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TAKAのボルドー便り


「12.樽とマロラクティック醗酵」へ 「14.青い香りのお話」へ

13.教授の第六感!樽内マロ

最近の私の仕事は白組みから赤組みへ変更してしまい、樽との格闘が続いています。デュブルデュー教授の第六感が樽内マロというテーマを引き付けているらしく、タンク内でのマロを行ったワインとの比較のためのサンプルをいつも探しています。

教授はシャトー・ラフィットに樽内マロが5樽ある情報を得たので、今日はこのサンプリングに出掛けました。いつもグラーブ、ソーテルヌ方面にしか出掛けない私ですので、
メドックへいくのはちょっとルンルン?気分かな。

ボルドーのワイン街道と呼ばれるD2を走ること約1時間でシャトー・ラフィットに到着。シャトーの全景です。


「ラフィットはきれいです!!」(店主談)

シェの入口で畑の区画地図が出迎えてくれます。




ここから階段を降りていくと・・・・
醗酵槽が並ぶ場所にでます。
左隣が一年目のワインの貯蔵室になっています。


広々とした大変清潔なシェです。

出向いた時には区画毎に醸造したワインを一つに均一にして再び樽に戻しているところでした。

さて、目指すサンプルですがシェの片隅にありました、ありました。
5樽しかないグラン・ヴァン、シャトー・ラフィットです。樽の側面にMALOと書いてあるのが見えます。ラフィットの話によれば、樽内マロは興味がない、ブラインド・テースティングでも明らかにタンク内でのマロを行ったワインがいつも上位に選択される、ということでした。興味があればたった5樽ということはないですよね。


帰りにラフィットの畑に立寄りました。
まさに葡萄が芽吹いているこの季節、ボルドーにも春が確実にきています。

研究所に持ち帰ったサンプルです。
エチケットはモノトーンのそっけないものですが、中身は本物のラフィットです。MCがタンク内マロの後、新樽に入れたもの、MBは最初から新樽内でのマロを示しています。


しかもこれだけではありません。区画毎に違う数種類のラフィットまで持ち帰りました。マグナム瓶で9本です!このお値段はいったいいくらでしょう?


ところでデュブルデュー教授によればヴィンテージ2000のラフィットは素晴らしい、とのことでした。私もこの言葉を思いだしさっそく試してみました。ウーン、このワインは確かに飲む人を唸らせます。パーカー氏がラフィットの特徴であるとしている刻みタバコや葉巻の香りがこの若いワインに既に見いだせます。それにかなりスモーキーです。
以前からこの刻みタバコに興味があった私ですから、この9本のマグナムでこの主題に取り組めるかもしれません。乞うご期待。
・・・でも一本だけ打栓してとっておこうかな・・・???
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