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一物全体食(いちぶつぜんたいしょく)

食物は全体でひとつの命として形成しており、それを感謝して丸ごと余すところなく戴くことで全ての栄養を摂り、健康を得るという考え方。
野菜は皮を剥かず、葉や根も使い、魚は切り身よりも丸ごとの小魚を食べます。
米は白米よりも、精白しない玄米。
小麦粉なら全粒粉。
食物を丸ごと戴くということは、食物が持つ栄養を全部摂れるということです。
具体的には、ニンジン特有の栄養素であるβカロテンは、皮を含めた外側部分に多く含まれています。
魚特有の栄養素であるカルシウムは、小魚を丸ごと食べることで摂ることができます。
現代栄養学では、「一日に30品目を食べなさい」と指導していますが、部分食ばかりを30品目とっても栄養のアンバランスが拡大します。
ひとつの命として形成される一物全体食は、少ない品目で効率よく栄養を得ることができます。