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農薬とは、農産物の育成に必要な薬であり、主に殺菌剤、防黴剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、植物成長調整剤(通称「植調」:植物ホルモン剤など)など「化学農薬」と、害虫の天敵となる微生物や菌を利用する「生物農薬」があります。
他にも、重曹や食酢、珪藻土粉剤、ワックス水和剤などがあり、これは生物農薬と同じ「特定農薬」に分類されます。
「化学農薬」は、毒性が強いことから使用基準などが設けられているのに対して、「特定農薬」は、毒性が低く、環境や健康に影響がないことから使用基準などが設けられていません。
生産者の殆どが生産性効率のよい「化学農薬」を使用しており、特に危険性が高く人体や生物への影響が危惧されているネオニコチノイド系農薬は、日本の米に多く使われています。
アルバート・アインシュタインは警鐘していました。
「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きられない。
ハチがいなくなると、受粉ができなくなり、そして植物がいなくなり、そして人間がいなくなる。」
今、ミツバチが原因不明に大量に失踪する現象「蜂群崩壊症候群(CCD)」が発生しています。
ミツバチの激減は、地球上の植物を減少させ、生態系のバランスが崩れ、農作物を減少させ、農業の後退を引き起こし、家畜の餌の高騰から、 肉類や乳製品価格にまで影響が及び、世界中の食糧危機を招きます。
蜂群崩壊症候群(CCD)の原因解明に世界各国が研究に入りました。
その結果、一番の原因とされたのが農薬でした。
ミツバチの大量消失と農薬との因果関係について研究がなされ、ネオニコチノイド系殺虫剤を中心とした農薬成分が原因であることが分かり、 オランダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリアなどヨーロッパを中心に多数の国がこれら農薬の使用を禁止にしました。
また、世界の農耕地全体の64%に農薬汚染の危険性があり、そのうち31%の危険性は特に高く、雨により拡がり、上水道に浸出したり、生態系や健康に与える影響が世界の広範囲に及んでいることが発表されています。
特に日本は中国に次いで農薬を使用しており、「農薬大国」と言われています。
環境省によりリストアップされている70種類以上の「環境ホルモン*」のほとんどが、除草剤や殺虫剤など農業資材です。
「持続可能な農業と持続可能な生活」に移行するために、農薬使用量の低減の必要性が世界中で叫ばれるようになりました。

VEGAN RICEは、農薬を使用せずに栽培された米であることを認証基準のひとつとしています。

環境ホルモン:正式名を「外因性内分泌かく乱化学物質」といい、生物の本来のホルモン作用をかく乱する物質のことで、ダイオキシン、プラスチック、除草剤、殺虫剤などに含まれています。
人体への影響として、生殖や発達への障害、発癌性などが危惧されています。