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発芽酵素玄米御飯とは 癌、糖尿病、不妊、アレルギーのほか、近年増加している発達障害や鬱病などの疾患において、医者に頼るだけではなく自ら治そうと「食事療法」を検索する方が増えています。 本頁へ辿り着いた方に、少しでもお役に立てれば幸いです。 食事療法では、不足している栄養を補い、過剰摂取している栄養を控える必要があります。 また、1日の食事の中で最も多くを占める「主食」を質の高い食事に変えることが大切です。 カップラーメンばかり食べていれば体を壊します。 主食の原料は主に米や小麦の炭水化物であり、体の主要なエネルギー源であるため、カロリーが高く、血糖値が上がりやすい傾向にあります。 精白された米や小麦製品(パンやパスタなど)は、美味しさの一方で栄養がほぼ糖分しかなく、血糖値を急激に上昇させてしまいます。 精白されていない玄米や小麦製品は、栄養豊富ですが、食感が悪く、消化不良を引き起こす場合もあります。 栄養豊富で、美味しく、消化もよく、血糖値スパイク(血糖値の急上昇や急降下)を引き起こさない御飯が「発芽酵素玄米御飯」です。 血糖値の上がりやすさを示すGI値は、食パン91、白米88、うどん85、玄米77に対して、HIRYUが推奨する発芽酵素玄米御飯は25です。 糖尿病や肥満の方にはこのうえない主食です。 筆者は癌を患った経験があり、その時から酵素玄米御飯を始めました。 大量のブドウ糖を消費して速いスピードで増殖する癌細胞にとって、発芽酵素玄米御飯は繁殖を遅らせることができる主食です。 3組の夫婦のうち1組が悩まされている不妊は、生殖機能である胚芽を取り除いた白米や、種無しの野菜や果物が原因ではないかと懸念されています。 実際に不妊治療された方から多くの相談を受けていますが、一旦体を休めて食事を見直すことを指導するだけで、すべての方が出産されています。 更に近年では、「米食はIQを高める」という研究結果も発表されるようになり、日本人が世界一IQが高い要因は、米食文化だからではないかと言われるようになりました。 (2024年の世界の国民別の知能指数(IQ)において、日本人の平均IQは世界1位の112.30で、世界平均の99.64よりも12点も高い数値となりました。) 実際に、初めての離乳食から発芽酵素玄米御飯を食しているHIRYUの8歳児にクリニックでIQ診断したところ、測定器の最大値である141を記録しました。 どんな病気でも、誰にでも、効く薬なんてありません。 しかし、少しでも心身の健康を悪くしない生活をすることはできます。 癌・糖尿病・肥満・アトピー・不妊・精神障害などなど... シリーズ「病を己で治す」ここでは「発芽酵素玄米御飯」について、書かせて頂きます。
HIRYU式発芽酵素玄米御飯とは HIRYUでは、糖尿病を予防する抗酸化物質「メラノイジン」の生成と、血糖値上昇を抑えた「低GI値」を実現した発芽酵素玄米御飯の炊飯方法を考案しました。 還元力のあるHIRYUの無農薬の玄米に 小豆と 塩とEMX GOLDを加え、発芽酵素玄米炊飯器 Premium New圧力名人SPで発芽させて炊飯することで、アクリルアミドを発生させず、メイラード反応を起こし、褐色物質メラノイジンを生成して御飯を赤く炊き上げます。 メラノイジンを大量に生成できるので、熟成させずに炊きたてから食べられます。 メラノイジンには抗酸化作用、活性酸素消去活性、抗癌作用があります。 またメイラード反応によって生じたアミノ酸の一種であるトリプトファン・グルコース反応液の抗酸化能は、ビタミンEよりも強く、合成抗酸化剤のBHA、BHTに匹敵する効果があるとされています。 発芽酵素玄米御飯だけでは不足してしまうβカロテンやビタミンCなどを多く含む生野菜や漬物、味噌汁などの副菜を付け合わせる事で完全食となります。 糠床の作り方も紹介していますので、商品ページをご覧ください。 [HIRYUが販売する米糠はこちら] あらゆる病気やアレルギーの抑制効果が期待されており、太りすぎや痩せすぎの体重を適正体重に戻しながら健康的なカラダをつくりだします。
どんな玄米がいいのか? 発芽させる必要があるため、胚芽を除いたお米(白米)は使えません。 玄米の籾殻や糠には化学農薬や放射性物質など有害物質が溜まりやすいので、化学農薬を使わず栽培された玄米を使います。 玄米は、動物性の乳酸菌よりも耐久性が強く、腸内環境を整えてくれる“植物性乳酸菌”を豊富に含んでいます。 玄米の研ぎ汁を発酵させた乳酸菌から、健康効果の高いヨーグルトを作ることができます。 更に玄米の研ぎ汁乳酸菌からつくったヨーグルトで、マヨネーズ、生クリーム、チーズも作ることができます。 HIRYUが運営する食療食学レストラン割主烹従飛龍では、これらを提供し、好評を頂いていました。(現在は一般営業はしておらず料理研究・開発を行っています。) 玄米の研ぎ汁乳酸菌を使った料理も、今後この場で紹介していきます。 [HIRYUが販売する玄米はこちら]
