Lazić, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年05月26日 NMLアルバム番号:900332

    CD価格:2,250円(税込)

    クロアチア生まれの音楽家たちによる母国の音楽文化へのオマージュCHANNEL CLASSICSやONYXに多くの録音がある人気ピアニスト、デヤン・ラツィックと、ミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者イヴァン・レプシッチは1歳違いでともにクロアチアの生まれ。このアルバムは、クロアチア西部のイストラ(イタリア名イストリア)半島の音楽文化に彼らが捧げるオマージュです。イタリア、スロヴェニアと国境を接するイストラ半島は豊かな民俗音楽の宝庫で、五音音階の独特な使用、個性的な和声とリズムは、合唱や民族舞踏によって伝承されてきました。 ラツィックは早くから作曲にも取り組んでいて、このアルバム冒頭に収められた「イストリアの様式によるピアノ協奏曲」は5楽章から成る演奏時間36分余りの堂々たる作品。エキゾチックなサウンドとピアノのヴィルトゥオジティを堪能できます。 続く「イストリア組曲」はクロアチア音楽界の重鎮だったデヴシッチによる民俗音楽を素材とした作品。バルトークを思わせる箇所もあれば異なる風合いもあり、興味深い音楽です。トラック10で使われているソピラはリードを持つ民族楽器で、その個性的な音色は地域のシンボルとされています。 最後を締めくくる「イストリア民族賛歌のオルタレーション」はイストリア民族賛歌の旋律を主題とした12の変奏曲。

  • 商品番号:900207

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    交響曲 第5番
    リスト(1811-1886)
    マゼッパ 詳細ページ
    [ズービン・メータ(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 5 / LISZT, F.: Mazeppa (Bavarian Radio Symphony, Z. Mehta)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:900207

    CD価格:2,250円(税込)

    バイエルン放送交響楽団とズービン・メータによる、なんと初めての録音。チャイコフスキーの第5番はロス・フィルとの1977年録音(Decca)以来36年ぶりの再録音です。 メータはバイエルン放送交響楽団を度重ね指揮しており、2018年秋には急病でキャンセルしたヤンソンスに代わって日本ツアーを指揮。『音楽の友』誌で同年のベスト・コンサートに選ばれました。2020年1月にヤンソンス追悼コンサートの指揮を任されたのもメータ。これほどの厚い信頼関係がありながら、これまでLPもCDも無かった(バイエルン放送響調べ)というのは意外です。 このアルバムは2013年2月から3月にかけて行われた演奏会の際に収録されたもの。チャイコフスキーの第5番は、第3楽章を除きロス・フィル盤よりも若干遅めのテンポをとり、この曲の魅力である歌うような旋律をしっかりと聴かせます。「マゼッパ」はメータの得意曲で機能性抜群のオーケストラを駆使したゴージャスなサウンドと高揚感をたっぷりと味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900936

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    『ハーモニーの秘密』 J.S.バッハの生涯
    イェルク・ハンドシュタインによる語りと様々な音源による伝記 詳細ページ
    [さまざまな演奏家]

    HANDSTEIN, J.: Johann Sebastian Bach - Die Geheimnisse der Harmonie (Wachtveitl, Schuch, H. Arman, G. Antonini)

    発売日:2023年05月12日 NMLアルバム番号:900936

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    BR-KLASSIKの人気シリーズ「音で綴る作曲家の生涯」の最新作はJ.S.バッハ。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとバッハ役の俳優が、バッハの幼年時代から晩年までの勤勉な仕事ぶりと家庭生活をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。物語バックには、有名演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。ブックレットはドイツ語のみ。 CD4には、ハワード・アーマンが指揮するバイエルン放送合唱団によるモテット「主に向かって新しき歌をうたえ」とジョヴァンニ・アントニーニが指揮するバイエルン放送交響楽団による管弦楽組曲第1番(2018年ライヴ録音)を収録。 管弦楽組曲は、ピリオド奏法を採り入れて鋭角的な響きを引き出すアントニーニの解釈を楽団がしっかりと受け止めたスリリングな出来栄えです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10394

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    -★『レコード芸術』特選盤(2023年6月号)★-

    ホルスト(1874-1934)
    『惑星』 Op.32 詳細ページ
    [ダニエル・ハーディング(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2023年04月21日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ハーディング初の「惑星」が稀に見る雄大なスケールで登場!英国出身のハーディングですが、意外にもこれまで『惑星』の全曲録音は無く、ウィーン・フィルとのシェーンブルン宮殿コンサートのライヴで「木星」があるのみでした。そこに登場したバイエルン放送響とのライヴ録音が出色の内容です。全曲の演奏時間は57分近くで、50分前後が多いこの曲の録音の中にあって異例の長さ。遅めのテンポの中でフレーズをたっぷりと歌わせて細やかな表情付けを行い、バス・オーボエを際立たせるなど特殊なオーケストレーションを生かす意図も感じられます。 レーベルからの情報によればバイエルン放送響は長い間この曲を演奏していなかったとのこと。高度な演奏能力を持ちながらも「惑星」に関しては伝統が染みついていないオーケストラを得て、ハーディングが思いのままに解釈を披露しています。 「火星」では重量感のある響きでテンポを刻み、「木星」中間部の有名な旋律では力強く歌い上げます。「土星」では瞑想的な弱音と爆発的な中間部との対比が鮮烈。「海王星」最後の女声合唱のヴォカリーズは、きわめてゆっくりと繰り返されつつ極小音量に絞り込まれて消えてゆきます。この曲の持つ外面的な効果は活かしつつ、深い内面性をも感じさせる演奏となっています。 ※国内仕様盤日本語解説 … 片桐卓也

    収録作曲家:

  • 商品番号:900196

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    モーツァルト(1756-1791)
    交響曲 第39番・第40番・第41番 詳細ページ
    [ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MOZART, W.A.: Symphonies Nos. 39, 40 and 41, "Jupiter" (Bavarian Radio Symphony, Blomstedt)

    発売日:2023年04月21日 NMLアルバム番号:900196

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    初CD化の第39番を加えて、後期三大交響曲が完成。 2022年7月11日に95歳の誕生日を迎えたヘルベルト・ブロムシュテット。高齢にもかかわらず精力的に演奏活動を行っています。日本にもしばしば来日し、2022年10月には足腰の怪我を克服して桂冠名誉指揮者を務めるNHK交響楽団を指揮、マーラーとシューベルトの交響曲を演奏し聴衆を沸かせました。 この2枚組は、すでに発売されている交響曲第40番・第41番(900164)に、今回初CD化となる交響曲第39番を加えたもの。 ブロムシュテットは「第40番の交響曲には人間の内面に存在する全ての暗い側面が表現されている」と語るほど、第40番に魅せられているといい、この演奏でも端正な表現の中に、情熱的なモーツァルト像を構築しています。第41番では最終楽章の壮大なフーガが圧巻。そして柔和な雰囲気と華やぎに彩られた第39番は、齢を重ねても若さを失わないブロムシュテットらしい演奏。熟成された正攻法のモーツァルトです。 ※900164(第40番&第41番)は生産中止となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900016

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    発売日:2023年03月10日

    CD価格:2,400円(税込)

    「指揮者とは、指揮台の上の演出家のようなものだ」と語ったヤンソンス。オペラで経験を積んだ彼は、常に作品を徹底的に分析し、その本質に迫ろうとしました。このアルバムにはタイプの異なる3作品が収録されており、ヤンソンスのアプローチの違いを楽しむことができます。 ロマンティックな作風と明確なストーリー性を持つチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」、ヤンソンスが得意としたストラヴィンスキーの代表作の一つ「火の鳥」、パトカーのサイレンまでもが用いられ、ニューヨークの風景が鮮烈に描写されたヴァレーズの「アメリカ」。ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団の高い機能性を最大限に引き出し、作品の持つストーリー性を的確に表現しています。

  • 商品番号:900343

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    ダミヤン・モチニク(1967-)
    ヨハネ受難曲 詳細ページ
    [シボーン・スタッグ(ソプラノ)/リディア・トイシャー(ソプラノ)/アッティリオ・グレーザー(テノール) 他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    MOČNIK, D.: Johannes-Passion (Stagg, Teuscher, Glaser, Slovenian Philharmonic Choir, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年03月10日 NMLアルバム番号:900343

    CD価格:2,400円(税込)

    ダミアン・モチニクはスロヴェニアを代表する合唱指揮者・作曲家の一人。母国で教育を受けましたが、留学中にスウェーデンの合唱指揮者エリック・エリクソンに師事するなど、早くから世界に目を向けた活動をして来ました。1995年にはヨハネ・パウロ2世のスロヴェニア来訪に際して開催された合唱作品のコンクールで「Tisoč let je že minilo」が優勝し、注目を集めました。 この「ヨハネ受難曲」はラテン語のテキストを採用して特定の民族・言語に縛られない作品を目指しており、グレゴリオ聖歌や初期のポリフォニー、ファルソボルドーネやオルガヌムといった中世音楽の技法を用いることで時代を越えたサウンドをも志向しています。2011年の聖木曜日に初演された際は大編成のオーケストラを伴っていましたが、モチニクは今回の録音のために弦、木管、打楽器による縮小版を作成しました。 イヴァン・レプシッチはミュンヘン放送管の首席指揮者でベルリン・ドイツ・オペラの常任客演指揮者も務めており、この作品でもテキストと音楽の持つドラマを見事に引き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900641

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    〈musica viva Vol. 41〉
    アルヌルフ・ヘルマン(1968-)
    作品集 詳細ページ
    [アーニャ・ペーターゼン(ソプラノ)/ビョルン・レーマン(ピアノ)/ステファン・アスバリー(指揮)/パブロ・エラス=カサド(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2023年02月24日

    CD価格:2,400円(税込)

    2006年に設立された「musica viva」は、1945年から継続するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。 Vol.41で取り上げられたのは1968年、ハイデルベルク生まれの作曲家アルヌルフ・ヘルマンの作品です。アンサンブルや室内楽の作品を皮切りに、最近ではオーケストラや舞台作品も手掛けるヘルマン、このアルバムにはヘルマン自身とヘンドゥル・クラウスのテキストに基づく「窓辺の3つの歌」をはじめとした声楽曲が収録されています。 アンヤ・ペーターゼンはヘルマンの歌劇《魔王》で主役を務め、好評を博したソプラノ。演奏には注目の指揮者パブロ・エラス=カサドも参加しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900206

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    1923年
    The Wild Sound of the 20s
    1920年代の奔放なサウンド

    トッホ、ヴァイル、クシェネク、バルトーク 詳細ページ
    [アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)/ソリスト・・・バイエルン放送交響楽団のメンバー/ハワード・アーマン(指揮)/クリスティアン・マチェラル(指揮)/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2023年01月20日

    CD価格:2,400円(税込)

    2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。 ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。 このアルバムには1923年に作曲され、あるいは構想を得た作品を収録。モダニズムのもたらした新しいサウンドが聞かれます。

  • 商品番号:900342

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    1923年
    カプレ(1878-1925)
    オラトリオ「イエスの鏡」 詳細ページ
    [アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団/ハワード・アーマン(指揮)]

    発売日:2023年01月20日

    CD価格:2,400円(税込)

    2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。 ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのが1923年。カプレの『イエスの鏡』は同年春から秋にかけて作曲されました。聖母マリアという「鏡」に映ったキリストの生涯を描いたアンリ・ゲオンの詩をテキストとするオラトリオで、マリア役のメゾ・ソプラノが時に歌い、時に語るように物語を進め、カプレが研究した中世音楽のような響きと無調的な瞬間が入れ替わります。小編成の女声合唱がもたらす透明感と浮遊感に弦楽合奏とハープを交えたサウンドが、キリストの苦悩と受難を描く第2部にあっても物語を神秘的に彩り、最後の被昇天の法悦感も見事に演出。 1923年は第1次世界大戦が終わってから5年目で、戦争の傷跡もそこかしこに残っていました。カプレも第1次大戦従軍中の負傷による後遺症に苦しみ、彼の作品中でも屈指の大作となった『イエスの鏡』を仕上げた後、2年も経たずに亡くなりました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900530

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    モーツァルト(1756-1791)
    戴冠式ミサ K.317
    主日のための晩課 K.321 詳細ページ
    [カタリナ・コンラディ(ソプラノ)/ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)/スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)/クレシミル・ストラジャナッツ(バス)/ハワード・アーマン(指揮)/バイエルン放送合唱団/ベルリン古楽アカデミー]

    MOZART, W.A.: Mass No. 16 "Krönungsmesse" (Konradi, Harmsen, Davislim, Stražanac, Bavarian Radio Chorus, Berlin Akademie für Alte Musik, Arman)

    発売日:2023年01月20日 NMLアルバム番号:900530

    CD価格:2,400円(税込)

    モーツァルトがザルツブルク時代後期に作曲した教会音楽によるコンサートのライヴ録音が登場。 「戴冠式ミサ」の名はモーツァルトの命名ではありませんが、ウィーンの宮廷では人気があったらしく、1791年の神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式で宮廷楽長アントニオ・サリエリの指揮により演奏されています。作曲当時は教会で演奏される音楽が過度に複雑になるのを禁じていたため、わかり易く華やいだ曲想が好まれた理由かもしれません。ここではほぼ同時期に書かれたと見られる教会ソナタや晩課を加え、祝祭的な雰囲気を演出しています。ソリストに実力派の若手・中堅を揃えた、気鋭の古楽アンサンブルとの共演で、バイエルン放送合唱団もアクセントの利いた精彩に富んだ演奏を聞かせます。 (ブックレットに歌詞は掲載されていません)

    収録作曲家:

  • 商品番号:900719

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    マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
    マーラー(1860-1911)
    交響曲全集(第1番-第9番)[12枚組 BOX] 詳細ページ
    [ヤンソンス(指揮)バイエルン放送響 他]

    MAHLER, G.: Symphonies Nos. 1-9 (Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    発売日:2022年11月18日 NMLアルバム番号:900719

    CD 12枚組価格:9,450円(税込、送料無料)

    バイエルン放送交響楽団の第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げ、2019年12月1日に世を去ったたマリス・ヤンソンス。バイエルン放送交響楽団及び合唱団の団員とは家族のような、人間味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。 このBOXセットは、交響曲第1番から第9番を収録したもの。マリス・ヤンソンス・エディション(900200)に収録されたものと同じ音源で、第3番、第4番、第6番、第8番は単独ではリリースされていなかったものです。生涯マーラーの音楽に魅了されていたというヤンソンスと、1967年から71年にかけてラファエル・クーベリックとともにマーラーの交響曲全集を録音したバイエルン放送交響楽団の共演から生まれた完成度の高い演奏です。 加えて望みうる最高のソリストを揃えた声楽陣の充実ぶりにも注目。また第8番ではヤンソンスの故郷ラトヴィアの合唱団を招いていることから、この演奏に特別な思いを寄せていたことがうかがわれます。 BOXには今回が初出となるリハーサル風景やインタビューも収録されており(ドイツ語)、ヤンソンスのマーラーの音楽に寄せる思いやそれを現実の音にしてゆく様子が伝わります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900197

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    『5人の盗賊と袋の中の秘密』
    シェエラザードによる音楽物語
    音楽とドイツ語朗読によるファミリー・コンサート 詳細ページ
    [朗読: ルフス・ベック/ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2022年10月28日

    CD価格:2,100円(税込)

    『5人の盗賊と袋の中の秘密』は、作家カタリーナ・ノイシェーファーによる、千夜一夜物語にインスパイアされた友情の力についての魔法の物語。 このアルバムは2014年に開催されたファミリー・コンサートのライヴで、ヤニック・ネゼ=セガン指揮のバイエルン放送交響楽団が演奏するリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」からの名場面と、劇のために書き下ろされたハンス・ゼルマイアーの『盗賊ラップ』をバックに、ナレーターのルフス・ベックが迫真の表現で物語を語ります。 舞台上ではイラストレーターのマーティン・フェンゲルが描いたイラストが上映され(ブックレットにも掲載)物語を彩り、聴衆を魅了しました。 ※シェエラザードは全曲演奏されておりません。

  • 商品番号:900340

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    劇音楽「エグモント」 Op.84
    ゲーテの悲劇への付随音楽 詳細ページ
    [アウグスト・ツィルナー(朗読)/クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)/ミュンヘン放送管弦楽団/ジョン・フィオーレ(指揮)]

    発売日:2022年10月14日

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    1787年に執筆されたゲーテの戯曲『エグモント』。1809年にウィーンでこの劇が上演される際、ウィーン宮廷劇場の支配人であるヨゼフ・ハルトルは劇音楽をベートーヴェンに依頼、かねてからこの分野に強い関心を抱いていたベートーヴェンは依頼を快く引き受け、ほぼ半年間を費やして曲を書き上げ自らの指揮で初演しました。 物語の題材はフランドルの軍人エグモント(エフモント)の英雄的なエピソードであり、ベートーヴェンは彼自身の政治的関心も絡めた、力強く荘厳な音楽を付けました。ベートーヴェンの心情に沿ったドラマティックな作品は当時の一般的な付随音楽のレベルをはるかに超えた見事なものであり、とりわけ最後の「勝利のシンフォニー」はゲーテが求めた結末とドラマの筋書きを明確に表現しています。劇本来の姿に近いドイツ語による朗読劇(CD1)と、朗読無しで音楽部分だけを味わえるもの(CD2)の2枚組です。 朗読を担当するアウグルト・ツィルマーはオーストリアからアメリカに渡った両親を持つ名優。情感のこもった迫真の語りが聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10340

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    -★『レコード芸術』特選盤(2022年12月号)★-

    ラトル指揮/バイエルン放送交響楽団
    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第9番 詳細ページ
    [サイモン・ラトル(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 9 (Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2022年09月30日 NMLアルバム番号:900205

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    ラトル3度目のマーラー第9番。
    バイエルン放送響とのハイティンク追悼コンサート、その圧倒的なライヴ録音
    2021年11月26日、バイエルン放送交響楽団は、61年にも及ぶ共演歴を持ち、そのひと月あまり前に逝去したベルナルト・ハイティンク追悼の特別コンサートを行いました(翌日にも公演)。曲目はハイティンクの指揮で演奏したことのあるマーラー交響曲第9番。 指揮は2023/24シーズンから首席指揮者に就任するサイモン・ラトル。クーベリック、マゼール、ヤンソンスといった歴代首席指揮者が培ってきたマーラー演奏の伝統と、世界最高峰と評価される演奏能力を持つオーケストラが、現代屈指のマーラー指揮者の下で繰り広げた演奏は圧倒的な出来栄えとなりました。 ウィーン・フィル及びベルリン・フィルと同曲のCDを出しているラトルも、このコンサートの出来に感激してCD化を強く要望。ここにCDリリースとなりました。 ※国内仕様盤には増田良介氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10343

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    シルヴェストロフ(1937-)
    ラリッサに捧げるレクイエム 詳細ページ
    [プリツカ・エーザー(ソプラノ)/ユッタ・ノイマン(アルト)/アンドレアス・ヒルトライター(テノール)/ヴォルフガング・クローゼ(バス)/ミヒャエル・マンタイ(バス)/アンドレス・ムストネン(指揮)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団]

    SILVESTROV, V.: Requiem für Larissa (Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, A. Mustonen)

    発売日:2022年09月30日 NMLアルバム番号:900344

    CD国内仕様 原盤解説・歌詞の日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    シルヴェストロフ生誕85周年。
    キーウの姉妹都市ミュンヘンの合唱団による演奏をCD化
    ウクライナのキーウ(キエフ)に生まれたシルヴェストロフ。「キエフ・アヴァンギャルド」の一員として前衛的な作品を発表し、ソ連時代には演奏を禁じられたこともありますが、1970年代には調性感のある、穏やかな曲想の音楽に転じ、近年はじわじわと人気を広げて来ました。シルヴェストロフはかつて自身が取り組んだ前衛音楽を音楽史の終着点とし、近年の自身の作品を「音楽史が尽きた後に鳴り響く音楽」と位置付けています。 この「レクイエム」は、1996年に音楽学者で文学者でもあった妻ラリッサ・ボンダレンコに先立たれたシルヴェストロフが3年をかけて完成させた作品。全7章からなり、ラテン語のレクイエムの断片を歌詞としつつ、中央の楽章ではウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコの詩「夢」が引用されています。 最愛の人を悼んで書かれたこのレクイエムの特徴は、多くの作曲家が激烈な音楽を付けてドラマティックに描いた神による裁きの場面が無いこと。時に甘美な回想をまじえつつ、60分余りをかけてゆるやかに起伏する悲しみと哀悼の音楽は、亡き人の魂の平安を願いつつ、残された人の心を慰めるかのようです。 2022年2月にロシアがウクライナに侵攻すると、キーウにいたシルヴェストロフは知人らの働きかけによって避難し、3月上旬にドイツに移りました。この録音は、キーウの姉妹都市ミュンヘンから、シルヴェストロフ85歳の記念としてリリースされるものです。 指揮のアンドレス・ムストネンはエストニアのタリンに生まれ、中世音楽や中近東の音楽、バロック、古典派から現代音楽まで演奏。特にトゥール、ペルト、グバイドゥーリナ、ペンデレツキの作品に熱心に取り組んでいます。ここでは合唱団とオーケストラから繊細で緻密な響きを引き出し、作品を織り上げています。 ※国内仕様盤には原盤解説及び歌詞の日本語訳が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900204

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    ピアノ協奏曲 第1番
    交響曲 第9番 詳細ページ
    [イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)/ハンネス・ロイビン(トランペット)/バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    発売日:2022年09月16日

    LP価格:4,500円(税込、送料無料)

    2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売アルバム、
    アナログ盤にて再登場!
    「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが要求される作品。ショスタコーヴィチは、歌劇《ムツェンスクのマクベス夫人》の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げており、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、トランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。 交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団によって初演された「戦争三部作」の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求めていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900333

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    1930-50年代のドイツ映画音楽ヒット集
    Ich tanze mit dir in den Himmel hinein 詳細ページ
    [ミュンヘン放送管弦楽団/エルンスト・タイス(指揮)]

    Film Music - GROTHE, F. / JARY, M. / HEYMANN, W.R. (Ich tanze mit dir in den Himmel hinein- Tonfilmschlager) (Munich Radio Orchestra, E. Theis)

    発売日:2022年06月24日 NMLアルバム番号:900333

    CD価格:2,100円(税込)

    このアルバムではトーキー映画の幕開けから第2次大戦中にかけてヒットした映画音楽を中心に構成しています。 ドイツのトーキー映画はアメリカより遅れて始まり、1929年頃に本格化します。当時ドイツは第1次世界大戦の戦後処理による社会不安に直面しており、その後はナチスの台頭、そして第2次世界大戦へと進んでいきますが、この時期に制作された映画にもそうした世相や、時として政権側の意向が反映されていました。当時のヒット映画の音楽はドイツ人の間に浸透し愛唱されましたが、第2次大戦への反省から、今日それらの音楽を公の場で演奏することを敬遠する雰囲気があると言います。 エルンスト・タイスとミュンヘン放送管のプロジェクトは、それらの音楽から歌詞を取り去り、現代的なオーケストレーションを施すことで、音楽自体の魅力と再評価を問うものとなっています。

  • 商品番号:900934

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    コンダクターズ・イン・リハーサル
    マリス・ヤンソンス編 第2集
    詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2022年06月24日

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    第1集(900931)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団との膨大なリハーサル録音から4作品を厳選した4枚組セット。今作ではヤンソンスが愛したリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」(2011)と「ドン・ファン」(2014)、2012年の来日公演でも好評を博したベートーヴェンの「交響曲第5番」、2015年のシベリウス「交響曲第2番」のリハーサル風景が収録されており、ヤンソンスとオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取ることができます。 リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されています。

  • 商品番号:900201

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    ペルト(1935-)
    ベルリン・ミサ
    プーランク(1899-1963)
    スターバト・マーテル
    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    詩篇交響曲 詳細ページ
    [ゲーニア・キューマイアー(ソプラノ)/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    PÄRT, A.: Berliner Messe / POULENC, F.: Stabat mater / STRAVINSKY, I.: Symphony of Psalms (Kühmeier, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:900201

    CD価格:2,100円(税込)

    20世紀を代表する3つの合唱作品をマリス・ヤンソンスとバイエルン放送合唱団・交響楽団の演奏で。一糸乱れぬハーモニーと力強いオーケストラの響きが見事な演奏です。 ティンティナブリの様式で書かれた美しいハーモニーを特徴とするペルトの「ベルリン・ミサ」は1990年5月にベルリンの聖ヘドウィッヒ大聖堂で初演されたため、この名で呼ばれます。五旬節(ペンテコステ)での演奏用に作曲され、当初は4人のソリストとオルガンというシンプルな編成でしたが、後にペルト自身によって合唱と弦楽オーケストラのために改められました。 プーランクの「スターバト・マーテル」は彼の友人、画家クリスチャン・ベラールの不慮の死を受けて書かれた曲。ロカマドゥールの黒い聖母を訪れたプーランクがカトリックの信仰を見出した後に書かれたもので、彼の最も重要な作品に数えられています。 ストラヴィンスキーの「詩篇交響曲」は、合唱とオーケストラのための3楽章の交響曲で、1930年にボストン交響楽団の委嘱により作曲されたもの。木管と金管、打楽器、2台のピアノ、そしてヴァイオリンやヴィオラを使わず低弦(チェロ、コントラバス)のみという珍しい編成が、この作品に独特の響きを与えています。

  • 商品番号:900339

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    ウルマン(1898-1944)
    歌劇《アトランティスの皇帝、または死神の拒否》 Op.49 詳細ページ
    [ジュリアナ・ザラ(ソプラノ)/クリステル・レッチュ(メゾ・ソプラノ)/ヨハネス・クム(テノール)/アドリアン・エレート(バリトン)/ラース・ヴォルト(バス)/タレク・ナズミ(バス)/ミュンヘン放送管弦楽団/パトリック・ハーン(指揮)]

    ULLMANN, V.: Kaiser von Atlantis (Der) [Opera] (Zara, Loetzsch, Chum, Eröd, Munich Radio Orchestra, P. Hahn)

    発売日:2022年05月20日 NMLアルバム番号:900339

    CD価格:2,100円(税込)

    ナチスに“退廃音楽”のレッテルを貼られた作曲家の一人、ヴィクトル・ウルマンの歌劇《アトランティスの皇帝》。この作品は1943年にウルマンの収容先であったテレジエンシュタット収容所で完成され、1944年にドレス・リハーサルまで行われたものの、理由不明のまま上演禁止となり、ウルマン自身は同年アウシュヴィッツで生涯を終えています。 自筆原稿はかろうじて生き延びた彼の友人の手にあったので、1975年にようやくアムステルダムで初演されました。ジャズ風のナンバーを含む音楽と、当時の政治批判を含む風刺の効いたあらすじ(収容所仲間のペーター・キーンによる台本)が特徴です。 このアルバムには2021年に行われた演奏会形式の上演が収録されており、ウィーン出身のヴェテラン歌手、アドリアン・エレートを中心とした若手歌手たちと、ミュンヘン放送管弦楽団の首席客演指揮者に就任したパトリック・ハーンが見事な演奏を繰り広げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900931

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    コンダクターズ・イン・リハーサル
    マリス・ヤンソンス編[4枚組] 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2022年05月13日

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    演奏家にとってはコンサート本番がすべてですが、その本番を作り上げるリハーサルこそ、指揮者の解釈やオーケストラを導く力量を明らかにします。この4枚組のセットでは、マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の膨大なリハーサル録音から、ヤンソンスに縁の深いスラヴ系音楽のリハーサルをとり上げており、その音楽作りを目撃しているような気分を味わえるでしょう。ヤンソンスがバイエルン放送響の首席指揮者に任命されながらも正式な着任前だった2001年の「ペトルーシュカ」と、2004年の「悲愴」、更に2016年の「レニングラード」及び翌2017年の「交響的舞曲」へと辿ることで、指揮者とオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取ることができます。 リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されています。

  • 商品番号:900202

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    ピアノ協奏曲 第1番
    交響曲 第9番 詳細ページ
    [イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)/ハンネス・ロイビン(トランペット)/バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    SHOSTAKOVICH, D.: Piano Concerto No. 1 / Symphony No. 9 (Bronfman, Läubin, Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:900202

    CD価格:2,100円(税込)

    2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売。 「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが要求される作品。ショスタコーヴィチは、歌劇《ムツェンスクのマクベス夫人》の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げており、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。 ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、トランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。 交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団によって初演された「戦争三部作」の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求めていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900639

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    〈musica vivaVol. 39〉
    リーム(1952-) 作品集
    Sphäre nach Studie
    スターバト・マーテル
    Male über Male 2
    詳細ページ
    [タマラ・ステファノヴィッチ(ピアノ)/クリスティアン・ゲルハーエル(バリトン)/タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)/イェルク・ヴィトマン(クラリネット)/バイエルン放送交響楽団のメンバー/スタンリー・ドッズ(指揮)]

    RIHM, W.: Sphäre nach Studie / Stabat mater / Male über Male 2 (musica viva, Vol. 39) (C. Gerhaher, T. Zimmermann, Bavarian Radio Symphony, S. Dodds)

    発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:900639

    CD価格:2,100円(税込)

    現代音楽の重鎮作曲家の一人、ヴォルフガング・リーム。ドイツのカールスルーエで作曲と音楽理論を学び、1963年に最初の曲を書いて以降、作曲家、教師として大活躍、400曲以上の作品は、どれも国際的に高く評価されています。 リームは芸術、文学、哲学の深い知識を有しており、これらが彼の作曲のインスピレーションの源になっているとともに、バッハやシューマン、ブラームスなど音楽史の名曲から触発された作品も数多く書いています。 このBR-KLASSIKのmusica vivaシリーズではリームの70歳の誕生日(2022年3月13日)を記念し、2枚のアルバムをリリース。このVol.39には2020年のライヴ演奏が収録されています。(Vol.40…900640 Jagden und Formen) 室内アンサンブルのための「Sphäre nach Studie」は改訂版が2002年3月13日にカールスルーエで世界初演された作品。2020年12月8日に開催されたmusica vivaコンサートのオープニングを飾りました。「スターバト・マーテル」はバリトンとヴィオラのための静かな悲しみを湛えた作品。アルバムはヴィトマンがクラリネットを吹く「Male über Male 2」で締めくくられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900640

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    〈musica viva Vol. 40〉
    リーム(1952-) 作品集
    狩猟と形式 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/フランク・オルー(指揮)]

    RIHM, W.: Jagden und Formen (musica viva, Vol. 40) (Bavarian Radio Symphony, F. Ollu)

    発売日:2022年03月11日 NMLアルバム番号:900640

    CD価格:2,100円(税込)

    現代音楽の重鎮作曲家の一人、ヴォルフガング・リーム。ドイツのカールスルーエで作曲と音楽理論を学び、1963年に最初の曲を書いて以降、作曲家、教師として大活躍、400曲以上の作品は、どれも国際的に高く評価されています。リームは芸術、文学、哲学の深い知識を有しており、これらが彼の作曲のインスピレーションの源になっているとともに、バッハやシューマン、ブラームスなど音楽史の名曲から触発された作品も数多く書いています。 このBR-KLASSIKのmusica vivaシリーズではリームの70歳の誕生日(2022年3月13日)を記念し、2枚のアルバムをリリース。このVol.40には2001年11月にアンサンブル・モデルンによってバーゼルで世界初演された大規模な「狩猟と形式」を収録。(Vol.39…900639 2020年のライヴ録音) この「Jagden und Formen 狩猟と形式」、もともとは1995年から2001年にかけて書かれた作品ですが、リームは2007年から2008年にかけて全体を改訂。ここで、それまで何年にもわたって成長を続けて来た“ワーク・イン・プログレス”が完成しました。2台のヴァイオリンの戯れるような旋律で先導される曲はすぐに曲調がエスカレート、そのまま全曲が切れ目なく息をのむようなエキサイティングな音楽へと変貌します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900528

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    SCHUBERTIADE
    シューベルティアーデ
    シューベルト(1797-1828)
    合唱曲集 詳細ページ
    [クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)/メリット・オスターマン(メゾ・ソプラノ)/アンドルー・リプリ・マイアー(テノール)/ユストゥス・ゼイエン(ピアノ)/バイエルン放送合唱団/ハワード・アーマン(指揮)]

    SCHUBERT, F.: Choral Music (Schubertiade) (C. Landshamer, Bavarian Radio Chorus, J. Zeyen, H. Arman)

    発売日:2022年02月11日 NMLアルバム番号:900528

    CD価格:2,100円(税込)

