夏に最適なリネン生地の寝具
リネンという生地はゴワゴワしていておよそ寝具には向いていないと思われるかもしれませんが、夏の寝具に適した素材の1つです。
そもそも原料は何かといえば、亜麻と呼ばれる麻の一種です。
一口に麻といっても、その種類は20種類もあり、それぞれ繊維の太さも異なりますし、性質も全く変わってきます。
麻というとなんとなくチクチクして硬いイメージがありますが、これはヘンプが代表的な麻の一種であるからでしょう。
代表的な麻を上げると、リネンやラミー、ジュート、ヘンプなどがあります。
この中でも寝具に向いているのはリネンやラミーです。
代表的な麻であるヘンプは硬いため、どちらかというと、紐やロープ、衣類などに向いています。
リネンは麻の一種ですが、麻の中でも最も柔らかい素材で、肌触りもなめらかです。
ランジェリーという言葉がありますが、ランジェリーという言葉も元はリネンから派生して生まれた言葉といわれています。
ランジェリーは肌に直接触れる衣類ですから、リネンは肌に優しく、快適な素材であることが伺えます。
そればかりかリネンは寝具にとって重要な通気性や吸水性、発散性にも優れています。
さらに丈夫なイメージのあるヘンプよりも丈夫な素材であり、寝具として一般的に使われる綿素材の2倍も寿命が長い点も寝具に適している所以でしょう。
リネンは水分を吸収するたびに柔らかさが増し、使うたびに吸水性が増して風合いが良くなります。
その高い吸水性は、一般的に汗や水分をよく吸う綿素材の4倍もあるといいますし、速乾性もあり、さらりとした質感を保ちます。
さらに汚れも落としやすくいつでも清潔で、洗たくしても繊維がほつれたりしません。
また水に濡れることで高い強度がさらに増す点も魅力です。
ホテルの洗面台のマットなどに使われていることが多いのも、リネンのこうした機能性からなのでしょう。
さてそんな優秀素材リネンの産地はどこかというと、ヨーロッパが有名です。
リネンはヨーロッパでは昔から愛用されている繊維の一つで、人類が扱っている最古の繊維とも言われています。
その中でも特に良質なリネンを生み出しているのがフランスやベルギーです。
リネンは農薬を必要とせず、少しの水でもどんどん成長してくれるため、環境にも優しい繊維といえます。
この点は農薬や化学肥料を大量に必要とする綿花に比べて優れている点であり、無農薬であるためお肌にも優しいのです。
リネンは高い吸水性と発散性があることから、湿気とともに熱を吸収して発散する熱伝導性が高いため、天然繊維の中でも最も涼しい素材といわれています。
さらにリネンは肌にも密着せず、独特のシャリシャリ感がありますから、寝具として使うと夏場でも快適に眠ることができます。
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