アミノ酸の働き【1】

筋力アップ~健康的な生活を送るには筋力が必要です

スポーツや激しい運動以外でも身体を動かすためには筋力とエネルギーが必要です。年齢を重ねるにつれ、運動してもすぐに疲れてしまう、身体が思うように動かなくなってくる……これは筋力不足からくるものです。そのままにしていると筋肉がますます減少し、身体を動かすことが困難になってきます。年齢とともに筋力が低下していくサルコペニアはロコモティブシンドローム(骨、関節、筋肉など運動器の障害で要介護か、そのリスクが高い状態)につながるもので、高齢化社会に移行しつつある日本では早急に対策をするべき問題となっています。スポーツ選手や若い人ではなく、高齢の方こそ、筋力の低下を防ぐための筋肉ケアが必要とされています。

筋肉ケアには運動と栄養の効果的な組み合わせが欠かせません。栄養素の中でも特に推奨されているのは、筋肉の材料となる良質のタンパク質です。わたしたちの筋肉組織はタンパク質でできています。これらの主成分となるのがBCAAと呼ばれるバリン、ロイシン、イソロイシンの三つのアミノ酸です。このBCAAを摂取することで今までと同じように日常生活を送っていても筋肉が減少しにくくなります。

BCAA摂取に加え、ウォーキングや体操などの軽度の運動をするとより効果的です。トレーニングをするときに筋肉に負荷をかけると筋肉は損傷し、この損傷が修復されることによって筋肉量はアップします。運動約30分前と運動後30分以内にBCAAを摂取しておくと、よりスムーズに筋肉の損傷が修復され、良質な筋肉が作られます。他、グルタミンは運動時のエネルギー供給に有効なアミノ酸であり、アルギニンは炎症の回復とタンパク質の合成をより促進する働きがあります。運動の前後にアミノ酸を摂取することで、持久力アップや疲労回復にも役立ち、筋力アップにつながるのです。

筋力アップにオススメのアミノ酸

★運動するときの注意★

運動時に最も使われるエネルギーはに炭水化物(糖質)です。運動後に糖質が足りないと、私たちの身体はエネルギーを補うために筋肉のたんぱく質を分解してエネルギー源として消費してしまいます。せっかく運動をしていても、すればするほど身体ついている筋肉が痩せてしまうということに……。筋肉の損傷を抑え、筋肉を落とさないためには、まずは炭水化物もきちんと摂ることです。そうすれば炭水化物がエネルギーとなりアミノ酸の筋肉づくりを助けてくれます。運動をする前には、BCAAを中心としたアミノ酸と一緒に炭水化物も摂っておくのがおすすめです。

糖質の種類

安眠 ~睡眠の質を高めます

睡眠は健康の源です。身体の疲れをとってスッキリ目覚めるためには質のよい睡眠をとることが欠かせません。そんな睡眠をサポートしてくれるのがアミノ酸です。

睡眠には心身ともに眠っている深い眠りの「ノンレム睡眠」と脳は起きている「レム睡眠」の二つの眠りがあります。特に寝入りばなの深いノンレム睡眠は成長ホルモンが活発に分泌され、筋肉や皮膚の修復を促してくれる大切な時間です。

夜寝る前に非必須アミノ酸であるグリシンを摂ると、手足からの熱放散が促進され、深部体温が低下し眠りやすい身体を作ります。また、グリシンを摂ることで、ノンレム睡眠にはいるまでの時間が短縮されたり、レム睡眠とノンレム睡眠のリズムが安定して睡眠の質が改善されることがわかってきました。他にも、必須アミノ酸のトリプトファンは、脳内で神経の信号を伝える物質であるセロトニンやメラトニンの原料となります。セロトニンが少なくなると、気分が沈み不眠がちに……。メラトニンは「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、深部体温を下げ、副交感神経を優位にして気持ちを落ち着かせます。

安眠にオススメのアミノ酸


よい睡眠で日中の作業効率も高まります。アミノ酸パワーで元気な一日を過ごしましょう。

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