    1800年初頭、ブルジョアの音楽文化ではポリフォニックな声楽作品がもてはやされました。その多くはサロンで奏される各パート一人で歌う四重唱や二重唱でしたが、当時すでにウィーンにはアマチュア合唱団が存在し、定期的なコンサートも開催されていました。そしてシューベルトの声楽曲はこれらの合唱団でしばしば演奏され、一般の人々の注目を集めていました。 また、シューベルトの作品が初めてウィーン楽友協会で演奏されたのは1821年1月25日のことで、この時にはピアノを伴う男声、女声合唱団が「ゴンドラの乗り手」や「セレナード」などを演奏しました。 最後に置かれた「ミリアムの勝利の歌」は宗教的な内容を持つ合唱曲。モーセの姉ミリアムがシンバルを打ち鳴らしながらイスラエルの民を鼓舞しエジプトを脱出する物語で、ソプラノ独唱が先導する混声合唱団が壮大な物語を歌いあげるという大作。曲の終わりは圧巻のフーガで締めくくられます。 ハワード・アーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストたちの素晴らしい歌唱をお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900638

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    〈Musica Viva Vol. 38〉
    アダーメク(1979-)
    Follow me
    Where are You? 詳細ページ
    [イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)/マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)/バイエルン放送交響楽団/ペーター・ルンデル(指揮)/サイモン・ラトル(指揮)]

    ADÁMEK, O.: Follow Me / Where are You? (musica viva, Vol. 38) (I. Faust, M. Kožená, Bavarian Radio Symphony, P. Rundel, S. Rattle)

    発売日:2022年01月28日 NMLアルバム番号:900638

    CD価格:2,100円(税込)

    1979年、プラハ出身の作曲家オンドレイ・アダーメク。チェコとパリで学び、指揮者として活躍する傍ら、オーケストラから室内楽、歌、エレクトロアコースティックなど多彩なジャンルの作品を発表。権威ある賞も数多く受賞しています。彼の作品には声と動作、身振りや演劇性が組み合わされており、時には特別に開発した楽器を用いることで、作品に独自性が与えられています。 このアルバムには世界初演となる2つの作品を収録。メゾ・ソプラノとオーケストラのための「WHERE ARE YOU?」は「人間はどこから来てどこへ行くのか」の問いを探求、マグダレーナ・コジェナー、サイモン・ラトルのビッグ・スターが演奏を担当しています。11部で構成された35分の作品には、エキサイティングなオーケストラのサウンドをバックに語りを交えたリズミカルな歌が披露されます。 イザベル・ファウストがソリストを務める「Follow me」では中世後期のホケット技法(複数の奏者がそれぞれ単独で発する言葉が繋がり、一つのリズムやメロディーを形成してゆく奏法)に沿って、ソリストとオーケストラの間でメロディが分割されていくというもの。印象的な冒頭のソロの旋律が少しずつ形を変えながらオーケストラ全体に広がっていく不思議な音楽です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900529

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    ドビュッシー(1862-1918)
    アーン(1874-1947)

    合唱作品集 詳細ページ
    [クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)/ゲロルト・フーバー(ピアノ)他/バイエルン放送合唱団/ハワード・アーマン(指揮)]

    DEBUSSY, C. / HAHN, R.: Choral Music (C. Karg, G. Huber, Bavarian Radio Chorus, H. Arman)

    発売日:2022年01月21日 NMLアルバム番号:900529

    CD価格:2,100円(税込)

    バイエルン放送合唱団が歌うフランス印象派の作曲家ドビュッシーとアーンの作品集どの曲もドイツ・ロマン派作品とは全く異なる風情を持っていますが、ハワード・アーマンが指揮する合唱団はいつもながらの愛情こもった精緻なアンサンブルによって、エキゾチックな味わいを持つ作品の魅力を存分に引き出しています。 ドビュッシーの若き意欲作『選ばれた乙女』はソプラノ、アルトの独唱と女声合唱および管弦楽のためのカンタータですが、ここでは世界初録音となる2台ピアノによる伴奏版が選ばれており、その繊細な美しさが余すことなく披露されています。 アーンの「ラテン礼賛」は「ラテン・エチュード」とも訳される詩人ルコント・ド・リールの『古代詩集』を用いたソプラノをメインとする3人のソリストと合唱による組曲。アーンの旋律美が遺憾なく発揮されています。他にはヴェルレーヌの同じ詩を用いたドビュッシー、アーンそれぞれの「木々の影」など繊細な合唱曲をお楽しみいただけます。 アルバムを通じて陰影に富んだ歌唱を聴かせるクリスティアーネ・カルクの美しい声と、伴奏ピアニストとして高く評価されるゲロルト・フーバーのピアノ演奏も聴きどころ。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900338

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    TATORT: DREAMS - 事件現場: 夢
    サウンド・トラック
    (音楽:ダヴィッド・ライヒェルト) 詳細ページ
    [ミュンヘン放送管弦楽団/アンドレアス・コヴァレヴィツ(指揮) 他]

    REICHELT, D.: Tatort: Dreams (Soundtrack for TV-Movie) (Amy Park, E. Soltan, Munich Radio Orchestra, A. Kowalewitz, U. Schirmer)

    発売日:2021年11月26日 NMLアルバム番号:900338

    CD価格:2,100円(税込)

    「TATORT=事件現場」とは1970年からドイツで継続的に放送されている刑事ドラマ。1年間に30ほどの長編エピソードが作られており、ドイツ最長のテレビドラマとして人気を誇っています。さまざまな都市の警察チームが犯罪を解決するというエピソードのコレクションでもあり、参加している全ての地域のテレビ局が共同で制作しているため、各都市の習慣や方言など独自性が重視された90分ドラマになっています。 このサウンド・トラックはドイツ映画音楽賞を2回受賞しているダヴィッド・ライヒェルトが作曲したもの。情景にあわせた美しい音楽が楽しめます。 ボーナス・トラックとして収録されているのはクラウス・ドルディンガーの作品で、こちらはウルフ・シルマーの指揮による演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900200

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    マリス・ヤンソンス・エディション
    [70枚組 BOX] 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    発売日:2021年11月05日

    57CD+11SACD+2DVD 70枚組価格:37,500円(税込、送料無料)

    マリス・ヤンソンス とバイエルン放送交響楽団との偉業の集大成!
    12枚の初CD化を含む豪華70枚組BOXの登場
    バイエルン放送交響楽団の第5代首席指揮者として2003年から2019年まで数々の名演奏を繰り広げたマリス・ヤンソンス。2019年12月1日に世を去ると、その訃報は世界の音楽界に大きな悲しみをもたらしました。特にバイエルン放送交響楽団及び合唱団の団員とは家族のような、人間味あふれる関係であり、それが演奏にも反映していたと伝えられています。 このBOXセットは、BR-KLASSIKに遺された録音・録画からヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の業績を集大成したもので、LPサイズの豪華ボックスにはCD、DVD合わせて70枚もの録音・録画が収められており、マーラーの交響曲4曲やモーツァルトのレクイエムなど12曲が初CD化。 オールカラー全72ページの大判ブックレットにはヤンソンスの幼少期を含む貴重な写真が多数掲載されています。 マリス・ヤンソンスの人と芸術を愛する人には、是非手許に置いて頂きたいBOXとなっています。

  • 商品番号:900199

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    ヴェルディ(1813-1901)
    レクイエム 詳細ページ
    [ジェシー・ノーマン(ソプラノ)/アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)/ホセ・カレーラス(テノール)/エフゲニー・ネステレンコ(バス)/バイエルン放送合唱団(合唱指揮ゴードン・ケンバー)/バイエルン放送交響楽団/リッカルド・ムーティ(指揮)]

    VERDI, G.: Messa da Requiem (J. Norman, Baltsa, Carreras, Nesterenko, Bavarian Radio Chorus and Symphony Orchestra, Muti)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:900199

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    正規音源から待望の初CD化!
    1981年、バイエルン放送交響楽団とムーティのヴェルディ:レクイエム
    1981年10月にミュンヘン、ヘルクレスザールで開催されたヴェルディのレクイエムの演奏会。当時最高の歌手、ジェシー・ノーマン、アグネス・バルツァ、ホセ・カレーラス、エフゲニー・ネステレンコをソリストに迎え、バイエルン放送交響楽団と合唱団を指揮したのはリッカルド・ムーティという注目のこの公演の模様が、40年を経た今、BR-KLASSIKからリリースされます。 その頃のミュンヘンでは演奏機会が少なかったヴェルディのレクイエムですが、当時40歳のムーティの指揮が導く燃焼度の高い演奏は聴衆に強烈なインパクトを残し、その後長く語り草となりました。批評家たちは「アルプスの北側で、これほどの名演奏は今までなかった」「ヴェルディにふさわしい演奏様式で、震え上がるような恐ろしさも、甘美さもあり、この世を超越した世界を垣間見る思いだった」「金管の響はあの世から響いてくるようだった」「それまでの人生の中で、見たことも、聞いたことも、経験したことも無いような特別なものだった」と絶賛を書き連ねました。 強烈な推進力で一時たりとも音楽を弛緩させないムーティの指揮、4人のソリストの鬼気迫る歌唱、オーケストラと合唱による凄絶な響きなど、当時の絶賛も納得の内容です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900203

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    メシアン(1908-1992)
    我らの主イエス・キリストの変容
    ミのための詩
    クロノクロミー 詳細ページ
    [ピエール=ロラン・エマール(ピアノ) 他/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団/ケント・ナガノ(指揮)]

    MESSIAEN, O.: Transfiguration de Notre Seigneur Jésus-Christ (La) / Poèmes pour Mi (Daviet, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Kent Nagano)

    発売日:2021年10月08日 NMLアルバム番号:900203

    CD 3枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    メシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》が小澤征爾の指揮で1983年に初演された再、メシアンから直々にアシスタントに指名されていたのがケント・ナガノ。メシアンから高く評価されていたケント・ナガノは、その後もメシアン作品を積極的にプログラムに採り入れてきました。2000年にベルリン・フィルと録音した「トゥーランガリラ交響曲」(2000年)は、隅々まで解釈されて明晰に聞こえる演奏で、“複雑、難解”といった聴き手が持つこの作品のイメージを根本的に変えるほどの鮮烈な印象を与えるなど、現代最高のメシアン指揮者の一人と見なされています。 この3枚組は、そんなケント・ナガノによるメシアンの3作品のライヴ録音を収録。メインとなるのは1965年から1969年に書かれた、5管編成の巨大オーケストラ、100人の合唱団、ソリストと打楽器を含む7つの独奏楽器を要する『われらの主イエス・キリストの変容』で、ピアノを担当するのはおなじみピエール=ロラン・エマール、また美しいチェロのソロを披露するのはバイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者を務めるリオネル・コテという期待に違わぬもの。大編成のオーケストラが紡ぎ出す複雑なリズムと、陶然とするような響きをかいくぐって聞こえてくる鳥の声や合唱による神秘的なコラールなど、メシアンの創作の頂点ともいえる作品を存分に楽しませてくれます。 他にはメシアンの最初の妻クレール・デルボスに捧げられた「ミのための詩」、やはり鳥の声が重要な働きを見せる「クロノクロミー」を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900335

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    アルヴォ・ペルト(1935-)
    スターバト・マーテル 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団(合唱指揮:フローリアン・ベンファー)/ミュンヘン放送管弦楽団/スタンコ・マディチ(ヴァイオリン)/イヴァン・レプシッチ(指揮)]

    PÄRT, A.: Stabat mater / Fratres / La Sindone / Summa / Für Lennart in memoriam (Madić, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2021年09月17日 NMLアルバム番号:900335

    CD価格:2,100円(税込)

    バイエルン放送合唱団によるBR-KLASSIKへの4枚目のペルト作品集。このアルバムでは代表作の一つ「スターバト・マーテル」を中心に、1970年代以降の作曲スタイルによる作品を紹介しています。 1985年にアルバン・ベルク財団の委嘱によって書かれた「スターバト・マーテル」はラテン語の歌詞によるソプラノ、カウンターテナー、テノールと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための作品。このアルバムでは2008年にクリスチャン・ヤルヴィの委嘱により合唱と弦楽オーケストラのために編曲された版が演奏されています。1976年以降のペルト作品で見られるティンティナブリ(ラテン語で鐘を意味する)様式はここでも健在。切り詰められた音域、かつ明確な拍子を持たず、単語の音節によって小節線が区切られるという独自の構成は、テキストの流れを損なうことなく、悲しみの心をまっすぐに伝えています。 他に収録されているのは5つの管弦楽曲。 「フラトレス(兄弟)」は1977年の作品。さまざまな楽器のための版がありますが、ここでは弦楽オーケストラとパーカッションという比較的大きな編成での演奏。こちらも持続する低音の上で、聖歌風の旋律を反復するというティンティナブリ様式が用いられています。 「シルーアンの歌」は1991年の作品。“東方教会の修道長と信者たちのための”という副題が付けられており、曲は一貫して静かな動きによっています。 「ラ・シンドーネ」は2005年の作品。ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンの演奏を想定し、2019年にヴァイオリンのソロ・パートが加えられた神秘的な音楽です。 「スンマ」は1991年の作品。ペルト自身が「最も厳格で謎めいた作品」と評するほどに完成された作風を持っています。 「レナルトの追憶に」は2006年の作品。彼の友人で、1992年から2001年までエストニア共和国の大統領を務めた、レナルト・メリのための葬儀のために作曲された深い祈りの音楽です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900337

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    弦楽のための交響曲(シンフォニア)全集[3枚組 BOX] 詳細ページ
    [ミュンヘン放送管弦楽団/ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン&指揮)]

    MENDELSSOHN, Felix: String Symphonies (Complete) / Violin Concerto in D Minor (Munich Radio Orchestra, Raudales)

    発売日:2021年06月18日 NMLアルバム番号:900337

    CD 3枚組価格:2,850円(税込)

    早熟の天才、メンデルスゾーンが12歳から14歳にかけて作曲した「弦楽のための交響曲」。彼の家で毎週開催されていた日曜音楽会で演奏するために書かれたこれらの曲は、全部で13曲(単一楽章の交響的断章も含め)あり、どれも習作でありながらも、J.S.バッハを含むバロック期や古典派の作品を研究していた彼ならではの、巧みな対位法が用いられた精緻な作品です。1821年に前半の6曲を完成、その2年後までには残りの6曲と単一楽章のハ短調が書きあげられており、どれも完成度の高さを誇っています。1822年の「ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調」も、自宅での演奏会のために書かれたもので、彼のヴァイオリン教師で友人のエドゥアルト・リーツの演奏を年頭に置いて作曲されたとされています。長らく忘れられていましたが、1952年にユーディ・メニューインが蘇演し注目が集まりました。 このヘンリー・ラウダレスとミュンヘン放送管弦楽団による演奏は、すべてがスタジオ・レコーディングされ、すでに第1番-第6番、ヴァイオリン協奏曲(900234)と、第8番、第12番、交響的断章(デジタルのみ)がリリースされていますが、今回は全ての曲をまとめてBOX化しました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900637

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    〈Musica Viva Vol. 37〉
    マーク・アンドレ(1964-)
    iv 13
    iv 15,"Himmelfahrt"
    woher…wohin 詳細ページ
    [アルディッティ四重奏団/シュテファン・ホイベルガー(オルガン)/バイエルン放送交響楽団/マティアス・ピンチャー(指揮)]

    ANDRE, M.: iv 13 / iv 15, "Himmelfahrt" / woher…wohin (musica viva, Vol. 37) (Arditti Quartet, S. Heuberger, Bavarian Radio Symphony, Pintscher)

    発売日:2021年06月18日 NMLアルバム番号:900637

    CD価格:2,100円(税込)

    2006年に設立された「musica viva」は、1945年から存在するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。第37巻のテーマ作曲家はドイツを拠点に活動するフランスの作曲家マーク・アンドレです。パリ音楽院でジェラール・グリゼイとクロード・バリフに師事、ドイツではシュトゥットガルトでヘルムート・ラッヘンマンから教えを受けました。 弦楽四重奏のための12のミニアチュア「iv 13」は、ProQuartet-CEMCから委嘱を受け2014/17年に書かれた作品。「iv 15」は宗教的な題材に関心を持つアンドレらしい聖書から題材を採ったオルガン曲。ハンス・アンド・ガートルード・ゼンダー財団の委嘱によって書かれた「Woher...wohin」はオーケストラのための作品。 ヨーロッパでは絶大な人気を誇るというアンドレの音楽を、アルディッティ四重奏団やオルガニスト、シュテファン・ホイベルガー、そしてピンチャーの指揮によるバイエルン放送交響楽団の演奏でお楽しみいただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900189

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第3番 ニ短調 WAB 103(1889年 第3稿) 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    発売日:2021年05月14日

    CD価格:2,100円(税込)

    2005年1月のライヴ収録。ミュンヘン、年明け最初の重要なコンサートで演奏された、62歳の誕生日を迎えたばかりのヤンソンスによる充実したブルックナーが楽しめます。こちらも当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。 ヤンソンスは1889年に改訂された「第3稿」を採用。交響曲第8番第1稿を完成させた頃に手を入れたこの第3稿は、最初の構想の段階で含まれていたワーグナーのモティーフなどが削除された他、オーケストレーションも改訂。その完成度の高さが評価され、現在では多くの指揮者がこの第3稿を用いています。 ヤンソンスの演奏はメリハリのあるもので、さまざまな素材が用いられた第1楽章では刻刻と移り変わるテンポ処理が見事であり、抒情的な第2楽章ではたっぷりと旋律を歌わせることも忘れません。そして、いかにもブルックナーらしい第3楽章での荒々しいワルツのリズムは軽やかに処理。荘厳な第4楽章では、精力的な音楽を聴かせながら、曲の最後では第1楽章の冒頭の主題を気持ちが良いほどに高らかに歌わせます。 最後の音が消えたあと、一瞬の静寂のあとに沸き起こる盛大な拍手がこの演奏の素晴らしさを物語っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900336

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    ヴァスクス(1946-)
    〈弦楽オーケストラのための作品集〉
    チェロ協奏曲 第2番 「Klātbūtne - 来臨」 詳細ページ
    [ウラジーミル・シンケヴィッチ(チェロ)/アンナ=マリア・パリ(ソプラノ)/ミュンヘン放送管弦楽団/イヴァン・レプシッチ(指揮)]

    VASKS, P.: Musica serena / Musica dolorosa / Musica appassionata / Cello Concerto No. 2 (Sinkevich, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2021年04月16日 NMLアルバム番号:900336

    CD価格:2,100円(税込)

    ヴァスクス生誕75年を記念してリリース。
    美しいチェロ協奏曲が聴きどころ!
    2021年4月16日に75歳の誕生日を迎えるラトヴィア生まれの作曲家ペトリス・ヴァスクス。クロアチア出身の指揮者レプシッチはヴァスクスの良き解釈者として作品を積極的に紹介することで知られ、このアルバムには弦楽オーケストラのための3つの作品とチェロ協奏曲が収録されています。 弦楽オーケストラのための3つの作品は、それぞれ1983年、2002年、2015年とほぼ30年間にわたって作曲されており、その間に起きた1983年の妹の死や、ラトヴィアの不安な政治情勢が反映された悲劇的、かつ情熱的なヴァスクスの作風の変遷がうかがえる作品です。 またソル・ガベッタとアムステルダム・シンフォニエッタによって初演された「協奏曲第2番」は、中間楽章こそ激しい楽想が聴かれるものの全体的にゆったりとした瞑想的な旋律が歌われる作品。深いチェロの音色が存分に生かされた2つのカデンツァ、またバーバーのアダージョやグレツキの「悲歌のシンフォニー」を彷彿させる楽想を持つ最終楽章の終わりには、天上的な美しさを帯びたソプラノのヴォカリーズが添えられ、すすり泣くようなチェロの旋律で幕を閉じるといった、ヴァスクスが作品に込めた平和への祈りと希望が感じられる印象的な曲です。 ここでチェロを演奏するシンケヴィチはベラルーシ生まれ。2012年に開催された「ユン・イサン国際コンクール」で優勝を飾り、世界的なソリストとして活躍を始めた俊英で、2011年からミュンヘン放送管弦楽団の首席チェリストを務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900527

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    ペルト(1935-)
    ミゼレーレ
    5つの合唱曲と2つの器楽アンサンブル作品集 詳細ページ
    [アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)/ベンノ・シャハトナー(アルト)/アンドルー・レプリ・マイヤー(テノール)/ムーン・ユン・オー(テノール)/トーマス・ハンベルガー(バス) 他/バイエルン放送合唱団/ハワード・アーマン(指揮)]

    PÄRT, A.: Miserere (Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, œsterreichisches ensemble fuer neue musik, Arman)

    発売日:2021年03月19日 NMLアルバム番号:900527

    CD価格:2,100円(税込)

    活動の初期には新古典主義の作品を書いていたアルヴォ・ペルトが、自らの作品に「ティンティナブリの様式」と呼ばれる静謐で簡素な作風を採り入れたのは、1970年代になってからのこと。1977年には「カントゥス―ベンジャミン・ブリテンの思い出に」を作曲し、以降、この様式を用いた宗教作品を次々と生み出して、他の作曲家たちにも大きな影響を与えてきました。 このアルバムには1986年から2019年までに書かれた5つの合唱曲と2つの器楽アンサンブル作品を収録。基本的に穏やかな曲ですが、アルバムの中心となる「ミゼレーレ」は、ドラマティックな「怒りの日」の場面を含む起伏のある作品で、ここではアーマン率いるバイエルン放送合唱団とソリストが一体となって壮麗な音楽を創り上げています。ミュンヘン放送管弦楽団による2曲の器楽のみの作品も聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900190

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第6番 イ長調 WAB 106 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス(指揮)]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 6 (ed. L. Nowak) (Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2021年02月26日 NMLアルバム番号:900190

    CD価格:2,100円(税込)

    ここに収録された2015年1月のヤンソンスが指揮するブルックナーは、この年のミュンヘンにおけるコンサートのハイライトでした。当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。 総譜を細部まで読み込み、丹念に音にしていくやり方はいつものヤンソンスならでは。メリハリの効いた低弦の音が印象的な第1楽章での表現力、第2楽章の美しい旋律を歌わせる手腕、そしてブルックナーの特徴がよく出たスケルツォでの推進力あふれる音運びは格別です。終楽章は、さまざまな動機を経てクライマックスを創り、最後で第1楽章の第1主題が姿を見せるところはまさにヤンソンスならではの圧巻の仕上がりと言えるでしょう。 満場の拍手が、演奏のすばらしさを物語ります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900193

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    発売日:2021年01月15日

    LP価格:4,350円(税込、送料無料)

    巨匠の誕生日に発売!
    「ヤンソンス・ラスト・コンサート」より、ブラームスがアナログ化
    2019年に亡くなったマリス・ヤンソンス(1943-2019)最後の演奏会となった、盟友バイエルン放送交響楽団とのカーネギーホールでのコンサート。2020年11月に発売となり大きな反響を頂いているこのアルバムから、巨匠とオーケストラとの絆が結実した美演として感動を呼んだブラームスが、アナログ盤として発売されることとなりました。 震えるような第一楽章の入りから心奪われますが、終楽章でのたたみかけるような響きの交差のなかから立ち昇るフルート・ソロの澄み切った音色、トロンボーンから始まるコラールの繊細さなど、すべてがオーケストラと巨匠との深い絆と信頼が成せる業と言えるでしょう。 ヤンソンス辞世の句、そう思わせる特別な一夜の記録に、アナログならではの温かい響きで浸ることが出来ます。また、大きなジャケットも大切な記念となるでしょう。 巨匠の誕生日に発売となります。限定プレス。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900522

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    『バイエルンの高地からの情景』
    エルガー(1857-1934)
    パートソング集 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団、ハワード・アーマン]

    ELGAR, E.: Scenes from the Bavarian Highlands / Partsongs, Opp. 26 and 45 (Bavarian Radio Chorus, Arman)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:900522

    CD価格:2,100円(税込)

    時代錯誤的な美しさ! エルガーのパートソングを集めて伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパートソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。 歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900927

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    『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯
    ~ 語りと様々な音源による伝記
    シューベルト(1797-1828)
    交響曲 第8(9)番 ハ長調 D 944 「グレート」 詳細ページ
    [Udo Wachtveitl (ナレーター)Robert Stadlober (シューベルト)、ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)バイエルン放送交響楽団]

    HANDSTEIN, J.: Franz Schubert - Die Liebe Liebt das Wandern / SCHUBERT, F.: Symphony No. 9 (Wachtveitl, Stadlober, Bavarian Radio Symphony, Blomstedt)

    発売日:2021年01月15日 NMLアルバム番号:900927

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    音で綴るシューベルトの生涯と、初発売のブロムシュテットの「グレート」!BR-KLASSIKの人気シリーズ、音で綴る作曲家の生涯シリーズに、シューベルトが登場。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとシューベルト役の俳優が、その短い生涯での叶わぬ恋、身体を蝕む病、そして死をCD3枚にわたって描きます。全編ドイツ語。またそのバックには、有名演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。 そしてDISC4には、ブロムシュテット指揮バイエルン放送交響楽団による「グレート」を全曲収録。2010年のライヴ音源で、発売は今回が初めて。細やかにコントロールされながらも軽やかさを失わない歌心、そして全体としてはスケールの大きさが際立つ素晴らしい演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900334

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    ヴァスクス(1946-)
    旅人・遠い光・声
    弦楽のための作品集 詳細ページ
    [スタンコ・マディチ(ヴァイオリン)/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    VASKS, P.: Viatore / Violin Concerto, "Distant Light" / Symphony No. 1, "Voices" (Madić, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2020年11月20日 NMLアルバム番号:900334

    CD価格:2,100円(税込)

    1946年にラトヴィアのプロテスタントの牧師の家に生まれたヴァスクスは、リガの音楽院でコントラバスと作曲を学び、早くも1961年にはオーケストラや室内楽での演奏を開始。1970年から1年間、旧ソ連軍での兵役期間をはさんで演奏を続け、並行して作曲も学び続けます。宗教家の出自ゆえ、旧ソ連の宗教抑圧政策に悩まされた時期もありましたが、1990年代にギドン・クレーメル(ヴァスクスと同郷で一歳違い)によって作品が紹介されて以後は、一躍世界の注目を集める存在となりました。 ヴァスクス作品の特徴は、作曲技法の先鋭さを競うのではなく、内省的で心に響く音楽となっていること。波や風などの自然音を思わせるサウンドや、伝承曲や教会音楽のような感傷的で息の長い旋律もしばしば聞かれます。 このアルバムには弦楽のための3作品を収録。ザルツブルク音楽祭からの委嘱で1997年に書かれ、クレーメルが初演した「遠い光」は、世界的に演奏機会や録音に恵まれ、20世紀最後の10年間で書かれたヴァイオリン協奏曲の中でも代表格的な存在。8楽章から成り、メロディアスに高揚する2つのカンタービレや超絶技巧を伴う3つのカデンツァを静謐な緩徐楽章で挟んだ置いた構成は、無から始まり無に還る音楽や人の一生を象徴しているかのようです。同様の構成は、弦楽のための「交響曲第1番」やアルヴォ・ペルトへのオマージュである「旅人」にも見られます。 ヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるのは、現在オーケストラの第1コンサート・マスターを務める1984年生まれの期待の奏者スタンコ・マディチ。 録音セッションは、コロナ禍による自粛を経てオーケストラが活動を再開し始めた2020年6月下旬に行われました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10174

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    巨匠とオーケストラとの絆が結実した美演!
    ヤンソンス・ラスト・コンサート 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)バイエルン放送交響楽団]

    STRAUSS, R.: Intermezzo: 4 Symphonic Interludes / BRAHMS, J.: Symphony No. 4 (Mariss Jansons - His Last Concert) (Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2020年11月06日 NMLアルバム番号:900192

    CD国内仕様価格:2,750円(税込)

    この録音を聴いていると、様々な想いが去来する。私の知るヤンソンスは、音楽の核心だけを見つめる真摯で虚飾のない音楽家だった。ニューヨークで当演奏会が行われた時、彼を愛するバイエルン放送響の団員たちは、これが最後の機会になることを心の奥底では感じていただろう。ブラームスの「第4」には、彼らの波打つ感情が表れており、聴き手としても、とても普通の気持ちではいられない。--城所孝吉(音楽評論、在ベルリン)
    2019年に世を去った名指揮者マリス・ヤンソンス(1943-2019)の最後の演奏会がCD化されます。首席指揮者を務めていたバイエルン放送交響楽団とのカーネギーホールでのコンサートです。ヤンソンスの健康状態がすぐれないことは現地の聴衆にも知られていたようですが、そのことがある種の緊張感をもたらしたのか、「ひとたび指揮台に立つと、驚くほど生気のみなぎった演奏を繰り広げ」、最後は「数十年にわたる音楽への献身に加え、その不屈の精神によってニューヨークの聴衆から敬意に満ちた心からの喝采を受けた」と伝えられます(Seen and Heard Internationalの演奏会評)。ヤンソンスは翌日以降の演奏会をすべてキャンセル、その3週間後には不帰の人となりました。 プログラムは、彼が生涯愛したリヒャルト・シュトラウスの「歌劇《インテルメッツォ》からの4つの交響的間奏曲」と、「4つの最後の歌」(このアルバムには収録されておりません)が前半、後半はブラームスの「交響曲第4番」でした。いずれもたいへん美しい演奏ですが、とりわけブラームスが素晴らしく、終楽章でのたたみかけるような響きの交差のなかから立ち昇る、フルート・ソロの澄み切った音色、トロンボーンから始まるコラールの繊細さなど、オーケストラと巨匠との深い絆と信頼が成せる業と言えるでしょう。ヤンソンス辞世の句、そう思わせる特別な一夜の記録です。

  • 商品番号:900635

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    〈Musica Viva Vol.35〉
    ソーンダース(1967-)
    Still/Aether/Alba 詳細ページ
    [カロリン・ヴィトマン(ヴァイオリン)/イラン・ヴォルコフ(指揮)/バイエルン放送管弦楽団 他]

    SAUNDERS, R.: Still / Aether / Alba (musica viva, Vol. 35) (R. Haynes, C. Rosman, Blaauw, C. Widmann, Bavarian Radio Symphony, Eötvös, I. Volkov)

    発売日:2020年10月30日 NMLアルバム番号:900635

    CD価格:2,100円(税込)

    2006年に設立された「musica viva」は、1945年から存在するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。第35巻のテーマ作曲家はイギリス出身の作曲家レベッカ・ソーンダースです。ヴォルフガング・リームに師事した彼女の作品は時に特殊奏法を用いながら、常に独自の音を追求するものです。 このアルバムには3曲を収録。「Still」は2部からなるヴァイオリン協奏曲で、独奏を務めるのは注目のヴァイオリスト、カロリン・ヴィトマン。難曲を鮮やかに弾きこなします。2本のバスクラリネットのための「Aether」はユニークな響きが楽しめる逸品。「Alba」はトランペットの特殊奏法が印象的な作品です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900636

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    〈Musica Viva Vol.36〉
    ポッペ(1969-)
    Fett
    Ich kann mich an nichts erinnern 詳細ページ
    [スザンナ・マルッキ(指揮)/バイエルン放送交響楽団 他]

    POPPE, E.: Fett / Ich kann mich an nichts erinnern (musica viva, Vol. 36) (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Haas, Mälkki)

    発売日:2020年10月30日 NMLアルバム番号:900636

    CD価格:2,100円(税込)

    2006年に設立された「musica viva」は、1945年から存在するバイエルン放送主催の現代音楽コンサートを記録保存するためのシリーズ。第36巻のテーマ作曲家はドイツの現代音楽作曲家エンノ・ポッペです。 現在、リコルディ・ベルリンの看板作曲家を務める彼の作品は、コントラストが強く複雑な音型を駆使することで知られ、このアルバムに収録された2作品は、幽玄とした響きで始まる「Fett」、合唱、オルガン、オーケストラが紡ぎ出す壮大な作品「ICH KANN MICH AN NICHTS ERINNERN」。どちらも彼の特徴的な作風を端的に示すものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900926

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    モーツァルト(1756-1791)
    レクイエム K626
    F.X.ジュスマイヤー補筆完成版に基づく
    ハワード・アーマン校訂版

    証聖者の荘厳晩課 K339 詳細ページ
    [クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)/ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)/ユリアン・プレガルディエン(テノール)/タレク・ナズミ(バス)/バイエルン放送合唱団/ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)/ハワード・アーマン(指揮)]

    MOZART, W.A.: Requiem, K. 626 (with introduction) (Bavarian Radio Chorus, Berlin Akademie für Alte Musik, Arman)

    発売日:2020年10月30日 NMLアルバム番号:900926

    CD 2枚組価格:2,250円(税込)

