2024年6月

※複数語による AND OR 検索はできません

絞り込み 参考キーワード

35 件 / 35件中 準備中…

  • 商品番号:NYCX-10475

    詳細ページを見る

    〈6月21日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第25番&第27番 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック 他]

    発売日:2024年06月21日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    計30余年をかけて、類を見ない全集がついに完結モーツァルトの演奏史に革命を起こしたクリストファー・ホグウッドとアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージックが、モーツァルト研究家でピアニストのロバート・レヴィンを迎えて1993年に開始したピアノ協奏曲全集の録音。8枚をリリースして2001年を最後に途絶えていたプロジェクトが2023年に再開、当リリースをもって遂に完結します。 収録曲は、モーツァルト後期作品の中でも壮麗な規模と楽想を持つ第25番K.503と当ジャンル最後の作品第27番K.595。間に挟まれたコンサート・アリアK.505は、作曲年代が近くピアノが活躍するという点に加えて、その歌詞「どうしてあなたを忘れられよう...心配しないで、愛する人よ」に、当プロジェクトに携わってきたすべての音楽家の気持ちを込めた採用と思われます。 ピアノ協奏曲のカデンツァはここでもレヴィンの即興によるもの。全体的に即興や装飾など「楽譜に書かれていない」音符の多さに注意が行きがちですが、それらがモーツァルトのスタイルに見事にフィットしているところが特徴です。既存の録音との差別化を意図したものではなく、モーツァルトのスタイルを徹底的に尊重し、その細部にまで注意を払った結果生まれる「モーツァルトらしさ」の再発見にあると言えるでしょう。調律にはキルンベルガーから派生した調律法Prinzが使われています。 ※国内仕様盤には大津聡氏による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10476

    詳細ページを見る

    〈6月21日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    大家C.P.E.バッハと
    躍進期のモーツァルト
    詳細ページ
    [アレクサンドル・メルニコフ、セリーヌ・フリッシュ、カフェ・ツィマーマン]

    発売日:2024年06月21日

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ALPHAの看板楽団カフェ・ツィマーマン、
    名手メルニコフを迎えついに古典派へ!
    ALPHAレーベル創設直後から数々の名盤を世に送り出してきた古楽器楽団カフェ・ツィマーマン。高い評価を博した大バッハの協奏曲&管弦楽組曲シリーズに象徴される通りバロック作品の録音が目立つ彼らが今回、ついに18世紀後半の古典派時代に充実編成で臨みました。 同団創設以来の中心メンバーで独奏者としても活躍するセリーヌ・フリッシュがチェンバロ独奏を務め(通奏低音ではフォルテピアノも使用)、ゲストはなんと来日公演でもおなじみの俊才アレクサンドル・メルニコフ! 1770~80年代には既に国際的な名声を誇る巨匠となったハンブルク市の音楽監督C.P.E.バッハ(大バッハの次男)、かたやザルツブルクとウィーンで続々名曲を生みつつあった躍進期のモーツァルト、同時期とは思えないほど対照的な作風の両者それぞれ2作品ずつ収録。 C.P.E.バッハが最晩年に手がけた協奏曲はオーケストラの傍ら二つの鍵盤楽器を対置させた異色作で、両独奏者それぞれに異なる才気煥発なソロが音色の違いと共に十全に味わえる一方、モーツァルトのピアノ協奏曲では総奏部分からメルニコフがフォルテピアノで通奏低音も演奏。充実の管楽器セクションにはオーボエのボジローやファゴットのル・シュナーデクらバッハ録音でも活躍をみせた名手たちも参加、どの曲でも各パートの自発性と楽団の一体感が不思議な共存をみせながら、じっくり曲を聴かせる解釈の深みはまさにカフェ・ツィマーマンならでは。 名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事やバーゼル出身の作曲家テュリング・ブレムによる洞察に富んだ解説(国内仕様では全訳付)まで、示唆と音楽性に富んだ演奏を十全に堪能できる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10473

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,200円(税込)

    20世紀に活躍したブラジルの多くの作曲家と同様、フェルナンデスは民族主義的な作風から出発し、それらを国際的な技法や様式と統合することを試みました。 「田園風東方の三博士祭」組曲は初期の民族主義的な路線による代表作。クリスマスをモチーフにした親しみ易い音楽で、特に覚えやすくノリ易い第3曲「バトゥーキ」はブラジル管弦楽名曲集の定番の一つ。2022年に東京で行われたブラジル独立記念200周年コンサートでも演奏され喝采を博しました。 交響曲第1番はバルトークに影響されて書いた4楽章形式の力作。古典的な構成による純粋音楽を目指しつつもブラジルらしいリズムや旋律が随所に顔を出します。エメラルドを求めて密林に入り、先住民や大自然の脅威に直面した冒険家を描いた第2番は標題音楽の性格が強く、ドラマティックな作品。作曲者は初演を聴くことなく世を去りました。 ※国内仕様盤には木許裕介氏(指揮者/日本ヴィラ=ロボス協会会長)の日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10474

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第3番 ニ短調(第2稿)
    アダージョ(1876年) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/ウィーン放送交響楽団/リンツ・ブルックナー管弦楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの全交響曲のすべての稿を録音する企画 「#bruckner2024」の第16弾。 ブルックナーがワーグナーに献呈したことで「ワーグナー」のニックネームを持つ第3番には3つの稿があり、改訂の度に全体は短くなって、ワーグナー作品からの引用は削られてゆきます。第3稿の完成時にはブルックナーは第5番まで書き終えており、その経験が反映されていますが、この経過を「完成度を高めた」と取るか、「オリジナリティが減じた」と取るか、研究者でも評価が分かれます。CAPRICCIOの#bruckner2024では3つの稿すべてに加え、第1稿と第2稿の間に作曲された1876年のアダージョも収録(ノーヴァクが「アダージョ2」と命名したもの)。これで第3番創作と改訂の軌跡を同一指揮者の解釈でたどれることとなりました。 ポシュナーの解釈は重々しいサウンドやテンポから決別し、見通しよく、細部の指示をわかりやすく音にしてゆく姿勢で当初から一貫してきました。1876年のアダージョにはティントナーやヴァンスカの録音があり、いずれも演奏時間20分を越えますが、ポシュナーは約16分。瞑想性よりも清らかな抒情が感じられます。それでも第2稿(1877年)の第2楽章(アンダンテ…クワジ・アダージョ。演奏時間約14分)と比べると、この微妙なテンポ指定の違いをしっかりと認識して指揮していることがわかります。こうした態度は、異稿の録音が集積された今こそ意義や効用があらためて実感されることでしょう。 ブルックナー研究家のウィリアム・キャラガンはブルックナーの異稿について「自分の好み、理想の姿、究極の形を探すのはやめよう。すべてのスコアには価値がある。特に第3番は傑作だ。どのような姿であろうとも」と語っており、その言葉に感じるところのあるファンには是非聞いて頂きたい1枚です。 ※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555392