なぜ小豆を入れるのか? 1.8気圧110℃以上で炊飯することで玄米の糖質と小豆のタンパク質やアミノ酸が反応して、褐色物質メラノイジンを生成します。 強い抗酸化作用のあるメラノイジンは、赤く香ばしくなった御飯の腐敗を防ぐほか、老化抑制、抗癌作用、コレステロール低下、生活習慣病予防などの効果があります。 メラノイジンの生成量が少ない小豆以外の雑穀類、豆類、種実類では、御飯が腐敗する恐れがあります。 アワ・キビ・ヒエなどの雑穀類や、大豆・黒豆・インゲン豆など豆類、蕎麦の実・胡麻などの種実類のなか、玄米の栄養素を補う組み合わせと食味が最も良いのが小豆であり、江戸時代以前から米と小豆を併せて炊く習慣がありました。
どんな小豆がいいのか? 通常、小豆はアク抜きをするために何度か茹でこぼしをしますが、その際に風味や食味、そして水溶性の栄養素も損なってしまいます。 アクと言われる苦味やえぐみの原因は、肥料による硝酸態窒素です。 栄養重視の発芽酵素玄米御飯では、玄米と小豆を浸水する必要があるので、アク抜き不要の小豆が求められます。 [HIRYUが販売する小豆はこちら]
なぜ塩を入れるのか? 塩を入れる理由は、アルカリ性である塩は圧力を高め、酸性である玄米や小豆を中和しながら物質を調和・統合させ、物質がもつ電気の伝導性を有効にしてくれるためです。 未精製の塩であれば、ミネラルが含まれているので栄養を摂ることができます。
どんな塩がいいのか? HIRYUでは、2018年10月の調査でマイクロプラスチックが検出されなかった、フランスブルターニュ地方の天日干しの未精製海塩「ゲランドの塩」を推奨しています。 この海域は、1992年にEU内の環境自然保護ネットワークNatura 2000に指定され、1995年にラムサール国際条約の登録地となり、1996年には国の自然保護区となった、とても綺麗な環境です。 しかし、南極も北極も含む地球上のどの海域からも、マイクロプラスチックが検出されるようになりました。 海は繋がっています。この海域だけ汚染されていないことなどありませんが、2024年現在、「ゲランドの塩」海域から検出された報告はありません。 もし検出されたとしても、他の海域より汚染は少ないはずです。 HIRYUでも顕微鏡検査(10µm以上のサイズを観察可能)をしてみましたが、マイクロプラスチックの混入は確認されませんでした。 今後は顕微鏡検査で混入が見られた場合に、FT-IR(フーリエ変換赤外分光法)検査も予定しています。 マイクロプラスチックは海流や波の影響で海底に沈降する性質があるため、潮の満ち引きを利用して入江から海水を貯水池に引き込み、水深数センチの採塩池まで全体が乾かないよう巧みに海水を導き、太陽と風の力によってジワジワと水分を蒸発させて塩を結晶させたこの塩の汚染リスクはかなり低いと言えます。 塩田で1~2年間寝かせてゆっくりと自然に水分が抜かれた粗塩は「グロ・セル」と呼ばれ、自然なままの状態なので、ドナリエラという緑藻など海藻の有機成分も含み、見た目の色が純白ではありません。 このグロ・セルを更に乾燥させ、粒子を細かくすることで細粒塩「セル・マリン」がつくられます。 一方、風と気温の気象条件が整ったときにのみ、採塩池の表面に純度の高い塩の結晶がふわりと花の様に浮かぶ現象もあり、塩職人が丁寧にすくったこの塩を、現地では“Fleur de sel”「フルール・ド・セル」フランス語で「塩の精華/塩の花」と呼びます。 フルール・ド・セルは、未だ正確な生成条件が分かっておらず、生成量が全体の数パーセントしかないため非常に希少で高価です。 このようにゲランドの塩は、主に「グロ・セル」「セル・マリン」「フルール・ド・セル」の3種類あり、粒子の大きさ、色、適する料理の違いがあるので、用途によって使いわけます。 酵素玄米炊飯には、安価でミネラル豊富な「グロ・セル」をお薦めしています。 ただし、昨今は戦争や円安、災害などの影響で輸入の不安もあり、日本の塩が世界の塩と比べてマイクロプラスチックがあまり検出されていない事から、汚染されていない、ミネラルまで精製されていない、炊きあがりから酵素玄米御飯の色を赤くする浸透圧の高い日本産の塩を11月中に販売できたらと考えています。 塩から検出されるマイクロプラスチックの多くに製造工程における作業服などの繊維が多いようです。 そうしたことにも注視する必要があります。 [HIRYUが炊飯にオススメする塩はこちら]