    イギリス出身、現在バイエルン放送合唱団の音楽監督を務めるハワード・アーマン。今作ではモーツァルトのレクイエムを中心とした「一夜のミサ」ともいうべきプログラムを披露します。 冒頭に置かれたのは、アーマン自身が作ったオルガンを伴うアンティフォナ(交唱=2つの合唱または2群の歌手が交互に歌う形式)を挟み込んだ「証聖者の荘厳晩課」。続くレクイエムは、ジュスマイヤー補筆完成版を基に、アーマンが研究を重ね主にオーケストレーションに改訂を加えた版を使用。モーツァルトが8小節だけ書き遺した「ラクリモーサ」では、以降の箇所をアーマンによる全く新しいオリジナルが演奏されており、続けて、後に発見されたモーツァルト自身による「アーメン・フーガ」が挿入されます。 最後の曲はオーストリアの作曲家ノイコムの「リベラ・メ・ドミネ」。これはリオ・デ・ジャネイロでモーツァルトのレクイエムが演奏された際、ノイコムが典礼用として、リベラ・メの欠損部を補填するために作曲したもの。このアルバムを締めくくるのにふさわしい作品です。 CD2は、シリーズおなじみのドイツ語による音楽物語。今作では「レクイエム」が題材として選ばれており、マルクス・ファンヘーファーは晩年のモーツァルトの生活と心境を劇的な筆致で綴っています。

  • 商品番号:900718

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲選集
    第3番・第4番・第6番・第7番・第8番・第9番 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮) バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphonies Nos. 3, 4, 6, 7, 8, 9 (Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2020年10月09日 NMLアルバム番号:900718

    CD 6枚組価格:6,225円(税込、送料無料)

    ヤンソンスとバイエルン放送響のブルックナー集大成、第6番は初出!バイエルン放送交響楽団にとってブルックナーは、初代首席指揮者のオイゲン・ヨッフム以来楽団のレパートリーの中核となっており、マリス・ヤンソンスはオーケストラの伝統を尊重するかのように、じっくりと時間をかけて取り組んできました。このBOXには彼らが録音したブルックナーの交響曲が全て収録されています。 ヤンソンスはブルックナーの総譜を細部まで読み込み、書かれた音符を丹念に音にしていきます。ワーグナーへの敬意が表明された第3番、牧歌的な曲調を持つ第4番、オルガンの荘厳な音色を思わせる第8番など、ブルックナーの特徴とも言える分厚い響きを存分に表現、中でもブルックナーが「愛する神に捧ぐ」と譜面に書き入れた交響曲第9番は圧巻の演奏を誇ります。 ヤンソンスのオーソドックスなアプローチから浮かび上がる作品の姿を、世界トップクラスの実力を誇るバイエルン放送交響楽団の豊穣な響きが余すことなく描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900191

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    ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第5番 ニ短調 Op.47 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 5 (Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2020年09月04日 NMLアルバム番号:900191

    CD価格:2,100円(税込)

    2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られています。 「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールしています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人です」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。 この演奏は、有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっているのも興味深いところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900331

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    クリェリッチ(1938-2006)
    クロアチア・グラゴル・レクイエム
    ゴトヴァツ(1895-1982)
    Himna Slobodi - 自由への讃歌 詳細ページ
    [クリステイーナ・コラー(ソプラノ)/アニカ・シュリヒト(メゾ・ソプラノ)/イヴァン・レプシッチ(指揮)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団 他]

    KULJERIĆ, I.: Croatian Glagolitic Requiem (Kolar, Schlicht, Laporte, Puškarić, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2020年07月22日 NMLアルバム番号:900331

    CD価格:2,100円(税込)

    「クロアチア・グラゴル・レクイエム」は、クロアチアの作曲家・指揮者クリェリッチ自身によって1996年に初演された作品。鐘の音に導かれた荘厳な合唱で始まり、伝統的なレクイエムの祈祷文が色彩豊かに歌われます。クロアチアが独立戦争に終止符を打つことに成功した時期に書かれた作品は、作曲家による自国とその文化に対する音楽的告白であり、戦争で命を落とした人々への哀悼の気持ちが込められています。 同じくクロアチアの国民的作曲家の一人、ゴトヴァツの勇壮な「自由への讃歌」も収録。イヴァン・レプシッチが愛国心に溢れた2曲を心を込めて演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900330

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《アッティラ》 詳細ページ
    [イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)/リュドミラ・モナスティルスカ(ソプラノ) 他 イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    VERDI, G.: Attila [Opera] (I. D'Arcangelo, Monastyrska, S. La Colla, G. Petean, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2020年05月22日 NMLアルバム番号:900330

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    2017年9月よりミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者を務めるイヴァン・レプシッチ。この《アッティラ》は、2017年9月の《ルイザ・ミラー》(900323)、2018年11月の《2人のフォスカリ》(900328)に続くヴェルディ歌劇の3作目の録音です。 《アッティラ》は、中世初頭に実在したフン族の王を主人公にするも、ヴェルディのイタリアへの愛国心が端的に示されており、中でもプロローグでエツィオが歌う“Avrai tu l'universo、resti l'Italia a me 貴殿は全世界を得るであろう、だがイタリアは私に任せてはくれぬか”のアリアは初演時から熱狂的な支持を得たことで知られています。 タイトルロールのアッティラを世界の第一線で活躍するダルカンジェロ、亡き父の復讐に燃えるオダベッラを2015年のロイヤル・オペラ来日公演で話題を呼んだモナスティルスカが演じる他、エツィオ役にはヴェルディ歌手としておなじみのペテアンを配するなど万全の配役。重要な役割を果たす合唱もバイエルン放送合唱団が最高の歌唱を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900177

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    サイモン・ラトル指揮 バイエルン放送交響楽団
    ワーグナー(1813-1883)
    楽劇《ニーベルングの指環》
    第一夜《ワルキューレ》 詳細ページ
    [スチュアート・スケルトン(テノール)/エリック・ハーフヴァーソン(バス)/イレーネ・テオリン(ソプラノ)/エヴァ=マリア・ウェストブルク(ソプラノ) 他サイモン・ラトル(指揮) バイエルン放送交響楽団]

    WAGNER, R.: Ring des Nibelungen (Der): Die Walküre [Opera] (Skelton, Halfvarson, Rutherford, Westbroek, Bavarian Radio Symphony,Rattle)

    発売日:2020年04月17日 NMLアルバム番号:900177

    CD 4枚組価格:5,925円(税込、送料無料)

    ラトルとバイエルン放送交響楽団による《ワルキューレ》登場!サイモン・ラトルの指揮によって2019年1月-2月にコンサート形式で上演された《ワルキューレ》。ラトルのワーグナー解釈は、前作《ラインの黄金》(900133)から4年を経て更に磨きがかかり、壮大なドラマ全体をきっちり見据えた演奏が繰り広げられています。 今回の演奏も、前作と同じく歌手陣のすばらしさが特徴。前半のドラマで中核をなすジークムントは、現在「最も輝かしいヘルデン・テノール」として評価されるオーストラリア出身のスチュワート・スケルトンが演じ、ジークリンデ役にはオランダ出身のエヴァ=マリア・ウェストブルクを起用。優れたワーグナー歌手として知られる彼女の持ち味をラトルが丁寧に引き出しています。フリッカ役は前作と同じエリーザベト・クールマンが演じていますが、ヴォータン役はミヒャエル・フォッレから英国の俊英ジェイムズ・ラザフォードが引き継ぎ、若々しく伸びやかな声を披露。また、ブリュンヒルデ役、イレーネ・テオリンのヴェテランらしい貫禄の歌声は他を圧倒、幕切れの「ヴォータンの告別」での二重唱でも彼女の歌声は抜群の存在感を放ちます。また、物語の要となるワルキューレたちにも優れた歌手が配されており、瑞々しく力強い歌声を楽しむことができます。 全体をまとめるラトルの指揮は、シャープな表現をオーケストラに求めることで、世界最高のアンサンブルであるバイエルン放送交響楽団から、明快、かつ美しい響きを紡ぎ出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900187

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    ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 4, "Romantic" (1886 version, ed. L. Nowak) (Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2020年04月17日 NMLアルバム番号:900187

    CD価格:2,100円(税込)

    『バイエルン放送交響楽団/ブルックナーBOX』からの分売アルバム。
    2008年、ヤンソンス指揮によるブルックナー「ロマンティック」
    BR KLASSIKが創設されて最初に発売されたのが、マリス・ヤンソンスが指揮するブルックナーとマーラーの交響曲第7番。どちらも2007年に録音された演奏で、その高い完成度を持つ録音は、レーベルの知名度を大いに高めることとなりました。 このブルックナーの第4番は2008年に録音されたものの、一般には流通することのなかった音源。公式CDとしては2019年4月に発売された「ブルックナーBOX」に収録されたのが初のお目見えとなりました。ヤンソンスはスコアを入念に読み解き、独自の解釈を加え、彼ならではのブルックナーを披露します。ヤンソンスが演奏に用いたのは1878/1880年のノヴァーク版第2稿(1886年版)。第1楽章の夜明けを思わせる冒頭のホルンの響きは、極めてゆったりと伸びやか。曲が進むにつれ、多層的な響きが加わる様は、聴き手の耳を興奮させます。第1楽章と見事な対比を見せる深遠な第2楽章に続き、第3楽章スケルツォはヤンソンスらしいきびきびとした音の動きが楽しめます。そして終楽章の最後の部分では、ホルンが高らかに第1楽章を回想、感動的に曲を閉じるまでヤンソンスの演奏には緊張感が途切れることはありません。湧き上がるような拍手も収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10138

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    サン=サーンス(1835-1921)
    交響曲 第3番「オルガン付き」
    プーランク(1899-1963)
    オルガン協奏曲 詳細ページ
    [イヴェタ・アプカルナ/マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団]

    SAINT-SAËNS, C.: Symphony No. 3, "Organ" / POULENC, F.: Organ Concerto (Apkalna, Bavarian Radio Symphony, M. Jansons)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:900178

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,750円(税込)

    2019年3月、ライヴ収録。名手イヴェタ・アプカルナをソリストに迎えた
    マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団のコンサート!
    この日の演目は、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」とプーランクの「オルガン協奏曲」の2曲であり、どちらもオルガンをメインに据えた、華やかで壮大な響きを特徴とする作品です。ヤンソンスには、1994年に録音された、オスロ・フィルハーモニーとの迫力たっぷりの「オルガン付き」の録音がありますが(オルガン独奏はウェイン・マーシャル)、今回の録音では、気鋭のオルガニスト、イヴェタ・アプカルナを独奏者に迎え、前作よりも更にゆったりとしたテンポで壮大かつ自然な音響による素晴らしいサン=サーンスを聴かせています。活発な第1楽章から第2楽章での深い静寂、激しい第3楽章と雄大な終楽章を経て、曲を閉じるときには、まるで名残りを惜しむかのような長奏を聴かせ、聴き手を感動に導きます。 1976年、ラトヴィア出身のイヴェタ・アプカルナは古典から現代作品まで幅広いレパートリーを持つオルガニスト。2016年からはエルプフィルハーモニーのオルガニストを務めており、その才能は高く評価されています。ヤンソンスとは2013年にヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」で共演、素晴らしい演奏を披露していました。 アプカルナの華やかな演奏がたっぷり堪能できるのが、プーランクの「オルガン協奏曲」でしょう。プーランクはあえて“オルガンの響きに似た”管楽器を用いることなく、伴奏を弦楽器と打楽器のみに委ねることで、オルガンの音色を存分に引き立てています。全曲は切れ目なく演奏され、バッハを思わせる冒頭の主題に始まり、さまざまな楽想が次々と登場しながらも、最後の部分では冒頭の主題を回想し、荘厳に終わるという作品です。ここでのヤンソンスは、弦をたっぷり歌わせながらも、オルガンを的確にサポート。全体をまとめながら作品のすばらしさを伝えています。 また、サン=サーンスとプーランクの両曲で重要な役割を果たすティンパニを担当するのは、バイエルン放送交響楽団の首席奏者レイモンド・カーフス。アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を立ち上げた際、そのティンパニストに指名された世界的名手です。こけおどしの表現とは無縁の洗練された音楽性と完璧なテクニックから生み出される美しいサウンド。そして、ここぞというところでの決めの一撃は他の追随を許しません。

  • 商品番号:900188

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    スーク(1874-1935)
    交響曲 第2番 ハ短調「アスラエル」 Op.27 詳細ページ
    [ヤクブ・フルシャ /バイエルン放送交響楽団]

    SUK, J.: Asrael (Bavarian Radio Symphony, Hrůša)

    発売日:2020年03月27日 NMLアルバム番号:900188

    CD価格:2,100円(税込)

    チェコの気鋭指揮者ヤクブ・フルシャが振る、ヨーゼフ・スークの代表作「アスラエル」!ドヴォルザークの娘婿で、才能ある弟子でもあった作曲家ヨーゼフ・スーク。彼は義父ドヴォルザークやブラームスの作風を継承しながら、後期ロマン派特有の半音階的な和声を作品に導入し、個性的で複雑な様式を生み出した人として評価されています。 この交響曲「アスラエル」は1906年に完成されたスーク2番目の交響曲で、作曲の動機となったのは、1904年、彼が敬愛していた義父ドヴォルザークがこの世を去った上、その翌年には最愛の妻オティリエも亡くすという悲劇でした。しかし、彼はその悲しみを克服するためにこの交響曲「アスラエル」(死を司る天使の名)を作曲、自身の心境を描き出したこの交響曲は彼の代表作の一つになりました。演奏機会は少なかったものの、最近、録音や演奏会が続き、この悲しくも美しい作品が多くの人に知られるようになりました。 作品全体は大きく2つに分かれており、悲痛な叫びで始まる第1楽章、やるせない気持ちを慰めるかのような第2楽章、嘲笑的な第3楽章までが第1部。ティオリエへの追悼である美しい第4楽章を経て、終楽章では苦しみを乗り越えた彼の姿が描かれています。 スークの同郷である指揮者ヤクブ・フルシャはこの作品を最も得意としており、プラハ芸術アカデミーの卒業コンサートの演目でもこの曲を選択したほど。作品を完全に掌握した上で愛情と共感に満ちた表現を施した演奏は、スークの想いを聴き手に届けるにふさわしい風格を有しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900925

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    ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン
    - 音楽に捧げた2人の生涯
    (イェルク・ハントシュタインによる音による物語) 詳細ページ
    [ファニーマルティナ・ゲディク/フェリックスザビン・タンブレア/語りウド・ヴァハトファイトル 他]

    HANDSTEIN, J.: Fanny and Felix Mendelssohn - Zwei Leben für die Musik / MENDELSSOHN, Felix: String Symphonies Nos. 8 and 12 (Wachtveitl, Raudales)

    発売日:2020年02月28日 NMLアルバム番号:900925

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    高名な哲学者モーゼスを祖父、音楽を愛する裕福な銀行家アブラハムを父として生まれたフェリックス・メンデルスゾーンとその姉ファニー・メンデルスゾーン。2人は幼い頃から優れた音楽性を発揮しただけではなく、恵まれた家庭環境の中でこの才能を存分に駆使し、10代の頃からサロンで注目を集めていました。当初、父アブラハムは、姉ファニーのほうが弟フェリックスよりも音楽的才能が優れていると考えていたとされていますが、当時の社会情勢の中、女性が音楽家として活躍することは困難であり、ファニーは結婚してからでさえ多くの作品を残しつつも、結局は家庭での役割を守り、アマチュア音楽家として弟フェリックスのサポート役に徹したことでも知られています。そして、1847年5月にファニーが41歳の若さで死去、フェリックスもその後を追うかのように半年後の1847年11月にこの世を去りました。 2人の強い絆と、各々が辿った波乱の生涯をおなじみイェルク・ハントシュタインが物語に仕立て、活気あるナレーションと音楽で綴っていきます。物語の余白には、フェリックスの10代の作品を収録。真の天才の姿が映し出されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900182

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    マリス・ヤンソンス指揮
    R.シュトラウス(1864-1949)
    交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」 Op.30
    ブルレスケ WoO, AV85 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団/ダニール・トリフォノフ(ピアノ)]

    発売日:2020年02月14日

    CD価格:2,100円(税込)

    ヤンソンスが得意としたリヒャルト・シュトラウスより2017年の『ツァラ』がライヴで登場!
    ブルレスケのピアノはダニール・トリフォノフ!
    2019年11月、惜しまれつつ76歳の生涯を閉じたマリス・ヤンソンス。ベートーヴェンやマーラー、ショスタコーヴィチなど数多くの作品の演奏で聴き手を興奮の渦に巻き込みましたが、彼が最も大切にしていた作曲家はリヒャルト・シュトラウスだったのではないでしょうか? 1988年のオスロ・フィルとの来日プログラムには「ドン・ファン」、ロイヤル・コンセルトヘボウ管との初来日の際にも「英雄の生涯」を演奏するなど、ここぞという時の勝負曲に彼が選ぶのはリヒャルト・シュトラウスの作品でした。最後の来日公演となってしまった2016年ツアーでも「マーラー:交響曲第9番」と並び「アルプス交響曲」を演奏。虚飾を排した端正なアプローチがオーケストラの高度な技量と相まって、大きな感銘を残したのは記憶に新しいところです。オーケストラの技術を極限まで駆使し、重厚かつ華麗な響きを要求するリヒャルト・シュトラウス作品の演奏は、バイエルン放送交響楽団を手兵に持つヤンソンスにとってはまさに「腕の見せどころ」だったことでしょう。 今回のアルバムは、2017年10月に演奏した「ツァラトゥストラ」と「ブルレスケ」の2作品が収録されており、両者の手腕をたっぷりお楽しみいただけます。壮大な冒頭部のみが知られる「ツァラトゥストラ」は、“自然の動機”などのさまざまなモティーフを中心に、壮麗なフーガやコラールが随所に用いられた変幻自在な作品です。なかでも後半部の山場となる「舞踏の歌」はワルツのリズムで書かれており、「ばらの騎士」を思わせるシュトラウス独自の三拍子はヤンソンスが得意とするところで、ここでも深淵さと優雅さを兼ね備えた見事な演奏を聴かせます。 同時収録となる、トリフォノフがピアノを担当した「ブルレスケ」は1886年、シュトラウス22歳の時の作品。英語の「バーレスク(ユーモアと辛辣さを兼ね備えた性格)」を意味するタイトルの通り、ティンパニの序奏に始まり、ピアノが諧謔的な旋律を奏でながらオーケストラと対話をするという、あまり耳にする機会の多くない曲を、トリフォノフとヤンソンスは見事な掛け合いで聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900183

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    シチェドリン(1932-)
    カルメン組曲(弦楽と打楽器のための編曲版)
    レスピーギ(1879-1936)
    交響詩「ローマの松」 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)バイエルン放送交響楽団]

    SHCHEDRIN, R.: Carmen Suite / RESPIGHI, O.: Pini di Roma (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2020年01月17日 NMLアルバム番号:900183

    CD価格:2,100円(税込)

    20世紀のオーケストラ作品の中でも、とびきりの色彩感を持つ2曲を
    ヤンソンス&バイエルン放送響の演奏で
    ビゼーの名作オペラ《カルメン》をバレエで踊ろうと企画したボリショイ・バレエの名プリマ、マヤ・プリセツカヤ。当初は編曲をショスタコーヴィチとハチャトゥリアンに依頼したものの、最終的には彼女の夫シチェドリンが仕事を引き受け、「弦と4人のパーカッション奏者およびティンパニ」というユニークな編成の作品に仕上げました。刺激的な響きを纏い現代的に蘇った組曲は、21世紀におけるオーケストラの重要レパートリーとなっており、ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団の高い機動性を存分に駆使し、冒頭の序曲における神秘的な幕開けから、曲の終りまでを一気呵成に聴かせています。リズミカルで変幻自在なパーカッションの活躍も聴きどころ。 かたや「ローマの松」も、レスピーギ特有の巧みなオーケストレーションが極限まで活かされた作品。ローマの風景を支配している松を通して、グレゴリオ聖歌や鳥の声などを効果的に響かせながら古代ローマの幻影を描くというレスピーギの試みを、ヤンソンスは幻想性を丹念に手繰りながら紐解いていきます。全曲を締めくくる「アッピア街道の松」では、響き渡る勇壮なファンファーレを交えたスケールの大きな音の構造物を、世界最高のオーケストラの一つバイエルン放送交響楽団ならではの力量で圧巻のクライマックスへと導いています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900180

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 詳細ページ
    [サリー・マシューズ(ソプラノ)/ゲルヒルト・ロンバーガー(アルト)/マーク・パドモア(テノール)/ジェラルド・フィンリー(バス)/ベルナルト・ハイティンク(指揮)/バイエルン放送交響楽団&合唱団]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 9, "Choral" (S. Matthews, Romberger, Padmore, G. Finley, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Haitink)

    発売日:2019年11月29日 NMLアルバム番号:900180

    CD価格:2,100円(税込)

    2019年2月、ハイティンクが指揮したベートーヴェン「第九」のライヴ収録!このコンサートの4カ月ほど後にハイティンクは指揮活動からの引退を発表、6月12日のインタビューでは「90歳を迎えて、私はすでに指揮をするつもりはないし、一旦立ち止まってしまったら二度と指揮をすることはできない」と語っています。そして指揮者生活最後のコンサートは9月6日のルツェルンで開催され、彼は65年に渡る指揮者としての生活に終止符を打ちました。 この引退発表直前の「第九」は、まさにハイティンクにおける指揮活動の総括と言える演奏。彼が長年良好な関係を築いてきたバイエルン放送交響楽団との熱いやりとりを聴くことができます。第1楽章、第2楽章ではゆったりしながらも激しい表現に終始し、第3楽章では瞑想的な美しさを見せ、最終楽章での荘厳な独唱、合唱とともにクライマックスを築き上げるハイティンク、彼の熱き想いに応えるかのように全力を傾けるオーケストラと、まさに一世一代の熱演が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900185

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第10番 ホ短調 Op.93 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 10 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年11月29日 NMLアルバム番号:900185

    CD価格:2,100円(税込)

    「交響曲第7番」(900184)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された「交響曲第10番」です。 1948年に完成された「交響曲第9番」での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、スターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を経過してのことでした。1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていたのではと考えられています。 様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをストレートに表現しています。オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどころです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900329

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    オペラ名合唱曲集
    (ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニ 他) 詳細ページ
    [イヴァン・レプシッチ(指揮)/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団]

    Choral Music - VERDI, G. / PUCCINI, G. / TCHAIKOVSKY, P.I. / BORODIN, A. / WAGNER, R. (Berühmte Opernchöre) (Bavarian Radio Chorus, Repušić)

    発売日:2019年11月29日 NMLアルバム番号:900329

    CD価格:2,100円(税込)

    ヴェルディの歌劇《オテロ》第1幕で「喜びの火、陽気な炎はその輝きで夜を追い払う」と歌われる、オテロが率いる船団の乗組員たちの“歓喜の合唱”がそのままタイトルになったこのアルバムは、バイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団の今を示す輝かしい1枚です。 指揮を務めるのは2019年11月に新国立歌劇場に初登場するイヴァン・レプシッチ。ヨーロッパのオペラ・ハウスで活躍する注目の指揮者です。イタリア・オペラの名作に登場する合唱曲を中心に、ロシア作品からお国物のワーグナーまで、合唱団とオーケストラの響きが見事に溶けあう素晴らしい音をご堪能いただけます。 【来日情報 … イヴァン・レプシッチ】 2019年11月28日-12月7日 新国立劇場 ヴェルディ:歌劇《椿姫》

  • 商品番号:900179

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第1番 ニ長調 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮) バイエルン放送交響楽団]

    MAHLER, G.: Symphony No. 1 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:900179

    CD価格:2,100円(税込)

    2011年にリリースされたマーラーの伝記(朗読CD…4枚組)に含まれていた「交響曲第1番」の単独発売。ヤンソンスのタクトから紡ぎ出される重厚な響きはもちろんのこと、細部まで考え抜かれた解釈、的確なテンポによる充実の演奏が楽しめるマーラーです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900184

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第7番 ハ長調「レニングラード」Op.60 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮) バイエルン放送交響楽団]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 7, "Leningrad" (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:900184

    CD価格:2,100円(税込)

    ショスタコーヴィチの交響曲第7番は、1942年3月29日のプラウダ紙上で「私は自分の第七交響曲を我々のファシズムに対する戦いと我々の宿命的勝利、そして我が故郷レニングラードに捧げる」とショスタコーヴィチが宣言したことにより「レニングラード」と呼ばれています。人々を鼓舞するかのような力強い主題、金管の咆哮、悲痛なアダージョ、勝利を宣言するかのようなフィナーレなど楽章は起伏に富み、指揮者、オーケストラの見せ場も多い名曲中の名曲です。 今回、リリースされるこのアルバムは、2016年2月11日と12日にミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイクで録音されました。ヤンソンスの指揮は、この曲が書かれた“破滅的な時代”を鮮烈に描きだすと同時に、彼自身の深い共感も込めることで、作品に20世紀の最も重要な交響曲としての新たな命を吹き込んでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900526

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    スターバト・マーテル Op.58
    (独唱、合唱とピアノのための1876年版) 詳細ページ
    [ユリア・クライター(ソプラノ)/ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト)/ドミトリー・コルチャク(テノール)/タレク・ナズミ(バス)/ユリウス・ドレイク(ピアノ)/ハワード・アーマン(指揮)/バイエルン放送合唱団]

    DVOŘÁK, A.: Stabat Mater (original 1876 version) (Kleiter, Romberger, Korchak, Nazmi, Bavarian Radio Chorus, Drake, Arman)

    発売日:2019年10月25日 NMLアルバム番号:900526

    CD価格:2,100円(税込)

    1876年、35歳のドヴォルザークは公私ともに充実した時期を迎えていました。プラハ楽壇で作品が認められ活躍の場が広がるとともに、1873年にアンナ・チェルマーコヴァーと結婚。その翌年に長男が誕生。奨学金を授与されるなど順風満帆の人生が待っていると思われたのですが、その矢先、長女を失うという悲しい出来事に見舞われます。ドヴォルザークは悲しみの内に「スターバト・マーテル」の作曲に取り掛かり、スケッチを一旦仕上げます。しかし完成させるまでの間に、彼はまた2人の子供を失い、その悲しみを振り払うかのように1877年に全曲を完成させました。 この曲は通常、1877年完成版のオーケストラ伴奏のヴァージョンが知られており、スケッチである「ピアノ伴奏版」はほとんど演奏されることがありません。全曲は7曲のみ。第5曲となる「わがためにかく傷つけられ(Tui nati)」、第6曲「我にも汝とともに涙を流させ(Fac me vere tecum)、第7曲「処女のうちもっとも輝ける処女(Virgo virginum)」は含まれておらず、簡素なつくりとなっています。しかし、ドヴォルザークの真摯な思いが強く反映された美しく素朴な仕上がりであり、アーマン指揮のバイエルン放送合唱団は清冽な歌声で、哀しみと祈りの心を歌い上げています。コンサート時のあまりの評判の良さにこのリリースが決定されたものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900327

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    ロッシーニ(1792-1868)
    歌劇《シジスモンド》 詳細ページ
    [パク・ヘラ・ヘソン(ソプラノ)/マリアンナ・ピッツォラート(メゾ・ソプラノ)/レイチェル・ケリー(メゾ・ソプラノ)他/ケリー=リン・ウィルソン(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団]

    ROSSINI, G.: Sigismondo [Opera] (Hyesang Park, Pizzolato, R. Kelly, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, K.-L. Wilson)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:900327

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    注目の女性指揮者によるロッシーニの珍しいオペラ!カナダ出身の女性指揮者ケリー=リン・ウィルソン。学生時代はフルートを学び、16歳でウィニペグ交響楽団、カルガリー・フィルハーモニーと共演するなど才能を発揮し、その後はジュリアード音楽院でフルートの研鑽を積みますが、やがて指揮に転向。ザルツブルク音楽院でアバドのアシスタントを務めるなど経験を重ね、1998年から本格的な指揮活動に入ります。以降、アメリカの錚々たるオーケストラと共演する他、ヨーロッパではオペラ指揮者としても華々しく活躍し、2018/2019年のシーズンではロイヤル・オペラにて《カルメン》を振ってデビュー、注目を浴びています。 この2018年の《シジスモンド》は演目の珍しさも含め、軽快さと力強さを併せ持つロッシーニの音楽を的確に表現したウィルソンの指揮が高く評価されました。ロッシーニと得意とする歌手たちの水準の高い歌唱も聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900328

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《二人のフォスカリ》 詳細ページ
    [レオ・ヌッチ(バリトン)/ユ・ガンクン(ソプラノ) 他/イイヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団]

    VERDI, G.: Due Foscari (I) [Opera] (Nucci, Guanqun Yu, Magrì, B. Fodor, I. Horváth, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:900328

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    レオ・ヌッチが歌う悲劇の父親!演奏会形式による《二人のフォスカリ》2017年秋、ヴェルディの《ルイザ・ミラー》を振ってミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューしたイヴァン・レプシック。今作でもヴェルディの初期の知られざる歌劇を渾身の演奏で紹介しています。 バイロンの原作に基づく《二人のフォスカリ》は、政敵ロレダーノの企みで、実の息子を処刑しなくてはならなくなった主人公フォスカリの悲劇を描いた作品。主人公フォスカリを歌うバリトンには高い演技と歌唱力が求められますが、ここではヴェテラン、レオ・ヌッチが迫真の歌唱で救いようのない悲劇の物語を歌い上げています。若手中心の歌手たちのアンサンブルも抜群です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900717

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    ハイドン(1732-1809)
    交響曲 第101番 ニ長調「時計」
    ブラームス(1833-1897)
    交響曲 第4番 ホ短調 Op.98 詳細ページ
    [オットー・クレンペラー(指揮)バイエルン放送交響楽団]

    BRAHMS, J.: Symphony No. 4 / HAYDN, J.: Symphony No. 101, "The Clock" (Bavarian Radio Symphony, Klemperer)

    発売日:2019年08月23日 NMLアルバム番号:900717

    CD価格:1,725円(税込)

    クレンペラー、円熟の解釈による希代の名演!20世紀を代表する名指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)。古典派からロマン派、近現代作品まで幅広いレパートリーを持つとともに、数々のユニークなエピソードで知られる人物です。バイエルン放送交響楽団とは(ヨッフムの招聘により)1956年4月に初共演を果たしたクレンペラー、この「70歳でのデビュー」は大きな話題となり、以降1969年5月までミュンヘンで合計11回のコンサートを行うことになりました。 健康状態の悪化に苦しみながらも一連の素晴らしい演奏を披露したクレンペラー、この1956年と1957年のライヴからも、熱気あふれるハイドンと、重厚で一音一音に魂を込めるかのような感情の起伏が激しいブラームスを楽しめます。ブラームスはOrfeo C201891DRと同音源です。今回はバイエルン放送が所有するオリジナル音源がどのような音質で復刻されているのか興味深いところです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900176

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    シューマン(1810-1856)
    交響曲 第1番
    シューベルト(1797-1828)
    交響曲 第3番 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)バイエルン放送交響楽団]

    SCHUMANN, R.: Symphony No. 1, "Spring" / SCHUBERT, F.: Symphony No. 3 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年06月14日 NMLアルバム番号:900176

    CD価格:2,100円(税込)

    マリス・ヤンソンスによるロマン派の2つの交響曲が登場。1815年、18歳のシューベルトがわずか9日間で書き上げた交響曲第3番は、彼の全交響曲中、最も短いながら引き締まった書法を持つ明るい作品です。古典的な様式の中にも様々な試みが見られ、シューベルトが独自の作風を獲得した交響曲としても知られています。 1841年に書かれたシューマンの交響曲第1番も短期間に仕上げられた作品。こちらもスケッチに要した期間は4日間と伝えられています。当時のシューマンは、クララと結婚したばかりであり、溢れる楽想をそのまま総譜に書きつけたのでしょう。若々しい情熱と美しい旋律は、まさに標題の「春」そのものです。 ヤンソンスは、若き作曲家の想いを存分に汲み取り、豊かな響きと細やかな表現で全曲をまとめています。シューマンの交響曲では、第1楽章の第1主題と、流麗な第2主題のコントラストを見事に描き分けます。ゆったりと美しい第2楽章はオーケストラをたっぷり歌わせ、第3楽章では決然とした表情を重視、特徴的なリズムを持つ終楽章の生き生きとした表現は力強い終結部まで途切れることがありません。またシューベルトの交響曲ではリピートを省略することなく、全曲が快活、かつ丁寧に演奏されています。全編に渡ってヤンソンスの統率力とバイエルン放送交響楽団の優れたアンサンブルが際立つ素晴らしい演奏です。 *シューマン:交響曲 第1番は既発リリース「ロベルト・シューマン:内なる声」(900916 4枚組)に収録された音源と同一です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900716

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第1番-第9番
    バイエルン放送交響楽団 名演集[9枚組BOX] 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphonies Nos. 1-9 (Bavarian Radio Symphony, Maazel, Jansons, Haitink, Blomstedt) (9-CD Box Set)

    発売日:2019年04月26日 NMLアルバム番号:900716

    CD 9枚組価格:6,075円(税込、送料無料)