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ペツ(1664-1716)
    ドゥープレクス・ゲーニウス 詳細ページ
    [ラルパ・フェスタンテ(古楽器アンサンブル)]

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:2,775円(税込)

    バッハより約20歳年長のヨハン・クリストフ・ペツによるソナタ集の貴重な録音が登場。幼い頃に聖歌隊で歌いながら音楽の素養を身につけたペツは、24歳でバイエルン選帝侯の宮廷楽師となり、留学先のローマでアルカンジェロ・コレッリに師事してイタリア音楽の様式を身につけます。帰国後はボンやミュンヘンの礼拝堂の楽団で働き、1706年から亡くなるまでヴュルテンベルク公エーバーハルト・ルートヴィヒのカペルマイスターとして楽団のレベル向上に尽力しました。 ここに収められた「ドゥープレクス・ゲーニウス」はローマから帰国した後の1690年代前半に作曲されたと推定されており、バイエルン選帝侯に捧げられました。1696年にアウクスブルクで出版されると人気を博し、ロンドンやアムステルダムでも出版されています。 各曲は旋律楽器である2つのヴァイオリンと通奏低音によるトリオ・ソナタの形式を採り、コレッリの作品5の系譜に連なるもの。各ソナタは4から9の楽章から成り、緩急の対照や楽想の使い分けにより多彩な表情を見せています。ペツは初版楽譜のタイトルで「ヴィオラ・ダ・ガンバやチェロと同等の技術で演奏可能なアーチ・ヴィオラ」なる楽器を追加していますが、これが何を指すのかは不明で、ここではチェロを充てています。

  • 商品番号:555429

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ディッタースドルフ(1739-1799)
    オウィディウスの『変身物語』による交響曲集 詳細ページ
    [ケース・スカリョーネ(指揮)/ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団]

    発売日:2024年06月14日

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    LP時代から人気のあったディッタースドルフの「変身物語」に基づく交響曲集に新録音が登場。 1781年、ディッタースドルフは古代ローマの詩人オウィディウスの『変身物語』に基づく交響曲シリーズの作曲を計画します。この物語は古代神話の登場人物たちが動物や植物、鉱物、果ては神にまで変身していくエピソードを集めた叙事詩で、後世数多くの演劇作品やオペラなどの題材になっています。 ディッタースドルフは15曲の交響曲を5曲ずつ3つのセットにし、そのセットのために造られた彫刻を合わせて出版することを計画。これは18世紀後半における「最も野心的なプロジェクト」の一つとして評判になりましたが途中で頓挫。完成したのはここに収められた6曲の交響曲だけでした。 ハイドンを思わせる端正な音楽に現れる「変身」の場面は今も魅力的に響きます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555480

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:2,100円(税込)

    プラハで生まれ、ウィーンで活躍したレオポルト・アントン(アントニーンとも)・コジェルフ。数多くの作品を残し、なかでもピアノ三重奏曲は60曲以上が目録に掲載されています。 この第4集には、1789年に発表されたニ長調と、1798年のヘ長調、初期の作品とされる変ホ長調の3曲の三重奏曲を収録。ヘ長調の三重奏曲では、この頃コジェルフが関心を抱いていたスコットランドやアイルランドの民謡旋律も用いられるなど親しみやすい旋律に満たされています。 およそ20年にわたりコジェルフ作品を演奏し続けるトリオ1790が、古典派盛期の響きを生かした流麗な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555484

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    メンデルスゾーン(1809-1847)
    オルガン作品集[3枚組] 詳細ページ
    [クリスティアン・シュミット(オルガン)]

    発売日:2024年06月14日

    SACD-Hybrid 3枚組価格:7,800円(税込、送料無料)

    メンデルスゾーンのオルガン作品を当時のオルガンで弾いたセット幼い頃から神童と称えられたメンデルスゾーンは優れたオルガニストでもあり、11歳から亡くなるまでに60作以上のオルガン曲を書き上げています。それらは伝統的な形式の中に自由なアイデアを採り入れたロマン派オルガン曲の宝庫で、晩年の作品「6つのソナタ」やバッハを思わせる「前奏曲とフーガ」、多彩な小品も聴きどころです。 このセットではそれらの作品をメンデルスゾーン在世中にエバーハルト・フリードリヒ・ヴァルッカー(1794–1872)が制作した2台のオルガンで演奏しているのも魅力。シュランベルクのオルガンは35のストップとフランス風の音色を持つ楽器。1844年に作られた後に数度の再建を経ています。クレッシェンド機能を備えているのが特徴です。ホッフェンハイムの楽器は1846年製で、27のストップを持つ若干小ぶりの楽器。マルチ・チャンネル対応のSACDで美しい響きが雰囲気豊かに捉えられており、楽器の音色の違いもお楽しみいただけます。 演奏は1976年生まれのクリスティアン・シュミット。ザール音楽大学でオルガン演奏を学び2001年のドイツ音楽コンクールに入賞。以降、ヨーロッパ各地のコンサートホールで演奏し、2012年にはマグダレナ・コジェナーとの共演でザルツブルク音楽祭にデビューしました。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555495

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    ドイツの裕福な上流家庭に生まれたヨハンナ・ゼンフター。幼い頃から音楽に興味を持ち、フランクフルト音楽大学で作曲、ピアノ、ヴァイオリンを学びます。その後はライプツィヒでマックス・レーガーに師事、師を驚愕させるほどの才能を発揮しました。 彼女は大規模な交響曲から室内楽曲まで100作以上の作品を遺しており、初期の作品はショパンやシューマンの影響を受けたサロン風の雰囲気を備えていますが、レーガーに師事してからは複雑な対位法を駆使した半音階的な旋律と、大胆な和声を用いつつも、節度ある禁欲的な美しさが感じられる作風へと移行しました。 この2枚組には初期から晩年まで幅広い作曲年代の作品を収録。作風の変遷を辿るとともに、どの曲からも作曲家としての彼女の強い主張が感じられます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:555568