EMX GOLDとは 私達のカラダの免疫に有益な菌種となる乳酸菌、酵母菌、光合成細菌が作り出した抗酸化物質を抽出したのがEMX GOLDです。 抗酸化物質は、フラボノイド、ポリフェノール、ユビキノン、ニコチン酸アミド、キレート物質など非常に微細な有用成分です。 抗酸化物質の大きさは、ステーキを軟らかくするパイナップル酵素の大きさが33,000Da (ダルトン=原子、分子、イオンからDNA、タンパク質など巨大な高分子を含む質量を表す単位)に対して、ヒトの消化管(小腸)から血管やリンパ管に吸収できる物質の大きさは1,000Da以下と更に微細です。 EMX GOLDは95%が3,000Da以下、そのうちの50%が500Da以下なので、リンパ管に浸透してリンパ球(T細胞・B細胞・NK細胞・形質細胞)、マクロファージ、好中球(ミクロファージ)、樹状細胞など免疫細胞の働きを助け、免疫力をアップさせたり、血管に浸透して酸化している組織や細胞の隅々にまで還元し、体質を改善する働きがあります。 アメリカの腫瘍免疫研究の最先端で植物由来の免疫調節物質に関する「NK細胞研究」の第一人者として有名なドゥルー医科大学マンドゥー・ゴーナム博士は、EMX GOLD前身のEMXについて「NK細胞・B細胞・T細胞・好中球などの免疫細胞の活性を高め、免疫機能を著しく高める効果がある」と、研究を発表したことを始め、世界中で注目され、医療でも利用されるほどの発酵飲料EMX GOLDへと進化を遂げ、1日15,000本製造され、世界20ヵ国以上で利用されています。
なぜEMX GOLDを入れるのか? 米糠にもカラダの免疫細胞を活性させる乳酸菌(画像左)が存在します。 この乳酸菌の溶液に10%のEMX GOLDを添加したのが画像右です。 乳酸菌がとても多く増殖しているのがわかります。 HIRYU式発芽酵素玄米御飯はこの免疫細胞に非常に有効なEMX GOLDを配合します。 [EMX GOLDはこちら]
白米御飯・玄米御飯・酵素玄米御飯の栄養比較 白米は、「米が白いと書いて粕(かす)」と読む通り、ビタミンやミネラルなど95%の栄養素を失い、殆どがデンプン質になります。 甘く美味しく、食べやすい反面、太りやすく、カロリー消費できないと、糖尿病やアルツハイマー認知症の原因になります。 また、生長機能である胚芽を取り除いているので、不妊の要因として懸念されています。 食物繊維が取り除かれているので、大腸癌のリスクがあります。 対して玄米御飯は、「炭水化物」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」「食物繊維」が揃っており、栄養が豊富です。 更に玄米の乳酸菌は動物性の乳酸菌よりも生命力が強く、生きたまま腸に届きやすく、腸内細菌の免疫力を高め、体内の有害物質を排出するデトックス効果があります。 是非、玄米の研ぎ汁からヨーグルトやマヨネーズを作ることをお勧めします。(レシピ動画「玄米の研ぎ汁からヨーグルトを作る」「玄米の研ぎ汁からマヨネーズをつくる」7月5日公開予定) 栄養豊富な玄米御飯ですが、精米技術が発達し、江戸時代以降に食卓が白米御飯に変わっていきました。 白米御飯を食べ比べ「ボソボソとした食感」「美味しくない」「消化不良を起こす」といった意見もあります。 玄米は、果皮と種皮(食物繊維のセルロース)で表面が覆われており、温度と圧力が足りないと、柔らかくならず「ボソボソ」とした食感に仕上がり、栄養成分の多くが閉じ込められたままなので旨味にならず、美味しくなりません。 玄米の栄養効果を更に高め、白米ご飯の様にモチモチ食感と消化に優しくしたのが「発芽酵素玄米御飯」です。 食物繊維 人間の消化酵素では消化されない食物中のすべての成分であり、5つの栄養素に続く第6の栄養素とされています。 毎日の排便のためには1日20g、心筋梗塞による死亡率の低下が観察された研究では1日24g以上と報告されており、目標量より多く摂取する必要があります。 1日に野菜300g、芋類100g、果物200gを食べると摂取目安量に近くなります。 2003年、世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)による「食事、栄養と生活習慣病の予防」では、食物繊維は、肥満、糖尿病、循環器疾患、心臓病のリスクを下げると報告し、野菜や果物や玄米など全粒穀物からの摂取をすすめています。 カリウム 現代人の食生活は、肉食や精製塩を使った加工食品が増えたことから、ナトリウムの摂取過多となっています。 体内に溜まったナトリウムはカリウムがなければ排泄されません。 カリウムを多く摂ることで、高血圧や生活習慣病の予防・治療に役立てられます。 