    第3番、第4番、第9番は初出音源!
    世界最高峰のオーケストラ、バイエルン放送交響楽団が演奏するブルックナーの交響曲集。
    ドイツ・ロマン派時代における交響曲の金字塔ともいえる一連の作品は、初代首席指揮者、オイゲン・ヨッフム以来バイエルン放送響が得意とするレパートリー。これまでに数多くの録音がありますが、今回のBOXのために選ばれたのはロリン・マゼール、マリス・ヤンソンス、ベルナルト・ハイティンク、ヘルベルト・ブロムシュテットの4人の巨匠たち。 第1番と第2番はマゼールの演奏。ユニークな解釈により、初期の交響曲に見られる古典派の影響をあぶりだしています。第3番、第4番、第7番、第8番はヤンソンス。スコアを入念に読み解き、独自の解釈を加える彼ならではのブルックナーを楽しめます。中でも第3番と第4番の一般発売は初となる音源で、ファン垂涎のアイテムです。第5番と第6番はハイティンク。2010年と2017年、ますます円熟を深める巨匠入魂のブルックナーです。第9番はブロムシュテッの初出音源。神に祈るかのごとく荘厳な演奏はこのBOXのしめくくりにふさわしいものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900174

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    ベルナルト・ハイティンク : ポートレート
    バイエルン放送交響楽団名演集
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    [ハイティンク(指揮)バイエルン放送響]

    Choral and Orchestral Music - BEETHOVEN, L. van / BRUCKNER, A. / HAYDN, J. / MAHLER, G. (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Haitink) (11-CD Box Set)

    発売日:2019年03月15日 NMLアルバム番号:900174

    CD 11枚組価格:7,275円(税込、送料無料)

    2019年3月4日 ハイティンク90歳の誕生日を祝して!
    ハイドン「四季」は初出!
    アムステルダム出身、オランダが誇る大指揮者ハイティンク。1961年から1988年まで長きに渡り、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者を務め、楽団の発展に力を尽くしました(1960年代から70年代にかけて、コンセルトヘボウ管と完成させたマーラーの交響曲全集は、当時巻き起こった“マーラー・ブーム”の潮流に乗って多くの人に愛された名演です)。 1980年代頃までは「正統的、かつ穏当な解釈をする指揮者」として評価されていましたが、21世紀になってから、ライヴ録音が広く知られるようになり「熱い指揮者」としても認知され、現代を代表する巨匠としての地位を確立しました。 バイエルン放送交響楽団とは長い間良好な関係を築いており、このBOXに収録された音源でも、ハイドン、ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーとウィーン古典派からロマン派の音楽で目覚ましい演奏を披露。なかでもハイドンの「四季」は今回初収録の音源であり、大規模な声楽パートを操り、躍動的で生き生きとした音楽を紡ぎ出しています。

  • 商品番号:900704

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    リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
    ロシアの復活祭序曲
    フランク(1822-1890)
    交響曲 ニ短調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/コンドラシン]

    RIMSKY-KORSAKOV: Russian Easter Festival / FRANCK, C.: Symphony in D minor (Bavarian Radio Symphony, Kondraschin)

    発売日:2019年02月22日 NMLアルバム番号:900704

    CD価格:1,500円(税込)

    この盤を待ち望んでいた方も多いことでしょう。LP時代の名演とされながら、なかなか復刻されることもなく「幻の演奏」とされていたものです。曲の持つ渋さと格調高さを最大限に引き出した上で、なおかつアグレッシヴな表情を乗せるというコンドラシンならではの迫力たっぷりの凄演です。

  • 商品番号:900173

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第9番 ニ短調(1894年原典版 - ノヴァーク校訂) 詳細ページ
    [ヤンソンス(指揮)バイエルン放送響/]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 9 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年02月15日 NMLアルバム番号:900173

    CD価格:2,100円(税込)

    ブルックナー:交響曲 第9番 ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団による2014年ライヴ!ブルックナーの最後の作品となった「交響曲第9番」。1887年、交響曲第8番が完成した直後から作曲に取り掛かるも、一旦は別の作品の改訂に打ち込み、再度作品に向き合ったのは1891年の時。すでに3年が経過していました。その後は自身の病状の悪化に伴い、作曲が停滞、亡くなるまでの5年間に仕上げることができたのは第3楽章まででした。一度は「第4楽章に《テ・デウム》を置くこと」と代替案を出したブルックナーでしたが、息をひきとる直前まで完成を諦めてはいませんでした。 このようないきさつもあり、この曲の演奏には様々な表現方法がとられています。研究者による補筆版を用いる方法、終楽章で《テ・デウム》を演奏する方法など、この曲を「4楽章の完成形」で演奏しようと試みる指揮者もいますが、ヤンソンスは「完成された3楽章」のみを演奏。第3楽章のアダージョで曲が閉じられることで、聴き手の心には、神への祈りや憧憬を感じさせる豊かな響きが残ります(この日のコンサートは「最後の作品」と題されており、プログラムはベルクのヴァイオリン協奏曲と、ブルックナーの交響曲第9番が選ばれていました)。ブルックナーが「愛する神に捧ぐ」と譜面に書き入れた通り、ヤンソンスもこの壮大な作品を神に捧げるがごとく誠実に演奏しています。 ヤンソンスのブルックナー第9番と言えば、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団とのライヴ収録(2014年3月)がありますが、当盤のバイエルン放送響のライヴはそれより2か月前の演奏であり、オーケストラの音色や演奏解釈の違いを確かめることもできます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900170

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ミサ曲 ハ長調
    レオノーレ 第3番 詳細ページ
    [ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)/ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)/マキシミリアン・シュミット(テノール)/ルカ・ピサローニ(バス・バリトン)/バイエルン放送合唱団/(合唱指揮ハワード・アーマン) マリス・ヤンソンス指揮/バイエルン放送交響楽団]

    BEETHOVEN, L. van: Mass in C Major / Leonore Overture No. 3 (Kühmeier, Romberger, M. Schmitt, Pisaroni, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:900170

    CD価格:2,100円(税込)

    2018年1月に開催された、マリス・ヤンソンスの75歳の誕生日祝賀コンサートよりメイン・プログラムの「ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調」を収録。この祝賀コンサートの模様は昨年belvedere editionより映像商品(BELVED08041 … DVD/BELVED08042 … Blu-ray)としてリリースされていますが、こちらのアルバムではミサ曲と、2004年に演奏された「レオノーレ序曲 第3番」をカップリングすることで、ヤンソンスのベートーヴェンにおける長年の思いが強調されています。ミサ曲、レオノーレ序曲、どちらも1806年から1807年、ベートーヴェンの壮年期に作曲された名作。ヤンソンスは作品に漲る旺盛な活力を存分に引き出し、至上の高みに導いています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900324

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
    弦楽のための交響曲 第1番-第6番 詳細ページ
    [ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン&指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    MENDELSSOHN, Felix: Violin Concerto in D Minor / Sinfonias Nos. 1-6 (Munich Radio Orchestra, Raudales)

    発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:900324

    CD価格:2,100円(税込)

    グァテマラ出身のヴァイオリニスト、指揮者ヘンリー・ラウダレス。彼は4歳の時に父からヴァイオリンの手ほどきを受け、3年後にはソリストとしてオーケストラと共演、その優れた才能がメニューインの目に留まり、奨学金を得てロンドンとアントワープで研鑽を積んだ俊才です。1989年から1993年までフランダース歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務め、2001年からはミュンヘン放送管弦楽団のコンサートマスターに就任し、オーケストラの要として活躍しています。 このアルバムでラウダレスは、指揮者としてメンデルスゾーンの初期の名作「弦楽のための交響曲(シンフォニア)」6曲と、同じく初期の作品「ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 」を演奏。協奏曲では自らヴァイオリンを弾きながらオーケストラをまとめ、作品から溢れるメンデルスゾーンの若々しい情熱を描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900916

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    内なる声
    イェルク・ハントシュタインによる
    「音で聴くシューマンの伝記」
    (*ヤンソンス指揮《交響曲第1番》初出録音含む) 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮):2-5/バイエルン放送交響楽団:2-5]

    HANDSTEIN, J.: Robert Schumann - Die Innere Stimme / SCHUMANN, R.: Symphony No. 1, "Spring" (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:900916

    CD 4枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    大作曲家の生涯を、ドイツ語による物語形式の語りと音楽で綴る「音で聴く伝記シリーズ」。今回はロマン派の作曲家シューマンに光を当てています。タイトルの「Die Innere Stimme=内なる声」とは、シューマンが若いころから体験していたもの。クライスレリアーナを書いた時にも、晩年になって彼の繊細な精神が崩壊する時にも、彼の心の中には不思議な声が響いていたといいます。 イェルク・ハントシュタインはその「内なる声」を主題としてシューマンの一生を丁寧に描き出しました。迫真の物語を演じるのはドイツの優れた俳優たちです。またアルバムの最後には、2018年3月にヤンソンスとバイエルン放送交響楽団が演奏した「交響曲 第1番」全曲が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900917

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    モーツァルト(1756-1791)
    ミサ曲 ハ短調 K427
    (マルクス・ファンヘーファーによる曲目解説付き) 詳細ページ
    [クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)/アンケ・フォンドゥンク(メゾ・ソプラノ)/スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)/トビアス・ベルント(バリトン) ハワード・アーマン(指揮)/バイエルン放送合唱団/ベルリン古楽アカデミー]

    MOZART, W.A.: Mass No. 18, "Great" (reconstructed by C. Kemme) (with introduction) (Landshamer, Vondung, Davislim, Berndt, Arman)

    発売日:2019年01月25日 NMLアルバム番号:900917

    CD 2枚組価格:2,250円(税込)

    1782年に作曲されたモーツァルト16番目のミサ曲は、彼の作品の中では珍しく、誰かから依頼を受けたわけではなく、モーツァルトが自発的に作曲した作品です。当時、モーツァルトはコンスタンツェと結婚したばかりでしたが、彼の父レオポルトは結婚を認めていなかったため「コンスタンツェが優れたソプラノ歌手であることを証明したい=父に結婚の許可をもらう」ことを目的に作品を書いたとされています(CD2には作品の成立経緯がドイツ語の物語として収録されています)。しかし、作品は未完で終わっており、完全な姿で残存しているのは「キリエ」「グローリア」「サンクトゥス」「ベネディクトゥス」のみ。他は一部のみ、もしくは完全に欠落しているため、これまでにもさまざまな研究による補筆が行われ、演奏、録音されてきました。 この録音は音楽学者クレメンス・ケンメが2018年春に行った補筆版を用いており、最新の研究結果が反映された興味深い音楽を聴くことができます。ロンドン出身のハワード・アーマンは2017年からバイエルン放送合唱団の監督を務めており、バッハやヘンデルなど次々と素晴らしい演奏を披露する指揮者。ここではベルリン古楽アカデミーを自在に操り、流麗なモーツァルトを聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900008

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    MARISS JANSONS & BRSO
    SPCIAL EDITION ASIA TOUR 2018
    詳細ページ
    [ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団]

    発売日:2018年12月14日

    CD 4枚組価格:3,375円(税込、送料無料)

    円熟の極みにある巨匠ヤンソンスの来日公演は残念ながら幻となってしまいました。今はマエストロの早期の回復を祈り、近い将来の手兵との来日を楽しみにしたいと思います。 「アジア・ツアー 2018 特別盤」には、ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の当初のメイン・プログラムを収録。深い信頼関係で結ばれた両者ならではの名演奏をお楽しみいただけます。BOXを構成するのは、両者の組み合わせとして最初に発売されたマーラーの第7交響曲(SACDではなく通常CDとなります)、ヤンソンスが得意とするリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」、滋味あふれるドヴォルザークの交響曲第8番、今回のツアーの目玉でもあったストラヴィンスキーの「春の祭典」の全4枚。充実の内容となっています。 完全限定盤ですのでこの機会をお見逃しなく!

  • 商品番号:900326

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    スッペ(1819-1895)
    序曲集 詳細ページ
    [イヴァン・レプシッチ/ミュンヘン放送管弦楽団]

    SUPPÉ, F. von: Overtures (Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2018年11月28日 NMLアルバム番号:900326

    CD価格:2,100円(税込)

    ウルフ・シルマーの後任として、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者に就任したイヴァン・レプシッチ。今作では「軽騎兵」序曲や「詩人と農夫」で知られる作曲家スッペの序曲集に取り組み、新たな魅力を引き出しました。 ベルギー系の貴族の家に生まれたスッペは、最初フルートを学んでいましたが、当時流行していたオッフェンバックのオペレッタを聴き、その楽しさに開眼、自らもオペレッタの作曲を手掛けるようになりました。彼の作品は豪快にオーケストラを鳴らすものが多く、メリハリのある曲調と、「ボッカッチョ」のアリアなどの親しみやすいメロディが愛されていますが、よく聞かれるのはほんの一部の曲のみで、歌劇全曲を耳にすることはほとんどありません。しかしここに収録された様々な序曲を聴くだけでも、彼の作品の持つ魅力がお分かりいただけることでしょう。曲全体に大きな起伏を作るレプシッチの演奏は、作品の良さを際立たせています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900521

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    クリスマス名曲集 詳細ページ [チェン・レイス/ハワード・アーマン/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管弦楽団]

    CHRISTMAS MUSIC - Joy to the World (Reiss, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Symphony Orchestra, Arman)

    発売日:2018年11月28日 NMLアルバム番号:900521

    CD価格:2,240円(税込)

    ヨーロッパのクリスマス・キャロルと言えば、中世の教会賛美歌、子供の歌、牧歌的な題材、ルター派の讃美歌のお祝いの歌、ゴスペルからポップスまで数多く存在します。またそのレパートリーは膨大で、毎年新しい作品が生まれています。グラーツの市内中心部にある「新しいクリスマス・キャロル」をとりまとめるオフィスでは、25年以上前から忘れられたメロディを復活させたり、テキストを復刻したりと、クリスマスに関する情報を提供しています。 このアルバムも知られざるキャロルが満載。ギリシャ、ポーランド、ドイツの伝承曲から、アダンの「オー、ホーリーナイト」まで、清冽なソプラノを伴う曲や、アーマン自身による楽しいアレンジが施された曲まで、魅力的な作品が並ぶオススメの1枚です。

  • 商品番号:900523

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    モテット集 詳細ページ
    [マックス・ハンフト/ギュンター・ホルツハウゼン/ハワード・アーマン/バイエルン放送合唱団]

    BACH, J.S.: Motets, BWV 225-229 (Bavarian Radio Chorus, H. Arman)

    発売日:2018年11月28日 NMLアルバム番号:900523

    CD価格:2,100円(税込)

    バッハのモテットはライプツィヒのカントルに就任した最初の年、1723年から作曲されましたが、現在残存している作品は10曲未満。その中には偽作も含まれているため、実際には恐らく5曲、もしくは6曲が真作とされています。カンタータが200曲以上書かれたことに比べると、モテットの数は本当に少なく感じられます。もともとモテットというジャンルは、宗教曲に限られていたわけではありませんが、17世紀頃には「宗教的な歌詞による声楽曲」として使われ、やがて衰退していきました。とは言え、バッハの時代にはまだ教会でモテットが歌われていましたが、これらは主に流布していた歌曲集が用いられたため新作を書く必要がなく、それよりも、バッハは新しいカンタータを作曲することが求められていたようです。そのため、バッハのモテットはプライヴェートのために書かれたと推測されており、そのどれもが複雑な声部を持ち、多くはアカペラ(無伴奏)で歌われます。 しかし最近では楽器を用いる演奏も多く、このアルバムではオルガンとヴァイオリンが効果的に用いられています。ヨーロッパの合唱団にとって、バッハのモテットを歌うことは大いなる喜びであり、ここでも全ての曲がアーマンの指揮のもと、バイエルン放送合唱団によって高らかに歌い上げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900912

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    Soli Deo gloria - ただ神にのみ栄光
    J.S.バッハ(1685-1750)
    四大宗教曲
    マルクス・ファンヘーファーとヴィーラント・シュミットによる音楽物語 詳細ページ
    [ペーター・ダイクストラ指揮/バイエルン放送合唱団/コンチェルト・ケルン/ベルリン古楽アカデミー]

    BACH, J.S.: Wege zur Musik - Johannes-Passion / Matthäus-Passion / Messe in h-Moll / Weihnachtsoratorium (Bavarian Radio Chorus, Dijkstra)

    発売日:2018年11月28日 NMLアルバム番号:900912

    CD 6枚組価格:5,440円(税込、送料無料)

    バッハの四大宗教曲、「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ミサ曲ロ短調」「クリスマス・オラトリオ」にまつわる物語を、ドイツ語の語りと音楽で楽しむオーディオ・ブック。本編であるダイクストラが指揮する四大宗教曲集「Soli Deo Gloria」9枚組(900513)のスピンオフ作品としてお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900167

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第2番 ハ短調「復活」 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団/アニヤ・ハルテロス/ベルナルダ・フィンク]

    MAHLER, G.: Symphony No. 2, "Resurrection" (Harteros, B. Fink, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2018年11月21日 NMLアルバム番号:900167

    CD価格:2,100円(税込)

    マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による2011年の演奏会のライヴ録音。 演目はヤンソンスが得意とするマーラーの「復活」で、ソリストはアニヤ・ハルテロス(ソプラノ)とベルナルダ・フィンク(アルト)が務めています。定評あるヤンソンスのマーラー演奏ですが、この「復活」は以前映像でも発売されており、ヤンソンスの高い集中力に溢れた演奏が話題となりました。第1楽章の緊張感に満ちた表現、第4楽章でのフィンクの深く美しい歌声、終楽章で合唱が入ってからの圧倒的な高揚感。ヤンソンスならではの「総譜を全て音にするかのような」精緻、かつ劇的な演奏が繰り広げられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900168

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    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    春の祭典
    火の鳥 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス バイエルン放送交響楽団]

    STRAVINSKY, I.: Sacre du printemps (Le) (The Rite of Spring) / The Firebird Suite (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2018年11月21日 NMLアルバム番号:900168

    CD価格:2,100円(税込)

    ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団によるストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」登場!1913年に作曲されたストラヴィンスキーの「春の祭典」は、あらゆるバレエ音楽の中でも最も突出した複雑なリズムと不協和音が多用された作品です。セルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲され、初演時には大騒動を巻き起こしたことで知られています。また、先立つ1910年に作曲された「火の鳥」は同じくディアギレフからの委嘱作。この「火の鳥」初演時の大成功を受けディアギレフは次々とストラヴィンスキーにバレエ作品を依頼、翌年には「ペトルーシュカ」、そしてその翌々年に「春の祭典」が生まれたことを考えると「火の鳥」はストラヴィンスキーのバレエにおける先駆的作品と言えるでしょう。 ヤンソンスはこれまでにも「春の祭典」と「火の鳥」を何度か録音、どれもオーケストラの機能性を最大に引き出した巧みな演奏を披露していますが、今回のバイエルン放送交響楽団との演奏は、狂暴な音響としなやかな表現が融合されたダイナミックな仕上がりとなっています。また「火の鳥」は2004年に同じくバイエルン放送交響楽団との録音がありますが、そちらは1919年版が用いられており、今回の1945年版の方が、要所要所で厚みのある響きが楽しめます。 いつものようにスコアの隅々まで目の行き届いたヤンソンスの精緻で華麗な演奏をお楽しみいただけます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900172

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    マーラー(1860-1911)
    大地の歌 詳細ページ
    [サイモン・ラトル(指揮)バイエルン放送交響楽団 マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)/スチュアート・スケルトン(テノール)]

    MAHLER, G.: Lied von der Erde (Das) (Kožená, Skelton, Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2018年09月21日 NMLアルバム番号:900172

    CD価格:2,100円(税込)

    2018年6月、16年間務めたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者兼芸術監督の任を離れたサイモン・ラトル(2017年9月よりロンドン交響楽団音楽監督に就任)。ラトルはバイエルン放送交響楽団ともしばしば共演を行い、既にCD化もされている2015年の「ラインの黄金」(演奏会形式)では、歌手たちを完全にコントロールしたラトルの明快な指揮と、バイエルン放送響のまろやかな響きが相俟って素晴らしいワーグナーを聴かせていました。 今回のアルバムは2018年1月にヘルクレスザールで行われた「大地の歌」をライヴ収録したもの。独唱を受け持つのはオーストラリア出身のヘルデン・テノールで国際的な評価を高めつつあるスチュアート・スケルトンと、抜群の歌唱力を誇るマグダレーナ・コジェナーの二人。この作品では、ワーグナーのような重厚な響きよりも、絶望感や自然への回帰、そして終楽章での諦念など内面的な感情移入が求められますが、マーラーを得意とするラトルは全てのモティーフを入念に歌わせ、晩年のマーラーが至った境地を精緻に描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900169

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    シューベルト(1797-1828)
    交響曲 第8番 ハ長調 D944「グレート」 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    SCHUBERT, F.: Symphony No. 9, "Great" (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2018年08月24日 NMLアルバム番号:900169

    CD価格:2,100円(税込)

    ヤンソンス、「グレート」を振る!もともとはシューベルトの‘大きな’という意味合いで「グレート」と呼ばれていましたが、最近では‘偉大な’という意味で使われることの多い第8番交響曲。その名の通り、演奏時間は50分を超え、内容も壮大。溢れるロマンティシズムと、厳格な古典主義がせめぎ合うシューベルト晩年の傑作です(以前は第9番と番号付けがなされていましたが、最近では第8番とされることも多く、ヤンソンスのこのアルバムも第8番とナンバリングされています)。 ヤンソンスの演奏は、いつもの通り躍動感に満ちています。第1楽章は、悠然たるホルンのユニゾンで始まる序奏部と、軽快なテンポで奏される主部からなりますが、ヤンソンスは、常にきびきびとしたテンポで全体をがっしりとまとめながら、いつものように楽器各パートの存在感も際立たせ、立体的な音楽を組み立てています。第2楽章では、まず主旋律を奏でるオーボエの巧さに耳を奪われることでしょう。そして歯切れのよいオーケストラの響き、シューベルトの持ち味である美しいメロディも聴きどころ。オーケストラのアンサンブル能力の高さをじっくり味わうことができます。力強い第3楽章。舞曲的な性格の強い旋律が執拗に繰り返される主部、美しい中間部、ヤンソンスは提示部と中間部の反復記号を忠実に順守し、力強い旋律を印象付けています。そして長大な第4楽章こそ、ヤンソンスの腕の見せどころ。目まぐるしい転調、劇的な展開をヤンソンスがどのように繋いでいくかをぜひ確かめてください。演奏の終わりは盛大な拍手と歓声で締めくくられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900325

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    エディタ・グルベローヴァ
    ミュンヘン放送管弦楽団との共演集
    詳細ページ
    [1983-2000]

    Vocal Music (Soprano) - MOZART, W.A. / HAYDN, M. / HANDEL, G.F. / DONIZETTI, G. / BELLINI, V. / ROSSINI, G. (Gruberová, Elder, Gardelli, Hager)

    発売日:2018年07月27日 NMLアルバム番号:900325

    CD価格:2,100円(税込)

    圧倒的な美声と驚異的な技巧を兼備したソプラノ、エディタ・グルベローヴァ。ブラチスラヴァに生まれ、22歳で地元の歌劇場にロッシーニ《セヴィリアの理髪師》ロジーナ役でデビュー。2年後の1970年にウィーン国立歌劇場と契約し《魔笛》の夜の女王役に抜擢、1973年にはグラインドボーン音楽祭においても同役で好評を博しました。1980年には初来日し、リヒャルト・シュトラウスの《ナクソス島のアリアドネ》ツェルビネッタ役での超絶的な歌唱で瞬く間に人気を獲得、以降、21世紀に至るまで来日を重ね、円熟の歌声を披露しています。 グルベローヴァの歌手生活50周年記念としてBR-KLASSIKが制作したこのアルバムには、これまでにリリースされたことのない彼女の歌唱が年代を追って収録されています。完璧なヴォーカル・テクニックに裏打ちされた魅惑的な響きを備えた歌の数々は、「コロラトゥーラの女王」の名にふさわしいものです。

  • 商品番号:900165

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第8番 ハ短調(1890年稿) 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 8 (1890 edition, ed. L. Nowak) (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2018年05月25日 NMLアルバム番号:900165

    CD価格:2,100円(税込)

    ブルックナーの名作「交響曲第8番」、ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の演奏で登場!1943年生まれ、2018年に75歳となったヤンソンス。1972年のデビュー以来、様々なオーケストラの首席指揮者を歴任し、数多くの録音もリリースしてきました。ドイツ・オーストリア作品とロシア作品を得意としているヤンソンスらしく、バイエルン放送交響楽団とベートーヴェン、ブラームス、ショスタコーヴィチの交響曲全集録音、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーの交響曲全集録音がありますが、ブルックナーの全集はありません。ブルックナーの録音は、これまでに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との第3・4・6・7・9番、そしてバイエルン放送響とは2007年の第7番があるのみでした。ヤンソンスの指揮で、ブルックナーの最高傑作「第8番」が聴ける日を心待ちにしていた人も多かったのではないでしょうか? ここに満を持して、第8番の演奏が登場いたします。 ヤンソンスは1890年稿を使用。全体はおよそ80分と、SACDフォーマットでも1枚に収まるすっきりとしたテンポではありながら、第3楽章アダージョを少し早めにし、第1楽章と第2楽章を比較的ゆったりと演奏することでメリハリを持たせています。マーラー作品のように、各声部を際立たせることに注力するのではなく、宇宙の創造を思わせる法悦的な高揚感がブルックナー、とりわけ第8番の聞かせどころですが、ヤンソンスはこの点でも文句なし。バイエルン放送交響楽団の持てる力を全て発動して、素晴らしい音の伽藍を組み上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900166

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    発売日:2018年05月25日

    SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)

    ブルックナーの名作「交響曲第8番」、ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の演奏で登場!1943年生まれ、2018年に75歳となったヤンソンス。1972年のデビュー以来、様々なオーケストラの首席指揮者を歴任し、数多くの録音もリリースしてきました。ドイツ・オーストリア作品とロシア作品を得意としているヤンソンスらしく、バイエルン放送交響楽団とベートーヴェン、ブラームス、ショスタコーヴィチの交響曲全集録音、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーの交響曲全集録音がありますが、ブルックナーの全集はありません。ブルックナーの録音は、これまでに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との第3・4・6・7・9番、そしてバイエルン放送響とは2007年の第7番があるのみでした。ヤンソンスの指揮で、ブルックナーの最高傑作「第8番」が聴ける日を心待ちにしていた人も多かったのではないでしょうか? ここに満を持して、第8番の演奏が登場いたします。 ヤンソンスは1890年稿を使用。全体はおよそ80分と、SACDフォーマットでも1枚に収まるすっきりとしたテンポではありながら、第3楽章アダージョを少し早めにし、第1楽章と第2楽章を比較的ゆったりと演奏することでメリハリを持たせています。マーラー作品のように、各声部を際立たせることに注力するのではなく、宇宙の創造を思わせる法悦的な高揚感がブルックナー、とりわけ第8番の聞かせどころですが、ヤンソンスはこの点でも文句なし。バイエルン放送交響楽団の持てる力を全て発動して、素晴らしい音の伽藍を組み上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900318

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    En travesti
    アンナ・ボニタティブス
    ソプラノ・アリア集
    詳細ページ
    [ボニタティブス/ミュンヘン放送管/ロヴァリス]

    Opera Arias (Mezzo-soprano) - GLUCK, C.W. / HANDEL, G.F. / MASSENET, J. / PUCCINI, M. (En travesti) (Bonitatibus, Munich Radio Orchestra, Rovaris)

    発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:900318

    CD価格:2,100円(税込)

    イタリア、ポテンツァ生まれのメゾ・ソプラノ、アンナ・ボニタティブスのアリア集。ボニタティブスは現在最も注目される“ズボン役(女性でありながら舞台では少年、青年の役を歌う)”の一人であり、このアルバムではバロック・オペラからミュージカルまでの過去300年間に渡り作曲されたズボン役のアリアを熱唱。美しい声とともに倒錯的な魅力を存分に発揮しています。通常演奏されることのない珍しい作品も多く、曲を知る喜びも楽しめる1枚です。

  • 商品番号:900323

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《ルイザ・ミラー》 詳細ページ
    [レベカ/ショイルレ/クタージ/マグリ/ペテアン/ミミカ/イェルクニカ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/レプシッチ]

    VERDI, G.: Luisa Miller [Opera] (Rebeka, Scheurle, Kutasi, Magrì, Petean, Mimica, Jerkunica, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:900323

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    17世紀前半のチロルを舞台に、領主の息子と村娘の身分違いの悲恋を描いたヴェルディの中期の傑作《ルイザ・ミラー》。シラーの原作を元にカンマラーノが書いた台本は、若い恋人たちが陰謀に巻き込まれた末に悲劇的な死を迎えるまでが描かれており、ヴェルディはここに迫真の音楽を付けています。 注目はタイトル・ロールを歌うマリーナ・レベカ。この役に初チャレンジをした彼女ですが、完璧な技巧と輝かしい声で聴衆を魅了しました。彼女を取り巻く歌手たちの熱唱も聴きどころです。また、指揮者イヴァン・レプシッチもこの《ルイザ・ミラー》の上演が、ウルフ・シルマーの後継者としてミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてのデビューであり、闊達な音楽からは指揮者とオーケストラの良好な関係が感じられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900915

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    幸福への意志
    イェルク・ハントシュタインによる
    「音で聴くチャイコフスキーの伝記」[4枚組] 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    HANDSTEIN, J.: Tchaikovsky - Der Wille zum Glück / TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 6 / Solovushka (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2018年04月27日 NMLアルバム番号:900915

    CD 4枚組価格:3,200円(税込、送料無料)

    大好評を博している「音で聴く伝記シリーズ」。今回は生涯に多くの謎を秘めたチャイコフスキーが主人公です。ドイツ語でのナレーションですが、音楽を聴くだけでも楽しめます。シリーズ恒例となる作品全曲収録は、2013年のヤンソンス指揮による「悲愴」と、同じくヤンソンスの指揮で初出音源となる合唱作品「ナイチンゲール」。この曲だけでも貴重です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900714

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第1番-第9番
    BR KLASSIK マーラー名演集[11枚組 BOX] 詳細ページ

    MAHLER, G.: Symphonies Nos. 1-9 (Bavarian Radio Symphony, Colin Davis, Harding, Haitink, Jansons, Nézet-Séguin) (11-CD Box Set)

    発売日:2018年04月20日

    CD 11枚組BOX価格:7,275円(税込、送料無料)

    現代ドイツを代表するオーケストラ“バイエルン放送交響楽団”。この11枚組BOXには、グスタフ・マーラーの9曲の交響曲が、マリス・ヤンソンスをはじめとする世界最高の指揮者たちによる演奏で収録されています。 メインとなるのは現首席指揮者ヤンソンスの演奏で、CDでは初のリリースとなる交響曲第2番「復活」をはじめ、第5番、第7番、第9番の4曲を収録。以前、映像で発売されていた「復活」はハルテロスとフィンクの独唱も話題となりました。 オーケストラとゆかりの深いハイティンクの演奏も第3番と第4番の2曲を収録。87歳の巨匠による円熟の第3番はもちろんのこと、今回初出となる2005年の第4番は、名歌手ユリアーネ・バンゼのしっとりとした歌声も含めハイティンクらしい温かみのあるマーラーに仕上がっています。 他には、ネゼ=セガンの「第1番」やハーディングの「第6番」、そしてRCAレーベルから発売された当初、その驚くほどの高音質と重厚な演奏が話題となったコリン・デイヴィスの「第8番」も収録。各々の指揮者の個性とともにオーケストラの性能も存分に味わえる交響曲集となっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900154

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    合唱交響曲「鐘」
    交響的舞曲 詳細ページ
    [ヤンソンス指揮/バイエルン放送合唱団/バイエルン放送交響楽団]

    RACHMANINOV, S.: Bells (The) / Symphonic Dances (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2018年01月12日 NMLアルバム番号:900154

    CD価格:2,100円(税込)

    マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の新アルバムは2曲からなるラフマニノフ作品集。ラフマニノフが1913年に作曲した合唱交響曲「鐘」は、エドガー・アラン・ポーの詩をコンスタンチン・バリモントがロシア語に翻訳したテキストを用いた作品。幼いころから慣れ親しんだ鐘の音はラフマニノフの創作の原点とも言える響きであり、この鐘の音で人生の4つの節目を表現するという試みはラフマニノフの創作意欲をおおいにかきたてたのです。一時期は「自身の交響曲第3番」と呼んでいたほどにラフマニノフのお気に入りだったとも言われています。 もう1曲の「交響的舞曲」は1940年に作曲されたラフマニノフの最後の作品。もともと舞曲として着想され、第1楽章には“失敗作”「交響曲第1番」からの引用が見られ、また曲全体にはラフマニノフが愛した「怒りの日」の主題が随所に現れるなど、不安と熱狂が入り混じった作品です。 幅広いレパートリーを持つヤンソンスですが、ラフマニノフに関しては、ロシアのオーケストラを中心にいくつかの録音があるのみで、バイエルン放送交響楽団との録音はこのアルバムが初めてとなります。交響曲やピアノ協奏曲ではなく、声楽を用いた大規模な作品である「鐘」と、晩年の名作「交響的舞曲」を選んだヤンソンスの並々ならぬ自信が感じられる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900157

