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発芽酵素玄米御飯が不妊を解消する


精白していない米種子を「玄米」といいます。
黒褐色の堅い果皮が外敵から身を守り、次に薄いフィルム状の種皮が水分や酸素を調節し、タンパク質と脂肪から成る糊粉層(こふんそう)は主成分でデンプン質の胚乳を包み、発芽する際には糊粉層に含まれる酵素がデンプンを分解し、ブドウ糖に変えて、胚乳との境界にある胚盤がブドウ糖を吸収し、胚芽を生長させます(因みに研ぎ汁が白く濁るのは糊粉層が脱落したものです)。
胚芽のない精白米は「死米」と呼ばれるように、生長機能を取り除いて食することでの不妊の懸念があります。
精米すればするほど食べやすくはなりますが、栄養を失い、ほとんど糖質だけの状態で体に取り込まれると、糖質を代謝するために体内のビタミンB群と亜鉛が多く消費され、これを繰り返すことで妊娠に必要なビタミンやミネラル不足に陥ることになります。
とくに亜鉛に関しては、精子が元気に運動するために必要な重要ミネラルであり、また、女性にとっても卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の作用を高めることがわかっており、不妊患者の約9割に亜鉛欠乏傾向がみられていることから、玄米食が推奨されています。
なお、米に限らず、小麦なども同様に、精白して成長機能を失ったものを常食していると、不妊リスクが高まることが考えられます。
このほか、最近は果物にしても「種無し」が多くなり、野菜も一度しか収穫できないF1種がほとんどです。
国民の3組に1組が不妊に悩んでおり、4組に1組が治療している傾向に食の影響が懸念されます。
また、幼い女子の早すぎる初潮、乳房が膨らんでしまう男子、男性の乳癌などについて、鶏・豚・牛・羊など畜産に使用される肥育ホルモン剤が原因ではないかという報道もされるようになりました。
「人」を「良」すると書いて「食」と書くように、カラダの細胞や組織は食べたものでつくられています。
白血球の顆粒球は3日、腸や胃の内壁の細胞は5日、皮膚は28日、赤血球は120日、肝臓細胞は150日、骨は半年で生まれかわります。
農薬や化学肥料を使用せず、生長機能を失っていない農作物に拘った発芽酵素玄米菜食を中心とした食事によって、これまでに不妊治療を何度しても出産まで辿りつけなかったカップルが何組も念願の子宝に恵まれています。
不妊でお悩みの方は、生長機能を失った食品や、ホルモン剤を使用されている食品、遺伝子組み換え食品などを避けた食事を是非1年間ほど続けてみて下さい。