冷えはなぜ起こるか
冷えの要因には体質的なもの、環境的なもの、そして病的なものがあります。
体質的に冷え性の人が、手足が冷えると感じるのは、手や足の末梢血管が収縮して温かい血がすみずみにゆきわたらないためです。
環境的なものが原因でおこる「冷え」は冷暖房が原因なものが多いです。部屋でエアコンをつけたときなどは暖かい空気が上昇するため部屋の上の方ばかり温まって足元はあまり温まりません。それで頭はのぼせ、顔はほてっているのに足元は寒い思いをします。暖房も冷房も冷えるのは足元からなのでこのような環境に長くいると、身体はいつも冷えた状態になってしまいます。
病的な「冷え」は疾患が原因で「冷え」が自覚されるものです。これは病気が原因でおこる「冷え」なので病気の治療に取り組むことが必要です。
特に冷えやすいのは女性と高齢者
女性はもともと男性よりも筋肉の量がすくなく血管の量も違います。そして、男性は子宮がない分骨盤のうっ血が起こりにくく、子宮がある女性は起こりやすいということがあります。女性は臓器が多い分スペースが狭くなり、血管系も複雑になるからです。脂肪組織に入っている血管は細いため普段でも冷えているように感じます。
また、年齢によっても違います。血管は加齢とともにだんだんと細く固くなっていきます。そのため身体の末端まで血液が生きづらくなり冷えが起こりやすくなります。他にも、高齢者には加齢による運動不足、食欲低下、消化・吸収能力の低下により食べてもエネルギーに転換が出来ないなど、冷えにつながる要因が数多くあります。
弊社の医療機器販売管理者である増田博（満７１歳）も昨年冷え症に悩まされました。つらい冷え性をどうやって克服したのか、それをお伝えいたします。
昨年９月上旬、ある講習を受けました。 講習は午前９時から午後５時までの５日間の短期間でしたが冷房で室温２３度の中、一日中座りっぱなしで初日より身体が冷えてしまい腰痛を発症、翌日から座布団を持参しました。 ５日間毎日講習の帰りに整骨院、治療院に通って腰を温めてもらいましたが、腰痛は講習終了後二週間たっても良くなりませんでした。
仕方なく医師の診察を受けると「自律神経失調症」と診断され薬を処方されました。２か月薬を飲み続けましたが回復しません。
また、一年ぶりに体温を測ったら35.3℃、私の標準体温よりマイナス1℃低くこちらもしばらく回復しませんでした。
冷えから腰痛を起こし、完全に冷え症になってしまいました。冷え性はつらい。体内の臓器が凍ってしまったように思い毎日何もやる気が起きず、食欲も無くなりました。７１歳の自分もいよいよお迎えが来たかと良くないことばかり考えてしまうようになりました。
そんな時、近所の薬剤師の先生に紹介されたのがコスモパック（温熱治療器）です。就寝時にお腹の上に乗せていると翌朝腸がゴロゴロと動いてびっくりしました。
毎日昼間はコスモパックを腰にあてたり、ひざの上、お腹の上に置く、夜は布団の中、お腹の上、背中や足をあっためたりと家の中ではいつも活用していました。
その後、健康雑誌を見て高齢者の冷えは酵素不足が原因の一つと知り、酵素も飲用するようになって６ヶ月間、体温も元に戻りすこぶる好調です。
高齢者の『冷え症』は大変怖いものです。その症状もさることながら、何もやる気がなくなってしまうなど気力を奪ってしまうのです。自分もあの時、気力をなくして諦めていたらと思うと背筋が寒くなります。
『冷え性』には早めに対策を立て、身体を冷やさないようにすることが大切です。
もし体温が１℃下がったら…
- 免疫力が３０％低下し、風邪をはじめ病気に掛かりやすく治りにくい
- 基礎代謝１０％低下し、１ヶ月で体重が1～2キロ増える
- 体内酵素の働きが５０%低下、消化が悪くなるだけでなくエネルギー生産力も低下する
- がん細胞は低体温を好む
冷えない身体を作ろう～オススメの冷え性対策
- こまめな重ね着
一日の温度差５℃で重ね着１枚、１０℃の温度差がある時は２枚必要です。また、服だけでなく靴下やマフラーなどを積極的に利用します。 - 膝掛けなどの利用
テレビを見たりして身体を動かさずにじっとしているときは膝掛けを利用するなど身体を冷やさないようにします。 - 年齢にあった運動
運動不足は冷え性の大敵です。高齢者はウォーキングなど無理のない運動を継続して行うことが大切です。 - 生活習慣病予防を考え、過食を控えて体重減を心がける
冷え性の一因は酵素不足です。体内酵素を節約するために過食を控えます。酵素飲料などを摂取することも有用です。
温めにおすすめ、遠赤外線
【遠赤外線の効果】
遠赤外線はからだの分子を振るわせ発熱させるため、文字通り芯から暖まることができます。また、遠赤外線は直進性が高いので、たたみ１畳分（約1.8m）以上先にも温もりが伝わります。
【毒出し効果】
遠赤外線には身体の有害物の排出を助けてくれると言われています。
人の身体の中には、必要なミネラルと有害なミネラルがあります。必要なミネラルは骨、歯、筋肉、血液、神経などをつくる大切な要素ですから食べ物と共に積極にとらなくてはいけません。逆に、積極的に避けなくてはいけないのが有害なミネラルでそれは「ヒ素」「アルミニウム」「鉛」「カドミウム」「水銀」などです。
身体の不要物を排出する方法は基本的に「便・尿・汗」の三種類がありますが、その中で有害物質を排出する働きがあるのは尿と汗です。そして遠赤外線の温熱効果によって大量に汗をかいた時に出される有害物質は、尿によって排出されるよりははるかにたくさんの量が排出されるのです。つまり、汗をいっぱいかくと体内の有害物質を大変効率よく排出できるのです。
スチームサウナは汗をいっぱいかくので有害物質を排出するのに効果的ではありますが、高温のサウナは体の弱い人や高齢の人には適切ではありません。遠赤外線サウナならあまり高温でなくてもたくさん汗をかくことができます。
遠赤外線の暖房器具
最近では遠赤外線の暖房器具も人気です。遠赤外線は空気を汚さない、火が出ないので安全・安心、そしてなによりも身体が温まるところがよいようです。
弊社おすすめ暖房器具「コスモパック」
弊社がおすすめしている暖房器具が「赤外線コスモパック」です。
「コスモパック」は長年の経験とノウハウに基づいて新たに開発された高効率セラミックス類をコーティングした特殊シートと独自の温熱マット技術を一体化したものです。心地よい温熱パック療法が自宅で手軽に実践できます。身体にピッタリとフィットし、身体の深部までじっくり温め、血行を促進しコリや痛みを和らげます。
熱くなり過ぎず、安全なのでお子様やお年寄りでも安心して使えます。寒い冬に限らず、通年を通して人気の商品です。