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    マリス・ヤンソンス
    ポートレート - 75歳記念BOX[5枚組] 詳細ページ

    Orchestral Music - HAYDN, J. / BEETHOVEN, L. van / BRAHMS, J. / STRAUSS, R. / MAHLER, G. / VARÈSE, E. (Mariss Jansons - Portrait)

    発売日:2018年01月12日

    CD 5枚組価格:5,100円(税込、送料無料)

    2018年1月14日に75歳の誕生日を迎えるラトビア生まれの世界的指揮者マリス・ヤンソンス。この日を祝して、ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の名演の中からセレクトした5枚組のBOXが発売されます。2003年からバイエルン放送交響楽団、その翌年、2004年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、この2つの名オーケストラの首席指揮者として活躍してきたヤンソンス。バイエルン放送交響楽団とは2009年に最初の9枚のアルバムをリリースし、以降、継続して様々な作品を録音。どれもがベストセラーを記録しています。 今回のセットには、選りすぐりの名演を収録。彼が愛するハイドンや、マーラーなどの演奏に加え、これまでリリースされていなかったヴァレーズとストラヴィンスキーの2作品も収録。そして2012年の東京公演で演奏されたベートーヴェンも含まれているなど、日本のファンにとっても嬉しいBOXです。

  • 商品番号:900519

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    詩篇集 詳細ページ
    [ヴィンケル/プレガルディエン/ストラジャナツ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/アルマン]

    MENDELSSOHN, Felix: Sacred Choral Music (Psalmen) (Winkel, J. Prégardien, Stražanac, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Arman)

    発売日:2018年01月12日 NMLアルバム番号:900519

    CD価格:2,100円(税込)

    幼い頃から音楽の才能を発揮していたメンデルスゾーン(1809-1847)、両親の薦めで大作曲家カール・フリードリッヒ・ツェルターから作曲を学び始めたのは12歳の時でした。J.S.バッハを深く敬愛していたツェルターから作品の魅力を伝授された少年は、やがて「マタイ受難曲」の蘇演を行うなどバッハ作品の復興に力を入れるとともに、自身も優れた宗教曲を作曲しました。1830年頃に書かれた「詩篇115番」などの初期の宗教音楽はドイツだけでなくイギリスでも評判を呼び、メンデルスゾーンが長期間イングランドに滞在した際は、彼の友人ウィリアム・バーソロミューが宗教作品の作曲を依頼し、よく知られる「わが祈りを聞きたまえ」等の名作が次々と生まれました。このアルバムでは優れた独唱者と、バイエルン放送合唱団が美しく荘厳な響きを紡ぎ出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900715

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    弦楽のための音楽
    ミュンヘン国際音楽コンクール課題曲集
    詳細ページ
    [ミュンヘン国際音楽コンクール委嘱作品集]

    Chamber Music (Strings) - RIHM, W. / STAUD, J.M. / SHCHEDRIN, R. / SAWER, D. (Music for Strings - Commissioned Works for ARD Music Competition)

    発売日:2018年01月12日 NMLアルバム番号:900715

    CD価格:2,100円(税込)

    ドイツ公共放送連盟(ARD)が主催するミュンヘンで行われている『ミュンヘン国際音楽コンクール』。その年によって開催部門が異なり、第1位を獲得するのが非常に困難なコンクールとしても知られています。課題曲には必ず現代作品が含まれており、コンテスタントたちは8分から12分の長さの「最新の作品」を演奏しなくてはならず、同時に、聴衆たちには“違った解釈による何種類もの世界初演の場に立ち会う喜び”が用意されています。 このアルバムには2004年から2016年までの課題曲について「第1位を獲得した奏者たちの演奏」が収録されており、エベーヌ四重奏団やタメスティなどの初々しい演奏を聴くことができます。

  • 商品番号:900147

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第6番 イ長調(ノヴァーク版) 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ハイティンク]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 6 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    発売日:2017年11月10日 NMLアルバム番号:900147

    CD価格:2,100円(税込)

    ブルックナーの中期の傑作とされていながらも、第5番や第7番に比べ、演奏機会があまり多くない第6番。初演の記録でも「長すぎるため聴衆の理解が難しい」という理由で、1883年、1899年(マーラー指揮)の2回はどちらも短縮版が採用され、結局、完全版が演奏されたのはブルックナーの死後であり1901年になってからという不遇の作品です。しかし、全曲を通じて魅力的な楽想に溢れており、特に第2楽章アダージョの深淵さは後期のブルックナー作品を予見させるほどの美しさを有しています。 この曲を知り尽くしているハイティンクの演奏は、第1楽章はゆったりとしたテンポで“崇高さ”を際立たせ、第2楽章、第3楽章は比較的早めのテンポでまとまりをもたせ、勇壮なファンファーレが聴きどころとなる終楽章で全曲を見事にまとめ上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900322

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    Im Arm der Liebe - 愛の抱擁
    マルクス、ブラウンフェルス、コルンゴルト、プフィッツナー:
    管弦楽伴奏歌曲集 詳細ページ
    [バンゼ/ミュンヘン放送管/ヴァイグレ]

    Orchestral Songs - MARX, J. / BRAUNFELS, W. / KORNGOLD, E.W. / PFITZNER, H. (Love's Embrace) (Banse, Munich Radio Orchestra, Weigle)

    発売日:2017年11月10日 NMLアルバム番号:900322

    CD価格:2,100円(税込)

    南ドイツ生まれのソプラノ、ユリアーネ・バンゼが歌う後期ロマン派の歌曲集。バンゼのレパートリーは古典から現代までと幅広く、オペラとコンサートのどちらでも高い評価を得ています。このアルバムでは、20世紀初頭にウィーンを中心に活躍した作曲家たちの歌曲が歌われており、これらはみな、重厚な響きを持つオーケストラを伴うロマンティックな作風を持っています。 「ピアノ伴奏ではない歌曲」はマーラーやヴォルフ、リヒャルト・シュトラウスなど後期ロマン派の作曲家たちが好んだ分野で、これはオペラ・アリアとはまた違う様式であり、作曲家の想いをくまなく伝えるために肥大したオーケストラ・パートに負けないほどの歌唱表現が求められます。重めの響きを持つバンゼの声を際立たせるヴァイグレ/ミュンヘン放送管弦楽団の美しい音色も聴きどころです。

  • 商品番号:900516

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ミサ曲 ロ短調 BWV 232 詳細ページ

    BACH, J.S.: Mass in B Minor, BWV 232 (Landshamer, Vondung, M. Schmitt, A. Wolf, Bavarian Radio Chorus, Concerto Köln, Dijkstra) (NTSC)

    発売日:2017年11月10日

    DVD価格:2,850円(税込)

    2016年6月に開催された“ION-ニュルンベルク国際オルガン週間”で収録された「ミサ曲 ロ短調」。歴史ある聖ローレンツ教会の美しい内装、若手中心の独唱歌手、コンチェルト・ケルンとバイエルン放送合唱団の磨き抜かれた豊かな響き。バッハ最後の大規模な作品の全貌を余すことなく伝えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900320

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    デュリュフレ(1902-1986)
    レクイエム Op.9
    レスピーギ(1879-1936)
    グレゴリオ聖歌風協奏曲 詳細ページ
    [ダムラウ/プシュカリッチ/ラウダレス/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/レプシッチ]

    DURUFLÉ, M.: Requiem / RESPIGHI, O.: Concerto gregoriano (Damerau, Puškarić, Raudales, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2017年09月29日 NMLアルバム番号:900320

    CD価格:2,100円(税込)

    ウルフ・シルマーの後任として、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者に就任したイヴァン・レプシッチによるBR KLASSIKへの初アルバムは「グレゴリオ聖歌」をモティーフにした2つの作品集。 冒頭のフランスの作曲家デュリュフレの「レクイエム」は、先人フォーレの作品を下敷きにしながらも、モティーフのほとんどはグレゴリオ聖歌に由来する瞑想的な作品。ソプラノではなくメゾ・ソプラノが独唱者に設定されているなど、穏やかで美しい響きが要求されています。小規模な室内オーケストラで演奏される場合も多い作品ですが、ここではフル・オーケストラで演奏されています。 レスピーギもグレゴリオ聖歌や教会旋法に関心を抱いていた作曲家として知られ、この協奏曲もヴァイオリンとオーケストラを聖歌隊に見立て、中世の教会での祈りを再現することに成功。宗教的な色彩を帯びたノスタルジックな作品となっています。ヘンリー・ラウダレスによるヴァイオリンの凛とした音色が耳に残ります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900321

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    Amor fatale
    マリーナ・レベカ(ソプラノ) 詳細ページ
    [レベカ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/アルミリアート]

    ROSSINI, G.: Opera Arias for Soprano (Amor fatale) (Rebeka, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Armiliato)

    発売日:2017年09月29日 NMLアルバム番号:900321

    CD価格:2,100円(税込)

    マリーナ・レベカは、ラトビアのリガ生まれ。2007年7月、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業し、アルベルト・ゼッダ指導によるアカデミア・ロッシニアーナで研鑽を積みました。2007年にはペーザロの「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」に出演し、ロッシーニ歌手としての評価を高めました。2009年には来日公演も果たし、圧倒的な歌声で聴衆を魅了しています。2013年にはモーツァルトのアリア集をリリースし話題となったレベカですが、2018年のロッシーニ没後150年に向けていよいよ本命「ロッシーニ・アリア集」をBR KLASSIKからリリースします。 あまり耳にする機会の多くない歌劇から選ばれたこれらのアリアですが、どれも非常に説得力に富んだすばらしい曲ばかり。技術的に難しいだけでなく、高い表現力も求められるアリアですが、レベカは安定した技巧をもってこれらを完璧に歌いこなしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900150

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第5番 嬰ハ短調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    MAHLER, G.: Symphony No. 5 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2017年08月30日 NMLアルバム番号:900150

    CD価格:2,100円(税込)

    マーラーの全交響曲の中でも「創造の新たな段階に踏み出した作品」とされる交響曲第5番。これまでの「子供の不思議な角笛」からの影響から脱却した“器楽のみ”のこの作品には彼も自信を抱いていました。だからこそ、1904年10月の初演の際、この曲がオーケストラや聴衆に快く受け入れられなかったことが不本意であったマーラーは、後に妻アルマの助言も入れながら何度か改訂を施しています。 2016年のヤンソンスが指揮したこの「交響曲第5番」。一聴すればヤンソンスがどれほどこの曲に対して真摯に向き合っているかがおわかりいただけます。名曲中の名曲だけに多くの指揮者、オーケストラがこの曲を演奏、録音し、聴き手もこれらの演奏に触れる機会がありますが、ここでのヤンソンスの演奏は、どんなに耳が肥えた聴き手にも、新たな発見をもたらすことでしょう。各々の楽器によるフレーズの歌わせ方、テンポ、デュナーミクに至るまで、もう一度スコアを見たくなるような驚きに満ちています。スコアを深く丁寧に読み込み、一つ一つの音を大切に奏でることで生まれた完成度の高い演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900155

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    発売日:2017年07月28日

    SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)

    マーラーの全交響曲の中でも「創造の新たな段階に踏み出した作品」とされる交響曲第5番。彼の親しい友人ブルーノ・ワルターや批評家たちの指摘によるまでもなく、マーラー自身がこの事実に気付いていたことでもあり、これまでの「子供の不思議な角笛」からの影響から脱却した“器楽のみ”のこの作品には自信を抱いていました。だからこそ、1904年10月の初演の際、この曲がオーケストラや聴衆に快く受け入れられなかったことが不本意であったマーラーは、後に妻アルマの助言も入れながら何度かの改訂を施しています。 残念ながら初演時には人気を獲得することなかった「第5番」が決定的人気を得たのは、1971年のヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」での効果的なアダージェットの使用でしょう。以降、交響曲第5番は「最も人気のある交響曲」としてランク付けされています。 2016年のヤンソンスが指揮したこの「交響曲第5番」。一聴すればヤンソンスがどれほどこの曲に対して真摯に向き合っているかがおわかりいただけます。名曲中の名曲だけに多くの指揮者、オーケストラがこの曲を演奏、録音し、聴き手もこれらの演奏に触れる機会がありますが、ここでのヤンソンスの演奏は、どんなに耳が肥えた聴き手にも、新たな発見をもたらすことでしょう。各々の楽器によるフレーズの歌わせ方、テンポ、デュナーミクに至るまで、もう一度スコアを見たくなるような驚きに満ちています。スコアを深く丁寧に読み込み、一つ一つの音を大切に奏でることで生まれた完成度の高い演奏です。 SACD Hybrid盤は日本先行発売(日本だけの販売となります)。通常盤は8月発売予定。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900156

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲 第9番 ニ短調 Op.125 詳細ページ
    [ストヤノヴァ/ブラウン/シャーデ/フォッレ/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 9 (Stoyanova, Braun, Schade, Volle, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2017年07月28日 NMLアルバム番号:900156

    CD価格:2,100円(税込)

    7000人という大観衆を心酔させた名演。以前、DVDとSACDで発売されていた名盤を通常CDとして再発売。2007年10月27日、ヴァチカンにて行われたローマ教皇ベネディクト14世の御前演奏です。一分の隙もない美しいハーモニーを紡ぎ出す合唱団、国際的な知名度を誇るソリスト、そして、ヤンソンスの熱狂的な指揮こそ、この「高き理想と喜び」を歌いあげた交響曲にふさわしいものでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900520

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    ヘンデル(1685-1759)
    オケイジョナル・オラトリオ HWV62 詳細ページ
    [ドイル/ジョンソン/ハーヴェイ/バイエルン放送合唱団/ベルリン古楽アカデミー/アルマン]

    HANDEL, G.F.: Occasional Oratorio (Doyle, B. Johnson, P. Harvey, Bavarian Radio Chorus, Berlin Akademie für Alte Musik, Arman)

    発売日:2017年07月28日 NMLアルバム番号:900520

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    1746年、1月から2月にかけて作曲された「オケイジョナル(機会)・オラトリオ」。書き上げた直後の2月14日に初演されたというこの作品には、彼自身の作品が多く転用された、いわば「アンソロジー」的なオラトリオでもあります。一聴すればわかる通り、合奏協奏曲Op.6からのメロディや「王宮の花火の音楽」のメロディ(こちらはオラトリオからの転用)など、様々なおなじみの旋律が耳に残る楽しい作品です。もちろん超絶技巧を施したアリアや感動的な合唱も組み込まれており、1746年に初演を聴いた聴衆は、この曲を「最高のヘンデル作品」と賞賛したといわれています。 今回の演奏は、ハレ・ヘンデル全集の新エディションが用いられた世界初録音。この曲を得意とするジュリア・ドイルを始め、ベテランの歌手、合唱、ピリオド楽器アンサンブル「ベルリン古楽アカデミー」のまろやかな響きを一つにまとめたアーマンの生き生きとした演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900713

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    フリードリヒ・グルダ
    plays モーツァルト&グルダ
    詳細ページ
    [グルダ]

    Piano Recital: Gulda, Friedrich - MOZART, W.A. / GULDA, F.

    発売日:2017年06月23日 NMLアルバム番号:900713

    CD価格:2,100円(税込)

    クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、作曲家と様々な顔を持っていた天才ミュージシャン、フリードリヒ・グルダ(1930-2000)。本格的なジャズ・プレイヤーに転向しようと考えていたこともあるグルダは、最終的に「クラシックとジャズの融合」を試み、その自由なスタイルは、とりわけ彼が愛したモーツァルト演奏に昇華されたといえるでしょう。 このアルバムには、2つの違う年代のグルダの演奏を収録。ジャズに傾倒し始めた時期(1969年)のモーツァルトの2つのロンドを最初と最後に置き、グルダ自身のスタイルを確立させた1982年の演奏をその間に挟むというプログラムです。1982年のグルダのインプロヴィゼーション、モーツァルトのソナタ、彼と聴衆の全てがお気に入りだった「アリア」など、年代の違いを全く感じさせないほど自然な流れの中に溶け込んでおり、ここではまさにクラシックとジャズの融合が図られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900315

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    フリッツ・ヴンダーリヒ
    オペレッタを歌う[LP] 詳細ページ

    Vocal Recital (Tenor): Wunderlich, Fritz - MILLÖCKER, C. / MACKEBEN, T. / LORTZING, A. / LEHÁR, F. / STRAUSS II, J.

    発売日:2017年05月19日

    LP価格:4,240円(税込、送料無料)

    不世出のテノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒのオペレッタ・アリア集! LPにて発売!1930年ラインラント=プファルツ州クーゼルでチェロ奏者の父とヴァイオリン奏者の母の両親の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんできたフリッツ・ブンダーリヒ。戦争と父の死により苦しい生活を強いられたため、正式な音楽の勉強をする機会はなかなか訪れず、20歳の時にようやくフライブルク大学でホルンと声楽を学ぶことができました。その頃にはすでに彼の美声は評判となっており、24歳の時に学内の公演で《魔笛》の主役タミーノを歌うチャンスに恵まれます。その翌年、大学を卒業する年には既にシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を交わし、以降、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場と契約し、ザルツブルク音楽祭などの多くの音楽祭に出演するほどにその才能は傑出していました。しかし、1966年9月17日、友人の別荘の階段から転落、たった35歳という短い生涯を閉じてしまいます。メトロポリタン歌劇場のデビューを目前に控えた歌手として絶頂期の最中で、世界中の人々が彼の死を惜しみ、その名声は没後50年を経ても色褪せることがありません。 このアルバムは彼が1959年から1965年まで、バイエルン放送の人気番組「ミュンヘンの日曜日」に出演した際の録音と、いくつかのスタジオ録音のオペレッタからアリアを収録した1枚。甘美で情熱的な歌唱の全てが未発表音源です。

  • 商品番号:900319

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    ペルト(1935-)作品集
    B-A-C-Hの主題のコラージュ
    7つのマニフィカト・アンティフォナ
    チェチーリア、ローマの乙女 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ヒリヤード・アンサンブル/ミュンヘン放送管]

    PÄRT, A.: Collage über B-A-C-H / 7 Magnificat Antiphons / Cecilia, vergine romana (Bavarian Radio Chorus, Hilliard Ensemble, Munich Radio Orchestra)

    発売日:2017年05月19日 NMLアルバム番号:900319

    CD価格:2,100円(税込)

    世界中で人気が高いエストニアの作曲家ペルトの作品集。創作の初期は「B-A-C-Hの主題のコラージュ」のような新古典主義の様式に則って作品を書いていたペルトですが、「ブリテンへの追悼歌」が作曲された1970年代後半から次第に様式を変化させ、宗教的モティーフを多く用い、また使う音もシンプルになり、自身で「ティンティナブリ(鈴声)の様式」と呼ぶ独自のスタイルを創り上げました。 このアルバムには、管弦楽のための作品とあまり耳にする機会のない曲も含む一連の合唱作品を収録。ダイクストラ、シルマーは、どの作品も密度の高い演奏を聴かせています。また、声楽作品を得意とするヴィオッティが慈しむかのように指揮する「リタニ」も聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900317

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    ラヴェル(1875-1937)
    歌劇《スペインの時》
    狂詩曲「スペイン」 詳細ページ
    [アルケス/ベーア/ヴィダル/ドゥハメル/ロート/ミュンヘン放送管/フィッシュ]

    RAVEL, M.: Heure espagnole (L') [Opera] / CHABRIER, E.: España (Arquez, Behr, Vidal, Duhamel, Lhote, Munich Radio Orchestra, Fisch)

    発売日:2017年04月28日 NMLアルバム番号:900317

    CD価格:2,100円(税込)

    1907年にパリのオデオン座で上演されたフラン=ノアンの劇「スペインの時」を見て感激したラヴェルが、すぐに作曲に取り掛かったのがこの歌劇《スペインの時》。短期間で完成されたものの、オペラ・コミック座の座長が上演に難色を示し、結局1911年まで初演を待たなくてはならなかったという作品は、当時ラヴェルが魅了されていたスペイン風の音楽をふんだんに用い、ユーモアとお色気が漂います。 ここで指揮するイスラエル生まれの指揮者アッシャー・フィッシュは2017年、キリル・ペトレンコと共にバイエルン国立歌劇場を率いて来日予定の注目の人。ワーグナーやモーツァルトを得意としています。同時収録のシャブリエの狂詩曲「スペイン」とともに、情熱的な演奏を聞かせます。プリンツレーゲンテン劇場における日曜コンサートのライヴ収録です。

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  • 商品番号:900515

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ヨハネ受難曲 BWV245 詳細ページ

    BACH, J.S.: St. John Passion, BWV 245 (M. Schmitt, Nazmi, Landshamer, Vondung, Stražanac, Bavarian Radio Chorus, Concerto Köln, Dijkstra) (NTSC)

    発売日:2017年04月28日

    DVD字幕なし価格:2,850円(税込)

    Abendzeitung Munchen誌よりペーター・ダイクストラは《ヨハネ受難曲》をドラマとして理解し、ソリストだけでなく、合唱団の歌手たちが担う小さな役割に至るまで、全て一貫性を持たせています。劇的でエキサイティングな瞬間と、静かで平和な部分の対比が見事です。ドイツ最高のピリオド楽器アンサンブル“コンチェルト・ケルン”との共演によって贅沢な音色が与えられています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900907

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    ベートーヴェン Freiheit über alles
    イェルク・ハントシュタインによる物語
    詳細ページ

    HANDSTEIN, J.: Beethoven - Freiheit über alles / BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 5 / Piano Sonata No. 1 (Gorlatch, Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2017年04月28日 NMLアルバム番号:900907

    CD 4枚組価格:3,200円(税込、送料無料)

    大作曲家の生涯を音楽とともに楽しむ、ハントシュタインによるシリーズの「ベートーヴェン」編。「Freiheit über alles=自由こそが最上」というタイトルの4枚組には、ドイツ語で語られるベートーヴェンの生涯と、その時代に関係する音楽が収録されています。アルバムの最後にはヤンソンスが指揮する“交響曲第5番”とゴルラッチの演奏する「ピアノ・ソナタ 第1番」を収録。4枚組で1枚価格のお買い得アルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900911

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    ヘンデル 音楽の力
    イェルク・ハントシュタインによる物語
    詳細ページ
    [ハイデンライヒ/シア/ヴァハトファイトウル]

    HANDSTEIN, J.: George Frideric Handel - Macht der Musik (Die) (Heidenreich, Schir, Wachtveitl)

    発売日:2017年04月28日 NMLアルバム番号:900911

    CD 3枚組価格:3,040円(税込、送料無料)

    大作曲家の生涯を音楽とともに楽しむ、ハントシュタインによるシリーズの「ヘンデル」編。バッハに比べ、その生涯はあまり知られていません。この3枚組には、当時の宮廷の様子や「なぜ彼がイタリアを離れイギリスに行ったか」など興味深いエピソードが詰まっています。アリアや管弦楽曲などの収録曲は、BR-KLASSIKSの録音だけでなく、CPO、NAXOS、DECCAなどから音源が集められており、音楽だけを聴いていても面白い3枚組です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900151

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第9番 ニ長調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    MAHLER, G.: Symphony No. 9 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2017年02月17日 NMLアルバム番号:900151

    CD価格:2,100円(税込)

    ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による“2016年の来日公演のメイン・プログラム”として選ばれたのは、既にリリースされたリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」と、マーラー畢生の名作「交響曲第9番」でした。演奏の素晴らしさは日本の聴衆からも大絶賛されましたが、この録音は来日に先立ってミュンヘンで行われた演奏会のライブを収録したものです。誰もが共感するテンポ設定の元に、マーラーの求める音を徹底的に追求したヤンソンスの演奏、終楽章の最後は永遠の光の中に解けていき、最後の音が消えた時、全てが厳粛な沈黙に包まれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900152

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    発売日:2017年02月17日

    SACD-Hybrid価格:2,550円(税込)

    ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による“2016年の来日公演のメイン・プログラム”として選ばれたのは、既にリリースされたリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」と、マーラー畢生の名作「交響曲第9番」でした。演奏の素晴らしさは日本の聴衆からも大絶賛されましたが、この録音は来日に先立ってミュンヘンで行われた演奏会のライブを収録したものです。誰もが共感するテンポ設定の元に、マーラーの求める音を徹底的に追求したヤンソンスの演奏、終楽章の最後は永遠の光の中に解けていき、最後の音が消えた時、全てが厳粛な沈黙に包まれます。 SACDハイブリッド盤は日本だけの限定販売となります。数量も限定です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900910

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    バッハ(1685-1750)
    ミサ曲 ロ短調 BWV 232 詳細ページ

    BACH, J.S.: Mass in B Minor, BWV 232 (Landshamer, Vondung, Tarver, A. Wolf, Bavarian Radio Chorus, Concerto Köln, Dijkstra)

    発売日:2017年02月17日

    CD 3枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    バッハの死の前年に完成された「ミサ曲 ロ短調」。4つに分かれた部分のうち「サンクトゥス」のみは1724年に作曲され、「キリエ」と「グローリア」は1733年に作曲されたと推測されるなど、成立については不明な点が多いとは言え、その完成度の高さは比類なきものです。冒頭のキリエこそ「ロ短調」ですが、曲のほとんどは神を賛美する「ニ長調(=ロ短調の平行調)=神を賛美する調性」で書かれた輝かしさに満ちており、まさしくバッハの最高傑作にふさわしい作品とされています。ヨーロッパにおいては、この曲を演奏すること自体が儀式であり、この2016年4月に行われたダイクストラとバイエルン放送合唱団、コンチェルト・ケルン、そして若きソリストたちによる演奏は聴衆たちを沸かせ、またミュンヘンの評論家たちも「まるで魔法にかけられたようだ」と絶賛を惜しみませんでした。 2010年にスタートしたペーター・ダイクストラとバイエルン放送合唱団の「バッハ・プロジェクト」の完結編となります。CD3には、ドイツ語による作品解説が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900149

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第3番 ニ短調 詳細ページ
    [ロンベルガー/アウグスブルク大聖堂聖歌隊/バイエルン放送響/ハイティンク]

    MAHLER, G.: Symphony No. 3 (Romberger, Augsburger Domsingknaben, Bavarian Radio Symphony and Female Chorus, Haitink)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2017年01月13日 NMLアルバム番号:900149

    CD 2枚組価格:2,400円(税込)

    ロマン派時代に書かれたあらゆる交響曲の中で「最長」の作品であるマーラーの交響曲第3番。当初の予定では全7楽章で構成され、各楽章には標題が付けられるという力の入った作品でしたが、出版時にその標題は削除され、最後の楽章に置かれていた「天上の生活」は交響曲第4番の終楽章へと移されました。しかし、標題はなくとも、当時のマーラーが心惹かれていた「子供の不思議な角笛」からの引用や、ニーチェの「ツァラトゥストラ」の一節までと、たくさんの要素が含まれたこの第3番にはマーラーの自然観、人生観などがくまなく反映されているとされています。演奏にあたっては、第2番《復活》のようにオルガンは使用されていないものの、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群、第4楽章にはアルト独唱、第5楽章にはアルト独唱、児童合唱、女声合唱が必要とされ、演奏時間もおよそ100分掛かるという大規模な作品です。 このハイティンクが指揮した演奏は、2016年の6月にミュンヘンのガスタイクにおいて開催された演奏会をライヴ収録したものです。87歳という高齢にもかかわらず、ハイティンクの演奏はとても瑞々しく、全てに力が漲っています。第4楽章、第5楽章でソロを務めるロンベルガーはドイツ出身のメゾ・ソプラノ歌手。バッハのカンタータなど宗教音楽を得意としており、BR Klassikレーベルからはバッハの「マタイ受難曲」やヘンデルの「エジプトのイスラエル人」などの録音をリリース。その真摯な表現と深みのある声が好評を博しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900148

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    アルプス交響曲 Op.64
    死と変容 Op.24 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    STRAUSS, R.: Alpensinfonie (Eine) / Tod und Verklärung (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2016年12月02日 NMLアルバム番号:900148

    CD価格:2,100円(税込)

    まるで映画音楽のように壮大で劇的な《アルプス交響曲》は、リヒャルト・シュトラウスの実体験に基づいて書かれた作品です。14歳、もしくは15歳のリヒャルト・シュトラウスが挑んだのはバイエルン州とチロル州の国境にあるドイツの最高峰ツークシュピッツェ(高さ2962m)。夏山の美しい自然と、荒々しい雷雨を体験した彼は登山の翌日にピアノでこの経験を再現したといいます。そして20年後の1902年に「アンチクリスト、アルプス交響曲」というタイトルでスケッチされ、一旦は4楽章の交響曲として構想されますが、結局は1911年、ガルミッシュの山荘で現在の形としての完成をみることになりました。 登山の道行きは夜明けから始まり、崇高な日の出を見つつ山道を辿り、多くの自然と触れ合いながら道に迷いつつも、頂上を目指します。下山中に雷雨に遭遇、自然の脅威に畏怖するも、無事下山。登山者は無事に帰途に着くのです。ヤンソンスは冒頭からゆったりとした歩みで、各々の場面を情感豊かに描いていきます。もちろん後半のクライマックスも万全の仕上がり。ヤンソンスの細部へのこだわりと、迫力ある造形により、聴き手はまるで自分自身が登山を終えたかのような満足感を抱くでしょう。 同時収録の《死と変容》は、20代の多感なシュトラウスの心情が反映された作品。ヤンソンスはオーケストラの持ち味を存分に生かし、うねる感情を丁寧に描き出しています。 艶やかな弦楽器、パワフルな金管楽器、滑らかな木管楽器など各々のパートが渾然一体となった輝かしい響きは、バイエルン放送交響楽団の特徴とも言える独特な音色です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900314

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    フリッツ・ヴンダーリヒ 詳細ページ [ウンダーリッヒ]

    Vocal Recital (Tenor): Wunderlich, Fritz - MILLÖCKER, C. / LORTZING, A. / NICOLAI, O. / LEHÁR, F. / STRAUSS II, J. / FALL, L. / STOLZ, R.

