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食品の年間生産量60億tに対して、食品ロスは25億t。
生産量の40%が廃棄されており、20億人分の食料に相当します。
先進国は飽食、途上国では8億人が飢えに苦しんでいます。
地球温暖化の原因である温室効果ガス排出量の最多を畜産が占めています。
更に食品廃棄による焼却は二酸化炭素を発生し、埋め立ては二酸化炭素の25倍以上の温室効果のあるメタンを発生します。
食品ロスによる温室効果ガスの割合は、自動車の排出量とほぼ同量、地球全体の8%-10%を占めています。
飽食をやめ、食品ロスをゼロにできれば、家畜を減らすことができ、家畜利用した農地で8億人の飢餓を十分に救うことができます。

2023年の日本の食品ロス量は523万tで増加傾向にあり、廃棄総量世界ランキングは17位です。
経済発展が著しい先進国ほど食糧廃棄が多い傾向にあります。
小売業者は、売上を優先し、商品の欠品防止のため販売数よりも発注数を多くしています。
消費者の買いすぎ、料理の作りすぎ、食べ残し、賞味期限と消費期限の認識の誤解による廃棄などが、生産量の40%も廃棄されている主な原因です。

調理の際、残留農薬を気にして、栄養豊富な葉や根、皮を切り落としてしまうのが当たり前でしたが、農薬を使わずに栽培された作物であれば安心して調理に使うことができます。
皮を剥かずに調理できるので調理時間も短縮できます。
切り落とした野菜クズを保存して、ベジブロス*として味噌汁やスープなどの出汁に利用できます。
農薬が残留しやすいお米の糠も、農薬が使われていないことで安心して糠床や炒り糠、石鹸などに利用できます。
「食」は「人を良くする」と書く様に、玄米などに含まれる胚芽を食することで不妊を予防し、野菜の根や葉など生長点を食することで子供達の成長を促します。
食材をすべて使用する「一物全体食」は、生ゴミをださず、家計にも貢献します。
HIRYUは、化学農薬を使わず栽培された食品のみを取り扱い、それら食材の使い方やレシピなどを紹介するコンテンツサイトやYOUTUBEを開設し、食品ロスを減らします。
また、在庫管理を徹底し、必要以上の発注を抑え、廃棄を防ぐ事を目的に、賞味期限・消費期限付きの商品は必ず期限を公表し、残期限によって価格割引をするルールの説明も公表しています。
ボランティア活動を中心に生活されている方や、母子家庭などで子供に少しでも良い食事をさせたいという考えのある方などのうち、HIRYUの食事志向をお求めの方には無償で配給も実施しています。
*ベジブロスとは:「ベジタブル(野菜)+ブロス(出汁)」の略で、野菜の皮や芯、ヘタ、根、種などを捨てずに煮出して作る野菜だしのこと。


CONTENTS




食品ロスによる地球温暖化と飢餓

西暦1年の世界人口は1億人、1000年に2億人、そして2022年に80億人を超えました。
人口爆発に伴い地球の陸地の26%が食肉生産に利用されています。
1万年前に陸地の57%あった森林は、人間が農耕を始めてから2018年までに38%となり、世界の森林は1/3減少しました。
森林破壊の80%が主に畜産工業型食料システムに利用されており、哺乳類の94%が家畜になりました。
食品の年間生産量60億tに対して、食品ロスは25億t。
生産量の40%が廃棄されており、20億人分の食料に相当します。
先進国は飽食、途上国では8億人が飢えに苦しんでいます。
地球温暖化の原因である温室効果ガス排出量の最多を畜産が占めています。
更に食品廃棄による焼却は二酸化炭素を発生し、埋め立ては二酸化炭素の25倍以上の温室効果のあるメタンを発生します。
食品ロスによる温室効果ガスの割合は、自動車の排出量とほぼ同量、地球全体の8%-10%を占めています。
飽食をやめ、食品ロスをゼロにできれば、家畜を減らすことができ、家畜利用した農地で8億人の飢餓を十分に救うことができます。


食品ロスの原因

市場最大の食産業。先進国では経済の為に多くの食品が生産されています。
商品の製造・流通・販売までの不良品分、販売元による規格変更、販売店による商品入れ替えや、欠品をさせない為など、実際の販売数よりも多く生産されています。
消費者においても、買いすぎや料理の作りすぎ、食べ残し、賞味・消費期限の認識の誤解による廃棄などが主な原因です。






