ゼンマイの巻き上げには、「自動巻き」と「手巻き」の2種類があります。
<自動巻きの場合>
自動巻き式の時計とは、腕の動きや振動でゼンマイが巻き上げられる仕組みの時計を言います。
一般的には1日8時間ほど腕に身に着けていれば、ゼンマイが巻き上がり24〜48時間程度動きます。
巻き上がったゼンマイが解けてしまうと時計は止まってしまいますので、
その時はゼンマイを巻き上げてから時間を合わせて腕にお付け下さい。
ただし、「自動巻き時計」とはいうものの、腕の動きが少ないとゼンマイの巻上げ量が不足して、
通常よりも短い時間で止まってしまう場合もございます。
特に、デスクワークなどのお仕事で、腕の運動量がさほど多くない方は、
毎日一定の時間に軽く腕を振るような動作で時計を振って、ゼンマイの巻き上げを行ってください。
時間が合わなくなった場合も、ゼンマイの巻上げ(30回程度巻く)を行ってから日時を合わせて下さい。
自動巻き時計のゼンマイは巻き上がると、ゼンマイが納められた箱の中で スリップするようなになっており、
巻き上げ過ぎでゼンマイを切るような事はございませんのでご安心下さい。
ただ、機械ですからあまり乱暴な扱いをされますと故障の原因となります。
ゼンマイの巻き上げが不足すると進みや遅れの原因になります。
毎日一定の時刻にゼンマイの巻上げ(30回程度ゼンマイを巻く)を行ってください。
ゼンマイが巻き上がるとリューズが重くなります。その状態になったら巻くのをおやめ下さい。
時計を数日間放置しておくと、ゼンマイの巻上げが緩むために時計は止まってしまいますがそれは故障ではございません。
また、機械式時計は磁気を帯びてしまいますと、時刻が狂う原因となりますので、携帯電話、テレビなど磁気を発するものの近くでは保管されないようにお気を付け下さい。
<手巻きの場合>
手巻き式の時計とは、ゼンマイの巻上げを手動で行う時計の事を言います。
巻き上がったゼンマイが解けてしまうと時計は止まってしまいますので、
その時はゼンマイを巻き上げてから時間を合わせて腕にお付け下さい。
手巻き式時計はゼンマイが巻き上がると、それ以上は巻けなくなります。
ご購入後、お客様ご自身で巻き上げる際には、ゼンマイを一杯まで巻き上げた際の感触をつかんでいただく事をお勧めいたします。
ゼンマイの巻き上げが不足すると進みや遅れの原因になります。
毎日一定の時刻にゼンマイの巻上げ(30回程度ゼンマイを巻く)を行ってください。ゼンマイが巻き上がるとリューズが重くなります。その状態になったら 巻くのをおやめ下さい。
時計を数日間放置しておくと、ゼンマイの巻上げが緩むために時計は止まってしまいますがそれは故障ではございません。
また、機械式時計は磁気を帯びてしまいますと、
時刻が狂う原因となりますので、携帯電話、テレビなど磁気を発するものの近くでは保管されないようにお気を付け下さい。 |