    発売日:2016年11月23日 NMLアルバム番号:900314

    CD価格:2,100円(税込)

    不世出のテノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒのオペレッタ・アリア集! 1930年ラインラント=プファルツ州クーゼルでチェロ奏者の父とヴァイオリン奏者の母を両親の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんできたフリッツ・ヴンダーリヒ。ナチスの侵攻と父の死を経て苦しい生活を強いられたため、正式な音楽の勉強をする機会はなかなか訪れず、20歳の時にようやくフライブルク大学でホルンと声楽を学ぶことができました。その頃にはすでに彼の美声は評判となっており、24歳の時に学内の公演で《魔笛》の主役タミーノを歌うチャンスに恵まれます。その翌年、大学を卒業する年には既にシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を交わし、以降、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場と契約し、ザルツブルク音楽祭などの多くの音楽祭に出演するほどにその才能は傑出していました。しかし、1966年9月17日、友人の別荘の階段から転落、たった35歳という短い生涯を閉じてしまいます。メトロポリタン歌劇場のデビューを目前に控えた歌手として絶頂期の最中で、世界中の人々が彼の死を惜しみ、その名声は彼の没後50年を経ても色褪せることがありません。 このアルバムは彼が1959年から1965年まで、バイエルン放送の人気番組「ミュンヘンの日曜日」に出演した際の録音と、いくつかのスタジオ録音のオペレッタからアリアを収録した1枚。これら甘美で情熱的な歌唱の全てが未発表音源です。

  • 商品番号:900518

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    GLORIA
    バイエルン放送合唱団 ‐ 宗教音楽名演集
    詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ダイクストラ]

    Choral Concert: Bavarian Radio Chorus - BACH, J.S. / GOUNOD, C.-F. / SCHUBERT, F. / DVOŘÁK, A. (Gloria)

    発売日:2016年11月23日 NMLアルバム番号:900518

    CD価格:1,500円(税込)

    古代ギリシャ劇場の「Choros」を起源とするとされる「コーラス=合唱」は、ヨーロッパを中心に様々な進化を辿ってきました。グレゴリオ聖歌に見られる1声部のみのモノフォニーが、次第に発展し、壮麗な多声部で歌われる複雑なポリフォニーへと発達し、16世紀に極限に達します。その後はオペラやカンタータ、オラトリオなどに分かれ、聖歌隊はますます機能的になり、使われるテキストもラテン語から、様々な言葉、文章へと変化していきます。18世紀から19世紀には多くの作曲家によって、宗教的な曲だけでなく、世俗的な合唱曲も書かれ、19世紀から20世紀には、更に別のジャンルとも融合し、素晴らしい発展を遂げました。 このアルバムは、現代最高の声楽アンサンブル、バイエルン放送合唱団の名演集です。バッハからペルトまで、作曲年代にはおよそ300年の開きがありますが、そのどれもが書かれた時代に即したスタイルに倣い、ヨーロッパの合唱文化の伝統を感じさせる緊密な響きで歌い上げられています。このアルバム収録曲のほとんどを指揮しているペーター・ダイクストラはオランダ出身の指揮者で、若い頃から地元の合唱団を率い、20代でスウェーデン放送合唱団のディレクターを務めたことで注目されました。2005年からバイエルン放送合唱団の芸術監督に就任、名門合唱団を一層レベルアップさせています。最近はオーケストラの指揮者としても活躍。更なる活躍が期待されています。

  • 商品番号:900003

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    発売日:2016年10月28日

    CD通常価格:880円特価!:490円(税込)

    ・・・数量限定アイテム・・・このアルバムは、2016年までのBR-KLASSIK自主制作盤から、ヤンソンスをはじめとした名指揮者たちの渾身の演奏をチョイスし、その聴き所を濃縮した優れもの。どの時代の作品でも柔軟に表現し、また指揮者によって色彩を変化させながらも、伝統は守るという、まさに世界に名だたるオーケストラの本気をまざまざと見せ付けられる素晴らしいアルバムです。 とは言え、この演奏はほんの一部!56ページからなる添付のカタログには、他にも数多くの名演が紹介されており、共演する指揮者の顔ぶれと、レパートリーの広さには驚くばかりです。

  • 商品番号:900513

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    Soli Deo Gloria
    J.S.バッハ(1685-1750)
    宗教作品集[9枚組 Box Set] 詳細ページ

    BACH, J.S.: Soli Deo Gloria - St. John & St. Matthew Passions / Mass in B Minor / Christmas Oratorio (Bavarian Radio Chorus, Dijkstra) (9-CD Box Set)

    発売日:2016年10月21日

    CD 9枚組価格:9,825円(税込、送料無料)

    2010年にスタートしたペーター・ダイクストラとバイエルン放送合唱団の「バッハ・プロジェクト」は2010年の「クリスマス・オラトリオ」、2013年の「マタイ受難曲」、2015年の「ヨハネ受難曲」、そして2016年の「ミサ曲 ロ短調」の4作品で完結となります。それぞれが傑出したソリストと、ドイツを代表する古楽器オーケストラ“ベルリン古楽アカデミー”、“コンチェルト・ケルン”との共演によるライブ収録であり、4作品とも、伝統的な響きと完璧なハーモニーが融合した「21世紀を代表するバッハ作品」と呼ぶにふさわしい演奏が繰り広げられています。この9枚組BOXに4作品全てを収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900908

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ「メサイア」HWV 56 詳細ページ
    [ドイル/ザッツォ/ダヴィスリム/デイヴィース/バイエルン放送合唱団/ビーロック/ダイクストラ]

    HANDEL, G.F.: Messiah (with introduction) (Doyle, Zazzo, Davislim, N. Davies, Bavarian Radio Chorus, B'Rock, Dijkstra)

    発売日:2016年10月21日 NMLアルバム番号:900908

    CD 3枚組価格:4,240円(税込、送料無料)

    1742年の初演以来、この「メサイア」は世界中で数限りなく上演され、人々を熱狂させて来ました。とりわけ遍く知れ渡った「ハレルヤ・コーラス」はこの作品のクライマックスであり、世界中の合唱団のスタンダードなレパートリーとして愛されています。 この演奏はそんな「メサイア」の全体を深く掘り下げることで、聴き手もキリストの苦難を共に体験していきます。受胎告知、キリスト降誕、そして永遠の命。この物語を合唱団とソリストたちが的確に歌っていきます。演奏しているのは、ベルギーの古楽器オーケストラ「バ'ロック」で、ここは最近流行の刺激的な演奏をするのではなく、温かくまろやかな響きを奏でるアンサンブルです。今回は、以前発売したメサイア全曲盤に、マルクス・ファンヘーファーの「メサイアの作品解説盤」を付け加えた3枚組となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900146

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    RHAPSODY
    ガーシュウィン(1898-1937)
    ラプソディ・イン・ブルー(F.グローフェ編)
    シャブリエ(1841-1894)
    狂詩曲「スペイン」 詳細ページ
    [マツーエフ/バイエルン放送響/ヤンソンス]

    Orchestral Music - CHABRIER, E. / GERSHWIN, G. / ENESCU, G. / RAVEL, M. / LISZT, F. (Rhapsodies) (Matsuev, Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2016年08月26日 NMLアルバム番号:900146

    CD価格:2,100円(税込)

    異なる地域で活躍した5人の作曲家による、地元風味たっぷりの5曲の“狂詩曲(ラプソディ)”を集めた楽しいアルバム。シャブリエの代表作である狂詩曲「スペイン」は豊かな色彩に支えられたメロディが特徴で、1882年に彼がこの地を旅行した際に受けた印象を元に作曲されたと言われています。ラヴェルの「スペイン狂詩曲」は、彼自身のルーツでもあるバスクの民謡も取り入れたエスニックな作品。2台ピアノ版も知られていますが、精妙なオーケストレーションによるこちらの管弦楽版は、また格別な雰囲気を持っています。 2曲あるエネスコの「ルーマニア狂詩曲」は、なんと言っても第1番が人気曲。リストのお馴染のハンガリー狂詩曲も曲が進むにつれて熱狂が高まります。アメリカの民族音楽ともいうべきジャズ要素たっぷりの「ラプソディ・イン・ブルー」のソロはロシアのピアニスト、マツーエフが担当。全ての曲を熱狂的に指揮するヤンソンスの解釈も楽しめる、素晴らしいライヴ録音です。

  • 商品番号:900144

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    シベリウス(1865-1957)
    交響曲 第2番
    フィンランディア
    カレリア組曲 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/マリス・ヤンソンス指揮]

    SIBELIUS, J.: Symphony No. 2 / Finlandia / Karelia Suite (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2016年05月13日 NMLアルバム番号:900144

    CD価格:2,085円(税込)

    ヤンソンスの「シベリウスの第2番」といえば、1992年のオスロ・フィルとの演奏、そして2005年のロイヤル・コンセルトヘボウ管との演奏が知られています。もちろんそのどちらも、ヤンソンスらしい生き生きとした表現と燃焼力の高さが魅力的で、各々のオーケストラが生み出す響きの違いなど聴き所の多いものです。 そんなヤンソンスの“シベ2”、今回は満を持してのバイエルン放送交響楽団との演奏が登場。 2015年の秋にミュンヘンで行われた何回かのコンサートは、シベリウス(1865-1957)の生誕150年を祝すものであり、ヤンソンスとオーケストラの強い信頼関係を目の当たりにできる熱狂的な演奏が繰り広げらました。このアルバムでは、そんなコンサートから物語性の強い「カレリア組曲」と愛国心躍る「フィンランディア」、そして「交響曲第2番」を収録しています。 深化し続けるヤンソンスのシベリウス、これは聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900145

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    交響曲 第8番
    スーク(1874-1935)
    弦楽オーケストラのためのセレナード 変ホ長調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    DVOŘÁK, A.: Symphony No. 8 / SUK, J.: Serenade (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2016年04月27日 NMLアルバム番号:900145

    CD価格:2,085円(税込)

    ヤンソンスの「ドヴォルザーク8番」といえば、2007年にロイヤル・コンセルトへボウ管との録音を頭に浮かべる人も多いでしょう。一切のムダを配した筋肉質な響きの中にそこはかとなく漂う叙情性は、まさにヤンソンスならではの世界を表現したものとして、現在も評価の高い演奏です。 そのヤンソンスによるバイエルン放送交響楽団とのドヴォルザークは、昨年録音された「スターバト・マーテル」(900142)も素晴らしいものでした。全編を覆う深い悲しみと、最後にもたらされる暖かい希望。このコントラストが鮮やかに表現された演奏は、ヤンソンスとドヴォルザークの親和性をも感じさせる見事なものでした。 そして2016年に収録された「第8番」では、一層密度の濃いドヴォルザークを聞くことができます。彼の全交響曲の中で、もっともボヘミア要素が高いと評されるこの作品は、ト長調という明るい調性と、メリハリのある曲想が広く愛されており、とりわけ第3楽章の哀愁漂う旋律は一度聞いたら忘れられないほどのインパクトがあるものです。もちろんオーケストレーションも精緻を極めており、至るところに現れる対旋律の面白さや、終楽章のフルート・ソロのような、各々の楽器を際立たせるやり方も円熟期のドヴォルザークを示すものです。もちろんヤンソンスは全ての難関を易々とクリア。満足のいく演奏を展開していきます。 「謝肉祭」は序曲「自然と生命と愛」の中の1曲。全編華々しく賑やかな明るさ全開の作品です。珍しいスタジオ・レコーディングであるスークの「弦楽セレナード」は、やはりドヴォルザークに深い関連を持つ作品で、もともと「短調が支配する暗い曲」ばかりを書く傾向があったスクに「もっと明るい曲を書くように」と示唆したのが、後に義父となるドヴォルザークだったというエピソードがあります。こちらは落ち着いた美しさと、ほっとする明るさを楽しめます。日本語帯付き

    収録作曲家:

  • 商品番号:900313

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    偉大なるヴェルディ歌手たち
    ヴェルディ(1813-1901)アリア集 詳細ページ
    [プライス/シコフ/ヴァラディ/カレーラス/ベルゴンツィ/ミュンヘン放送管]

    GREAT VERDI VOICES (Munich Radio Orchestra)

    発売日:2016年04月27日 NMLアルバム番号:900313

    CD価格:2,085円(税込)

    1962年から1984年にかけて録音された、偉大なる歌手たちによるヴェルディ(1813-1901)のアリアを集めたアルバムです。この錚々たる顔ぶれを眺めるだけでも、この時代がいかに豊穣なものであったかがわかるのではないでしょうか。個性的な歌声はもちろんのこと、バックを務める指揮者たちも素晴らしい人たちが揃っています。歴史的意義のある1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900131

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    FolksLied ‐ 民謡歌集 詳細ページ [ゲルハーエル]

    Vocal Recital: Gerhaher, Christian - HAYDN, J. / BRITTEN, B. / BEETHOVEN, L. van (Folkslied)

    発売日:2016年03月30日 NMLアルバム番号:900131

    CD価格:2,085円(税込)

    今や世界的バリトン歌手となったクリスティアン・ゲアハーエル。BR KLASSIKレーベルでの彼は、シューマンの「ファウストの情景」やブリテンの「戦争レクイエム」で独唱を受け持ったアルバムがリリースされていますが、どちらも深く滑らかな声質を生かした見事な歌唱が高く評価されています。 このアルバムは2013年にプリンツレーゲンテン劇場で行われたリサイタルのライヴ収録です。ここでは比較的珍しいレパートリーが選ばれていて、どれもが民謡と芸術歌曲(リート)の間に生まれるエキサイティングなコントラストを丁寧に描き出したものです。 ハイドンの作品は、歌とピアノトリオのために書かれたもので、歌詞は英語ですが、ここでは1927年にロンとシューラーによって付されたドイツ語の歌詞で歌われています。ブリテンの作品は、良く知られたメロディに現代的な伴奏が付けられていて、この不思議な雰囲気が広く愛されています。あまり演奏されることのないベートーヴェンの作品にも、実は宝石のような魅力が満載です。愛すべき1枚です。

  • 商品番号:900143

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第1番 ニ長調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ネゼ=セガン]

    MAHLER, G.: Symphony No. 1 (Bavarian Radio Symphony, Nézet-Séguin)

    発売日:2016年03月30日 NMLアルバム番号:900143

    CD価格:2,085円(税込)

    1949年に設立されたバイエルン放送交響楽団、この楽団におけるマーラー演奏の伝統の礎は、1960年に首席指揮者に就任したラファエル・クーベリックが作ったものです。彼はマーラー(1860-1911)やドヴォルザークといったチェコに由来する作曲家の作品を積極的に取り上げ、オーケストラの固定レパートリーにしました。以降、ヤンソンスをはじめとした多くの指揮者たちがマーラーを取り上げ、独自の演奏を披露しています。 2011年にバイエルン放送交響楽団にデビューを飾ったネゼ=セガンも果敢にマーラーに挑み、最良の響きと彼ならではの表現で、新しいマーラー像を描き出しました。オーケストラの自主性を重んじた極めてオーソドックスな解釈の中に、ジュリーニに教えを受けたというネゼ=セガンの独自性が時折顔を覗かせる印象的なマーラーです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900909

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    ヨハネ受難曲 BWV245(1749年稿) 詳細ページ
    [プレガルディエン/ナツミ/ランツハーマー/マロッタ/バイエルン放送合唱団/コンチェルト・ケルン/ダイクストラ]

    BACH, J.S.: St. John Passion, BWV 245 (with introduction) (J. Pregardien, Nazmi, Landshamer, Malotta, Bavarian Radio Chorus, Concerto Köln, Dijkstra)

    発売日:2016年03月30日 NMLアルバム番号:900909

    CD 3枚組価格:2,985円(税込)

    BR KLASSIKレーベルにおけるペーター・ダイクストラとコンチェルト・ケルンによる演奏は、このバッハ(1685-1750)の「ヨハネ受難曲」が第3作目となります。以前の「マタイ受難曲」(900508)と、ヘンデルの「エジプトのイスラエル人」(900501)、同じくヘンデルの「ディキシット・ドミヌス」他(900504)は、どれも古楽器オーケストラの渋い音色と、完璧な合唱、そしてなにより隙のない堅固な音楽の流れと驚異的な完成度が高く評価されていますが、この「ヨハネ受難曲」はそれを上回る素晴らしさを感じることができるでしょう。 何より若い歌手たちのまろやかで伸びのある声と表現力も、この完成度を押し上げているのは間違いありません。会場を包む興奮も含めた受難の風景をお届けいたします。最も演奏頻度の高いといわれる1749年稿を採用した演奏です。ボーナスCDには、ドイツ語による「ヨハネ受難曲」のレクチャーが収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900142

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    スターバト・マーテル Op.58 詳細ページ
    [ウォール/藤村実穂子/エルスナー/リー・リアン/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    DVOŘÁK, A.: Stabat Mater (Wall, Mihoko Fujimura, Elsner, Liang Li, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2015年12月23日 NMLアルバム番号:900142

    CD価格:2,085円(税込)

    「スターバト・マーテル=悲しみの聖母」
    13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌の一つで磔刑に処されたキリストの元に佇んだ聖母マリアの悲しみが歌われています。この詞を書いたのはヤーコポーネ・ダ・トーディとされています。どのような理由があるにせよ、愛しい息子を失くした母の悲しみはいつの世にも普遍のものであり、この詞に心打たれた芸術家たちが多くの作品を書いています。 ドヴォルザークの「スターバト・マーテル」は、彼自身の個人的な悲しみが深く投影されていることで知られています。1876年、彼の生まれたばかりの娘ホセファが生後たった数ヶ月で世を去ったことに落胆したドヴォルザークはこの曲のスケッチを始めたのですが、その翌年1877年の8月には幼い娘ルジェナがたばこの誤飲で死去、さらに3歳の息子オタカルも天然痘で亡くなるという悲運にあいついで見舞われてしまったのです。その悲しみを克服するかのようにドヴォルザークは1877年の11月にこの作品を書き上げます。1880年12月23日、プラハ音楽芸術協会の定期演奏会で行われた初演は大成功を収めたということです。 このヤンソンスの演奏、陰鬱な第1曲目の冒頭の雰囲気は第4曲目まで変わることなく、ようやく第5曲目「わがためにかく傷つけられ」になって少しだけ明るく包み込むような雰囲気に変化します。以降も悲しみと慰めが行き来しますが、最後の10曲目に、全ての悲しみを吹っ切るかのように荘厳に曲が転じるところは、実に感動的。その後のフーガも実に素晴らしく、一糸の乱れもありません。オーケストラもソリストも合唱も渾身の叫びを込めたかのようなこのドヴォルザーク。情熱だけで突っ走るのではなく、計算された感情表現には驚くばかりです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900141

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    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    ペトルーシュカ
    ムソルグスキー(1839-1881)
    展覧会の絵 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    STRAVINSKY, I.: Petrushka (1947 version) / MUSSORGSKY, M.: Pictures at an Exhibition (arr. M. Ravel for orchestra) (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2015年11月25日 NMLアルバム番号:900141

    CD価格:2,085円(税込)

    ロシアの良く知られた2つの傑作を1枚に収録した、ロシア音楽ファン垂涎の1枚の登場です。演奏するのはもちろんヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団。ベートーヴェンやリヒャルト・シュトラウスも良いのですが、やはりヤンソンスの本領が発揮されるのはロシアの音楽なのではないでしょうか? 以前リリースされたショスタコーヴィチとチャイコフスキーの「第6番」のアルバム(900123)や、そして最近発売された「スペードの女王」、EMIに録音されたショスタコーヴィチのいくつかの交響曲など、どれも背筋がぞくぞくするほどの素晴らしさでしたが、今回の「ペトルーシュカ」と「展覧会の絵」はカラフルな色彩と、激しい音響が交錯するオーケストラ好きにはたまらない曲であり、指揮者とオーケストラの能力がとことん試されるものでもあります。複雑なリズムを易々と処理し、的確なアプローチによるストラヴィンスキー、重厚な低音をふんだんに用いた迫力あるムソルグスキーと、これまでこの曲を数多く聴いてきた人でも満足できる素晴らしい演奏をお楽しみください。

  • 商品番号:900512

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    クリスマス・オラトリオ BWV 248 詳細ページ

    BACH, J.S.: Christmas Oratorio (Bavarian Radio Chorus, Berlin Akademie für Alte Musik, Dijkstra)

    発売日:2015年11月25日

    CD 2枚組価格:3,040円(税込、送料無料)

    ペーター・ダイクストラとベルリン古楽アカデミーによる、素晴らしい独唱陣を配した敬虔なクリスマス・オラトリオです。伝説的な速さで知られるガーディナーと同じくらいの早めのテンポ設定をとったすっきりとした演奏で、この晴れやかで輝かしい世界が語られていきます。ベルリン古楽アカデミーのメンバーの演奏も、息を飲むほどの鮮やかさ。一瞬の隙もない見事なものです。 スイス出身のソプラノ、ハルニッシュはすでに日本でもおなじみで、アバドの信頼も厚く、宗教曲から現代曲までレパートリーの広い人です。メゾ・ソプラノのアンケ・フォンドゥングは2010年に来日し、マルクス・シュテンツの指揮でマーラーの「復活」を熱唱。その歌声に魅了された人も多いのではないでしょうか。シュミットはドイツ生まれのテノールで、少年の頃はレーゲンスブルク聖歌隊で活躍、その後ベルリン芸術大学で学び、2005年にリリンクの指揮でバッハ(1685-1750)を歌いました。合唱団のメンバーであるインムラーは懐の深い歌声を聞かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900133

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    ワーグナー(1813-1883)
    楽劇「ニーベルングの指環」序夜「ラインの黄金」 詳細ページ
    [フォッレ/クルマン/コニエツニ/ウルリヒ/バイエルン放送響/ラトル]

    WAGNER, R.: Rheingold (Das) [Opera] (Volle, E. Kulman, Konieczny, B. Ulrich, Bavarian Radio Symphony, Rattle)

    発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:900133

    CD 2枚組価格:3,225円(税込、送料無料)

    全ヨーロッパが注目した、バイエルン放送とサイモン・ラトルによる「ラインの黄金」(コンサート形式)の登場です。リハーサル風景も映像で公開されていたり、またベルリン・フィルとの演奏が素晴らしかっただけに期待値が高かったりと、何かと話題になったこの演奏です。現在考えられる最上のキャストを揃え、万全の体制で行われたこの「ラインの黄金」は、ラトルの的確な指揮とバイエルン放送交響楽団のいぶし銀のようなまろやかな音色…序曲の豊かな響きを聴くだけでもこの演奏が極上であることを確信するでしょう…を得て、これ以上望むべくもないワーグナー(1813-1883)が表出されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900134

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    マリス・ヤンソンス ベートーヴェン交響曲全集
    ベートーヴェン:交響曲 第3番
    シチェドリン(1932-)
    「ハイリゲンシュタットの遺書」 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 3 / SHCHEDRIN, R.: Beethovens Heiligenstädter Testament (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:900134

    CD価格:2,085円(税込)

    ベートーヴェンの交響曲第3番に添えられているのは、ロデオン・シチェドリンの「ハイリゲンシュタットの遺書」。バイエルン放送交響楽団から新作の委嘱を受けたシチェドリンは、第3番の交響曲を書き始める前の“遺書を書くまでに追い詰められたベートーヴェンの気持ち”に着目し、エロイカのオケストレーションをなぞりながら、爆発的な感情を込めた音を重ねていきます。もしベートーヴェンが現代に生きていたなら、迷わずこのような音を書くのではないでしょうか。

  • 商品番号:900135

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    マリス・ヤンソンス ベートーヴェン交響曲全集
    ベートーヴェン:交響曲 第4番・第5番
    シャルクシュニーテ(1975-)「炎」 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 4 and 5 / ŠERKŠNYTĖ, R.: Fires (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:900135

    CD価格:2,085円(税込)

    柔和な第4番と誰もが知っている第5番に添えられたのは、1975年リトアニア生まれの女性作曲家、シュルクシュニーテの作品です。彼女はこの「炎」と題された作品の中に、即興的に「運命」のモティーフを取り入れていますが、とは言え、直接の関係があるわけではなく、あくまでも強烈な炎のイメージを焼き付けたのだそうです。燃え盛る炎、燃え尽きた炎、情熱…様々な炎の形が見えてくるような激しく神秘的な音楽です。 ベートーヴェンは、来日時のサントリー・ホールのライヴ収録。ヤンソンスの会心の作です。

  • 商品番号:900136

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    マリス・ヤンソンス ベートーヴェン交響曲全集
    ベートーヴェン:交響曲 第6番
    カンチェリ(1935-)「Dixi」 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 6 / KANCHELI, G.: Dixi (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:900136

    CD価格:2,085円(税込)

    ギア・カンチェリがベートーヴェンのオマージュ作品として書き上げたのは、「第9」をさらに発展させたオーケストラと合唱、独唱のための作品でした。とは言え、使われている歌詞はシラーのような長いものではなく、20分ほどの曲の中にほぼ50の短いラテン語のフレーズが並べられているというもの。各々の言葉がまるで突き刺さるかのように激しい口調で歌われていきます。本来は第9の後に添えられるのがふさわしいのでしょうが、ここでは敢えて、牧歌的な第6番とともに。

  • 商品番号:900137

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    発売日:2015年10月28日

    CD価格:2,085円(税込)

    交響曲第7番は来日時のサントリー・ホールでのライヴ収録分。この演奏はヤンソンス自身の大のお気に入りのものです。添えられているのは、現在ドイツで高い人気を誇るイェルク・ヴィトマンの「コンブリオ」。ベートーヴェンの素材を自由に展開していきます。ベートーヴェンの特徴的なリズムを継承しつつ、断片的なメロディがまるで宇宙の無重力の空間の中を漂っているかのような遊び心に満ちた実験的な音楽です。

  • 商品番号:900138

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    発売日:2015年10月28日

    CD価格:2,085円(税込)

    交響曲第1番と第2番に添えられたのは、ドイツの作曲家シュタウトと日本の望月京(みさと)の作品です。シュタウトの「マニアイ」はギリシャの復讐の女神フリエスの別名であり、その名の通り、偏執系の執拗な音の羅列が耳を直撃します。かたや「ニライ」はベートーヴェンの第2番と第6番の間奏として着想され、曲のところどころにベートーヴェンの第2番終楽章のモティーフが使われていますが、その背景には海の彼方にあると言われる理想郷「ニライカナイ」の世界観が隠されています。海外で高く評価されている彼女の作品、一聴の価値あるものです。

  • 商品番号:900139

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    マリス・ヤンソンス ベートーヴェン交響曲全集
    ベートーヴェン:交響曲 第9番 詳細ページ

    BEETHOVEN, L. van: Symphony No. 9 (Bavarian Radio Symphony Chorus and Orchestra, Jansons)

    発売日:2015年10月28日

    CD価格:2,085円(税込)

    ヤンソンスのカリスマ性が遺憾なく発揮された「第9」のライブ演奏。来日公演の際、サントリー・ホールを興奮させた伝説の名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900510

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ「メサイア」 詳細ページ
    [ドイル/ザッゾ/ダヴィスリム/ディヴィス/バイエルン放送合唱団/ビーロック/ダイクストラ]

    HANDEL, G.F.: Messiah (Doyle, Zazzo, Davislim, N. Davies, Bavarian Radio Chorus, B'Rock, Dijkstra)

    発売日:2015年10月28日 NMLアルバム番号:900510

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    1742年の初演以来、この「メサイア」は世界中で数限りなく上演され、人々を熱狂させて来ました。とりわけ遍く知れ渡った「ハレルヤ・コーラス」はこの作品のクライマックスであり、世界中の合唱団のスタンダードなレパートリーとして愛されています。 この演奏はそんな「メサイア」の全体を深く掘り下げることで、聴き手もキリストの苦難を共に体験していきます。受胎告知、キリスト降誕、そして永遠の命。合唱団とソリストたちが暖かい音色で的確に歌っていきます。演奏しているのは、ベルギーの古楽器オーケストラ「バ'ロック」で、ここは最近流行の刺激的な演奏をするのではなく、暖かくまろやかな響きを奏でるアンサンブルです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900129

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    チャイコフスキー(1840-1893)
    歌劇「スペードの女王」 詳細ページ
    [セルジャン/ディディク/ディアドコワ/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    TCHAIKOVSKY, P.I.: Pique Dame [Opera] (Serjan, Didyk, Diadkova, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    発売日:2015年09月23日 NMLアルバム番号:900129

    CD 3枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    プーシキンの小説を原作とし、チャイコフスキー(1840-1893)と彼の弟モデストが台本を作成した「スペードの女王」。もともとこのモデストの台本は他の作曲家クレフスキーのために作られていたため、チャイコフスキーがこの小説のオペラ化に興味を示すも、すぐには取り掛かることができず、結局はクレフスキーがオペラ化を辞退するまで、待たなくてはいけなかったのです。内容は「人生はゲームである」ということと「冷たい怒り」が根底に流れた、とても悲惨なものですが、チャイコフスキーの素晴らしい音楽が全てを極上のものにしていることは間違いありません。 レニングラードでムラヴィンスキーの薫陶を受けたヤンソンスによるチャイコフスキーは、油断すると弛緩してしまいがちなこの物語を、緊張感あるテンポで手堅くまとめていきます。最近人気急上昇中のウクライナ生まれのテノール、ミーシャ・ディディクの力強い声は、悲劇の主人公を的確に描き出すことに成功しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900132

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第6番 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ハーディング]

    MAHLER, G.: Symphony No. 6 (Bavarian Radio Symphony, Harding)

    発売日:2015年09月23日 NMLアルバム番号:900132

    CD価格:2,085円(税込)

    ハーディングによるマーラー(1860-1911)演奏については、以前ドイツ・グラモフォンからリリースされた「交響曲第10番」の信じられないほどの美しさなどで、既に定評のあるところです。このバイエルン放送交響楽団との第6番の演奏も、第1楽章の第2主題「アルマの主題」やアンダンテ楽章での流麗さや、全体の見通しのよさは高く評価されるものであり、もちろんバイエルン放送響の定評のあるアンサンブルと熱気も楽しめる、究極の1枚であることは間違いありません。 最近ではこの交響曲に「悲劇的」というタイトルを付けて呼ぶことはめったにありませんが、このハーディングによる演奏は、メリハリの強さと溢れ出るような豊かな情感のためか、ことさら悲劇的な要素を強く感じさせるものとなっています。楽章の順序は最近の傾向に倣い、第2楽章にアンダンテ、第3楽章にスケルツォを置くもので、こちらも曲の構成のメリハリを与えるのに一役買っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900140

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    ブラームス(1833-1897)
    交響曲全集 詳細ページ

    BRAHMS, J.: Symphonies Nos. 1-4 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2015年09月23日

    CD 3枚組価格:3,600円(税込、送料無料)

    以前発売され、各々が高く評価されたヤンソンスのブラームス:交響曲がついに一つのセットとなりました。録音されたのは、2006年から2012年までと時期に幅がありますが、どれも「常に最上のものをリリースする」ヤンソンスの主張が反映された素晴らしい演奏となっています。第1番や第4番の厳格な演奏も素晴らしいのですが、第2番の深みのある清澄さや、簡素さの中に力強い主張が見える第3番も名演中の名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900130

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    ミサ・ソレムニス Op.123 詳細ページ
    [キューマイアー/クルマン/パドモア/ミュラー=ブラッハマン/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ハイティンク]

    BEETHOVEN, L. van: Missa Solemnis (Kühmeier, Kulman, Padmore, Müller-Brachmann, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Haitink)

    発売日:2015年05月13日 NMLアルバム番号:900130

    CD価格:2,085円(税込)

    この「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)は、もともとはベートーヴェン(1770-1827)の庇護者であった、ルドルフ大公の“大司教就任祝いのための厳粛なミサ”として書き始められたのですが、ベートーヴェンの構想があまりにも壮大であったため、就任式に間に合わず、結局のところ5年後の1823年にようやく完成したという大作です。全ての楽章が緊密な関係を持ち、全体が統一されたこの作品は随所に見事な対位法が用いられ、またサンクトゥスでは独奏ヴァイオリンが活躍するなど、内容も音楽も充実したベートーヴェン晩年の傑作として讃えられています。 BR KLASSIKレーベルとしても初となる、この「ミサ・ソレムニス」の演奏を担うのは、当時85歳のベルナルト・ハイティンクです。ハイティンクと言えば、2013年録音のハイドン「天地創造」でも、見事な世界の始まりを体感させてくれましたが、このベートーヴェンでは更なる高みと深みに到達した彼の姿を知ることになるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900511

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    ペルト(1935-)
    声楽作品集
    テ・デウム 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/ダイクストラ]

    PÄRT, A.: Te Deum / Ein Wallfahrtslied / Berliner Messe / Dopo la vittoria (Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Dijkstra)

    発売日:2015年04月22日 NMLアルバム番号:900511

    CD価格:2,085円(税込)

    1935年、エストニアで生まれたアルヴォ・ペルト(1935-)の静謐な合唱作品集です。現在では「癒しの作曲家」として捉えられることの多いペルトですが、作曲を始めた初期の頃は新古典主義的な作品を書いていたといいます。しかし、ある日、曲を書く気力を失いそうになった彼が取ったやり方は、「西洋音楽の根源への回帰」でした。そうして生まれた音楽は、どれも質素な衣を纏ったもので、ペルトはこれを「ティンティナブリ(鈴声)の様式」と呼び、以降、この様式を使ったシンプルで美しい作品が次々と生まれていくことになります。 このアルバムに収録されている4つの作品…シャルパンティエやブルックナーからの伝統を意識した輝かしい「テ・デウム」、詩篇121番を用いて書かれた「巡礼者の歌」、聖アンブローズの命日のお祝いのための「勝利の後で」。そして「カトリック教徒の日」にベルリン市内の聖ヘドウィック大聖堂で初演されたたため、この名で呼ばれる「ベルリン・ミサ」…これらは、全てティンティナブリ様式で書かれた静かなもので、演奏にも細心の注意が必要とされますが、ダイクストラをはじめとした全ての奏者たちは、ペルトの音世界に対しての深い知識を敬愛を持ち、これらの作品を完璧に表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900122

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    シューマン(1810-1856)
    ゲーテの「ファウスト」からの情景 WoO 3 詳細ページ
    [ゲルハーエル/カルク/マイルズ/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ハーディング]

    SCHUMANN, R.: Szenen aus Goethes Faust (Gerhaher, Karg, Miles, Bavarian Radio Chorus, Bavarian Radio Symphony, Harding)

    発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:900122

    2CD価格:2,985円(税込)

    ヨーロッパでは人気が高い演目なのですが、日本ではあまり話題にならないこのシューマン(1810-1856)の「ファウストの情景」。音楽と同じくらい文学を愛したシューマンが、ゲーテの「ファウスト」を音楽で表そうとした結果、オペラではなくオラトリオとして創り上げたものです。完成までに9年の歳月を費やし、綿密に計算されたこの音楽はゲーテの深遠な思想と、究極の女性像など様々なものを丁寧に組み込んだ見事なものとなっています。ただし、オペラのアリアのような派手な曲もなく、ひたすら深い美しさのみがあるため、なかなか取っ付き難い作品であることも確かです。 ハーディングはもともとシューマンを得意としていて、この曲にも深い理解を示しています。2013年12月には、ベルリン・フィルでもこの曲を指揮(アーノンクールの代役として)、こちらの演奏でも高く評価されたことが記憶に新しいものです。多くの独唱者と大編成のオーケストラを縦横無尽に操り、壮大な音楽を紡ぎだすハーディングの手腕と、バイエルン放送合唱団の巧みな合唱をぜひご堪能ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900126

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    ヴェルディ(1813-1901)
    レクイエム 詳細ページ
    [ストヤノヴァ/プルデンスカヤ/ピルギュ/アナスタソフ/バイエルン放送響/ヤンソンス]

    VERDI, G.: Messa da Requiem (Stoyanova, Prudenskaya, Pirgu, Anastassov, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    ■合唱曲

    発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:900126

    2CD価格:2,400円(税込)

    ヴェルディ(1813-1901)のレクイエムは、もともと「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、これは1873年に彼が青年時代から敬愛していた文豪アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで構想したものです。しかし、この曲の萌芽といえるものは、1868年のジョアキーノ・ロッシーニの死去の際にヴェルディが「13人の作曲家たちによるレクイエム」の作曲を計画し(結局その発案は様々な事情で放棄されることになります)、その時に彼の担当であったリベラメであり、これは、このマンゾーニのためのレクイエムで見事リサイクルされ、若干の形を変えた上で、同じリベラメに採用されたのでした。 とはいうものの、この曲で一番人気の高いのは何といっても、雪崩落ちるような迫力を持つ「ディエス・イレ(怒りの日)」であり、このメロディのおかげで、モーツァルト、フォーレ作品とともに“三大レクイエム”と称され、現在でも上演の機会が多くあるのです。数あるレクイエムの中でも、極めて劇的でドラマティックな要素を持つこの作品、オーケストラ、合唱、ソリストの全てに高い能力と緊張感が求められる曲でもあります。 2013年10月「ヴェルデイのレクイエム」。同じソリストたちによるウィーン公演の映像も発売されていますが、こちらはガスタイクでの演奏となります。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900127

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    ドン・ファン
    英雄の生涯 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    STRAUSS, R.: Don Juan / Ein Heldenleben (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:900127

    CD価格:2,085円(税込)

    シュトラウス・イヤーに贈る2つのシュトラウス。シュトラウス(1864-1949)24歳の作である「ドン・ファン」はニコラウス・レーナウの詩に基づいた表現的な音楽。全てがわかりやすく、彼の交響詩の中でも人気の高い作品です。 「英雄の生涯」に関しては、もう何の説明も必要ないものですが、一つだけブックレットに面白い記述がありました。確かにこの作品の最後は「隠遁と完成」であって「葬送行進曲」ではありません。シュトラウス自身の作品からの引用もたっぷりあり、自らを「英雄」に例えるとは何たる不遜な行為だ。と憤慨する向きもありますが、この壮大な自叙伝・・・それもまだまだ進化を続けるであろう英雄の姿は全ての聴き手を圧倒するものでもあります。 ヤンソンスの「英雄の生涯」といえば、コンセルトヘボウとの初来日の際にもこの曲がプログラムに組まれていたほどに、彼の得意曲であり愛着のある作品であることは間違いありません。逆に言えば、なぜこれまでバイエルン放送響との録音が発売されなかったのかが不思議なほど。この演奏、実際は2011年のものであり、これまでCD化されなかったのは、やはり2014年の「シュトラウス・イヤー」を待ってのことだったに違いありません。全てがきちんとコントロールされた音楽と、厚みのある響き、そして納得の解釈。漲るパワーは、曲が終わりに近づいても途切れることはなく、ますます輝かしさと力強さを得て終結へと向かいます。崇高かつ神秘的な最後の和音が消えていくときに、人々は何を思うのでしょうか?