賞味期限と消費期限の違い

■賞味期限とは
商品未開封のまま、記載されている保存方法で保存した場合、記載されている日付まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のことであり、この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
色や臭い、味などを確認して異常がなければ、食べることができます。
開封した食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
3ヶ月以上保存できる食品に賞味期限が記載されていることが多いです。
2022年、イギリスでは大手スーパー各社が賞味期限記載を相次いで撤廃し「日付をつけないことで無駄をなくす」との表記を開始しました。

ペットボトルの「水の賞味期限」は、中身の品質ではなく「表示されている容量が確保できる期限」が設定されているため、未開封であれば賞味期限後も問題なく飲むことができます。
ペットボトルの素材はわずかに気体透過する性質があり、水が蒸発することで少しずつ容量が減ってしまうため、このような賞味期限が設定されています。
基本的には水は腐りませんが、周りの環境やペットボトルの劣化・損傷により雑菌が入った場合は腐ることもあるので、未開封でもニオイや見た目に異常があれば飲むことはできません。
開封後は期限に関係なく早めに飲む必要があります。

■消費期限とは
商品未開封のまま、記載されている保存方法で保存した場合に、記載されている日付まで、「安全に食べられる期限」のことであり、この期限を過ぎたら食べないことを推奨しています。
5日以内の食べなければならない、傷みやすい食品に消費期限が記載されていることが多いです。
2017年に提出されたイギリスの食品表示ガイドラインでは、食品安全上のリスクがない限り「消費期限」ではなく「賞味期限」と表示することが小売業者に求められるようになり、食べられるかどうかの判断は消費者が個別に判断することが奨励されるようになりました。


食品ロスに対するHIRYUの取り組み


HIRYUでは4つの取り組みを実施しています。

■葉・根・皮まで使える無農薬の青果のみを取り扱う
調理の際、残留農薬を気にして、葉や根、皮を食べられるところまで切り落としてしまう「過剰除去」するのがあたりまえになりましたが、葉や根、皮には多くの栄養が含まれています。
農薬を使わずに栽培されたそれら作物であれば安心して調理に使うことができます。
皮を剥かずに調理できるので調理時間も短縮できます。
切り落とした野菜クズを保存して、ベジブロス*として味噌汁やスープなど、どんな料理にでも使える出汁として利用できます。
農薬が残留しやすいお米の糠も、農薬が使われていないことで安心して糠床や炒り糠、石鹸などに利用できます。
「食」は「人を良くする」と書く様に、玄米などに含まれる胚芽を食することで不妊を予防し、野菜の根や葉など生長点を食することで子供達の成長を促します。
食材をすべて使用する「一物全体食」は、生ゴミをださず、手間も省け、家計にも貢献します。
*ベジブロスとは:「ベジタブル(野菜)+ブロス(出汁)」の略で、野菜の皮や芯、ヘタ、根、種などを捨てずに煮出して作る野菜出汁のこと。

■無農薬食品の使い方やレシピを紹介
化学農薬を使わず栽培された食品の使い方やレシピなどを紹介する「hiryu style RECIPE」を作成し、HPや商品頁、YOUTUBEなどで公開しており、消費者に調理知識を提供することで食品ロス軽減に貢献します。

■完売を目的にした「OUTLET SALE」を毎月1日に開催
必要以上の発注を抑え、在庫管理を徹底し、廃棄を防ぐ事を目的に、賞味期限・消費期限など、販売期間を基準に価格を割引するルールを設け、各商品頁にわかりやすく記載します。
そして、通常価格から値下げされた商品は、毎月1日に商品カテゴリ「OUTLET SALE」へ移動し、商品サムネイル及びタイトルにも「OUTLET」表示をし、わかりやすく購入しやすくしています。
また、毎月1日にメールマガジンやSNSで「OUTLET SALE」についての情報を配信しています。


■無償配給の実施 HIRYUが賛同できるボランティア活動を中心に生活されている方や、健康を意識する母子家庭、HIRYUロイヤルティプログラム会員など...HIRYUの食事志向をお求めの方に無償で配給を実施しています。