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    カプラーロヴァー(1915-1940)
    管弦楽作品全集 詳細ページ
    [ヴェロニカ・ロヴナー(ソプラノ)/トマーシュ・ヴラーナ(ピアノ)/アレナ・フロン(指揮)/ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2024年06月14日

    CD 2枚組価格:4,800円(税込、送料無料)

    再評価が目覚ましいカプラーロヴァーの管弦楽作品群を母国の演奏家たちが力強く奏でるチェコ生まれの女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーは、音楽学校の校長を務める父と歌の教師であった母のもと、幼い頃から才能を発揮し、15歳でブルノ音楽院に入学。5年後の1935年に卒業作品として初のオーケストラ作品《ピアノ協奏曲ニ短調》を作曲しました。 同じ時期にピアノのための「組曲」をオーケストレーションしたものが実質的に2番目の管弦楽作品(このアルバムにはオリジナルのピアノ曲も収録)。その後プラハ音楽院でヴィーチェスラフ・ノヴァークとヴァーツラフ・ターリヒに師事し、1937年には代表作のひとつ「軍隊風シンフォニエッタ」が完成。彼女自身の指揮するチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が初演し、国際的な評価を得ました。同年、フランスから奨学金を得てパリのエコールノルマル音楽院に留学。この頃に歌曲「別れとハンカチ」が作曲されています。 パリではシャルル・ミュンシュとナディア・ブーランジェのクラスで学び、ボフスラフ・マルティヌーからも指導を受けています。その後、1940年4月に結婚しましたが、2か月も経たないうちに病を得て25歳の若さでこの世を去りました。短い生涯に残した作品は、21世紀になって国際的に再評価が進んでいます。 レーベルによればこのアルバムは彼女が完成させた管弦楽作品をすべて収録しており、後期ロマン派風の疾風怒濤を思わせる冒頭が印象的なピアノ協奏曲からモダニズムの影響が明らかなパルティータまで、時代の空気を移した作風の変遷が見て取れます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559933

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    ニューヨーク・タイムズ紙で「独特の魅惑的なハーモニーの世界に棲んでいる」と称賛されたアメリカの作曲家マーガレット・ブラウワー。1996年から2008年までクリーヴランド音楽院作曲科の主任教授を務め、数々の名誉ある賞を受賞、オーケストラや演奏家からも数多くの委嘱を受けています。 このアルバムには5つの作品を収録。交響曲第1番には、彼女が幼い頃に過ごしたオランダ系アメリカ人のコミュニティで耳にしていたオランダの賛美歌が繰り返し現れます。「狂詩曲、管弦楽のための協奏曲」では様々な楽器が色彩豊かに用いられており、まばゆいばかりの響きです。 1996年、ホルストの「惑星」の続編として作曲された「プルート=冥王星」は冥府を司る神をモティーフに破壊と再生が描かれた作品。「海王星」のラストを受けて初演版では女声合唱が入りますが、この作曲家自身による編曲では、声の代わりにフルートとオーボエが太陽の温かさを描き出します。 他には、早朝の静けさの中に咲く花々を描いた「Path at Sunrise, Masses of Flowers」、夜明けの航海の様子を描いた「The Art of Sailing at Dawn」を収録。マリン・オルソップがウィーン放送響とともに常に自然に寄り添うブラウワー作品の抒情的な魅力を丁寧な仕事で隅々まで伝えます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559946

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ダニエルプール(1956-)
    〈3つの言語による歌曲集〉
    愛と喪失の歌
    自然の歌
    我が父の歌 詳細ページ
    [ヒラ・プリットマン/シャハブ・パーラニ(指揮)/イランシャー管弦楽団 他]

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    アメリカの作曲家リチャード・ダニエルプール。これまでに管弦楽作品から室内楽曲、声楽曲まで幅広く数多くの作品を発表し、確かな筆致による描写的な音楽は広く愛されています。このアルバムには2020年代の3つの作品を収録。 彼は2010年から現代曲を得意とするソプラノ歌手ヒラ・プリットマンとコラボレーションを行っており、ここでも2つの作品が彼女のために書かれました。収録作品はアルバム・タイトル通り3つの言語で書かれており「愛と喪失の歌」はダニエルプールのルーツでもあるペルシア語、「自然の歌」は彼が長らく住んでいて流暢に話せるというイタリア語、「我が父の歌」は彼の父サイードが書いた英語の詩が用いられています。 各々の歌曲集の伴奏には異なる楽器編成が用いられており、その繊細かつ洗練された書法も彼ならではのもの。全曲を通じてプリットマンが強い共感を持って歌い上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.559950

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブロートン(1945-)
    〈管弦楽作品集〉
    そして6日目には
    弦の理論
    ホルン協奏曲 詳細ページ
    [オリヴィエ・スタンキエヴィチ(オーボエ)/ウィリアム・フェルミューレン(ホルン)/ジョナサン・ブロックスハム(指揮)/ロンドン交響楽団]

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    エミー賞10回受賞、映画『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』の作曲家ブルース・ブロートンの作品集。 創世記の第1章をモティーフにした「そして6日目には」は3楽章からなるオーボエ協奏曲。混沌とした世界の始まりから日没、翌朝へと変化してゆく情景を通じて人間世界の始まりを描きます。この曲を初演したロンドン響首席奏者のスタンキエヴィチによる演奏です。 「弦の理論」は前奏に続き17の変奏で構成された変奏曲。各々の変奏で様々な技法が披露されていき、フィナーレでこれらを組み合わせて輝かしい結末を導きます。 「ホルン協奏曲」は急緩急の古典的な形式で、モーツァルトやリヒャルト・シュトラウスの流れを汲んだと思われるロマンティックでメロディアスな楽想も魅力。初演者でヒューストン響首席フェルミューレンの演奏です。 ブロートンはオーケストラを良く鳴らし、各楽器のサウンドを活かした書法で効果を上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574309