    収録作曲家:

  • 商品番号:900311

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    ブラウンフェルス(1882-1954)
    神秘劇「受胎告知」 詳細ページ
    [ホル/シュワルツ/バンゼ/バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー]

    BRAUNFELS, W.: Verkündigung (The Annunciation) [Mysterium] (R. Holl, H. Schwarz, Banse, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, U. Schirmer)

    発売日:2014年11月26日 NMLアルバム番号:900311

    2CD価格:3,184円(税込、送料無料)

    1990年代の後半、当時の退廃音楽復興のブームにのって、ようやく歌劇「鳥たち」のCDが発売になり、その存在を知ることができたという作曲家ブラウンフェルス(1882-1954)。最近は歌劇だけではなく、いくつかの作品を耳にできる機会も増え、少しずつ認知度が上がってきたとは言え、このような珍しい作品が上演されるのは本当に嬉しいことといえるでしょう。 このブラウンフェルス、父は文学者、翻訳者であり、母の祖父(もしくは大おじ)は、かのルイ・シュポーアであったという由緒ある家系に生まれた人。純粋なユダヤ人ではなく、その家系にユダヤ人がいるというだけでナチスから迫害されましたが、終戦後にはまた音楽界に戻り、戦後の音楽復興に貢献しました。熱烈なカトリック信者であった彼の作品には、宗教的なものも多く、この「受胎告知」も中世時代の不安な空気を、後期ロマン派の響きで描き出した稀有な作品となっています。 演奏にあたっては、ユリアーネ・バンゼやハンナ・シュヴァルツをはじめとしたドイツを代表する名歌手たちを揃え、ウルフ・シルマーが渾身の指揮でこの壮大な世界を構築しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900125

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    ハイドン(1732-1809)
    オラトリオ「天地創造」 詳細ページ
    [ティリング/パドモア/ミュラー=ブラッハマン/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ハイティンク]

    HAYDN, J.: Schöpfung (Die) (Tilling, Padmore, Müller-Brachmann, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Haitink)

    発売日:2014年09月24日 NMLアルバム番号:900125

    2CD価格:2,985円(税込)

    1796年から1798年にかけて作曲されたこのオラトリオ「天地創造」。あの興行主ザロモンの依頼によって書かれた作品で、旧約聖書の「創世記」第1章とミルトンの「失楽園」を元にした台本にハイドンが魅力ある音楽をつけています。第1部は天地創造の第1日から第4日までが描かれ、混沌としたものの中から光が生まれ、天使たちが舞い、神の栄光が歌われます。第2部では第5日目と、第6日目。まず生き物たちが地と空を覆い、その後ようやく人間が造られます。そして第3部ではその造られた人間「アダムとエヴァ」が物語の主役となります。 この演奏はハイティンクにとっては第3回目の録音となります。近作は、これまでの音楽的成果と経験を全て注ぎ込んだかのような熱演であり、この雄大な音楽つくりは、まさに「神の視点」というほかありません。84歳という年齢を感じさせないエネルギッシュな演奏となっていることにも注目です。3人のソリストも万全であり、最近注目のソプラノ、ティリングの涼やかで落ち着きのあるガブリエル、やわらかくふっくらとしたパドモアのウリエル、こちらも注目の若手バスバリトン、ミュラー=ブラッハマンの年齢を越えた深い声の響きなど聴くべきところの多いものです。エキサイティングな100分。天地が誕生する様子をぜひお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900905

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    発売日:2014年09月24日 NMLアルバム番号:900905

    3CD価格:2,224円(税込)

    大好評、音と朗読による大作曲家シリーズ、近作は2014年に生誕150年を迎えたリヒャルト・シュトラウスの物語。ドイツ語の朗読とは言え、まだまだ真の姿が知られているとは言いがたい「この偉大なる俗物」作曲家の姿をとことん捉えた興味深い伝記です。 毎回のお楽しみとなっている全曲収録は、なんと発売間もない、ヴェルザー=メストによる「アルプス交響曲」というのですから、こちらも太っ腹。美しいドイツ語の響きを聞くだけでもうれしい3枚組です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900123

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    チャイコフスキー(1840-1893)

    交響曲 第6番 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 6 / TCHAIKOVSKY, P.I.: Symphony No. 6, "Pathétique" (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2014年05月30日 NMLアルバム番号:900123

    CD価格:2,085円(税込)

    奇しくも同じ「ロ短調」という調性が付された2つの「第6番」の交響曲。書かれた年代は、ショスタコーヴィチが1939年、チャイコフスキーが1893年と、46年もの開きがあるものの、どちらの作品もメロディは深淵であり、至る所にため息が聴かれる闇を纏ったものです。ショスタコーヴィチの6番には、標題は付けられていないものの、第1楽章は重く暗く、また曲の終結部のチェレスタは神秘的かつ不気味なもの。かのバーンスタインも、この曲とチャイコフスキーの悲愴との共通点に目を付けていたことが知られています。当時の不安な世界情勢を反映した楽章ですが、第2楽章と第3楽章のからっとした明るさには、当時のショスタコーヴィチの皮肉な感情が込められていると言えるでしょう。かたや、チャイコフスキーの交響曲における副題「悲愴」は作曲家自身によるもので、曲自体の雰囲気が良く捉えられています。ヤンソンスの指揮は、この2つの曲の関連性を見事に引き出しつつ、どちらも決して重苦しさを引き摺ることなく、バイエルン放送響の実力を極限まで使って、極めて壮快に、かつ推進力ある音楽を引きだしています。どちらの作品も第1楽章が聴きもので、これまでなかったかのような「鮮やかな暗さ」を堪能できる名演です。

  • 商品番号:900124

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    アルプス交響曲
    歌劇「インテルメッツォ」から 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ウェルザー=メスト]

    STRAUSS, R.: Alpensinfonie (Eine) / Intermezzo: 4 Symphonic Interludes (Bavarian Radio Symphony, Welser-Möst)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2014年05月30日 NMLアルバム番号:900124

    CD価格:2,085円(税込)

    2014年はリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の生誕150年の記念年にあたります。各社から様々なシュトラウス・アルバムがリリースされる中、BR KRASSIKが満を持してお届けするのは、ヴェルザー=メストが指揮した「アルプス交響曲」と「インテルメッツォの4つの交響的間奏曲」というものです。1915年に初演された「アルプス交響曲」はシュトラウスの最大の交響詩、交響曲であり、この曲の元になったのは彼が14歳、もしくは15歳の時にドイツ・アルプスのツークシュピッツェに向けて登山をした時の体験というのですから、35年ほどに渡る長き構想を経て完成した渾身の作品と言っても良いでしょう。全曲は切れ目なく演奏され、山の夜明けから、滝、牧場などの風景描写を経て、道に迷いながらも頂上に到達。そして襲いくる嵐に見舞われながら下山し、日没を迎えるというもの。もちろんシュトラウスの華麗で精緻なオーケストレーションは、全ての情景を余すことなく描きだしていますので、聴き手はご自宅にいながら「ヴァーチャル登山」を楽しめるという趣向になっています。かたや、「インテルメッツォ」は滅多に演奏されることのないシュトラウスの「個人的な物語」を描いたオペラですが、この「交響的間奏曲」は、全てのフレーズが雄弁な働きをする快活で素晴らしい音楽。こちらも耳を奪われること間違いありません。メストの指揮は、豪快に音楽を動かしていくというよりも、一つ一つのフレーズや情景を大切にした表現力を重視したものです。あきれるほど美しい響きをお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900508

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    マタイ受難曲 BWV 244 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/レーゲンスブルク大聖堂合唱団/コンチェルト・ケルン/ダイクストラ]

    BACH, J.S.: St. Matthew Passion (Bavarian Radio Chorus, Regensburg Cathedral Choir, Concerto Köln, P. Dijkstra)

    ■声楽曲

    発売日:2014年04月23日 NMLアルバム番号:900508

    3CD価格:3,600円(税込、送料無料)

    以前リリースされた「クリスマス・オラトリオ」に続くバイエルン放送合唱団とペーター・ダイクストラのJ.S.バッハ(1685-1750)作品は、名作「マタイ受難曲」。オーケストラはコンチェルト・ケルンで、福音史家は若きテノール、ジュリアン・プレガルディエンが務めています。ソリストたちの名唱もさることながら、コンチェルト・ケルンの素晴らしいアンサンブルは、「マタイ受難曲」に新たな光を当てるものであり、現代における祈りの形を全ての人に問いかけることになるでしょう。ただ聞き流すのではなく、何かを考えながら聞いてほしい名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900509

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    マタイ受難曲 BWV 244 詳細ページ

    BACH, J.S.: St. Matthew Passion (Dijkstra) (NTSC)

    ■合唱曲 ■宗教曲

    発売日:2014年04月23日

    2DVD価格:4,080円(税込、送料無料)

    以前リリースされた「クリスマス・オラトリオ」に続くバイエルン放送合唱団とペーター・ダイクストラのJ.S.バッハ(1685-1750)作品は、名作「マタイ受難曲」。オーケストラはコンチェルト・ケルンで、福音史家は若きテノール、ジュリアン・プレガルディエンが務めています。ソリストたちの名唱もさることながら、コンチェルト・ケルンの素晴らしいアンサンブルは、「マタイ受難曲」に新たな光を当てるものであり、現代における祈りの形を全ての人に問いかけることになるでしょう。ただ聞き流すのではなく、何かを考えながら聞いてほしい名演です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900505

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    シュニトケ(1934-1998)
    合唱のための協奏曲
    3つの聖なる歌
    ペルト(1935-)
    勝利の後 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ペーター・ダイクストラ指揮]

    SCHNITTKE, A.: Choir Concerto / 3 Sacred Hymns / Voices of Nature / PÄRT, A.: Dopo la vittoria (Bavarian Radio Chorus, Dijkstra)

    ■合唱曲

    発売日:2013年11月20日 NMLアルバム番号:900505

    CD価格:2,085円(税込)

    現在、世界最高の合唱指揮者であるダイクストラによるシュニトケとペルトの合唱作品集です。シュニトケの代表的な合唱作品と言える「合唱のための協奏曲」は、中世アルメニアの詩人グレゴリー・ナカレツィ(951-1003)のテキストを用いた作品。劇的な楽章と静謐な楽章が対照的であり、全てはロシア正教の影響を感じさせる無伴奏合唱で歌われます。「3つの聖なる歌」も同じグレゴリーの詩を用いたもので指揮者のヴァレリー・ポリャンスキーに依頼され書かれたものです。 第1曲の思いのほか美しいメロディに内在する不安な響きがシュニトケらしさを演出しています。小カンタータ「勝利の後」は、普段静謐な曲を書くペルトにしては珍しく、明るく力強い作品で、合唱好きの人にはたまらないレパートリーとなっています。バイエルン放送合唱団は、重厚な響きの中に透明感を感じさせるバランスの良い演奏により、極上の響きを生み出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900119

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    ベートーヴェン(1770-1827)
    交響曲全集+現代の作曲家たち[6枚組BOX] 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス指揮]

    BEETHOVEN, L. van: Symphonies Nos. 1-9 / Reflections (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2013年09月25日 NMLアルバム番号:900119

    6CD価格:5,670円(税込、送料無料)

    2012年日本ツアーの感動再び!!
    ヤンソンス&バイエルン放送響における「現在最高の」ベートーヴェン・ツィクルス登場!
    それは、単なるベートーヴェンの交響曲全集ではなく、また、単なる「来日公演」のライヴ集ではありません。昨年のマリス・ヤンソンス来日公演、ベートーヴェン・ツィクルスinサントリー・ホールは様々な反響を呼びました。それは現代における「ベートーヴェン演奏」の可能性を探るものであり、透明感のある響きと近代的なテンポ設定など、従来の解釈を大切にしながらも、独自の見解を上乗せした素晴らしいものでした。 しかし、ヤンソンスはこの演奏をそのままパッケージするのではなく、もっと高みを目指すために、一部の曲をミュンヘン・コンサートのものと差し替え、その上、現代作曲家の「ベートーヴェンの交響曲から生み出された」作品(これはヤンソンスが各々の作曲家たちに委嘱したもの)を組み合わせるという、極めて実験的な試みを施すことで、数多のツィクルスとは完全に差別化を図った1セットを創り上げたのです。これは、このセットでしか味わうことはできません。

  • 商品番号:900120

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    ブリテン(1913-1976)
    戦争レクイエム Op.66 詳細ページ
    [マギー/パドモア/ゲルハーエル/テルツ少年合唱団/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    BRITTEN, B.: War Requiem (Magee, Padmore, Gerhaher, Tolz Boys' Choir, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    ■声楽曲

    発売日:2013年09月25日 NMLアルバム番号:900120

    2CD価格:2,438円(税込)

    2013年、生誕100年を迎えたベンジャミン・ブリテン(1913-1976)。この「戦争レクイエム」は単なる宗教作品を越えた、彼の代表作の一つです。曲のスコア冒頭には、第一次世界大戦で僅か25歳の命を落とした詩人ウィルフレッド・オーエン(1893-1918)の詩… “My subject is War, and the pity of War.我が主題は戦争であり、そして戦争の悲しみである。 The Poetry is in the pity…詩はその悲しみのなかにあり… All a poet can do today is warn.”全ての詩人の成し得ることは今日に警告を与えることにある。 が添えられていて、これがブリテンの姿勢を端的に表しています。1962年5月30日に行われた初演は各方面から大絶賛を受けたという普及の名作です。 2013年3月に行われたこの演奏では、アメリカの人気ソプラノ、エミリー・マギーと、この曲を歌わせたら現代最高のテノールと評されるマーク・パドモア。そして艶やかなバリトンで知られるクリスティアン・ゲルハーエルの3人をソロに迎え、テルツ少年合唱団の無垢の声を併せることで、荒々しいオーケストラの響きと深い祈りの感情を完璧に融合させています。20世紀における戦争体験を普遍化し「平和への祈り」を丁寧に描き出した素晴らしい音楽は、現代に生きる我々に深い感動を与えてくれることは間違いありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900310

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    偉大なるワーグナー歌手たち 詳細ページ [アダム/アーロヨ/ビョーナー/クラス/フリック/グラインドル/グリュンマー/リゲンツァ/ショック/シリヤ]

    WAGNER, R.: Opera Arias (T. Adam, Arroyo, Bjoner, Crass, Frick, Greindl, Grummer, Ligendza, Schock, Silja)

    ■オペラ

    発売日:2013年07月24日 NMLアルバム番号:900310

    CD価格:2,085円(税込)

    ワーグナーの生誕200周年記念盤。これはバイエルン放送の持つ豊富なアーカイブの中から、1963年から1971年までの名演を選りすぐり、高音質でマスタリングしたものです。このシリーズはミュンヘン放送の人気シリーズ「日曜コンサート」の記録であり当時最高の演奏家たちが挙って、名演を披露したことでも知られています。ここに収録された歌手たちの名前を見ただけでもわくわくするようなラインナップ。もちろん指揮者もホルスト・シュタイン、アイヒホルンなど錚々たる顔ぶれです。どっしりとしたビョーナー、清楚で芯のあるグリュンマーの「エリーザベト」の聞き比べや、テオ・アダムの伝説的なヴォータン、他にもグラインドルやアーロヨ、ショックなどの名唱が楽しめる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900116

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    ドヴォルザーク(1841-1904)
    交響曲 第9番「新世界より」 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ネルソンス]

    DVORAK, A.: Symphony No. 9, "From the New World" / A Hero's Song (Bavarian Radio Symphony, Nelsons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2013年05月22日 NMLアルバム番号:900116

    CD価格:2,085円(税込)

    現在、若手指揮者の中でも最も有望株として注目されている指揮者アンドリス・ネルソンスのドヴォルザーク(1841-1904)です。彼は1978年にラトビア、リガの音楽家両親の元に生まれ、ピアノ、トランペット、声楽を学びました。まずはラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者に就任、同時に数多くの指揮者たちから指揮を学んでいます。なかでもマリス・ヤンソンスからは10年近くも指揮法を学んでいて、彼の音楽性にも強い影響を与えていることは間違いありません。2003年から2007年、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者へ就任したのを皮切りに、30代半ばにして、世界の主要オーケストラのほぼ全てを指揮しており、各地のオーケストラの「次の首席指揮者」として検討されている人材です。 これは彼の初のドヴォルザーク録音であり、このライヴはドイツ国内でも大絶賛されました。演奏は、本当にツボを心得たもので、例えば「新世界より」の第2楽章での歌わせ方や、終楽章での昂揚感など「この曲をこういう感じで聴きたい」と思っている人にぴったりの解釈なのではないでしょうか? 同時収録の「英雄の歌」は1897年に書かれたドヴォルザーク最後の交響詩で、他の4曲とは違い、明確なストーリーはなく、一人の英雄が苦難を乗り越えて栄光をつかむというR.シュトラウスの作品とも似た佇まいを持っています。1898年12月4日、ウィーンにてグスタフ・マーラーの指揮により初演されていますが、今ではほとんど演奏される機会のない珍しい曲です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900308

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    ■声楽曲 ■オペラ

    発売日:2013年05月22日 NMLアルバム番号:900308

    CD価格:1,500円(税込)

    「偉大なる歌手シリーズ」6枚組BOX(900309)ボーナスCDの分売です。歌っているのは、鮫島有美子さんの師として知られるエリザベス・グリュンマー。ドイツで生まれ、最初は女優として活動するも、1941年アーヘンでオペラ・デビュー。1946年よりリリック・ソプラノとしてベルリン市立歌劇場で活躍し、その後エディンバラ、バイロイト、ザルツブルクなどの音楽祭に招かれ世界的な知名度を得ます。53年以降はウィーン国立歌劇場の人気歌手となり、モーツァルト、R.シュトラウスのスペシャリストとしても知られています。ここでのモーツァルトは彼女の真骨頂とも言えるものです。1963年には日本でも「フィガロ」の伯爵夫人を歌っています。

  • 商品番号:900712

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    シューベルト(1797-1828)
    交響曲全集 詳細ページ
    [バイエルン放送響/マゼール]

    SCHUBERT, F.: Symphonies Nos. 1-6, 8, 9 (Bavarian Radio Symphony, Maazel)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2013年03月27日 NMLアルバム番号:900712

    3CD価格:2,850円(税込)

    1993年から2002年まで、バイエルン放送交響楽団の主席指揮者として活躍したロリン・マゼール。彼らはブルックナーの全交響曲の名演をはじめとした数々のアルバムをこの世に送り出しています。 このシューベルト(1797-1828)は2001年の記録で、友好な関係を象徴するような幸福感に溢れた演奏を聴くことができます。8歳の時に、ミュンヘン・フィルハーモニーを指揮して「未完成」を振ったこともある神童マゼールによるシューベルト。未完成やグレートなどの有名曲の素晴らしさはもちろんですが、第3番の終楽章や、あまり聴かれることのない第1番などの表現がとてもチャーミング。これらの曲自体の魅力を知るにもうってつけと言った全集であることは間違いありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900903

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    魔の炎で焼かれる世界 詳細ページ [アルグス/バウマン/ブルク/ミヒャエル/ミュール/ペイヤー/ザヒトレーベ/ヴァハトファイトウル ]

    HANDSTEIN, J.: Richard Wagner (Feuerzauber Weltenbrand) (Argus, Baumann, Burg, Michel, Murr, Payer, Sachtlebe, Wachtveitl)

    ■オペラ

    発売日:2013年03月27日 NMLアルバム番号:900903

    4CD価格:2,085円(税込)

    CD3枚分+α・・・強烈な存在感で周囲を焼き焦がしつつ、自らの理想郷を造り上げた作曲家の物語2013年はリヒャルト・ワーグナー(1813-1883)のアニヴァーサリー・イヤーです。今回も白熱するドラマを作り上げたのはイェルク・ハンドシュタインで、既発の「世界、そして夢」(900901)と同じく、“稀代の天才”ワーグナーの生涯を丁寧に描いたものです。前回のマーラーもそうでしたが、今回のワーグナーもふんだんに音楽を用いた劇的なもの(添えられた音楽は様々な有名メーカーからリリースされているものを使用。)迫真のドラマに彩りを添えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900316

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    ソンドハイム(1930-)
    スウィーニー・トッド 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ミュンヘン放送管/シルマー]

    SONDHEIM, S.: Sweeney Todd [Musical] (Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, U. Schirmer)

    ■交響曲/管弦楽曲 ■ミュージカル

    発売日:2013年01月23日

    2CD価格:3,040円(税込、送料無料)

    最近、ジョニー・デップの主演映画版で有名になった稀代の殺人鬼スウィーニー・トッド(1930-)。実在の人物とされていますが、確証はなく「伝説の人物」としてその存在をアピールしています。 こちらはS.ソンドハイムが作詞作曲し、1979年に初演されたミュージカル・ヴァージョンで、オーケストラの創立60周年記念演奏会の一つとして企画されたものです。いつもとは違ったオーケストラの響きをお楽しみください・・・。お話はとても悲惨ですが。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900504

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    ヘンデル(1685-1759)
    デキシート・ドミヌス HWV 232
    J.S.バッハ(1685-1750)
    マニフィカト BWV 243 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/コンチェルト・ケルン/ダイクストラ]

    HANDEL, G.F.: Dixit Dominus / BACH, J.S.: Magnificat (Bavarian Radio Chorus, Concerto Koln, Dijkstra)

    発売日:2013年01月23日 NMLアルバム番号:900504

    CD価格:2,085円(税込)

    ヘンデル(1685-1759)22歳の時の作品である「デキシート・ドミヌス」とバッハ(1685-1750)円熟期の「マニフィカト」の組み合わせです。ヘンデルの若々しい情熱の発露と、バッハの管弦楽法の華やかさ(とりわけティンパニとトランペットが素晴らしい)が味わえる1枚で、ソリストたちの精妙な歌唱も魅力です。なかでもオランダのカウンターテナー、エンヘルチェスの芯のある美声が聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900113

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    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第9番 ニ長調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ハイティンク]

    MAHLER, G.: Symphony No. 9 (Bavarian Radio Symphony, Haitink)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2012年05月30日 NMLアルバム番号:900113

    CD価格:2,100円(税込)

    ハイティンクによるマーラー(1860-1911)演奏の素晴らしさについては、今更何もいうことはないでしょう。70年代に完成させたコンセルトへボウ管とのマーラー全集は、1972年のフランス・ディスク大賞とオランダ・エジソン賞を受賞しており、ヨーロッパでは高い評価を受けていました。しかし、当時の日本では、どうしてもマーラーの巨大さや壮麗さに目を奪われる傾向があり、バーンスタインやショルティの激しい演奏に比べると、クーベリックやハイティンクの演奏は、控えめに映ってしまったのか、どうしても目立たない印象となっていたことは否めません。しかし80年代以降、ハイティンクの滋味溢れる演奏が評価され始めたことは言うまでもありません。彼の音楽は常に滑らかであり、充実した響きをもち、何よりも深い音楽的共感に溢れています。その評価はじわじわと高まり、21世紀に入ってからのハイティンクは「何を聴いても外れなし」とまで言われるほど。まさに円熟を極めたといっても過言ではないかもしれません。 この12月の演奏は、本来ヤンソンスが指揮することになっていたのですが、体調不良で急遽ハイティンクが指揮台に立ったものです。悠然と始まる第1楽章から、何の衒いもなくまっすぐな音楽が溢れています。小手先の解釈ではなく、唯々必然性のある音だけが並ぶもの。必要以上にテンポを揺らすこともなく極めて正統派のマーラーと言えるでしょう。この曲に過度な説明も解釈も必要ありません。素晴らしい指揮者とオーケストラ、そしてそれを受け止める心があれば、それで充分です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900112

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    ブラームス(1833-1897)
    交響曲 第1番&第4番 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BRAHMS, J.: Symphonies Nos. 1 and 4 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2012年04月27日 NMLアルバム番号:900112

    CD価格:1,725円(税込)

    昨年発売のヤンソンス&バイエルン放送響によるブラームス(1833-1897)の第2番&第3番は、第2番での伸びやかさ、第3番でのドラマティックさを前面に出しつつも、細部に至るまでの濃密な感情表現と、練りに練られた解釈と、充実の音色が相俟った素晴らしい演奏を聴くことができました。今回は、残りの2曲、第1番と第4番が満を持しての登場となります。第2番の翌年、2007年に録音された第1番と、2012年2月に録音されたばかりの第4番は、同曲異演盤の中でも群を抜く「革新さ」を持ち、この曲を聞き飽きるほど楽しんだ方にも新たな衝撃を与えることは間違いありません。今回はSACD収録でないのが残念ですが、会場はどちらもヘラクレス・ザールで、豊かな音響は健在です。今秋来日予定のヤンソンス&バイエルン放送響を知るための、最良のアルバムです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900307

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    ヘルマン・プライ
    GREAT SINGERS
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    [プライ]

    Great Singers Live: Prey, Hermann

    ■声楽曲

    発売日:2012年04月27日 NMLアルバム番号:900307

    CD価格:1,500円(税込)

    ドイツの伝説的名テノール、ヘルマン・プライ(1929-1998)。彼はナチス・ドイツ時代のドイツで育ち、ベルリン音楽大学で声楽を学びます。1952年、ヘッセン放送協会の音楽コンクールで優勝し、歌曲リサイタルを足掛かりに、少しずつオペラ歌手としての名声を高め、得意のモーツァルトやロッシーニの役柄を、ハンブルク歌劇場、メトロポリタン歌劇場で歌い人気者となりました。彼がとりわけ得意としたのは、「魔笛」に登場するパパゲーノで、あの、有名な「シャガールの演出による1967年、メトロポリタン歌劇場の魔笛」のパパゲーノも彼が歌っていたことは、良く知られています。また「ワーグナー歌手」としても1965年にバイロイト音楽祭にデビューし、素晴らしいヴォルフラムで人々の注目を浴びました。とは言え、彼の本領はドイツ・リート歌手であり、数々のシューベルトの録音や、ここで聴けるベートーヴェンなどは、フィッシャー=ディースカウとは一味違う味わいで、聴き手を魅了し続けています。このアルバムは、ミュンヘンの放送番組「日曜コンサート」に出演した時の録音を集めたもので、未発表音源も含まれています。1966年の絶頂期、張りのある若々しい歌声は一度聴いたら忘れることができないほどの強烈なインパクトを有していますし、1992年の練られた声もまた枯淡の境地に達しています。また、ベートーヴェンの歌曲集での、サヴァリッシュが見事なピアノ伴奏も聴きものです。

  • 商品番号:900115

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    アレクセイ・ゴルラッチ
    ベートーヴェンを弾く!
    詳細ページ
    [ゴルラッチ/バイエルン放送響/テウィンケル]

    BEETHOVEN, L. van: Piano Concerto No. 3 / Piano Sonata No. 1 (Gorlatch, Bavarian Radio Symphony, Tewinkel)

    ■交響曲/管弦楽曲 ■協奏曲

    発売日:2012年03月14日 NMLアルバム番号:900115

    CD価格:2,085円(税込)

    1988年ウクライナに生まれ、19歳の若さでカーネギー・ホールで演奏するなど、すでに高い評価を得ているピアニスト、ゴルラッチをご存知ですか? 最近の逸材の例に漏れず、彼も数多くのコンクールで上位入賞しており、それは2002年のスタインウェイ・コンクールの優勝を皮切りに、主だったところだけでも同年のロベルト・シューマン青少年コンクール(ツヴィカウ…第1位)、2003年のホロヴィッツ国際コンクール(キエフ…第4位)、2006年の浜松国際ピアノコンクール(日本…第1位)など華々しい経歴を誇っています。2011年は最難関コンクールの一つであるミュンヘン国際コンクールで優勝したことで、これを契機に更なる飛躍を遂げることでしょう。2009年には来日し、日本のファンも数多い彼。この確固たるベートーヴェンはそんな彼の魅力のほんの一部を伝えるものですが、協奏曲の冒頭を聴いただけでも、彼の底知れない才能に震撼させられずにはおれません!

