百年農家みそらの郷について

明治時代の板倉が物語る、「みそらの郷」の歴史。

みそらの郷の敷地には、かつて多賀城の農家で多く見られた板倉が残っています。柱には「明治23年築」の文字が刻まれ、農家としての歴史深さを物語っています。

多賀城味噌製造所「みそらの郷」

多賀城味噌製造所「みそらの郷」は1998年(平成10年)にオープンしました。元々は農閑期に味噌づくりを行う工場でしたが、顔が見える生産者となるため、また高齢化が進む地域のコミュニティの場となるよう直売場を併設するかたちでつくられました。

農家の枠を超えて、笑顔が実る、農園コミュニティを。

みそらの郷には、大きな目標があります。それは多賀城に農業をテーマにした「農園コミュニティ」をつくることです。多賀城の肥沃な土地を活かし、お米はもちろん、野菜や果物などを生産し、年間を通して多くの人で賑わう場所にしたいと思っています。

そして、そこに集まるパワー、エネルギーを観光や食農教育の機会、雇用の創出などにつなげることで、地域の価値を高め、農業の歴史を次世代へ受け継いでいきたいと考えています。