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ロペス=グラサ(1906-1994)
    ポルトガル語による合唱曲集 詳細ページ
    [ポール・ヒリアー(指揮)/コーロ・カーサ・ダ・ムジカ(声楽アンサンブル)]

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀のポルトガル音楽界において重要な位置を占める作曲家フェルナンド・ロペス=グラサ。彼のポルトガル民謡や伝統音楽の研究と知識は、バルトークのハンガリー民謡研究に匹敵する業績と言えるでしょう。 古典的な形式に民俗音楽の旋律やリズムを落とし込んだ作品を数多く遺しており、このアルバムに収録された無伴奏合唱曲はまさに創作の頂点をなすもの。民謡風の旋律がストレートに歌われる作品や、複雑な和声が用いられ、時には無調とも思えるほどの大胆な響きを駆使した実験的な作品、民謡の旋律を用いながらも、まるでルネサンス時代の合唱曲を思わせるような見事な対位法を駆使した作品など様々な歌を聴くことができます。「最初のクリスマス・カンタータから8つの歌」(とりわけ第1曲が聴きもの)での敬虔な旋律が民謡風に変貌する様子も聴きどころ。 2009年に設立され、2019年までポール・ヒリアーが首席指揮者を務めたポルトガルの声楽アンサンブル「コーロ・カーサ・ダ・ムジカ」の真摯かつ清冽な声を存分にお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574497

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲初演者クレメントの魅力的な作品集!オーストリア生まれのヴァイオリニスト、作曲家フランツ・クレメント。幼い頃から神童ぶりを発揮、14歳の時にはその演奏を聴いて感激したベートーヴェンと親交を結び、後に彼のヴァイオリン協奏曲を初演しています。 クレメント自身も多数のピアノ、または管弦楽伴奏のヴァイオリン曲や無伴奏ヴァイオリン曲を作曲、なかでも「12のカプリース」は、パガニーニを思わせるヴィルトゥオジティを持つとともに、美しい旋律と抒情性を備えています。また当時人気のあった歌劇やバレエの旋律を用いた変奏曲も、技巧を要する装飾的な旋律が展開します。 演奏は2008年の中国国際ヴァイオリン・コンクールで最年少優勝を果たし、中国をはじめ、東南アジア、アメリカで活躍するリン・ハオリ。1732年製ニコロ・ガリアーノの美音を生かし、超絶技巧を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574580

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    優れたギター作曲家として知られるマリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコの弦楽四重奏曲集。 ピツェッティに師事しカゼッラに認められたカステルヌオーヴォ=テデスコは、1920年代のイタリアにおける前途有望な新進作曲家の一人として活躍しました。この時期に書かれた第1番は田園地帯の風景を描写したかのような素朴な味わいを持つ若々しく美しい作品です。 その後彼はムッソリーニのファシスト政権の圧迫によりイタリアを離れアメリカに亡命、映画音楽の作曲家として活躍しますが、終戦後に訪れたイタリアでその変わってしまった姿を目の当たりにします。その時に抱いた複雑な感情が第2番の四重奏曲にも反映されたようで、この曲には不協和音と落ち着きのない旋律が至るところに現れます。 1964年の第3番は「カーザ・アル・ドーノ」の副題を持ち、4つの楽章にはそれぞれ「ヴァッロンブローザへの帰還」「修道院」「小さな列車」「議論と日没」のタイトルが付されており、これらは故郷と友情への思い出からインスピレーションを得て明るさを取り戻したかのような描写的な作品です。

  • 商品番号:8.574630

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月14日

    CD価格:1,900円(税込)

    1991年、ウクライナ生まれのギタリスト、マルコ・トプチィ。4歳からギターをはじめたトプチィはこれまでに国際的なギター・コンクールで55回もの優勝歴を誇ります。2013年の東京国際ギターコンクールに優勝したことで2014年には日本ツアーを行い、以来、日本国内でも数多くのファンの心を掴んでいます。 このアルバムは2023年のGFA(Guitar Foundation of America=アメリカ・ギター財団)国際ギター・コンクールの優勝記念として製作されたもので、ルネサンス期のダウランドから、トレモロ奏法が素晴らしい効果をあげるバリオスの「森に夢見る」など20世紀初頭のロマンティックな作品、そして現代の前衛的、実験的な作品まで、彼の幅広いレパートリーと技巧に裏打ちされた豊かな音楽性を楽しめます。 ルーセルとプーランクの唯一のギター作品を収めているのも貴重。ギター・ソナタ第6番「ハルキウ」の作曲家コンスタンティン・ブリオフはウクライナ生まれで、現在東京を拠点に活躍しています。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの際はウクライナで2年間を過ごし、日本に戻ってすぐに祖国で戦争が勃発するという状況の中、ブリオフは自身の生地をタイトルにしたこの曲に特別な思いを託したと語ります。 ト調を基調にしながらも12音をくまなく使うことで不安な感情が描かれたこの曲でもトプチィは共感溢れる演奏を聴かせます。トプチィは2024年4月の来日公演でもこの曲を演奏しました。

  • 商品番号:8.660556

    詳細ページを見る

    〈6月14日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ロッシーニ(1792-1868)
    歌劇《エルミオーネ》 詳細ページ
    [セレーナ・ファルノッキア/モイセス・マリン/パトリック・カボンゴ 他/アントニーノ・フォリアーニ(指揮)/クラクフ・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団]

    発売日:2024年06月14日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    晩年のロッシーニが滞在したことにちなんで毎年夏に開催される 「ヴィルトバートのロッシーニ」音楽祭から歌劇《エルミオーネ》が登場。2022年のライヴです。 ギリシア悲劇を基にトットーラが台本を作成、名歌手イザベラ・コルブランのために書かれたこの歌劇は、コルブランをはじめとした名歌手を揃えて初演に臨んだにもかかわらず不評に終わり、結局5回のみ上演されて以降は忘れられてしまいました。とはいえロッシーニ自身はこの作品を気に入っており、生涯楽譜を保存していたといいます。やがて、1977年にシエナで蘇演が行われてから人気が盛り返し、現在ではしばしば世界各地で上演されています。 この2022年の上演ではエルミオーネ役をセレーナ・ファルノッキア、その婚約者で彼女を裏切るピッロ役をモイセス・マリンが歌い、圧倒的な存在感と輝かしい声で聴衆を魅了しました。脇を固めるカボンゴとファッジョーリらの素晴らしい歌声も聴きどころ。2004年から音楽祭に出演しているアントニーノ・フォリアーニもオーケストラと合唱団から最高の響きを紡ぎ出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900017