    収録作曲家:

  • 商品番号:900503

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    R.シュトラウス、ワーグナー、マーラー:
    無伴奏合唱作品集 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ダイクストラ]

    Choral Music - STRAUSS, R. / WAGNER, R. / MAHLER, G. (Bavarian Radio Choir, Dijkstra)

    ■合唱曲

    発売日:2012年03月14日 NMLアルバム番号:900503

    CD価格:2,085円(税込)

    マーラー、R.シュトラウス、ワーグナーという3人の「20世紀末」を象徴する作曲家の無伴奏合唱曲集です。あまり知られていませんが、R.シュトラウスはいくつかの合唱作品を書いていて、複雑なオーケストレーションをそのまま声に移した精緻なアンサンブルは、合唱愛好者垂涎の作品として知られています。マーラーの作品は、C.ゴットヴァルトによる編曲で、こちらはマーラーの音世界を16声部によるアンサンブルで描くことで、壮大な世界観を表現しています。ワーグナーの3つの曲はどれも楽劇「トリスタンとイゾルデ」に関係した作品を合唱化したものです。例えば、「ヴェーゼンドンクの5つの歌」の「夢」は「トリスタンとイゾルデのための習作」とされていたり、「温室にて」の濃厚な表現も、直接イゾルデを描いたものではないものの、一人の女性の渇望と孤独を生い茂る植物に添わせたマティルデの詩は、移ろいやすい女心を映し出す鏡のようなものであり、この狂おしいまでのエネルギーの放射は、ダイクストラとバイエルン放送合唱団の水準の高い演奏によって昇華され、聴き手の心を酔わせること間違いありません。

  • 商品番号:900114

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    シューベルト&グノー:
    ミサ曲集 詳細ページ
    [オルゴナソヴァ/エルスナー/バラーチェク/バイエルン放送合唱団&交響楽団/ヤンソンス]

    SCHUBERT, F.: Mass No. 2 / GOUNOD, C.: Messe solennelle de Sainte Cecile (Orgonasova, Elsner, Belacek, Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    ■宗教曲

    発売日:2011年12月14日 NMLアルバム番号:900114

    CD価格:2,085円(税込)

    シューベルト18歳の時に書かれた「小さな」ミサ曲第2番。本来は弦楽合奏とオルガンのみの伴奏による簡潔な作品でしたが、後にトランペットとティンパニが付け加えられ、華やかさを増したことで知られています。曲自体は清冽な響きを持ち、素直なメロディが共感を呼ぶものです。かたや、グノーの作品はロマン派の芳醇な音楽に満たされた美しい作品です。グノーと言えば、オペラ「ファウスト」がよく知られていますが、それは音楽家として成功した後の話であり、若い頃の彼は聖職者を目指していたほど、信仰心の厚い人でした。当時のパリは11月22日の「聖チェチーリアの日」にミサが行われていて、この曲もそのための作品で、あのバッハ=グノーの「アヴェ・マリア」を超える美しい音楽がここにあります。通常では7楽章形式で構成されていますが、この演奏では、アニュス・デイで静かに終わるかと見せかけて、教会暦に従って3曲の「ドミネ・サルヴァム」が付け加えられています。この部分は、それぞれ、教会への祈り、軍への祈り、国家への祈りとタイトルが付けられていて、演奏当時は、「軍への祈り」の際にナポレオン賛美が歌われていたといいますが、現代では歌詞を変えて、もっと普遍なものへの祈りへと変えられています。さて、ヤンソンスのこの演奏、いつものように細部まで磨き抜かれたもので、シューベルトの素朴さとグノーの華麗さが存分に堪能できることでしょう。オルゴナソーヴァの堂々たるソプラノは、ちょっとシューベルトにはもったいない感もありますが、グノーではオーケストラと競い合うかのような力強さを見せてくれます。サンクトゥスで滴る美声を聞かせるエルスナーも最高です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900502

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    バッハ(1685-1750)
    クリスマス・オラトリオ 詳細ページ
    [ダイクストラ&ベルリン古楽アカデミー、バイエルン放送合唱団]

    BACH, J.S.: Christmas Oratorio (Dijkstra) (NTSC)

    ■宗教曲

    発売日:2011年12月14日

    2DVD価格:4,080円(税込、送料無料)

    ペーター・ダイクストラとベルリン古楽アカデミーによる、素晴らしい独唱陣を配した敬虔なクリスマス・オラトリオです。スイス出身のソプラノ、ハルニッシュはすでに日本でもおなじみで、アバドの信頼も厚く、宗教曲から現代曲までレパートリーの広い人です。メゾ・ソプラノのアンケ・フォンドゥングは2010年に来日し、マルクス・シュテンツの指揮でマーラーの「復活」を熱唱。その歌声に魅了された人も多いのではないでしょうか。シュミットはドイツ生まれのテノールで、少年の頃はレーゲンスブルク聖歌隊で活躍、その後ベルリン芸術大学で学び、2005年にリリンクの指揮でバッハを歌いました。これからが楽しみな歌手の一人です。合唱団のメンバーであるインマーは懐の深い歌声を聞かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900902

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    バッハ(1685-1750)
    クリスマス・オラトリオ 詳細ページ
    [ダイクストラ&ベルリン古楽アカデミー、バイエルン放送合唱団]

    BACH, J.S.: Christmas Oratorio, BWV 248 (with Introduction in German) (Dijkstra)

    ■宗教曲

    発売日:2011年12月14日 NMLアルバム番号:900902

    4CD価格:2,085円(税込)

    ペーター・ダイクストラとベルリン古楽アカデミーによる、素晴らしい独唱陣を配した敬虔なクリスマス・オラトリオです。CD1とCD2には、混じり気のない「オラトリオ全曲」を収録。伝説的な速さで知られるガーディナーと同じくらいの早めのテンポ設定をとったすっきりとした演奏で、この晴れやかで輝かしい世界が語られていきます。ベルリン古楽アカデミーのメンバーの演奏も、息を飲むほどの鮮やかさ。一瞬の隙もない見事なものです。スイス出身のソプラノ、ハルニッシュはすでに日本でもおなじみで、アバドの信頼も厚く、宗教曲から現代曲までレパートリーの広い人です。メゾ・ソプラノのアンケ・フォンドゥングは2010年に来日し、マルクス・シュテンツの指揮でマーラーの「復活」を熱唱。その歌声に魅了された人も多いのではないでしょうか。シュミットはドイツ生まれのテノールで、少年の頃はレーゲンスブルク聖歌隊で活躍、その後ベルリン芸術大学で学び、2005年にリリンクの指揮でバッハを歌いました。これからが楽しみな歌手の一人です。合唱団のメンバーであるインマーは懐の深い歌声を聞かせます。 CD3-4には、曲を効果的に使った「音楽劇」が収録されています。こちらもドイツ語がわからなくても問題なく楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900306

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    ルチア・ポップ
    GREAT SINGERS
    詳細ページ
    [ポップ - 録音:1968年-1982年]

    Great Singers Live: Popp, Lucia

    ■オペラ

    発売日:2011年10月12日 NMLアルバム番号:900306

    CD価格:1,500円(税込)

    今なお光を放つ永遠のスープレッド・ソプラノ、ルチア・ポップの秘蔵音源!「20世紀最高のスザンナ」として、全ての人から愛されていた名歌手ルチア・ポップ(1939-1993)。チャーミングで清楚な歌い口と、艶やかな声、そして可憐な容姿で国際的に活躍。彼女が54歳という若さでこの世を去ってしまった時は、全世界のファンが悲しみの涙にくれたことは言うまでもありません。彼女の当たり役は、何と言っても前述の「フィガロの結婚」のスザンナであり、また、あのクライバーの伝説的名演「こうもり」のアデーレでしょう。もちろん他のドイツ・オペラも得意としていたことは間違いありません。また、リート歌手としてはマーラー、R.シュトラウスなどロマン派の作品がレパートリーの中心でした。この1968年から1982年の日曜コンサートでは、彼女お得意のモーツァルトや、お国もののスメタナを始め、いくつかのオペレッタ(この分野でも素晴らしい歌を披露)、そして、声が円熟してからレパートリーを広げたドニゼッティなど、彼女の多彩な表情を伺い知ることができます。21世紀の今、彼女を越えるスザンナは現れるのでしょうか?

  • 商品番号:900107

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    ルトスワフスキ、シマノフスキ、
    A.チャイコフスキー(1946-)

    管弦楽作品集 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    LUTOSLAWSKI, W.: Concerto for Orchestra / SZYMANOWSKI, K.: Symphony No. 3 / TCHAIKOVSKY, A.: Symphony No. 4 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2011年06月08日 NMLアルバム番号:900107

    CD価格:2,085円(税込)

    バイエルン放送交響楽団の最新リリースは、ヤンソンスが深く思いを寄せているという3つの作品です。どの作品も色彩感に溢れ、エキゾチックであるとともに、平和への思いも込められています。ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」はポーランドの民謡をベースとしながら、作曲家が全く新しいアプローチによって、アバンギャルドな佇まいを持たせた興味深い曲。バルトークからの影響も感じられるオケ好きにはたまらない逸品です。シマノフスキの「交響曲第3番」は合唱、テノール独唱、ヴァイオリン独奏を伴う大掛かりな曲。13世紀のペルシャの神秘的な詩が用いられ、独特の和声と、炸裂する音響が入り乱れた20世紀初期の名作の一つです。アレクサンダー・チャイコフスキーは、あの有名な「チャイコフスキーたち」とは関連ありません。1946年にモスクワで生まれ、1972年までモスクワのコンセルヴァトワリーでナウモフにピアノ、フレンニコフに作曲を学びました。作風は新古典主義であり、主にピアノ曲を書いていましたが、最近はこのような管弦楽作品も多く手掛けています。この交響曲第4番は合唱とヴィオラ・ソロを伴う作品。名ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットの依頼により、ヴィオラ・パートにより重要性を付加したというもので、コラールのパッセージに深い思いが込められている「平和への祈りの音楽」です。

  • 商品番号:900304

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    ニコライ・ギャウロフ
    GREAT SINGERS LIVE
    詳細ページ
    [ギャウロフ]

    Great Singers Live: Ghiaurov, Nicolai

    ■オペラ

    発売日:2011年06月08日 NMLアルバム番号:900304

    CD価格:1,500円(税込)

    一般的にバス歌手は、テノールやバリトン歌手のような華やかな役割を負う事がありません。確かに迫力ある歌声は、恋人と愛を語るよりも、手管を弄して女を横取りするか、善人に悪をささやくか、または陰謀を企てるか・・・こんな役がぴったりです。しかし、ブルガリア生まれの世界的バス歌手ニコライ・ギャウロフ(1929-2004)は、そんなイメージを逆手に取ったのです。彼の50回目の誕生日には、故郷のブルガリアの郵便局が記念切手を発行するほどの輝かしい人気を獲得しました。ソフィアで学び、レニングラード音楽院に留学、1957年にはカラヤンに指導を受け、ウィーンでアイーダのランフィスを歌います。その後着々と経歴を重ね、1965年にはザルツブルクで「ボリス・ゴドゥノフ」でデビューを飾ります。彼の活動の中心はミラノ・スカラ座であり、1977年に再婚したソプラノのミレッラ・フレーニとは良き芸術のパートナーとして、しばしば共演したことでも知られます。このアルバムでも、広い音域、深みのある声質で、どんなレパートリーでも手中に収めた完璧な歌唱を聴かせます。

  • 商品番号:900111

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    ブラームス(1833-1897)
    交響曲 第2番&第3番 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BRAHMS, J.: Symphonies Nos. 2 and 3 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2011年02月09日 NMLアルバム番号:900111

    SACD-Hybrid価格:2,085円(税込)

    1877年に作曲されたブラームス(1833-1897)の第2番の交響曲は、劇的な面が際立つ第1番と比べると、伸びやかで快活な楽想を持っています。とはいえ、やはりそこはブラームス。流麗さの中にも、彼らしい緊密な構成が見てとれる一筋縄ではいかない作品となっています。1883年に書かれた第3交響曲は緊張感に満ちた開始や、コンパクトな構成が特徴。標題なども付されてなく、とにかく音楽性で勝負する交響曲です。このヤンソンスの演奏は、曲の中に潜むロマン的な抒情、そして哀愁、闘争心など様々な思いをかき立てられる、創造性豊かな仕上がりとなっています。思いの他、ゆったりとしたテンポで始まる第2番。激流の如く流れおちる第3番。しかし、いつものことながら各所に浮かび上がる小さな楽想たちを交通整理するヤンソンスの手腕には驚く他ありません。各々の曲の録音時期もホールも異なっており、それぞれの違いを聴き分ける楽しみも有しています。毎年、多くのブラームスの録音がリリースされますが、これほど自己主張の強い盤は久し振りです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900901

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    世界、そして夢
    イエルク・ハンドシュタインによる
    「音で聴くマーラーの伝記」
    (ヤンソンス指揮 マーラー 交響曲 第1番 全曲を含む) 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    MAHLER, G.: Symphony No. 1 / HANDSTEIN, J.: Welt und Traum - Eine Horbiografie (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2011年02月09日 NMLアルバム番号:900901

    4CD価格:2,085円(税込)

    マーラーイヤーに贈る最強の音盤!!!
    CD3枚分+α・・・苦悩と愛の作曲家の生涯を。
    2010年から2011年、2年に渡ってアニヴァーサリー・イヤーを迎えるグスタフ・マーラー(1860-1911)を記念する4枚組です。CD1に収録されているのは、2007年3月収録のヤンソンスによる「第1番」全曲です。ヤンソンスのマーラーにかける思いがじっくり伝わる熱い演奏、これだけで大満足間違いなしです。特筆すべきは、CD1の最終トラックから始まる、音楽ドラマ「世界、そして夢」でしょう。正直、実物を見るまでは、「これは日本で販売するのは困難だろう」と思っておりました。しかし、実際に聴いてみると、これが限りなく素晴らしいのです。物語は10章に分かれ、マーラーの生い立ち、苦悩、愛を丹念に拾い上げて行くのです。もちろん音楽もふんだんに添えられています。(音源はBRの物を中心とした、有名メーカーの音を使用。クーベリック、ブーレーズ、キルヒシュラーガーなどの名演がドラマに華を添えます)ドイツ語がわからなくても、かなり楽しめますよ。第1番のみの発売は、今のところ予定なしですが、今回お求めやすい価格を設定しました。燃え盛る愛のドラマに身を焦がしてみませんか???

    収録作曲家:

  • 商品番号:900702

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    フルトヴェングラー(1886-1954)
    交響曲 第2番 ホ短調 詳細ページ
    [バイエルン放送交響楽団/オイゲン・ヨッフム指揮 - 録音:1954年]

    FURTWANGLER, W.: Symphony No. 2 (Bavarian Radio Symphony, Jochum)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2010年12月15日 NMLアルバム番号:900702

    2CD価格:2,085円(税込)

    全曲で80分を越える「名指揮者」フルトヴェングラー(1886-1954)が書いた大作、交響曲第2番です。彼の作品はどれも長大で、後期ロマン派(とりわけブルックナー)の影響を強く受けていますが、1945年に書かれたこの曲はとりわけ彼自身も気に入っていたようで、自作自演も存在することで知られています。紆余曲折を繰り返しつつ歩んで行く、決して平易とは言えない作品ですが、曲の最後の希望に満ちた部分で、全ての魂が解放されるような希望を見せてくれます。このヨッフムの演奏は、1954年11月30日に逝去したフルトヴェングラーへの追悼でもあり、リスペクトとも言えるでしょう。また彼の作品に新たな解釈の光があたった記念すべきものでもあります。じっくりとお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900110

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    ■オペラ

    発売日:2010年12月08日

    DVD字幕なし価格:2,475円(税込)

    バイエルン放送交響楽団60周年の記念演奏会に選ばれたのは、シェーンベルク(1874-1951)の大作「グレの歌」でした。150人のオーケストラ、3つの放送合唱団、そして5人のソリストたちが、この後期ロマン派の最後の名作に挑んだのです。ヤンソンスはこの美しく雄大で、かつ複雑な作品をものの見事に形にしています。この素晴らしいコンサートの模様をお届けいたします。CDの発売は今のところありません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900703

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第8番 ハ短調 詳細ページ

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 8 (Bavarian Radio Symphony, Kubelik)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2010年11月24日

    CD価格:1,500円(税込)

    1961年から1979年まで首席指揮者を務めたクーベリックのブルックナー(1824-1896)です。穏健なイメージのあった当時のクーベリックですが、実はライヴでは熱い音楽を聴かせる人であり、このブルックナーでも緊迫感に満ちた素晴らしい音の建築が目の前に立ち現れます。クーベリックの底力を見せつける演奏と言えるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900711

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲全集 詳細ページ
    [バイエルン放送響/マゼール]

    BRUCKNER, A.: Symphonies Nos. 0-9 (Bavarian Radio Symphony, Maazel)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2010年11月24日 NMLアルバム番号:900711

    11CD価格:7,275円(税込、送料無料)

    過去に「限定自主制作盤」として一瞬だけ市場に出回ったマゼールのブルックナー(1824-1896)全曲演奏会ツィクルスのCDです。2カ月という凝縮された時間の中で、オイゲン・ヨッフムから連なる伝統を踏襲し、その上で彼なりの解釈を加えたこの演奏は、バイエルン放送交響楽団の歴史の中でも、一際輝く記録となっております。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900706

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    ストラヴィンスキー(1882-1971)
    組曲「火の鳥」
    バレエ音楽「春の祭典」 詳細ページ
    [バイエルン放送響/マゼール]

    STRAVINSKY, I.: Firebird Suite / Le sacre du printemps (Bavarian Radio Symphony, Maazel)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2010年10月27日 NMLアルバム番号:900706

    CD価格:1,500円(税込)

    マゼールお得意の2つの作品をカップリング。彼独特の「あくの強さ」は多少薄いものの、その分シャープで切れ味のよいストラヴィンスキーが楽しめます。10年間、このオーケストラに君臨したマゼールの底力を存分に感じられる演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900707

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    「ばらの騎士」組曲 AV145
    「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
    4つの最後の歌 詳細ページ
    [ハルテロス/バイエルン放送響/ヤンソンス]

    STRAUSS, R.: Rosenkavalier Suite (Der) / Till Eulenspiegels lustige Streiche / 4 Last Songs (Harteros, Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2010年10月27日 NMLアルバム番号:900707

    CD価格:1,500円(税込)

    今最も脂の乗ったヤンソンスが得意とするのが、このR・シュトラウスでしょう。コンセルトヘボウとのお披露目でも豪快な「英雄の生涯」を聴かせてくれましたが、ここではまた違った風情を見せてくれます。凝りに凝った歌いまわしが魅力的な「ばらの騎士」組曲、新鋭ソプラノ、ハルテロスの抒情味溢れる「4つの最後の歌」と、オーケストラを聴く楽しみを心から味わわせてくれるような1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900106

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    ミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによるコンサート
    モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
    グリエール:ハープ協奏曲 変ホ長調 Op.74 詳細ページ
    [マンツ/セイソン/パク・ヘユン/バイエルン放送響]

    MOZART, W.A.: Clarinet Concerto / GLIERE, R.: Harp Concerto / KORNGOLD, E.W.: Violin Concerto (Manz, Ceysson, Park, Bavarian Radio Symphony)

    ■協奏曲

    発売日:2010年07月21日 NMLアルバム番号:900106

    CD価格:2,085円(税込)

    2008年、2009年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによる「若き芽のコンサート」です。このコンクールは、1952年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ部門の他、室内楽やハープなどたくさんの楽器の若き演奏家の登竜門として知られています。日本人の入賞者も多いのですが、優勝者が出ることがあまりなく、本当に実力のある人を世界へ送りだす質実剛健なコンクールと言えるのです。このアルバムは、そんな珍しい「優勝者」の瑞々しい演奏を楽しめる1枚です。2008年のクラリネット部門優勝者、セバスチャン・マンツは伸びやかなモーツァルトを聴かせます。2009年のハープ部門の優勝者セソンは、あまり演奏されることのない秘曲、グリエールのハープ協奏曲を演奏。七色の音色で聴衆を魅了しました。また、同年のヴァイオリン部門の優勝者ヘユンは当時17歳。最年少の優勝者として特に注目を浴びる中、コルンゴルトの協奏曲を文句なく弾きこなしています。さあ、未来の巨匠たちへ拍手を送りましょう。

  • 商品番号:900302

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    PARADISI GLORIA 21
    マリアの祈りに基づく21世紀の作品集
    詳細ページ
    [シルマー]

    CRUIXENT, O.: Abismes / WOZNY, J.: Archipel / DODERER, J.: Salve Regina / KUHR, G.: Introductio… (Paradisi Gloria 21) (Schirmer)

    ■交響曲/管弦楽曲 ■合唱曲

    発売日:2010年07月14日 NMLアルバム番号:900302

    CD価格:2,085円(税込)

    どれほど音楽の形態が変わろうとも、神や普遍なる物への敬意は変わることはありません。それを認識させてくれる4つの作品をお聴きください。バイエルン放送局から依嘱されたこれらの作品は、すべて「マニフィカト・・・マリアの祈り」を扱ったものですが、書き手、聴き手によってここまで違った姿で立ち現れるのです。もちろん、どの曲も世界初演であり、各々の曲の斬新さは他では類を見ません。オーケストラの激しい咆哮で始まるクルイサンの「深き淵」にあるのは絶望の中での一筋の救いでしょうか。また、キュールの作品にも破壊的な音が見え隠れしますが、やはりこれを通り抜けないと救いはないようです。ウォズニの作品は「出現した後に生ずる物」という意味でキリスト誕生の後のマリアを描いているということでしょうか。ドーデラーの作品は、最も宗教曲として心にしみるものでしょう。しかし、その不安に満ちた音は一筋縄でいかない何かを孕んでいます。これらの演奏困難な作品を易々と形にしてしまう、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団、そしてソリストたち、指揮者ウルフ・シルマー。彼らの見事な才能に酔い痴れてください。

  • 商品番号:900710

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    モーツァルト(1756-1791)
    フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 詳細ページ

    MOZART, W.A.: Flute Concerto No. 1 / Oboe Concerto / Symphony No. 32 (Grafenauer, Leleux, Bavarian Radio Symphony, Wand, C. Davis)

    ■協奏曲 ■器楽曲(フルート)

    発売日:2010年07月14日

    CD価格:1,500円(税込)

    3つの違った雰囲気のモーツァルトをお楽しみください。イレーナ・グラフェナウアーは1957年スロヴェニアで生まれた女性フルーティストです。彼女は8歳から音楽を学び、カールハインツ・ツェラー、オーレル・ニコレに師事、ベオグラード、ジュネーブ、ミュンヘンの3つのコンクールで1等賞を得ました。1977年から1987年までバイエルン放送響の首席フルーティストとして活躍、クーベリックやデイヴィスの指揮のもと、素晴らしい演奏を数々残しています。この1981年の録音は、ギュンター・ヴァントが北ドイツ放送交響楽団の首席として招聘される前年のもので、厳しい表情を備えたモーツァルトは、このオーケストラのディスコグラフィーの中でも特別なものの一つとして大切にされています。オーボエのフランソワ・ルルーも1992年から2004年まで、このオーケストラの首席として活躍。2001年のこの演奏は、コリン・デイヴィスとの緊密な関係を物語るかのような、雄弁な音楽が楽しめます。1985年の交響曲第32番では、コンパクトな単一楽章の中にイタリア的な明るさを感じさせるところがさすがデイヴィスです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900709

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第22番&第23番 詳細ページ
    [バレンボイム/バイエルン放送交響楽団/ラファエル・クーベリック]

    MOZART, W.A.: Piano Concertos Nos. 22, 23 (Barenboim, Bavarian Radio Symphony, Kubelik)

    ■協奏曲

    発売日:2010年04月21日

    CD価格:1,500円(税込)

    この盤に収録された2曲の協奏曲は、どちらも1785年から1786年に作曲された、モーツァルト円熟期の作品です。自作の弦楽四重奏曲をハイドンに献呈したり、フィガロの結婚を作曲したり、と充実した活動を行っていた時期で、この2曲も流麗なピアノ・パートと豊かな楽想、そして起伏に富んだ構成を持つ素晴らしい出来となっています。また両曲とも、第2楽章のゆっくりとした楽章が短調で書かれていて、「モーツァルトの憂愁」も存分に感じられます。さて、バレンボイムとモーツァルトの相性の良さは誰もが知るところです。イギリス室内管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニーとの弾き振りの全集は、どちらも名演中の名演として評価されています。1970年と言えば、バレンボイムがそろそろ指揮者としての地盤固めを始めた頃のものですが、この演奏では、オーケストラの手綱をクーベリックに全面的に預け、実にのびのびとピアノを演奏するバレンボイムに出会えます。このバレンボイムとクーベリックの演奏、比較的知名度の低い第22番の冒頭から、驚くほどの緊張感と華やかさを持って立ち現れます。また両曲の特徴である、管楽器の絡み合いが実に見事。フルート、ホルン、クラリネットなどがあちこちから顔をのぞかせ、ついついスコアを再確認したくなる面白さです。第2楽章の豊かな音響、そして第3楽章の中間部のうっとりとするような部分など、聴きどころは満載です。第23番も名演!こちらは幅広く歌う第1楽章の第1主題(こちらも管楽器がすばらしい)、予想外にゆったりとしたピアノ。など、こちらも聴きどころ満載です。すでに、今までに数多くのモーツァルトを聴いてきた方も、この1枚はまた新たな発見をもってお聴きいただけることと存じます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900100

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    マリス・ヤンソンス指揮
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 7 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    ■交響曲/管弦楽曲

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900100

    SACD-Hybrid価格:2,224円(税込)

    ブルックナーの演奏史においても最上級の賛辞が与えられる出来栄え!「最愛なるワーグナー」の死を予感して書かれた第2楽章、簡潔に書かれた終楽章、とブルックナーの交響曲の中でもとりわけ美しいメロディに溢れた交響曲第7番です。バイエルン放送響の完膚なきまでに正確なアンサンブル、それを率いるヤンソンスの情熱的なタクト。お互いの持つ美質をこの上なく引き出した極上の演奏は、これまでのブルックナーの演奏史においても最上級の賛辞が与えられることでしょう。「世界で最も美しい響きを得られるコンサート・ホール」として知られるウィーンのムジークフェラインホールにおいて録音されたこのブルックナー。音質はもちろん最高です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900102

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    マリス・ヤンソンス指揮
    ハイドン(1732-1809)
    ミサ曲 第14番 変ロ長調 『ハルモニー・ミサ』 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/交響楽団/ヤンソンス]

    HAYDN, J.: Mass No. 14, "Harmoniemesse" / Symphony No. 88 / Sinfonia in D major (Bavarian Radio Chorus and Symphony, Jansons)

    ■声楽曲

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900102

    SACD-Hybrid価格:2,085円(税込)

    あまりにも荘厳で力強い響きのミサ曲ヴァルトザッセン教会で行われたこのハイドン・プログラムの目玉は何と言ってもハルモニー・ミサでしょう。ハイドンの12曲あるミサ曲の最後を飾るこの作品の息を飲むような演奏が堪能していただけます。バイエルン放送響と放送合唱団という2つの団体から発せられる妙なる調べ。この作品の表題にもなっている管楽器の輝かしい響き(ハルモニーとは木管楽器の合奏の意味)、表現力豊かな独唱者たち。あまりにも荘厳で力強い響きは全ての聴衆を圧倒します。同時発売のDVDでは、臨場感あふれるライブの映像が楽しめます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900300

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    ウルフ・シルマー指揮
    バーンスタイン(1918-1990)
    『ウェスト・サイド物語』- シンフォニック・ダンス
    歌劇『タヒチ島の騒動』 全曲 詳細ページ
    [クリスウェル /ギルフリー/ミュンヘン放送管/シルマー]

    BERNSTEIN, L.: Symphonic Dances / Trouble in Tahiti (Criswell, Gilfry, Munich Radio Orhestra, U. Schirmer)

    ■声楽曲 ■オペラ

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900300

    CD価格:2,224円(税込)

    モダンな味付けが見事な仕上がりに実力派指揮者、ウルフ・シルマーによるバーンスタインの演奏です。シンフォニック・ダンスはオーケストラの柔軟性極限までを生かし、抽出した古典的な響きにモダンな味付けを施したという見事な仕上がりです。「タヒチ島の騒動」はタイトルだけ訊くとものものしい曲を想像してしまいますが、実は単なる倦怠期の夫婦のちょっとしたげんかを描いたライト・オペラ。けんかして気まずくなってしまった夫婦が仲直りのために観に行く映画のタイトルが「タヒチ島の騒動」というわけです。この何とも愛らしい(?)作品を至極真面目に演奏するシルマーに聴き手はニヤニヤしてしまいます。ボーナス・トラックとしてウルフ・シルマーと放送作家エルギン・ホイアーディングの対話が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900301

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    ウルフ・シルマー指揮
    ハルトマン(1905-1963)
    室内オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』 詳細ページ
    [ニュールンド/ゲルハーエア/ミュンヘン放送管/シルマー]

    HARTMANN, K.A.: Simplicius Simplicissimus [Opera] (C. Nylund, C. Gerhaher, Munich Radio Orchestra, U. Schirmer)

    ■声楽曲 ■オペラ

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900301

    CD価格:3,184円(税込、送料無料)

    作曲家ハルトマン(1905-1963)はヨーロッパで非常に人気があり、彼の存命中から多くの著名な音楽家たちによって新作の初演が行われ続けていました。亡くなってからもその人気は衰えることがなく、2005年のハルトマン生誕100周年を記念して行われた演奏会では室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」が演奏会形式で上演され大変な好評を博したのです。ハルトマンはこの作品を「オペラ」と呼びましたが、実際には歌うよりも語りに重点を置いたシニカルなものになっています。オリジナル版はヘルマン・シェルヘンの提案で1934-1936年にできていましたが、その後の1955-56年に改訂された時には、ストラヴィンスキーや第2次世界大戦の影響もあって、より複雑なものへと変貌したのです。ウルフ・シルマーはこの曲を演奏するにあたりゲルハーヘルをはじめとした最高のソリストたちを揃え、こちらも大人気のヴォーカル・グループ、ジンクフォニカーもフィーチャーしこの作品のすみずみにまで光をあてることに成功しました。こちらもベルンハルド・ノイホフ、ヴィルフリート・ヒラーとウルフ・シルマーの対話がボーナスとして収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900101

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    マリス・ヤンソンス指揮
    マーラー(1860-1911)
    交響曲 第7番「夜の歌」 ホ短調 詳細ページ
    [バイエルン放送響/ヤンソンス]

    MAHLER, G.: Symphony No. 7 (Bavarian Radio Symphony, Jansons)

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900101

    SACD-Hybrid価格:2,085円(税込)

    完璧なる技巧と完璧なるアンサンブルが必須条件!
    国際マーラー協会による新クリティカル・エディションによる演奏
    マーラーの交響曲第7番の素晴らしい録音を造り上げるためには、楽団の全ての奏者の完璧なる技巧と、完璧なるアンサンブルが必須条件となります。そして、この複雑怪奇な構造を持った音楽を一つにまとめ上げるだけの指揮者の力量も問われます。すでにヤンソンスとバイエルン放送響は、ミュンヘンのコンサートにおいて、すべての聴衆を満足させることに成功しています。今回、SACDハイブリッドという高音質なフォーマットを得て、彼らの演奏を細部まで余すことなく伝えることが可能になりました。とりわけ、この曲の特徴とも言える2つの「夜の歌」(第2楽章と第4楽章)での艶やかな音色は、マーラーの描く夢幻的な世界を鮮やかに表現しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900103

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    マリス・ヤンソンス指揮
    ハイドン(1732-1809)
    ミサ曲 第14番 変ロ長調 『ハルモニー・ミサ』 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/交響楽団/ヤンソンス]

    HAYDN, J.: Mass No. 14, "Harmoniemesse" / Symphony No. 88 / Sinfonia in D major (Jansons) (PAL/NTSC)

    発売日:2009年09月30日

    DVD価格:2,850円(税込)

    臨場感あふれるライブの映像ヴァルトザッセン教会で行われたこのハイドン・プログラムの目玉は何と言ってもハルモニー・ミサでしょう。ハイドンの12曲あるミサ曲の最後を飾るこの作品の息を飲むような演奏が堪能していただけます。バイエルン放送響と放送合唱団という2つの団体から発せられる妙なる調べ。この作品の表題にもなっている管楽器の輝かしい響き(ハルモニーとは木管楽器の合奏の意味)、表現力豊かな独唱者たち。あまりにも荘厳で力強い響きは全ての聴衆を圧倒します。臨場感あふれるライブの映像をお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900500

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    マルタン(1890-1974)
    二重合唱のためのミサ曲
    コダーイ(1882-1967)
    ミサ・ブレヴィス
    プーランク(1899-1963)
    黒い聖母像への連祷 詳細ページ
    [バイエルン放送合唱団/ダイクストラ]

    MARTIN, F.: Mass for Double Choir / KODALY, Z.: Missa brevis / POULENC, F.: Litanies a la vierge noire (Bavarian Radio Chorus, Dijkstra)

    発売日:2009年09月30日 NMLアルバム番号:403571900500

    SACD-Hybrid価格:2,085円(税込)

    新鋭ダイクストラの鮮やかな手腕を聴く2005年、これまで15年間バイエルン放送合唱団を率い数々の優れた演奏を残してきたミヒャエル・グレーザーの引退に伴い、天才ボーイ・ソプラノでもあり、当時「広い世界の最も素晴らしい小さな聖歌隊のうちの1つと見なされた。」とまで評価されたヴォーカルアンサンブル「ジェンツ」を率いていたペーター・ダイクストラが、若干26歳で音楽監督に就任し、ファンから喝采を浴びたのは記憶に新しいところです。今回のアルバムは、その記念の年に録音されたもので、かなり意欲的なレパートリーが収められています。(とはいえ同じ年に録音され既にリリースされているアルバム (OEHMS/OC 540) でもデュリュフレ、メシアン、プーランクなどを演奏!)彼の手際のよいアンサンブルのまとめかたには心の底から驚く他ありません。古楽作品でも現代作品でも何でもOK!という柔軟性は、これからのバイエルン放送合唱団の更なる発展を予想させてくれます。