カルシウム 血液中のカルシウム濃度は常に一定に保たれており、不足すると骨や歯から補われます。 カルシウムの貯蔵は20~45歳までしかできません。 過剰摂取しても尿から排泄されるので、カルシウムを多く摂り、骨密度を高め、50歳以上の女性の4人に1人がかかる骨粗鬆症を予防します。 マグネシウム カルシウムが骨の硬さを作るのに対し、マグネシウムは骨の柔軟性を高め、50歳以上の女性の4人に1人がかかる骨粗鬆症を予防します。 鉄 鉄分が不足すると体内の酸素量が減少し、体と脳が働かなくなり、感情的になりやすい貧血状態になります。 現代女性の5人に1人が鉄欠乏性貧血であり、更に中学・高校の女子生徒の貧血有症率が増加傾向にあるため、若いうちから鉄不足の食習慣を改める必要があります。 ビタミンB1 ビタミンB1は、ブドウ糖をエネルギーに変える酵素のはたらきを助けます。 不足すると糖質からエネルギーが生産できなくなるので疲労感が増大し、脚気、肝臓、腎臓の機能低下、糖尿病などの疾病を引き起こします。 ビタミンB2 ビタミンB2は還元酵素のはたらきを助け、動脈硬化や心筋梗塞、癌などの原因として問題視されている過酸化脂質を分解し、皮膚や各器官の粘膜を正常に保ちます。 ナイアシン ナイアシンはセロトニン*の効果を上げて精神を安定させ、睡眠などの生体リズムを形成するホルモンをつくります。 *セロトニンとは…神経伝達物質の一種で、天然の精神安定剤といわれています。 パントテン酸 パントテン酸は、体内で代謝酵素の働きを助けるコエンザイムA(CoA)となって神経伝達物質や副腎皮質ホルモンの合成を促し、ストレス・疲労回復などに効果を発揮します。 ビタミンB6 ビタミンB6は健康な皮膚、髪、筋肉、内臓をつくり、細胞の新陳代謝を促すことから、発育促進、各組織の修復、生殖機能の活性化や利尿作用があります。 ビタミンB群を多く摂取する人は、あまり摂取しない人に比べて心筋梗塞になるリスクが37~48%低くなるとの疫学調査結果が出ています。 葉酸 DNAの合成や調整に深く関わる重要な栄養素であり、細胞分裂の盛んな胎児や子供の正常な発育に不可欠です。 妊娠後期には通常の2倍量が必要になり、妊娠中に欠乏すると、胎児の神経や脳の生成に異常をきたすリスクが上がるため、特に注意が必要です。 また、認知症では血清葉酸濃度が低値であるという多数の研究結果から、葉酸摂取と生活習慣に気をつけることが認知症の予防や改善につながるといわれています。 ビタミンE(α-トコフェロール) 血液中の過酸化脂質の量は40歳以降に急増し、細胞の働きを悪くして老化を進行させます。 ビタミンEは、強力な抗酸化作用によって過酸化脂質の発生を抑え、細胞の酸化や老化を防ぎます。
発芽酵素玄米御飯による健康効果 1日2膳の主食を替えるだけで栄養不足を大幅改善 1日の飲食量の多くを占めるのが主食となる炭水化物です。 現代は、麺類やパン、ケーキや菓子類など小麦を使った食品の過剰摂取が問題視されるようになり、アレルギーやセリアック病が急増しています。 セリアック病とは、小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種グルテンが一部分解できずに小腸内の上皮細胞の絨毛を損傷させ、栄養が吸収できなくなる自己免疫疾患で、第二次世界大戦中のヨーロッパから急激に拡がり、欧米では100人に1人が罹患されていると報告されています。 また、糖尿病患者も急増しており、最近では発症が20代から始まっています。 戦後から米食離れが進み、反対に肉食と乳製品の高タンパク質・高脂質の食事が明らかな増加傾向をみせている現代人には、多くの栄養素が欠乏状態にあります。 そこで、この深刻な欠乏状態を改善し、病気やアレルギーを未然に防ぐ、又は改善する最も簡単な手段として、主食を発芽酵素玄米ご飯に切り替えることの有用性を示します。 厚労省が行っている国民健康・栄養調査(令和元年報告書)によると、現代人の平均的な1日の米摂取量は297gであり、茶碗2膳分のご飯に相当します。 精白米には栄養素がほとんど含まれていないため、この茶碗2膳分のご飯を白米ご飯から「発芽酵素玄米ご飯」に切り替えることで、8種類の栄養素(カリウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンE、食物繊維)が充足されることになり、大幅な栄養改善ができます。 「日本人の食事摂取基準2020年版」における各栄養素の1日の摂取目標量を0.0とし、その基準となる栄養摂取量からどの程度の割合で過不足が生じるかを、年代別・男女別にグラフに表すと上のグラフのようになります(0.1目盛りは10%に該当)。 0.0より数値が高ければ、摂取目標量以上に栄養素を摂れていることを意味します。 アレルギー・不妊・発達障害・癌・糖尿病・認知症など「食源病」といわれる現代病の発症リスクを減らすためにも、賢い主食の選択をしましょう。