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブルックナー(1824-1896)
    ミサ曲 第3番 ヘ短調 詳細ページ
    [マリス・ヤンソンス(指揮)/バイエルン放送交響楽団&合唱団/サリー・マシューズ/カレン・カーギル 他]

    BRUCKNER, A.: Mass No. 3 (S. Matthews, K. Cargill, Arcayürek, Trofimov, Bavarian Radio Chorus and Symphony, M. Jansons)

    発売日:2024年06月07日 NMLアルバム番号:900017

    CD価格:2,325円(税込)

    ヤンソンスが亡くなる10カ月前のライヴ録音。ブルックナーが創作の軸足を教会音楽から交響曲へと移し始めた時期の作品で、厚みのある管弦楽は随所で交響曲を先取りしているかのように響き、合唱と相俟って音響的にも音楽表現的にも極めてダイナミックな世界を築き上げています。 大規模な編成の作品を隅々まで研究し、圧倒的な求心力と統率力を見せていたヤンソンスだけに、ここでの演奏は衰えなど感じさせない見事なもの。とりわけCredoでの畳みかけるようなフーガの処理や、悠然と歌われるBenedictusの美しさはヤンソンスらしい表現と言えるでしょう。 ※『マリス・ヤンソンス・エディション』BOX … 900200からの分売

    収録作曲家:

  • 商品番号:A564

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    イタリア後期バロックの大家、
    その原点を示す室内カンタータの初期作品を中心に
    アレッサンドロ・スカルラッティは、555曲の鍵盤ソナタで有名なドメニコ・スカルラッティの父で、ナポリとローマを中心に活躍し大きな影響力を誇りました。その作品群の中でもオペラや教会音楽と並んで重要な位置を占める室内カンタータ群から、比較的初期の作品を中心に長めの4曲を厳選(いずれも楽譜は未出版)、イタリア最前線の古楽プレイヤーたちの細やかな演奏でその秘技を味わえるアルバムです。 若くしてナポリ王の宮廷楽長に抜擢された後、欧州中の要人が集まるローマで注目を集めてゆく過程では、見識の高い貴族や高位聖職者たちのプライベートな楽しみを彩った小編成の室内カンタータが大きな意味を持ちました。この分野の作品は大半が理想郷で牧歌的に暮らす羊飼いやニンフたちの恋物語を扱っており、同時期の詩人たちも関心を寄せ議論を交わしていた作詩技法が反映されています。スカルラッティの室内カンタータは数百曲に及び、そのどれもが詩句一つ一つの味わいをよく活かすユニークな趣向の連続になっていて、現代の聴き手にとっても興趣が尽きません。 器楽勢ではイタリア17~18世紀の知られざる作品の発掘紹介に情熱を注ぐヴァンヴィテッリ四重奏団に、現代楽器奏者としても幅広く活躍する横山令奈も参加。欧州古楽シーンの注目を集めるイタリア人歌手ヴァレリア・ラ・グロッタの繊細な解釈で、若い頃のA.スカルラッティが見せた才気充分の至芸を心行くまでお楽しみください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1042

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    アホネンが描き上げる、東洋と西洋の架け橋フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネンは、北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さらにはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。様々なラーガの要素によるファンタジアなどを収録したこの作品集はニューエイジ・ミュージックを思わせる聴きやすさと美しさで、楽想の激しい発展や技巧的なフレーズなども時折挿入され、華やかな印象も与えています。 コパチンスカヤとのデュオでもお馴染みで、現代音楽の初演なども多く手掛けているフィンランドのヨーナス・アホネンが、作品に寄り添った透明感と神秘性のある演奏を聴かせています。

  • 商品番号:ALPHA1051

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.9〉
    モーツァルト(1756-1791)
    協奏交響曲
    ホルン協奏曲 第2番
    ロンド K.382&386 詳細ページ
    [ユーハン・ダーレネ、アイヴィンド・リングスタッド、アレクサンドル・ザネッタ、アリエル・ラニ、ハワード・グリフィス、ザルツブルク・モーツァルテウム管]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    若手ソリストによるモーツァルトのシリーズに、
    俊英ユーハン・ダーレネ登場!
    2000年ノルウェー生まれのユーハン・ダーレネは、スウェーデンBISより2019年からこれまで4枚のアルバムをリリース、2度の来日公演を通じて日本の聴衆にも大きなインパクトを与えている俊英。2012年のユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズの覇者であるアイヴィンド・リングスタッドと共に、切れ味のよい演奏を聴かせています。 ホルンのアレクサンドル・ザネッタは1990年生まれのフランス出身、ベルリンでマリー=ルイーズ・ノイネッカーに師事するなど研鑽を積んだ後、バーゼル・スコラ・カントルムでナチュラル・ホルンを習得しました。ここでも細やかなトリルや装飾音など見事な技巧とセンスを聴かせ、作曲家が本来想定したホルンの音色で作品を楽しませてくれます。 1997年イスラエル生まれのアリエル・ラニは2023年、ルドルフ・ブッフビンダーが選出する若いアーティストのためのピアノ賞プリ・セルダンに選出された新鋭で、粒のそろった音色で安定した美しい演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA869

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ブラウンシュタイン(1971-)
    アビイ・ロード・コンチェルト
    ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)
    揚げひばり
    ディーリアス(1862-1934)
    ヴァイオリン協奏曲 詳細ページ
    [ガイ・ブラウンシュタイン、アロンドラ・デ・ラ・パーラ、ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    名手ブラウンシュタインが奏でるビートルズ・メロディ、
    共演はデ・ラ・パーラ!
    ビートルズ最後のスタジオ録音アルバムである『アビイ・ロード』。これをベルリン・フィルの第一コンサートマスターを2000年から約14年務めたガイ・ブラウンシュタインが編曲し、クラシカルな楽曲に仕立てて自ら奏でるアルバムが登場。「アイ・ウォント・ユー」のリフによる序曲、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のフレーズを挿入したカデンツァなどビートルズへの愛が全編に詰まっており、技巧的なアクセントも随所に散りばめられた聴き応えたっぷりの35分間です。 併せて同じく英国由来の名曲2作、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」とディーリアスの協奏曲を収録。どちらもゆったりとした作品ですが、ブラウンシュタインの歌心が冴えわたり、作品の美しさを満喫することが出来ます。特にひばりの描写は天国的。 2024年からマドリード州立管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督への就任が決まっているアロンドラ・デ・ラ・パーラによる、隅々まで行き届き抑制の効いたコントロールも素晴らしいものです。

  • 商品番号:C230152

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    R.シュトラウス(1864-1949)
    歌劇《カプリッチョ》 Op.85 詳細ページ
    [ホルスト・シュタイン(指揮)/ウィーン・フィル/トモワ=シントウ 他]

    発売日:2024年06月07日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    1985年、ザルツブルク音楽祭に初出演したホルスト・シュタインが振った
    シュトラウス晩年の名作《カプリッチョ》ライヴ録音が復活
    1940年、友人で指揮者のクレメンス・クラウスとともにシュトラウスが書き上げた台本には、詩人オリヴィエと作曲家フラマンの二人から愛される未亡人マドレーヌの揺れる心と、「言葉」と「音楽」のどちらが重要か?の命題が描かれており、ここにシュトラウスは実に機知に富み、かつ趣向を凝らした音楽を付けています。とりわけ幕切れ近くの「月光の音楽」は単独で演奏されることも多い人気曲です。 ホルスト・シュタインはNHK交響楽団の名誉指揮者を務めたドイツの指揮者で、1970年から3年間ウィーン国立歌劇場第1指揮者を務めたほか、バイロイト音楽祭で《ニーベルングの指環》全曲を指揮するなど、優れたワーグナー指揮者として名声を確立。1985年の《カプリッチョ》は、シュタインが初めてザルツブルク音楽祭に登場した年の演奏で、ウィーン・フィルが織り成すつややかな響きを背景に、アンナ・トモワ=シントウが歌う上品なマドレーヌを中心とした優れた歌手たちのアンサンブルが光る名演といえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD746

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    命がけの情熱
    中南米20世紀と欧州17世紀、二つの黄金時代の音楽 詳細ページ
    [ニコラス・マルロイ、エリザベス・ケニー、トビー・カー、ミュージック・フォー・ア・ホワイル]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    ラテン・ポップから垣間見える20世紀の動乱と、妥協なきバロック解釈の静かなる共存ジョン・エリオット・ガーディナー、ジョン・バット、ロバート・キング、ジョルディ・サヴァールなど世界の古楽器ムーヴメントを牽引する名指揮者たちに招かれソリストとして活躍してきた英国のテノール歌手ニコラス・マルロイのソロ・アルバム。しかし演目は古楽レパートリーに絞らず、キューバ、メキシコ、チリなどのポピュラー・シーンを活気づけてきた20世紀中南米のシンガーやソングライターたちの名曲を17世紀音楽と巧みに対置させる構成になっています。 マルロイの伸びやかで温もりある美声によって優美に歌い上げられることでラテンアメリカ音楽が驚くほど新鮮に響く一方、その佇まいと全く違和感なくバロック作品の妥協ない古楽解釈が共存するプログラム進行はきわめて印象的。現代ギター含め多様な撥弦楽器を弾きこなす2人の古楽器奏者、エリザベス・ケニーとトビー・カーの柔軟な対応力にも驚かされます。 キューバのシルビオ・ロドリゲスやニコ・ロハス、プエルトリコのラファエル・エルナンデス、チリのビクトル・ハラなど、母国の情勢に抗い命がけの活動を続けた音楽家たちの曲と相俟って、パーセルやモンテヴェルディの書法に潜む時代に先駆けた斬新さにも改めて気づかされることでしょう。穏やかでありつつ豊かな語りに満ちた歌を通じ、20世紀を通じてカウンターカルチャー的に発展してきた古楽と、時代の激動から生まれたラテンポップとの思わぬ相性も実感できる1枚です。

  • 商品番号:ENP018

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ハイドン(1732-1809)
    フルート三重奏曲全集[3枚組] 詳細ページ
    [ジャン=ピエール・ピネ、レ・キュリオシテ・エステティーク]

    発売日:2024年06月07日

    CD 3枚組価格:5,025円(税込、送料無料)

    「弦楽四重奏曲の父」の尽きせぬ創意とフルートとの出会い「交響曲の父」の綽名に加え、弦楽四重奏曲の地位向上と発展にもいち早く寄与し「弦楽四重奏曲の父」とも呼ばれてきたハイドン。管楽器はあまり室内楽で活用しなかったものの、当時特にフルートはヴァイオリン属と並んでアマチュア演奏家に人気だったため、多くの作品がフルートを用いた三重奏編成のために編曲されてきました。また後年ロンドンに渡ってからは、この楽器を愛好するパトロンたちのためにハイドン自らフルート三重奏曲を作曲、4曲が「ロンドン・トリオ」の名で広く知られています。 ここではフランス語圏の第一線で活躍する名手たちが、18世紀当時の編曲を含むそれらハイドンのフルート向け三重奏曲をCD3枚にわたり全曲録音。作曲家の主君エステルハージ侯ニコラウスが弾くバリトン(共鳴弦を多数備えたヴィオラ・ダ・ガンバの一種)のパートを伴う無数の三重奏曲からの編曲群、またピアノ三重奏曲のヴァイオリン・パートをフルートで演奏できるようにした3曲、作曲家自身の渡航前からロンドンで出回っていたディヴェルティメント群など、さまざまな活躍期にわたり個々に特徴的な音楽を書いたハイドンならではの音使いの魅力を十全に楽しめるようになっています。 使用楽器も作曲年代と作風を踏まえて選ばれており、特にフルートはキーが1つだけのモデルと8つのモデルを使い分け、この管楽器の転換期ならではの味わいも楽しめるようになっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:INC006

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,775円(税込)