発芽酵素玄米御飯が不妊を解消する 精白していない米種子を「玄米」といいます。 黒褐色の堅い果皮が外敵から身を守り、次に薄いフィルム状の種皮が水分や酸素を調節し、タンパク質と脂肪から成る糊粉層(こふんそう)は主成分でデンプン質の胚乳を包み、発芽する際には糊粉層に含まれる酵素がデンプンを分解し、ブドウ糖に変えて、胚乳との境界にある胚盤がブドウ糖を吸収し、胚芽を生長させます(因みに研ぎ汁が白く濁るのは糊粉層が脱落したものです)。 胚芽のない精白米は「死米」と呼ばれるように、生長機能を取り除いて食することでの不妊の懸念があります。 精米すればするほど食べやすくはなりますが、栄養を失い、ほとんど糖質だけの状態で体に取り込まれると、糖質を代謝するために体内のビタミンB群と亜鉛が多く消費され、これを繰り返すことで妊娠に必要なビタミンやミネラル不足に陥ることになります。 とくに亜鉛に関しては、精子が元気に運動するために必要な重要ミネラルであり、また、女性にとっても卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の作用を高めることがわかっており、不妊患者の約9割に亜鉛欠乏傾向がみられていることから、玄米食が推奨されています。 なお、米に限らず、小麦なども同様に、精白して成長機能を失ったものを常食していると、不妊リスクが高まることが考えられます。 このほか、最近は果物にしても「種無し」が多くなり、野菜も一度しか収穫できないF1種がほとんどです。 国民の3組に1組が不妊に悩んでおり、4組に1組が治療している傾向に食の影響が懸念されます。 また、幼い女子の早すぎる初潮、乳房が膨らんでしまう男子、男性の乳癌などについて、鶏・豚・牛・羊など畜産に使用される肥育ホルモン剤が原因ではないかという報道もされるようになりました。 「人」を「良」すると書いて「食」と書くように、カラダの細胞や組織は食べたものでつくられています。 白血球の顆粒球は3日、腸や胃の内壁の細胞は5日、皮膚は28日、赤血球は120日、肝臓細胞は150日、骨は半年で生まれかわります。 農薬や化学肥料を使用せず、生長機能を失っていない農作物に拘った発芽酵素玄米菜食を中心とした食事によって、これまでに不妊治療を何度しても出産まで辿りつけなかったカップルが何組も念願の子宝に恵まれています。 不妊でお悩みの方は、生長機能を失った食品や、ホルモン剤を使用されている食品、遺伝子組み換え食品などを避けた食事を是非1年間ほど続けてみて下さい。
発芽酵素玄米御飯は糖尿病や肥満に効果的な主食です 精白米は「米が白いと書いて粕(かす)」と読む通り、ビタミンやミネラルなど95%の栄養素を失い、ほとんどの成分がデンプン質です。 デンプンは唾液に含まれている消化酵素(アミラーゼ)によって麦芽糖に分解され、分解できなかったデンプンは十二指腸で膵液によって麦芽糖に分解され、小腸で消化酵素マルターゼによって麦芽糖からブドウ糖に分解され、小腸の毛細血管から吸収され、肝臓で一部は貯蔵多糖グリコーゲンとなり、大人で100~120gまで蓄えられ、残りはエネルギーとなり、余分なブドウ糖は脂肪になります。 糖質の1日の必要量は100gです。 白米ご飯1膳150gからは55.2g、玄米ご飯1膳150gからは51.3gの糖質に変わります。 糖質量を比較するとあまり変わりませんが、血糖値の上昇とエネルギー(腹持ち)の持続性に大きな違いがあります。 これを血糖上昇指数のGI(グライセミック・インデックス)で比較します。 GIとは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、ブドウ糖50gを摂取してからの血糖値(血液中のブドウ糖濃度を示す値)を2時間測定し、血糖変動曲線を描くグラフ面積を100%とした場合に被験食品のグラフ面積が何%あるかという数値であり、70以上の食品を高GI食品、56~69の食品を中GI食品、55以下の食品を低GI食品と定義しています。 上の表・グラフは、白米ご飯、玄米ご飯、従来の圧力鍋で炊飯した酵素玄米ご飯、圧力名人を使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯、圧力名人DXを使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯、Premium New圧力名人SP(ユーザー名【hiryushop】パスワード【sp2000】入力で2000円OFF!)を使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯の炊飯直後のGIを測定した結果です。 白米ご飯はほとんどがデンプン質なので、高GI 88になりました。 玄米ご飯は、食物繊維・ビタミン・ミネラルが多く含まれているので、中GI 77になりました。 従来の圧力鍋で炊飯した酵素玄米ご飯は、小豆の糖質が加わるのでGIが高くなるように思われますが、メラノイジン生成に糖化が関わるため玄米ご飯よりやや低い中GI 74となり、3~4日の熟成後に水分量が失われますが、GIは下がります。 圧名人を使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯は、圧力鍋よりも低い低GI 53となりました。 圧力名人DXを使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯は、炊き上がりからメラノイジンが大量に生成されるので、低GI 43となりました。 Premium New圧力名人を使ってHIRYU styleで炊飯した酵素玄米ご飯は、炊き上がりからメラノイジンが非常に大量に生成されるので、低GI 25となりました。 パン(フランスパン93、食パン91、)や麺(うどん85、ラーメン73、パスタ65)、ジャガイモ91など主食とされる炭水化物はすべて糖質に変換されるのでどうしても他の食品よりGI値が高い傾向にあります。 そのため、太りやすく、更に日本人は、膵臓のβ細胞機能が弱い傾向があり、インスリンを分泌する能力が欧米人の約半分とされる人もいるので、高GI値の過食が続くと、血糖上昇の度合いに合わせ、ほぼ比例して分泌されるインスリンが枯れてしまい、糖尿病発症の要となっていました。 HIRYUでは、酵素玄米ご飯の他にも、玄米餅、玄米麺、十割玄蕎麦など、低GI食品の開発をしており、健康になる主食を考えています。
GI値やGL値の情報についての注意 GI値は、血液中のブドウ糖濃度を示す血糖値が直接反映されるものなので、被験者の総合的な食事に対する血糖値を測定するのが理想です。 しかし、ご家庭でその都度測定するのは不可能なことから、主食となる炭水化物の割合が多い米類・パン類・麺類などに目安となる数値を設定し、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの予防に役立てることを目的としています。 炭水化物含有量が少ない野菜などは、これらと比較するには適当でないことから、GI値×炭水化物量÷100で計算するGL値(グライセミックロード)もありますが、調理方法や複数の食材の組み合わせ、食べる順番でも血糖値は大きく変化するため、低GI値の食品であっても、摂取量が多ければ血糖値が上昇します。 ブドウ糖と同時に水分を摂取すると小腸へ素早く移動するので血糖値が上昇しやすくなるという問題や、直接吸収されるブドウ糖に比べて代謝経路が多く、血液中濃度がブドウ糖の500分の1ほどしかない果糖を始め、ショ糖、麦芽糖、乳糖などブドウ糖に変換されない糖質や脂質がGI値やGL値に対象とされていないこと、運動量や代謝速度の違い、そして何より数値はガイドラインであり本人の測定数値ではないことなどがあるので、情報が拡散されているGI値の一覧表を見る時は、必ず引用元はどこなのか、人種や食品の性質が違う海外データではないかなど、よく確認する必要があります。
米食中心の子どもはIQが高い!? 東北大学の研究では、朝食に御飯を食べる子供たちの方が、パンを食べる子供たちよりも脳の灰白質体積が大きく、IQも高い傾向にあることが分かりました。 脳の栄養となる糖質を米が効果的に供給し、神経細胞「ニューロン」を活性化させることがわかってきています。 米食はパン食よりも低GI*・低脂質であることにより、安定して細胞成長のエネルギー源であるブドウ糖を供給できることから、脳細胞の成長を助けます。 *GI=Glycemic Index(グリセミック・インデックス;血糖上昇指数)の略で、GI値が低いほど食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。 日本の白米ご飯のGI値は精白パンよりも低いと報告されており(白米ご飯:精白パン=68:100)、米食中心の子どもたちの方が脳細胞の量が多くなることから、IQ(知能指数)も高いという結果がでています。 2024年の世界の国民別の知能指数(IQ)において、日本人の平均IQは世界1位の112.30で、世界平均の99.64よりも12点も高い数値となりました。 日本人が世界一IQが高い要因は、米食文化だからではないかと言われています。
米タンパク質が血糖上昇を抑えて腎臓負担の軽減へ 米の主成分はデンプンであり、タンパク質の含量が低いことから、タンパク質供給源としての価値はこれまで軽視されてきました。 しかし、現代人の食生活において食品別に見ると、タンパク質供給源として、米は肉・魚に次いで実は3番目に多く、主食となる重要性からも米タンパク質の機能性評価が始まっています。 米に含まれるタンパク質が小腸で作られる「インクレチン」というホルモンを活性化させて、すい臓に指令を送り、インスリンの分泌を促進することがわかってきました。 このようにして作られたインスリンが血糖値の上昇を抑えて腎臓の負担を減らし、糖尿病をはじめとする腎疾患の予防に役立つことが期待されています。
米食が肝臓と血液中のコレステロール値を下げる? 米に含まれる成分が肝臓の遺伝子を活性化し、コレステロールから胆汁酸への代謝を促すことが明らかになってきました。 さらに、胆汁酸がコレステロールとして再吸収されることを抑制し、肝臓および血液中のコレステロール値を下げる機能をもつ可能性がみえてきました。 米食がメタボリックシンドロームを予防し、動脈硬化症などのリスクを減らすことが期待されています。
お米のレジスタントスターチが腸内環境の改善に貢献? お米に含まれる難消化性のデンプン「レジスタントスターチ」は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維両方の特長をもち、小腸での消化・吸収を免れて大腸に届き、腸内環境を整える働きをしていることがわかってきています(下表参照)。 とくに玄米はデンプン質の多い胚乳のまわりをタンパク質などでつくられる細胞層「アリューロン層」で覆われているため、この層の内側にあるデンプンは消化酵素アミラーゼの分解を受けにくく、白米よりも大腸の奥にまで届くことができます。 このレジスタントスターチは、大腸内で発酵し、ヒトの健康にとって有益な短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)を生み出して腸内をキレイに保ち、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の仕事を手伝います。 さらに良いことに、レジスタントスターチには、大腸疾患との相関が報告されているフェノール化合物の発生量を低下させることがわかりました。 大腸疾患をおこすフェノール化合物の発生原因は、大腸内の未消化タンパク質と悪玉菌です。 肉食の多い食習慣を持っている人は、大腸内に未消化のタンパク質を溜めやすく、これを悪玉菌がエサにして、フェノール化合物と呼ばれる大腸疾患の原因物質を生み出します。 玄米食は、この有害なフェノール化合物の産生量を減らす作用をもつことから、日本人に増えている大腸癌のリスクを軽減してくれる、非常に有益な食べ物といえます。
お米に特有のポリフェノールが脳内ストレスを減らし幸福感を高める! 「天然の完全食」といわれる玄米にはビタミンやミネラルをはじめ様々な抗酸化物質、微量元素、食物繊維など多彩で豊富な機能性成分が含まれています。 その中で、米の油分に特異的かつ高濃度に含まれる機能成分「γ(ガンマ)-オリザノール」が、動物性脂肪を食べたくなる脳内ストレスを減らし、さらに、おいしさや幸福感を感じる力を高めることがわかってきました。 6時間発芽した玄米には白米の約24倍ものγ-オリザノールが含まれているため、玄米を炊く前に発芽することが推奨されます。 生活習慣病との関連が深い動物性脂肪を求める欲求をブロックすることで、糖尿病や肥満症などメタボリック・シンドロームの予防や改善に役立つことが期待されています。
米糠から2種の抗癌成分を発見!癌患者に玄米食を推奨 琉球大学名誉教授の伊藤悦男先生(医学博士)は、玄米の糠層抽出物から癌細胞を死滅させる強力な作用をもつ2種類の成分、RBA(多糖類に分類されるα-グルカンの一種)とRBF(リポタンパク質)を世界で初めて発見し、祖先から与えられた伝統食である玄米に優れた抗癌性が潜んでいたことを明らかにしました。 なお、RBAは機能的にキノコ類に含まれるβ-グルカンに勝るとも劣らない免疫賦活効果を示すことで癌細胞を撃退するのに対し、RBFは癌細胞にアポトーシスと呼ばれる細胞死(細胞の自殺)を起こさせる性質をもつことが判明しています。 ところが、悲しいことに、玄米に発見されたこれらの凄まじい抗癌力は、発見当時のバブル崩壊による経済的障壁と行政による新しい抗癌成分への拒否反応の壁に立ち塞がれ、国民に浸透されずにいるのが現状です。 今こそ、日本人の伝統的な玄米食に再帰すべき時を迎えているのではないでしょうか?
①2017年8月3日~2018年1月24日まで175日間 発芽酵素玄米菜食だけを摂取した検査結果 ②2018年1月25日~2月5日まで12日間 発芽酵素玄米ご飯だけを摂取した検査結果 ③2018年2月6日~3月11日まで34日間 発芽酵素玄米菜食だけを摂取した検査結果 上記検査項目以外に毎日同時刻に血圧、安静時心拍数、体重、体脂肪、体温を計測しました。 酵素玄米菜食の判定は想定通り非常に良い結果でした。 メラノイジンがしっかり生成されている酵素玄米御飯は完全食と言われている事から、酵素玄米ご飯だけを12日間食べ続けた結果も、主成分が炭水化物とは思えない良い結果となりました。 この他にも被験者2名に10日間酵素玄米ご飯だけを食べ続けた実験結果も同様でした。 しかしHIRYUでは、酵素玄米ご飯に野菜や果物からビタミンCとβ-カロテンを必ず摂る事をすすめており、酵素玄米菜食を完全食としています。 正常値でない人は、是非、無農薬・無添加に拘った酵素玄米菜食を一カ月間試してみて下さい。体質改善が実感できるはずです。 ●還元力のある野菜はこちらを☞CLICK ●果物からのビタミンCとβ-カロテン摂取はジューサーがおすすめ!☞CLICK 医療も通信の時代!HIRYUでは血液検査サービスを提供販売しています! 自宅で検査を行い、検査結果は1週間以内に携帯電話かパソコンでスピード確認でき、1週間後には検査結果が自宅に郵送されます。 気になる事があれば食事を中心とした生活習慣のメールサポートを受けられます。 サービスを継続する事で、どのような生活習慣が健康に善いのか悪いのか実践から学べる様になり、健康についての知識や関心が高まり、健康を維持できる様になります。 異常値が改善できない場合は、病院で診察を受け、悪い項目が明確なので早期治療が可能となり、無駄な検査費用も軽減できるので、大病予防に最も効果的な対策です。 1年に1度の健康診断では早期発見が間に合わない程に病気の進行が早い時代です。 癌保険や生命保険など病気になってからの対策よりも、病気にならない為の予防が大切です。 検査は自宅で!保険よりも予防! HIRYUの健康サポートサービスを是非ご活用下さい。☞CLICK
被験者は、HIRYU式発芽酵素玄米菜食を始める前までは、動物性食品を摂取しており、主食も白米ご飯とパン食でした。 約1年半の間、発芽酵素玄米菜食を継続した結果、毎日便通があるようになり、おならの回数が増え、便から小さな気泡が出ている様子からも腸内発酵していることが明らかに分かるようになりました。 体調の変化としては、風邪を引かなくなり、花粉症のアレルギー症状も随分緩和されました。 腸内細菌検査の結果に着目してみると、健康長寿な人に多く存在するといわれ、高い免疫力維持に関わる酪酸菌(第3の善玉菌として注目されています)が合計で約37%を占める(平均値の約2~3倍多い)ことが分かりました。 この結果は、食物繊維のほか、玄米に含まれる難消化性のデンプン「レジスタントスターチ」やメラノイジンによる善玉菌を活発にして増やす効果によって得られたと考えられます。 また、2019年に、大腸癌患者にフソバクテリウムが特に多く存在することが論文発表されましたが、今回の検査でフソバクテリウムは検出されなかったことから、大腸癌リスクの低いキレイな大腸を維持しているといえます。 以上の腸内細菌検査結果から、発芽酵素玄米菜食が腸内にはたらきかけ、免疫力をサポートする酪酸菌を増やすと考えられました。 健康の秘訣は、主食炭水化物を低GIで腸内善玉菌を増やす発芽酵素玄米ご飯に変えることです。 健康に不安のある方は、発芽酵素玄米食を食事習慣に導入してみて下さい。 なお、被験者の腸内細菌のタイプは、草食動物から見つかった食物繊維の分解に関わる細菌が多いルミノコッカス型でした。 今回の腸内細菌検査で検出された金の種類と特徴、存在割合を下表にまとめましたので、ご参照下さい。 表中の「測定値」は被験者の今回の検査結果を示し、「平均値」はこれまでに検査を受けた人全体の平均値を示します。
現代病の主な一因に、身体の糖化があります。 身体を糖化によるダメージから守るためには、血糖値スパイクを起こさないことが極めて重要です。 血糖値スパイクとは、食後血糖値が急激に上昇して200 mg/dLを超えた後、今度は急降下して、場合によっては一時的な低血糖状態を引き起こす、急激な血糖変動によって形成されるスパイク状の血糖値曲線のことをいいます。 ちなみに、身体が糖化しやすくなる血糖値域は160 mg/dL以上といわれているため、食後血糖値を160 mg/dL未満に抑える食事の献立をすることが大切です。 普段の生活習慣のなかで、自分の身体が血糖値スパイクを起こしているかどうかを調べる方法として、持続血糖モニタリング(CGM; Continuous Glucose Monitoring)があり、HIRYUが推奨する食事スタイル「発芽酵素玄米菜食」が身体に糖化のダメージを与えないことを確かめるために、食学博士(36歳)自らが被験者となり、14日間のCGMを行いました。 その結果、上図に示す通り、血糖値スパイクを起こした回数は0、低血糖状態に陥った回数も0、14日間の平均血糖値は96 mg/dL、推定ヘモグロビンA1c値は5.0%という非常に良好な数値を得ることができました。 この結果からも、発芽酵素玄米菜食が完全食である所以が分かります。 血糖値が高めの方や糖尿病の方も、ぜひ、「発芽酵素玄米菜食」を継続して、血糖値の変化と体調の変化の様子を見てみて下さい。