    経験豊かな古楽器ソリスト続々!
    ポリフォニーの綾を明瞭に聴かせる音色の違い
    複数のメロディを同時進行させる多声書法に秀でていたバッハが、自身も巧みに弾いたチェンバロやオルガンのために書いた作品を中心に、曲を組み上げている声部毎に異なる楽器を割り当てる室内楽編成に移し替え、各曲の構造的魅力をわかりやすく味わわせてくれるアルバム。 演奏はカフェ・ツィマーマンやリチェルカール・コンソートなどの名盤群でも活躍してきた経験豊かなソリストたち。それぞれ複数の管楽器とヴァイオリンが通奏低音上で合奏する編成で臨んでおり、原曲の中声部をソプラノ音域に移し、トリオ・ソナタや四重奏ソナタのように各パートの音色対比を活かした解釈にしたり、バッハがオルガン独奏向けにアレンジしたルター派賛美歌(コラール)では元歌に該当するパートを歌手に歌わせるなど、過度の原曲尊重に陥ることなく18世紀音楽の流儀をよく踏まえたアプローチになっているのが頼もしい限りです。 各声部の動きが明瞭になるのはもちろん、冒頭トラックのように鍵盤向けの原曲に潜んでいたオペラ序曲風の音作りを浮き彫りにするなど、原作で前提になっていた楽器の制約を離れたからこそ可能になる解釈も続々。原曲ではヴァイオリン一つで何重ものポリフォニーを響かせる無伴奏シャコンヌさえ、この編成に移して全く過剰ではない豊かな音楽として再現され、改めてバッハ世界の深さも実感できることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1442

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    エルコレカ(1969-)
    チェロ協奏曲
    3つのミケランジェロのソネット
    ピアノ協奏曲 詳細ページ
    [アシエル・ポロ(チェロ)/アルフォンソ・ゴメス(ピアノ) 他/ファンホ・メナ(指揮)/バスク国立管弦楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,475円(税込)

    1969年、スペインのバスク地方ビルバオで生まれたガブリエル・エルコレカは、地元で作曲を学んだ後ロンドンに留学し、王立音楽院でマイケル・フィニッシーに師事しました。彼の作品はスペインをはじめ、ヨーロッパ、アメリカ、ロシア、北京、日本で演奏され好評を博すとともに、数多くの賞も受賞しています。 このアルバムに収録された3つの作品は、不穏で荒々しい音響がもたらす緊張感が特徴。チェロ協奏曲「Ekaitza」はバスク国立管弦楽団の創立30周年記念の作品で、チェロの不気味な下降音型が際立つ、まさに嵐(バスク語でEkaitza)のような音楽。第3楽章では民俗舞曲的な旋律も聴こえてきます。 ピアノ協奏曲のタイトル「Piscis」はバスク語で魚。エルコレカ自身が魚座であることにちなみ、海を流れる水をイメージして書かれたといいますが、第1楽章冒頭から混沌としたオーケストラの響きと沸き立つような激しいピアノが強烈な印象を与えます。 「3つのミケランジェロのソネット」は2つのコルネット(金管楽器ではなく古楽器)が独特の効果をあげています。古楽分野で特に名高いカウンターテナーのカルロス・メナがソリストを務めています。 ファンホ・メナはマドリードで学んだ後ミュンヘンでチェリビダッケに指揮を学びました。これまでにビルバオ交響楽団、カルロ・フェリーチェ劇場、ベルゲン・フィル、スペイン国立管弦楽団、BBCフィルなどで指揮者のポストを持ち、近年は日本も定期的に訪れています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SSM-1027

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    ウォーカー(1922-2018)
    弦楽のための抒情詩
    ライラック/管弦楽のための民謡集
    ドーソン(1899-1990)
    ニグロ・フォーク・シンフォニー 詳細ページ
    [ニコール・カベル(ソプラノ)/アッシャー・フィッシュ(指揮)/ロデリック・コックス(指揮)/シアトル交響楽団]

    WALKER, G.: Lyric for Strings / Folksongs for Orchestra / Lilacs / DAWSON, W.L.: Negro Folk Symphony (N. Cabell, Seattle Symphony, R. Cox, A. Fisch)

    発売日:2024年06月07日 NMLアルバム番号:SSM1027

    CD-R価格:2,175円(税込)

    20世紀に活躍した2人のアフリカ系アメリカ人作曲家の作品集。 ジョージ・ウォーカーはカーティス音楽院で作曲とピアノを学び、1945年に同音楽院初の黒人卒業生となりました。このアルバムに収録された「ライラック」で1996年にピューリッツァー賞を受賞した他、ジャズや民謡、黒人霊歌のイディオムを用いた数多くの管弦楽曲や室内楽曲を書きました。初期の作品「弦楽のための抒情詩」と黒人霊歌を印象的に用いた「管弦楽のための民謡」も収録。 ウォーカーの一つ上の世代にあたるウィリアム・リーヴァイ・ドーソンの「ニグロ・フォーク・シンフォニー」も黒人霊歌の要素を用いた作品。レオポルド・ストコフスキーが指揮するフィラデルフィア管弦楽団によって初演され大好評を博しました。 オペラとコンサート両面で幅広く活躍するアッシャー・フィッシュがウォーカー作品を、2018年、サー・ゲオルグ・ショルティ指揮者賞を受賞した俊英指揮者ロデリック・コックスがドーソンの作品を指揮。どちらもオーケストラの機動性を生かした豊かな表現を披露しています。 ※ CD-Rメディアでの発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SSM-1028

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    メシアン(1908-1992)
    峡谷から星たちへ… 詳細ページ
    [スティーヴン・オズボーン(ピアノ)他 /ルドヴィク・モルロー(指揮)/シアトル交響楽団]

    MESSIAEN, O.: Canyons aux étoiles (Des) … (Osborne, Fair, Decker, M.A. Werner, Seattle Symphony, Morlot)

    発売日:2024年06月07日 NMLアルバム番号:SSM1028

    CD-R 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    2011年から2019年までシアトル交響楽団の音楽監督を務め、退任後にも良好な関係を築いているルドヴィク・モルローが指揮したメシアンの大作「峡谷から星たちへ…」のライヴ録音。 在職中には「稀少なレパートリーを積極的に紹介すること」を心がけ、現代作品から知られざる作品まで幅広いプログラムを演奏していたというモルローならではの選曲で、この演奏ではメシアン弾きとして名高いピアニスト、スティーヴン・オズボーンをソリストに迎え、作曲家特有のカラフルなオーケストラの響きと“鳥の声”を再現することに成功しています。ベナロヤ・ホールの素晴らしい音響も見事に捉えられた録音も聴きどころ。 ※ CD-Rメディアでの発売です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SWR19152CD

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    インバル/シュトゥットガルト放送交響楽団
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第7番&第8番 詳細ページ
    [エリアフ・インバル(指揮) シュトゥットガルト放送交響楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD 2枚組価格:3,675円(税込、送料無料)

    インバルとシュトゥットガルト放送響のブルックナー録音が登場。後期の名作2曲、2010年代のライヴです。 フランクフルト放送響との第3、4、8番の初稿の録音(Teldec/現Warner)により大きな議論を巻き起こし、これら初校への認識を広める上で決定的な役割を果たしたエリアフ・インバル。卓越した細部の読みと指揮能力も相まって、現代に至る精緻で理知的なブルックナー解釈をリードしてきました。彼が定期的に指揮していたシュトゥットガルト放送響とのアーカイヴから第7番と第8番が初めてリリースされます。 インバルには両曲ともフランクフルト放送響と都響を指揮した2種の録音がありますが、当盤はその中で最新の音源となります。解釈はTeldec盤の時点で練り上げられていたようで、第8番の演奏時間は3種とも75分台で楽章毎の差もごく少ないという完成度の高さに驚かされます。一方、第7番では2012年の都響盤(Exton)の58:34に対し1年半後の当盤では62:01となり、全楽章において少しずつ演奏時間が延びているのが興味深いところ。オケも透明度の高いサウンドで精緻な演奏を繰り広げており、シューリヒト、チェリビダッケ、ノリントンという個性的なブルックナー指揮者との録音を残してきたシュトゥットガルト放送響のディスコグラフィに貴重な追加となります。 楽譜はインバルらしくノーヴァク版を使用(第7番第2楽章はシンバルあり)、拍手はカットされています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-266

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,175円(税込)

    1726年にハンブルクで出版されたテレマンのカンタータ集「音楽による礼拝」。収録されている72曲のカンタータはどれも、独唱とオブリガート楽器(リコーダー、ヴァイオリン、トラヴェルソ、オーボエ)と通奏低音による小ぶりの編成で、通常、レチタティーヴォと2つのダ・カーポ・アリア(A-B-Aの三部形式。繰り返しのAの部分では華やかな装飾が施される)で構成されています。貴族たちの私的な目的のための曲と、公的な曲が混在していますが、巧みな対位法と技巧的な声楽パート、楽器の妙技が楽しめる調和のとれたカンタータです。 この第8集にはメゾ・ソプラノを独唱とした6つのカンタータが収録されています。演奏するベルゲン・バロックは1994年にローデ・トールセンとハンス・クヌート・スヴェーエンによって設立されたノルウェーの古楽アンサンブル。数多くのレーベルへの録音とヨーロッパでのコンサートで知られています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-267

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,175円(税込)

    ドイツの作曲家ライシガー。生前の彼は指揮者としての評価が高く、とりわけウェーバーの後任としてドレスデン歌劇場管弦楽団の指揮者に就任してからは数多くの作品を上演、なかでも1842年の《リエンツィ》初演時の成功は、彼の功績の一つに数えられています。作曲家としては9作の歌劇の他、10曲以上のミサ曲を含む多数の声楽曲をはじめ、弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲など多数を遺しましたが、現在ではこれらを耳にする機会はほとんどありません。 このシリーズは、彼の27曲あるピアノ三重奏曲の全曲録音に挑むもので、第1集にはメンデルスゾーン風の軽やかさと、ベートーヴェンを思わせる深みのある旋律を併せ持つ初期の2作を収録。シューマンが「ライシガーの三重奏曲を考えると“愛らしい、宝石のような”という言葉が思い浮かぶ」と絶賛したという作品をお楽しみください。 オーストラリアを中心に長らく作曲家・教師としても活躍するピアニスト、藤村健史が創設したトリオ・アニマ・ムンディの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-708

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    テイラー(1964-)
    〈管弦楽作品集 第2集〉
    交響曲 第6番
    オーボエ協奏曲
    クラリネット協奏曲
    ヴァイオリン小協奏曲
    詳細ページ
    [ジェイムズ・ターンブル(オーボエ)/ポピー・ベドー(クラリネット)/ミラ・マルトン(ヴァイオリン)/マシュー・テイラー(指揮)/BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団]

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,175円(税込)

    英国の作曲家マシュー・テイラー。彼の音楽は「現代に語りかける言葉と伝統的な形式を組み合わせた」もので、ベートーヴェンやハイドンから連なる古典派の伝統を踏まえ、そこにシベリウスやニールセンの影響を感じさせる現代的な装いの響きを描き出します。 このアルバムには2021年に生誕100年を迎えたマルコム・アーノルドの追悼として作曲された交響曲第6番の他、3つの協奏的作品を収録。オーボエ協奏曲は、2つのコールアングレと弦楽器が伴奏を務めるというユニークな編成で書かれ、クラリネット協奏曲の冒頭では、ブラームスの五重奏と似た旋律が聴こえてきます。 ジャズのリズムが用いられたヴァイオリン小協奏曲は、短いながらもまとまりのある曲。全ての作品はテイラー自身が指揮を行い、彼が信頼する奏者たちが独奏を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-731

    詳細ページを見る

    〈6月7日発売予定〉予約受付中

    0/00 0:00 時点での在庫状況です。

    発売日:2024年06月07日

    CD価格:2,175円(税込)

    1935年イギリス生まれの作曲家・鍵盤奏者ジェラルド・ヘンドリーのオルガン作品集。6歳からピアノを学び、オルガニスト、音楽学者となった彼は1996年からフランスに活躍の場を移し作曲活動を続けています。彼のオルガン作品からは、フランク、デュプレ、メシアンの影響や、ジャズから中世の旋律など幅広い要素が見て取れます。 この第2集には、さまざまな技巧を凝らした「6つの演奏会用練習曲」など抒情的な作品から活気に満ちた作品を収録。なかでもソナタ「和解を讃えて」は第二次世界大戦で爆撃された「コヴェントリー」と「ドレスデン」を象徴する旋律を用いて、平和への祈りが描かれた大作です。 演奏はNAXOSレーベルでの一連の録音が評価されているトム・ウィンペニー。由緒ある聖オルバンズ修道院大聖堂のオルガンの壮麗な音色が楽しめます。

    収録作曲家: