2023年11月

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  • 商品番号:NYCX-10439

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    発売日:2023年11月24日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    ヘレヴェッヘ2度目のシューマン交響曲全集完結ヘレヴェッヘが、1996年と2006年に古楽器オーケストラのシャンゼリゼ管弦楽団と録音し、高い評価を得たシューマンの交響曲。その経験を経た今回の全集再録音では、機能性の高いモダン楽器のオーケストラによってさらに深化した解釈と幅の広い表現を聴くことが出来ます。 引き締まったアクセントと各楽器の伸びやかな歌、そしてダイナミックなオーケストラの鳴りが素晴らしく、なかでも「春」のスケルツォや「ライン」冒頭などは格別の響き。2010年に自主レーベルPhiを立ち上げて以降、「本当に取り組みたい曲だけ指揮する」と標榜するヘレヴェッヘが敢えて臨んだ再録音だけに、大きな意味のある全集になったといえるでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10437

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    「フィラルモニカ夫人」と
    17世紀末のロンドンの音楽愛好家たち
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    [ル・コンソート、ルイーズ・エアトン]

    Baroque Chamber Music - PURCELL, H. / MATTEIS SR., N. / MRS PHILARMONICA (Philarmonica) (Le Consort)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ALPHA1011

    CD国内仕様 解説日本語訳付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    フランス最前線の俊才たちが奏でる、みずみずしいロンドンの南国趣味これまで2度の来日公演を成功させ2020年代の古楽シーンを日本でも賑わせているフランスのチェンバロ奏者ジュスタン・テイラーが、ウィリアム・クリスティとの共演でも注目される気鋭バロック・ヴァイオリン奏者テオティム・ラングロワ・ド・スヴァルトをはじめ、新世代の名手たちと伸縮自在の編成で新鮮な演奏を聴かせる古楽器アンサンブル、ル・コンソート。好評が続くALPHAレーベルでのリリース最新作は、バロック後期の英国を舞台にしたアルバムです。18世紀初頭、声楽の本場イタリアで成功を重ねた若きヘンデルの渡英後すぐロンドンでオペラが流行しましたが、それはその頃までに同地でイタリア人音楽家たちの技量が定評を得ていたため。このアルバムでは17世紀後半にナポリからロンドンに渡ったヴァイオリンの名手マッテイスを筆頭に、イタリアのトリオ・ソナタに大きな影響を受けた世代であるパーセルの小編成作品、そしてヘンデル渡英の時期に「フィラルモニカ〔=音楽愛好〕夫人」の筆名の下、イタリア語の表題を添えロンドンで刊行された2つの曲集から選曲し、起伏に満ちたプログラムで1700年前後の英国人たちのイタリア熱狂を活写します。いずれ劣らぬ気品に満ちた構成が美しい英国の音楽と、マッテイスが綴った情熱的な響きとのコントラストも絶妙。英国の大都市の気風と南国の音楽家とが互いに刺激を与えあった300年前の世界の躍動を、ル・コンソートならではの精緻とパッションの調和する演奏が遺憾なく甦らせてゆくさまが、古楽器の味わいをよく捉えた俊才技師ユーグ・デショーのエンジニアリングで克明に味わえます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10435

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    〈#bruckner2024〉
    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲 第5番 変ロ長調 (ノーヴァク版) 詳細ページ
    [マルクス・ポシュナー(指揮)/ウィーン放送交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphony No. 5 (1878 version, ed. L. Nowak) (Complete Symphony Versions Edition, Vol. 10) (ORF Vienna Radio Symphony, M. Poschner)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:C8090

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:2,970円(税込)

    CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(ヴァージョン) を録音しようという企画、 「#bruckner2024」第10弾。 稿の問題の無い第5番ではノーヴァク版を使用。1908年にアルミン・クナープがいち早く指摘した通り「冒頭の22小節に作品全体の主題と動機の原形がすべて詰まって」いて、それらを素材に構築された壮大な対位法の織物を、ポシュナーはしっかりと音にして伝えてくれます。 約71分という演奏時間はやや速めのテンポを思わせますが、フレージングやアーティキュレーション、アクセントを細かく丁寧に処理しているため、「速さ」が前面に感じられることはありません。神秘的、瞑想的、時にメランコリックなコラール風の旋律はしっかりと腰を据えて聴かせます。 ポシュナーはフィナーレをクライマックスととらえているようで、ヨッフム/ドレスデンやヴァント/北ドイツ放送響とほぼ同じタイムをかけた第4楽章は特に聴きものとなっています。 ※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国際ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10436

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    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第7番&第10番 詳細ページ
    [ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)/ヤ=フェイ・チュアン(フォルテピアノ)/ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)/ローレンス・カミングズ(指揮)/アカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージック]

    発売日:2023年11月10日

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    長い中断の後、2023年春にレーベルを変えて突如再開したレヴィン&AAMによるモーツァルト:ピアノ協奏曲の全曲録音。第3集は複数楽器のための協奏曲がテーマで、2台ピアノのための協奏曲2篇に加え、レヴィンが補筆完成した協奏曲楽章を収録しています(K.242は3台ピアノ用の協奏曲をモーツァルトが2台ピアノ用に編曲したもの)。 2台ピアノのための協奏曲ではロバート・レヴィンとヤ=フェイ・チュアンの夫妻が息の合ったダイナミックな演奏を聴かせます。チュアンはブレンデルが高く評価しており、レヴィンとのデュオでは古典派から現代に至るレパートリーをピリオド楽器とモダン楽器で演奏、録音でもグリーグ、デュティユー、それにレーガーによるワーグナー作品の編曲などがあります。ここではモーツァルト=レヴィンのスタイルによる音の会話を楽しませてくれます。 ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲楽章は1778年のマンハイム滞在中に協奏曲の第1楽章として構想されたとされるもの。かつてモーツァルト研究の大家アルフレート・アインシュタインは「これが未完に終わったことはモーツァルトの芸術にとって最大の損失」と語ったそうです。120小節が遺されていますが、ファンファーレ風の最初のトゥッティこそ完全にオーケストレーションがなされているものの、ソロ楽器(モーツァルトの自筆譜では「チェンバロとヴァイオリン」。チェンバロは当時、鍵盤楽器全般の呼称でもありました)の登場後のオーケストラは、第1ヴァイオリンと低音パートしか書かれていません。レヴィンはここでも、モーツァルトの語法に則った、明るく躍動感のある楽章に仕上げています。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYCX-10438

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    交響曲 第3番 「スコットランド」
    交響曲 第5番 「宗教改革」 詳細ページ
    [マキシム・エメリャニチェフ、スコットランド室内管弦楽団]

    MENDELSSOHN, Felix: Symphonies Nos. 3 and 5 (Scottish Chamber Orchestra, Emelyanychev)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:CKD667

    CD国内仕様 日本語解説付き価格:3,300円(税込、送料無料)

    スコットランド室内管創立50周年、
    エメリャニチェフとの「スコットランド」「宗教改革」
    スコットランド室内管弦楽団と首席指揮者マキシム・エメリャニチェフにより、その就任前に録音されたシューベルト「グレート」(NYCX-10112/CKD619)は、「同曲の最もスリリングな演奏」(BBCマガジン)など各所で絶賛されました。 2024年1月に迎える楽団創立50周年を記念すべく今回録音されたのは、メンデルスゾーンがスコットランドを旅行中その自然に触発されて構想してから10年以上、彼の一生の半分近い歳月をかけて手を加えられ、生涯最後に完成させた交響曲となった第3番「スコットランド」。そして、若きメンデルスゾーンが試作的な第1番に続いて2つ目の交響曲として完成させた、ルター派のコラール「神はわがやぐら」を引用する第5番「宗教改革」を併せて収録しています。どちらの作品でもヴィブラートを抑えた少人数の弦の透明感が印象的。「スコットランド」は各パートをよく鳴らし、メロディの歌謡的な美しさのみならず、オーケストレーションの面白さも前面に出す快演となっています。 「宗教改革」も力強くオーケストラを歌わせ、エコーのような効果も心地よく生かしつつメロディを伸びやかに表現し、この作品の素晴らしさを十二分に発揮。なお古楽鍵盤奏者としてピリオド奏法に造詣の深いエメリャニチェフらしく、第4楽章では本来の指定通りにセルパンを使用しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NYDX-50316

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    ヴェルディ(1813 -1901)
    歌劇《エルナーニ》 詳細ページ
    [フランチェスコ・メーリ(テノール)/マリア・ホセ・シーリ(ソプラノ)/ロベルト・フロンターリ(バリトン)/ヴィタリー・コワリョフ(バス) 他/ジェイムズ・コンロン(指揮)/フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団]

    発売日:2023年11月03日

    Blu-ray国内仕様 日本語字幕付き価格:4,950円(税込、送料無料)

    主役4歌手の万全な布陣による若きヴェルディの傑作《エルナーニ》登場!歌劇《エルナーニ》は、ヴェルディがその素材をフランス・ロマン派演劇の嚆矢とされるヴィクトル・ユゴーの戯曲『エルナニ』に求め、台本をフランチェスコ・マリア・ピアーヴェに依頼。ヴェルディとピアーヴェのその後の実り多い協力関係(ピアーヴェはヴェルディに最も多い9作の台本を執筆提供)の記念すべき第一作となりました。この作品は複雑な関係にある登場人物一人ひとりの心の動きを、アリアと重唱によって巧みに表現するという、ヴェルディの音楽的な劇作法の進境が著しい作品として知られています。 本映像では主役4役に、エルナーニ役の気品溢れるテノールのフランチェスコ・メーリ、エルヴィーラ役のドラマティックな高揚感が目覚ましいソプラノのマリア・ホセ・シーリ、国王ドン・カルロ役のヴェルディ・バリトンとして名高い、ロベルト・フロンターリ、そしてシルヴァ役の性格俳優的なバスのヴィタリー・コワリョフと、この作品にふさわしい万全の布陣がなされています。 レオ・ムスカートの洗練された舞台演出を背景に、名匠ジェイムズ・コンロンが率いるオーケストラと合唱団による、若きヴェルディの鮮烈なドラマをご堪能ください。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224749

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    チェン・インシュエ(1983-)
    Dark Radiance
    パーカッションのための8つの独奏曲集 詳細ページ
    [チェン・インシュエ(パーカッション)]

    CHEN, Ying-Hsueh: Dark Radiance / Dawn / Fireworks / Flames / Nocturne / Tunnel (Ying-Hsueh Chen)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.224749

    CD価格:2,325円(税込)

    台湾出身、2006年からデンマークで活躍するの作曲家、パフォーマンス・アーティストのチェン・インシュエのアルバム。収録されている8つの作品はどれも即興で演奏されており、マリンバやシンバルをはじめ、彼女が長年関心を寄せている東洋の伝統楽器の木魚や銅鑼など多彩な楽器を駆使し、激しく刺激的な音から柔らかく繊細な音までを用いた幅広い響きの世界を作り上げています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224754

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    ランゴー(1893-1952)
    歌曲集 詳細ページ
    [ルイーセ・マクレランド・ヤコブセン(ソプラノ)/クリスティアン・リスエア(ピアノ)]

    LANGGAARD, R.: Songs (McClelland Jacobsen, Riisager)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.224754

    CD価格:2,325円(税込)

    デンマークの近代作曲家ルーズ・ランゴー。若い頃には、後期ロマン派のイディオムを用いた作品を書いていましたが、やがて神秘的な題材や、特異なタイトルを好んで用いるなど、少しずつ作風を変遷させていきました。 このアルバムには彼が10代から20代前半に書いた歌曲を中心に収録。ほとんどの作品は未だ調性を保っており、1913年に彼が恋におちたドーラ・フロムへの思いが込められた「4つの歌曲 BVN 67」などはとても耳なじみのよい曲調で書かれています。トラック6-13の「ロシアの歌」に含まれているのは、ウクライナの詩を翻案したもの。一部を除き世界初録音となります。 若きソプラノ、ルイーセ・マクレランド・ヤコブセン、オーフスとベルリンで学んだピアニスト、クリスティアン・リスエアが、親密な演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.224756

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    アンデルセン(1847-1909)
    フルートとピアノのための作品集 詳細ページ
    [アレーナ・ヴァレンティン(フルート)/ベーリト・ヨハンセン・タンゲ(ピアノ)]

    発売日:2023年11月24日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    一連のフルートのための練習曲で知られるデンマークの作曲家ヨアキム・アンデルセン。名高いフルート奏者の父から教えを受けた彼は、13歳から21歳の時まで、ニルス・ゲーゼが指揮するコペンハーゲンの楽団のフルート奏者を務めていました。以降、デンマーク王立管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団を経て、1882年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の共同創設者に名を連ね、首席フルート奏者として活躍するとともに、指揮者としても活躍します。1893年には病気のため奏者を引退、チボリ公園のコンサートのための曲を書くなど作曲家として活動するとともに、フルートの教師として多くの弟子を育てました。 パリでは「フルートのショパン」の異名をとったことで知られる彼の作品は、超絶技巧を駆使しながらも、どれもグリーグやチャイコフスキーの影響も感じられる抒情的な雰囲気を持つものばかりです。イギリスで活動、エマニュエル・パユとの共演でも知られるフルート奏者アレーナ・ヴァレンティンが巧みな演奏を披露しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.551480

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    ヴァイオリンとピアノのための
    リトアニアの音楽集
    詳細ページ
    [シモーナ・ヴェンスロヴァイテ(ヴァイオリン)/ヴェロニカ・コプヨーヴァ(ピアノ)]

    Violin and Piano Music (Lithuanian) - BANAITIS, K.V. / GRUODIS, J. / JUZELIŪNAS, J. / VAINIŪNAS, S. (Venslovaitė, Kopjova) -

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.551480

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀のリトアニアで書かれたヴァイオリン・ソナタ4編を収めたアルバム。 かつてリトアニア大公国として繁栄を誇りながら、17世紀後半以降、長期間にわたって国土の分裂と異民族による支配を受けて来たリトアニアでは、民族のアイデンティティの一つとして民族舞踏や民謡が守られてきました。このアルバムでは、モダニズムの洗礼を受けた作曲家たちが民族音楽の素材を消化して書いた四者四様のヴァイオリン・ソナタを収めています。 リトアニア音楽史上初のヴァイオリン・ソナタとされるグルオディスの作品と、リトアニア唯一の印象派とされるバナイティスの作品は、両大戦間のリトアニア第一共和国時代に書かれたもの。悲劇的なトーンを持つヴァイニウナスのソナタと、第2次大戦後のリトアニア音楽の発展に貢献したユゼリューナスのソナタはソ連時代の1970年代の作品。個性的な創作であると同時に時代の空気をも伝えてくれます。

  • 商品番号:8.551484

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    ドイツの受難曲
    17世紀の四旬節と復活祭の時期の音楽集 詳細ページ
    [マリト・ブルクルーロフス(指揮)/マルガレータ・コンソート(古楽声楽アンサンブル)]

    Sacred Music (17th Century) (A German Passion - 17th Century Music for the Time of Lent and Easter) (Margaretha Consort, Broekroelofs)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.551484

    CD価格:1,900円(税込)

    12世紀頃、神聖ローマ帝国の中で皇帝に直接忠誠を誓う帝国自由都市が連合し、14世紀中頃までの最盛期には100以上の都市が加盟していた「ハンザ同盟」。北海・バルト海沿岸と内陸の北ドイツから西はフランドル、東は現在のポーランド・バルト諸国・ロシアにおよぶ地域の商業都市が結成したこの同盟は16世紀に衰退しましたが、ハンザが築いた巨大な富は各地の壮大な大聖堂に反映されました。 この聖堂の空間の豊かな音響を満たすために書かれた創意工夫に溢れた復活祭を中心とする教会音楽を集めた1枚。即興演奏や、様々な作曲家が「キリストは死の絆につかせたまえり」などの元の譜面を翻案し、テキストを強化した作品など多彩な曲が収録されています。 演奏は、2009年設立のオランダを拠点に活動する「マルガレータ・コンソート」。精鋭の奏者たちによる演奏です。

  • 商品番号:8.559911

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    アメリカの協奏曲と管弦楽組曲集
    コープランド/クレストン/ケイ/ピストン 詳細ページ
    [アンナ・マティクス(コールアングレ)/ティモシー・マカリスター(アルト・サクソフォン)/ジョアン・ファレッタ(指揮)/ナショナル・オーケストラ・インスティトゥート・フィルハーモニック]

    COPLAND, A.: Tender Land Suite (The) / CRESTON, P.: Saxophone Concerto / PISTON, W.: The Incredible Flutist Suite (Mattix, T. McAllister, Falletta)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.559911

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀半ばのアメリカ音楽の形成に貢献した4人の傑出した作曲家たちの作品を集めたアルバム。 コープランドの「入札地」は高校卒業を間近に控えた少女を巡る、米国中西部の農家の出来事を題材にした歌劇からの組曲。のどかな牧場風景と都会への憧れがコープランドらしい明快な曲調で描かれています。歌劇では合唱が入る「The Promise of Living 生活の約束」もここではオーケストラのみで奏されます。 クレストンの「サクソフォン協奏曲」は、1930年代のアメリカにサクソフォンを広めた奏者セシル・リーソンのために書かれた曲。ジャズ・バンドで活躍することの多かったこの楽器の“本当に美しい音色と可能性”を追求した作品として評価されています。 コールアングレと弦楽オーケストラのための「ピエタ」を作曲したユリシーズ・ケイはローマ賞を受賞した初の黒人作曲家。彼がローマに赴いた際、現在バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に安置されているミケランジェロの有名な同名彫刻にインスピレーションを得た作品とされています。ソリスト、アンナ・マティクスがこの作品を発見し、ファレッタに演奏を持ちかけたというものです。 ピストンの「不思議な笛吹き」は、1938年にアーサー・フィードラーがボストン・ポップス・オーケストラのために依頼した作品。聞く人の悲しみを癒すことができる魔法の音楽家が率いる旅するサーカス団を描いたバレエ音楽です。 ファレッタの巧みな指揮が各作品のすばらしさを際立たせています。

  • 商品番号:8.574504

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    ハイドン(1732-1809)
    〈バリトン三重奏曲集 第2集〉
    第6・35・67・71・93・113番 詳細ページ
    [バレンシア・バリトン・プロジェクト]

    HAYDN, J.: Baryton Trios, Hob.XI:6, 35, 67, 71, 93, 113 (Treasures from the Esterháza Palace, Vol. 2) (Valencia Baryton Project)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.574504

    CD価格:1,900円(税込)

    ヨーゼフ・ハイドンは、ほぼ25年間にわたり、裕福なエステルハージ家の宮廷音楽家として奉職していました。とりわけ彼が宮廷楽長を務めていた時期の当主ニコラウス1世(1714-1790)は音楽に深い理解を示し、ハイドンの活動を奨励したため、ハイドンはそれに応えるべく数多くの作品を生み出し、熱心に演奏したのです。 そのニコラウス1世が好んだのが「バリトン」でした。これは17世紀後半に発案されたヴィオール属の擦弦楽器で、通常6本~7本のガット弦と、前面を板で覆われた9本から24本(12本が多い)の金属弦を持っており、こちらは共鳴弦であると同時に、左手の親指ではじくことが出来るというもの。しかし、弦が多いため調弦も演奏も難しく、19世紀にはほとんど廃れてしまいました。 ハイドンはこの楽器についてほとんど知識がなかったようですが、主君のために楽器を研究し、バリトンとヴィオラ、チェロによる126曲もの三重奏曲をはじめ、二重奏曲や協奏曲を作曲しています。これらの三重奏曲は5巻のシリーズで出版されましたが、楽器の希少性のためか、現在ではほとんど演奏されることがありません。尚、この楽器に最も適した調性はイ長調なので、多くの曲はイ長調で書かれています。 第1集(8.574188)に続くこのアルバムにも6曲のバリトン三重奏曲を収録、マシュー・ベイカーが演奏するのは2004年に制作されたOwen Morse-Brownによる復元楽器で、18世紀の典雅な響きが忠実に再現されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574509

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    メンデルスゾーン(1809-1847)
    稀少ピアノ作品集
    初期のソナタ、無言歌 詳細ページ
    [クリストファー・ウィリアムズ(ピアノ)]

    MENDELSSOHN, Felix: Piano Rarities - Early Piano Sonatas, MWV U19 and U23 / Lieder ohne Worte (Songs Without Words) (Christopher Williams)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.574509

    CD価格:1,900円(税込)

    早熟の天才で「神童」とも呼ばれたメンデルスゾーンは、幼少の頃からピアノ曲や室内楽曲、弦楽のための交響曲など数多くの作品を書きました。しかしそのほとんどは、内輪の演奏会用に作曲されたもので、長い間出版されることはありませんでした。また長じてからは、やはりたくさんの作品を書いたものの、自己批判により生前に出版されなかった作品も多く、これらは最近になってようやく出版され、その正確な作曲年代が判明するようになりました。 このアルバムにはそんなあまり知られていない作品を収録。11歳頃の初期の曲から晩年の作品、稿違いなど珍しい曲を聴くことができます。とりわけ冒頭に置かれた2曲のソナタは、ベートーヴェンの影響も感じさせながら、驚くほどの成熟を示しています。 ピアニスト、クリストファー・ウィリアムズはウェールズ出身、現在カーディフ大学のピアノ講師を務める傍ら、ソリスト、室内楽奏者として活躍、希少作品の紹介にも力を注いでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.578373

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    大作曲家 メンデルスゾーン
    朗読と音楽で綴る生涯 詳細ページ
    [さまざまな演奏家]

    MENDELSSOHN, Felix: Great Composers in Words and Music

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:8.578373

    CD価格:1,900円(税込)

    銀行家のアブラハムを父親に、作曲家ファニーを姉に持つ、裕福な家に生まれたフェリックス・メンデルスゾーンは、幼い頃から才能を発揮、モーツァルトに匹敵すると言われた神童でした。やがて彼は、当時は忘れられていたJ. S. バッハ作品の復興を図るとともに、自身でも幅広いジャンルの作品を書き上げ、ライプツィヒ音楽院を設立するなど当時の音楽界に多大な貢献を果たします。 20世紀の中頃までは、彼の音楽は、その優雅さや上品な魅力、バランスの良さが際立つためか「大胆さを放棄したサロン風の作品」とされがちでしたが、近年は研究と再評価が進んでいます。この伝記ではあまり耳にすることのない作品も紹介しながら、メンデルスゾーンの波乱に富んだ生涯をつぶさに描き出しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:900351

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    ヴェルディ(1813-1901)
    歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》 詳細ページ
    [ガレアーノ・サラス(テノール)/ニーノ・マチャイゼ (ソプラノ)/レーカ・クリストーフ (ソプラノ)他/イヴァン・レプシッチ(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団/バイエルン放送合唱団]

    VERDI, G.: Lombardi alla prima crociata (I) [Opera] (Machaidze, Kristóf, Pretti, Salas, Bavarian Radio Chorus, Munich Radio Orchestra, Repušić)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:900351

    CD 2枚組価格:3,450円(税込、送料無料)

    イヴァン・レプシッチによるヴェルディ初期歌劇シリーズ、
    第4作目は《第1回十字軍のロンバルディア人》
    2017年9月、ヴェルディの歌劇《ルイザ・ミラー》を指揮、ミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者としてデビューを飾ったイヴァン・レプシッチ。2018年には《2人のフォスカリ》2019年には《アッティラ》を演奏。どれもBR-KLASSIKから全曲盤CDとして発売され高く評価されています。 今回のアルバムは2023年4月23日に上演された《第1回十字軍のロンバルディア人》のライヴ収録。1843年に初演されたヴェルディの4作目にあたるこの歌劇は、11世紀ミラノを舞台に、圧政からの民族解放とローマ貴族の兄弟の確執を描いた重厚な物語。政治批判や宗教的なテーマが問題視されながらも、若きヴェルディの成功作となり、1847年にはニューヨークで上演されるなど大人気を博しました。 アルヴィーノを歌うのはアメリカで学んだ若きテノール、ガレアーノ・サラス。張りのある高音と役への感情移入で聴き手を魅了します。ジゼルダ役のニーノ・マチャイゼは新国立劇場でも歌ったおなじみのソプラノ。パガーノを歌うミケーレ・ペルトゥージらヴェテランの歌唱も光ります。レプシッチの指揮は、若きヴェルディの鮮烈なドラマを見事に描きだしています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A553

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    歌の世紀
    ヴェネツィアにおけるバロック歌劇の開花 詳細ページ
    [パオロ・ザンズ、レ・スタジョーニ、エマミュエル・ド・ネグリ、ブランディーヌ・スタスキエヴィチ、ポール=アントワーヌ・べノス=ジャン ほか]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    現代の歌劇場文化の始まりを彩った活気を、充実した古楽器演奏で当時のままに1600年前後のイタリアで、閉ざされた特権階級向けの知的な催事劇として始まった新しい舞台芸術、オペラ。その閉鎖空間の芸術が広く公衆に開かれた興業となったのはその少し後、1630年代に水の都ヴェネツィアで相次いでオープンした歌劇場を通じてのことでした。 このアルバムはそうした近代型オペラの原型ともいうべきものが育まれた17世紀前半のヴェネツィアの歌劇界に光を当て、同時期に出版された声楽曲集・器楽曲集からの抜粋を交え、バロック初期の「歌いながら語る」歌唱様式がどのように発展し、人々の心を掴んだかを概観できる選曲になっています。 この時期のヴェネツィア歌劇界の立役者たるカヴァッリの作品を冒頭と末尾に配し、その師匠でもあったモンテヴェルディ晩期の傑作群、大衆に開かれた最初の歌劇場で作品を発表した作曲家の一人ベネデット・フェラーリの声楽作品、彼らの声楽作法を横目に独自の器楽スタイルを追求したウッチェリーニのソナタなど、バラエティ豊かな選曲から「水の都」の活況を浮かび上がらせるのは、21世紀のヨーロッパでさまざまなアンサンブルの一員として頭角を現してきた俊才古楽歌手5人と、幅広い世代の俊才が集うレ・スタジオーニ。撥弦のシモーネ・ヴァッレロトンダやガンバのイザベル・サン=ティヴ、全体の指揮をとる鍵盤のパオロ・ザンズら経験豊かな才人が加わり、豪華な通奏低音勢と各パート一人ずつの弦楽が織りなす古楽器サウンドが、歌手たちの迫真の歌唱の味わいを幾倍にも引き立ててやみません。 歴史的背景を踏まえたザンズ自身の解説(伊、英、仏語)も充実した内容になっています。

  • 商品番号:ALPHA1001

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    〈次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.7〉
    モーツァルト(1756-1791)
    ピアノ協奏曲 第19番
    ホルン協奏曲 第1番
    フルートとハープのための協奏曲 詳細ページ
    [アーロン・ピルザン、ニコラ・ラメズ、ディレン・ドゥラン、エリーザベト・プランク、ハワード・グリフィス、トマス・ツェートマイヤー、ウィーン放送響]

    MOZART, W.A.: Concertos, K. 299, 412, 459 (Next Generation Mozart Soloists, Vol. 7) (Pilsan, Duran, Plank, Rames, Griffiths, Zehetmair)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:ALPHA1001

    CD価格:2,475円(税込)

    次世代ソリストたちによるモーツァルト第7弾に、アーロン・ピルザン登場無名の若き名手から中堅まで幅広いソリストの登場が話題を呼んでいる<次世代ソリストたちによるモーツァルト>の第7弾。今回はALPHAからリリースした2タイトルのソロ・アルバムが既に高い評価を得ているアーロン・ピルザンが登場。リリカルでよく澄んだピアノを聴かせます。 フランスの若きホルン奏者ニコラ・ラメズはストラスブール・フィルの首席を2021年から務めるほか、アンサンブルやソリストとして国内外で活躍して高く評価されており、ここでも安定感抜群のテクニックと伸びやかな音色で素晴らしい演奏を聴かせます。 ドイツのフルート奏者ディレン・ドゥランは、Gramolaなどで既にソロ・アルバムをリリースして活躍しているハープ奏者エリーザベト・プランクと共に、溌溂とした演奏で楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1010

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    〈モーツァルトとマンボ 3〉
    美しきキューバ娘
    (カラーヴァイナル) 詳細ページ
    [サラ・ウィリス、ジョナサン・ケリー、ヴェンツェル・フックス、シュテファン・シュヴァイゲルト ほか]

    発売日:2023年11月24日

    LP 2枚組価格:4,425円(税込、送料無料)

    ベルリン・フィル・メンバーも参加の「モーツァルトとマンボ」完結編に、カラーヴァイナル登場!ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスがキューバのミュージシャンたちと録音し、世界的な大ヒットとなった2020年のアルバム「モーツァルトとマンボ」(ALPHA578/NYCX-10151)、2022年の「キューバン・ダンス」(ALPHA878/NYCX-10336)に続く三部作の完結編にカラーヴァイナルが登場。重量盤でこそないものの、情熱的な赤い盤面は多くのファンを喜ばせることでしょう。 「モーツァルトはきっと素晴らしいキューバ人になったはず」という現地の友人の一言がきっかけとなり、彼女自身が大好きなキューバの音楽とモーツァルトを取り合わせるというなんとも不思議な企画が立ち上がりましたが、これが非常に面白い相乗効果を生みました。 3つのアルバムを合わせてサラ・ウィリスとハバナ・リセウム・オーケストラによるモーツアルトのホルン協奏曲全4曲が揃いますが、ここにもう1曲モーツアルトを加えたいという彼女の熱意に応えて、ベルリン・フィルの首席奏者を始め3人の友人たちがハバナへ駆けつけ、協奏交響曲の録音が実現しました。彼らはアンコールとして19世紀にフランスで活躍したキューバ出身の作曲家・ヴァイオリニスト、ホセ・ホワイト・ラフィットが作曲した「美しきキューバ娘」も演奏。4人のソリストもオーケストラも肩の力を抜いて、音楽を心から楽しんでいるのが伝わる素晴らしい演奏を聴かせています。 最後はキューバ国内はもとより世界中で親しまれている名曲「グァンタナメラ(グァンタナモの娘)」のライヴ感覚溢れるパフォーマンスで、コロナ禍を乗り越えて完結したこのシリーズを締めくくります。

  • 商品番号:CD-16333

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    スペイン近世の『シビラの歌』と
    ノルウェー古来の『夢の詩』
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    [イルンド・マリス(アリアンナ・サヴァール、ペッテル・ウトラント・ヨハンセン ほか)]

    CANT DE LA SIBIL.LA (EL) - DRAUMKVEDET (Savall, P.U. Johansen, Ensemble Vocal de Saint-Maurice, Hirundo Maris, Barbier)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:CD-16333

    CD価格:2,475円(税込)

    ヨーロッパの南から北へ、そして再び南へ。
    ユニークな中世伝承歌の旅
    絶美の歌声と古楽器ハープで独自の音楽世界を綴ってきたアリアンナ・サヴァールは、スペイン・カタルーニャ地方出身の偉大なヴィオラ・ダ・ガンバ奏者=指揮者ジョルディ・サヴァールを父に持ち、彼のアンサンブルであるエスペリオンXXIでも活躍してきました。近年はCarpe Diemレーベルで、ヴィオラ・ダモーレやハリングフェレ(ノルウェーの共鳴弦付き伝統弦楽器)を奏でるスイスのシンガーソングライター、ペッター・ウトラント・ヨハンセンと共に伝統音楽や中世以前の音楽を絡めたユニークなアルバムを数多く制作していますが、今回は一つのアルバムの中でスペインと北欧の伝承歌を辿ります。 『シビラの歌』はイベリア半島各地の教会に写本が残る、カタルーニャ語によるルネサンス期の祭事向け伝承歌。アリアンナの父ジョルディ・サヴァールもAlia Voxレーベルでこの曲集をとりあげていますが、今回はカタルーニャ地方のジローナとバルセロナに残る写本を底本に、ヨハンセンと彼女が中世舞曲やグレゴリオ聖歌を交えたスタイルにアレンジ。器楽と声楽アンサンブルの合唱が交錯する独特な音世界が展開します。 その間に置かれた『夢の詩』も同様のアレンジが施されていますが、こちらは中世に遡るノルウェーの詩歌で、夢物語を通じて人の生と死を歌い上げるというもの。言葉の響きの違いがもたらす北欧と南欧の音世界のコントラストが、使われる民俗楽器や古楽器の響きとあいまって、アルバムを通じて思いがけない聴覚体験をもたらしてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDM2356

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    シヘナの式典
    シヘナ王立修道院にまつわる三つの祭日のための中世聖歌 詳細ページ
    [カルレス・マグラネル、カペリャ・デ・ミニストレルス]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    静けさの向こうに広がる、生々しくも高貴な中世人たちの暮らしの香りスペイン西部、カタルーニャ地方の南に位置するバレンシア地方に拠点を置く古楽集団カペリャ・デ・ミニストレルスが、4人の女声歌手たちを主役に、中世の女子修道院に伝わる音楽催事を再現するアルバム。 舞台は12世紀末、アラゴン王アルフォンソ2世の妃サンチャによって建てられたシヘナの女子修道院。王室の後援のもと聖ヨハネ騎士団が運営に携わり、早春の受難節最中の洗足木曜日、復活祭、そして初夏の聖ヨハネの祝日という毎年三つの祝日には音楽朗唱を伴う式典行列が行われていたとのことで、プログラムはそれら三つの式典を架空再現したものとなっています。 単旋律聖歌が時に斉唱を交えながら美しい独唱で歌い交わされる中、フィドルの持続音や即興、ハープや鐘の音が添えられ、丸天井の古いロマネスク教会堂に響きわたる、その音響空間を鮮やかに伝える録音エンジニアリングは実に見事というほかありません。 昔日の知識人たちの風習を音で追体験できる、緻密な研究と演奏者たちの卓越した音楽性あればこその1枚です。

  • 商品番号:CKD732

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [シモン・トルプチェスキ、クリスティアン・マチェラル、ケルンWDR交響楽団]

    BRAHMS, J.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 (Trpčeski, West German Radio Symphony, Măcelaru)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:CKD732

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    1979年マケドニア生まれのピアニスト、トルプチェスキのLINN第4弾は、ブラームスの大作協奏曲を全2曲収録した意欲作です。 彼持ち前の力強さを兼ね揃えた高いテクニックがいかんなく発揮され、作曲家の若き日に書かれた第1番での深く情熱的なアプローチや、充実期に書かれた第2番でのリリカルな歌心とダイナミックな表現が見事。マチェラルもWDR響を雄大に鳴らし、巨大な協奏曲の中でソリストをしっかりと支えています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CKD733

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    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:CKD733

    CD価格:2,475円(税込)

    2017年、ギルドホール音楽演劇学校の学生によって結成されたミスラス三重奏団。2019年にトロンヘイム国際室内楽コンクールで優勝し、2021年から2023年のBBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選出され、今最も目が離せない若手ピアノ・トリオの1つと言われる彼らのデビュー・アルバムです。 ギリシャ神話の愛の神エロスをテーマに、スコットランドの女性作曲家ヘレン・グライムによる静寂と弾けるようなフレーズが交錯する作品、ロマンティックな曲想に贅沢に浸るブリッジの作品、ハイドンとバルトーク後のハンガリー民族音楽を融合させ、フランス印象派にジャズの要素も盛り込まれたエレートの作品などが収められています。 ラストには、ヒナステラによる乙女の優雅な舞踏を表現した作品をアンコールのように収録。どの作品にも前のめりに没頭していくような、積極性の高い表現が大きな魅力です。

  • 商品番号:CVS093

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    ナポレオン時代から19世紀前半にかけての知られざるオルガン世界かつてブルボン王家が祈りを捧げたヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂で、当初の姿に復元されたフランス古典様式の名器によって19世紀初頭の知られざるオルガン音楽世界に迫る好企画。ノエルと呼ばれる、クリスマスシーズンに昔から教会の外で歌い継がれてきた伝統的な俗謡(フランス語ではクリスマスのこともノエルと呼びます)にもとづく曲を集めていますが、18世紀末の大革命前後から19世紀半ばにフランクが登場するまでのフランスのオルガン音楽は録音物も含め聴ける機会がほとんどなく、その見過ごされた時代にどれほど豊かな音楽遺産が生まれていたかを実感できる貴重なアルバムになっています。 プログラムの中核を占めるイサーク=フランソワ・ルフェビュール=ウェリは、オッフェンバックと同時代にオペレッタさながらの軽快かつ変幻自在なオルガン音楽を書き録音も多いL. J. A. ルフェビュール=ウェリ(1817-1869)の父親。モーツァルトやクレメンティと同世代に属し、革命期とナポレオン帝政期を経て王政復古期まで活躍したこの作曲家は、バロック風の音色の使い分けを巧みに活かしながら時に古典派流儀のオペラ編曲も手がけ、短い演奏時間の中にフランス流のオルガン語法の魅力が驚くほど豊かに詰まった佳品を多く残しました。 ピアニシモのソロが魅力的な音量対比に満ちたボーヴァルレ=シャルパンティエの作品、当時を代表する歌劇作曲家ケルビーニの独唱モテなども魅力的。ソプラノ独唱が加わるトラックでの清らかな歌も晩期古典派風の整った作風で、ヴェルサイユの楽器の音色の美が作品の魅力をひときわ引き立ててやみません。 アルザス生まれでブヴァール、ラトリ、エスケシュ、パンスマーユらフランスのオルガン伝統をひく巨匠たちに師事した俊才カンタン・ゲリヨの端正で精緻な演奏技量がきわだつ名演です。

  • 商品番号:CVS107

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    ヘンデル(1685-1759)
    オラトリオ『メサイア』(全曲) 詳細ページ
    [フランコ・ファジョーリ、カタルーニャ音楽堂室内合唱団、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD 2枚組価格:3,975円(税込、送料無料)

    人気絶頂のカウンターテナー、ファジョーリが描き上げる
    ヘンデルの金字塔的名作
    現代を代表するカウンターテナーの一人で、2018年の来日時にも多くの人を虜にしたフランコ・ファジョーリが、自ら当たり役を多く演じてきた作曲家であるヘンデルの代表作に指揮者として臨んだ注目の新録音。ヴェルサイユ宮殿に集う気鋭奏者たちからなる室内オーケストラ(弦楽編成は5/5/3/3/1、管楽器は各パート1人ずつの配置)、バルセロナの歴史ある劇場を拠点とし古楽復興に大きな功績を果たしてきた合唱協会を母体とする室内合唱団と一体感あるアンサンブルを織り上げ、頼れる独唱陣と共に起伏に富んだドラマを鮮やかに織り上げてゆきます。 テンポ変化を活かしながらも古楽器演奏に多い鋭角的な表現をいたずらに誇示せず、ニュアンスと濃やかな色彩感を追求した解釈が作品全体を通じてきわめて効果的で、歌詞の味わいが際立つ歌いまわしと共に、ヘンデルの音作りの粋がおのずから浮かび上がる仕上がり。 Zig-Zag Territoiresで長く活躍した俊才エンジニアのフランク・ジャフレスの仕事ぶりも頼もしく、ヴェルサイユ宮殿の礼拝堂空間に響きわたる、新時代の瑞々しさに満ちた傑作の味わいを見事に収めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CVS138

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    ヴィヴァルディ(1678-1741)
    協奏曲集『四季』
    オーボエ協奏曲 詳細ページ
    [ステファン・プレヴニャク、ミハエラ・フラバーンコヴァー、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    フランスの古楽シーンをヴェルサイユから牽引する
    精鋭勢のみずみずしいヴィヴァルディ
    ずば抜けたヴァイオリン演奏能力と作曲センスを誇り、聖職者でありながら礼拝よりも音楽活動で国際的に注目を集め「赤毛の司祭」の綽名とともに音楽史の1ページを飾ったヴェネツィアの作曲家ヴィヴァルディ。生前からその人気はパリにも及んでおり、20世紀に彼の名が再び有名になるきっかけとなった傑作曲集『四季』は特に大きな関心を集めたばかりか、「春」に至っては作曲者の歿後何十年も公に演奏され続けたほどでした。 そうしたヴィヴァルディ受容を語る上で見過ごせないフランスの古楽シーン最前線を代表する拠点のひとつヴェルサイユ宮殿から古楽器オーケストラによる『四季』最新録音が登場。近年オペラ上演でも活況をみせている王室歌劇場を舞台に、知られざる18世紀以前のオペラの指揮でも実績をあげつつヴィヴァルディの「パリ協奏曲集」(CVS065)やハイドンの「朝・昼・晩」(CVS094)など器楽録音でも注目を集めているステファン・プレヴニャクを中心に、フランス、ポーランド、チェコなど欧州各地から俊才が集うヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団が、傑作の内から湧き上がる興奮を絶妙の一体感の中で鮮やかにドライヴしてゆく精緻な解釈がたまりません。 劇音楽の指揮経験が如実にあらわれるプレヴニャクの芸達者ぶりと妙技にも目を見張るばかり。ヨーロッパ最前線の古楽器演奏の面白さを隅々まで堪能できる『四季』に加え、浮き立つ愉悦と躍動感に貫かれたオーボエ協奏曲ではチェコの俊才ミハエラ・フラバーンコヴァーがバロック楽器の美音とニュアンスの豊かさを存分に楽しませてくれます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:EUCD2965

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,725円(税込)

    南米、ボリビアの先住民の風習や信仰を広く世界に伝え、伝統が織り成す文化の豊かさや多様性について認識と理解を深めたい、という想いを受け継ぎ、1960年代から活動を続けているLos Ruphay(ロス・ルパイ)。最新作は、バンドの創設者で元リーダーであるマリオ・P・グティエレスの遺した楽曲に取り組み、ボリビア・チチカカ湖周辺に住むアイマラ族の年間のサイクルである3つの季節と、気候変動が今日の彼らの文化に与えている影響を浮き彫りにしています。 パンパイプやチャランゴ、その他の伝統楽器が奏でる魅惑的なメロディーを通じて、アンデス高原を吹き抜ける風と壮大さを伝える、高揚感あふれるアルバムです。

  • 商品番号:GRAM99311

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    ブルックナー(1824-1896)
    交響曲全集 [11枚組 BOX] 詳細ページ
    [レミ・バロー(指揮)/聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団/オーバーエスターライヒ・ユース交響楽団]

    BRUCKNER, A.: Symphonies Nos. 0-9 (Altomonte Orchester St. Florian, Ballot)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:Gramola99311

    CD 11枚組価格:9,975円(税込、送料無料)

    ブルックナー演奏の聖地ザンクト・フローリアンにおけるレミ・バローの交響曲全集、
    新録音を加えてBOXとして集成!
    リンツ郊外のザンクト・フローリアンにある聖フローリアン修道院は、かつてアントン・ブルックナーが聖歌隊で歌い、オルガニストを務め、今はその墓所となっている場所。ここでは、古くは朝比奈隆と大阪フィルの第7番、カラヤンやブーレーズとウィーン・フィルの第8番など巨匠たちによる記念碑的なブルックナー演奏が繰り広げられてきました。 同地でブルックナーの没後100年を記念して1996年に創設されたのが、聖フローリアン・アルトモンテ管弦楽団とブルックナー週間(Bruckner-Tage)音楽祭。その常任指揮者レミ・バローが指揮して行われた10曲の交響曲のライヴ録音をBOX化しました(第6番と第8番はオーバーエスターライヒ・ユース交響楽団の演奏) 。 会場となった聖フローリアン修道院はとても長い残響があり、チェリビダッケに師事したことのあるバローは、響きの混濁を避けつつ、長く美しい残響と音楽を一体化するためにテンポをゆったりと保ち、雄大な音楽として聴かせます。このため、第3番と第5番では89分、第8番では103分を越える演奏時間となりました。同時にバローは最新の楽譜校訂研究にも目配りしており、一部の曲では新しい校訂版を使用。このBOXが初出となる交響曲ニ短調ではディヴィッド・チャプマンによる2023年校訂版を使っています。 ※第1番から第9番までの単独アルバムはSACDハイブリッド盤で発売されていましたが、このBOXではお求めやすい価格にするために通常CDでの発売となります。 ※レーベルからの情報によれば交響曲ニ短調は通常CDとして2024年に単独リリースが予定されているとのことです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:HSP010

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    考え抜かれた曲順で「王の主題」の神秘を解き明かす、
    才人ハース流のバッハ解釈
    ベルギーに拠点を置くフランス人チェンバロ奏者フレデリク・ハースを中心に、多忙な俊才たちが集う古楽器アンサンブル、オーゾニア。一連の協奏曲群や『ゴルトベルク変奏曲』、『平均律クラヴィーア曲集』など、自ら主宰するHitasuraレーベルでバッハ作品を積極的に取り上げてきたハースとオーゾニアですが、今回バッハ晩年の異色作『音楽の捧げもの』に取り組む上で考えたのは「すでにバランスが完璧に整っている傑作のバランスを組み直すことで、完璧以上にしっくりくる不均衡を見出したい」とのことで、有名な3声のリチェルカーレをあえて冒頭から外したり、最も大規模な6声のリチェルカーレを半ばに配するなど珍しい曲順が選ばれています。 結果的に、この謎多き大作を通して聴いた時の印象は一般的な曲順の場合とかなり異なり、フリードリヒ大王がバッハ謁見時に即興で紡ぎ出したと言われる不思議な「王の主題」の存在感がくっきり際立つ不思議な聴覚体験をもたらします。 ル・ポエム・アルモニークのコンサートマスターとしても活躍するミラ・グロデアヌ、ドレスデンのフランス人奏者ビュッファルダンのモデルによるトラヴェルソを吹きこなすアンヌ・パリゾら各プレイヤーが奏でる音の美しさも特筆に値する、細部の魅力の集成ともいうべき充実したバッハ解釈。ハース自身が執筆した解説(仏、英語)も読みごたえがあり、長く聴き深めるのに向く充実度に貫かれた1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ICAC-5176

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    ショスタコーヴィチ(1906-1975)
    交響曲 第8番
    カバレフスキー(1904-1987)
    《コラ・ブルニョン》序曲 詳細ページ
    [コンスタンティン・シルヴェストリ、ボーンマス交響楽団]

    KABALEVSKY, D.B.: Colas Breugnon: Overture / SHOSTAKOVICH, D.: Symphony No. 8 (Bournemouth Symphony, Silvestri)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:ICAC5176

    CD価格:2,175円(税込)

    シルヴェストリ初出レパートリー!
    ショスタコーヴィチの第8と《コラ・ブルニョン》登場
    シルヴェストリと翌年には彼が首席指揮者の座に就くことになるボーンマス交響楽団との、1961年のライヴ録音。シルヴェストリのショスタコーヴィチといえばウィーン・フィルとの第5番、モスクワ放送響との第1番、日本でのN響との第1番ライヴ、ルーマニアでの第10番ライヴなどが知られますが、第8番の登場は初めてとなります。 さらに、同時収録の《コラ・ブルニョン》もまた初レパートリーという嬉しい1枚。BBCのアーカイヴからのCD化で、Re:Sound社のポール・ベイリーによる丁寧なリマスタリングにより、モノラルながらシルヴェストリらしい演奏の凄まじさがひしひしと伝わる音に仕上がっています。

  • 商品番号:LBM056

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:2,475円(税込)

    トランペット奏者トーマス・ヨハンソン率いるノルウェーのクインテット、Cortexによるリヨンでのライヴ。 スウェーデンのフリー・ジャズ・サクソフォン奏者マッツ・グスタフソンや、ジョン・ゾーンのマサダ・カルテットなどに強い影響力を受けた彼らが、メロディアスなジャズとフリー・ジャズとを拡張してゆきます。

  • 商品番号:OC484

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    ブルックナー(1824-1896)
    〈オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 8〉
    交響曲 第8番 ハ短調 WAB 108 詳細ページ
    [ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)]

    BRUCKNER, A.: Symphonies (Organ Transcriptions), Vol. 8 - Symphony No. 8 (H. Albrecht)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:OC484

    CD 2枚組価格:3,300円(税込、送料無料)

    2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第9弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。 番号順に進んで来た当プロジェクトもいよいよ大作第8番に到達。毎回異なるオルガンを使用してきましたが、今回アルブレヒトは、1892年に同作品が初演されたウィーン楽友協会の大ホールにあるオルガンで演奏しています。 ここで用いられたのは1890年に改訂された第2稿。ヘルマン・レヴィに「演奏不可能」とされた初稿をブルックナーが全面的に改訂した稿で、この現在広く演奏されているヴァージョンを、バーゼルでオルガンを学んだ作曲家エベルハルト・クロツが編曲を担当、スケールの大きな音楽をオルガンに移し替えています。 大オルガンといえども一度に鳴らせる音の数と使える音色の多彩さでは巨大なオーケストラに及びませんが、楽曲の構造とモチーフの重要性を吟味した編曲からは、オーケストラでは埋もれがちなモチーフが浮かび出る瞬間もあって意外な発見があります。オルガンならではの魅力が特に活きていると感じるのはアダージョで、崇高で神秘的、瞑想的なたたずまいは深く印象に残ります。 第8番全曲での演奏時間は約92分(18:28/15:07/32:14/25:58)と長大。アルバムの冒頭ではアルブレヒト自身が編曲したモテット「見よ、大いなる司祭を」が高らかに奏されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:RIC438

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    ファンタジア
    アンドレア・ガブリエーリからバッハへ、
    3つの世紀の鍵盤芸術
    詳細ページ
    [アンドレア・ブッカレッラ]

    Harpsichord Recital: Buccarella, Andrea - BACH, J.S. / BULL, J. / BYRD, W. / FRESCOBALDI, G.A. / FROBERGER, J.J. / GABRIELI, A. (Fantasia)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:RIC438

    CD価格:2,475円(税込)

    18世紀ドイツ式チェンバロと、大小2種のイタリア式チェンバロが綴る豊穣なファンタジー2018年のブルージュ(ブルッヘ)古楽コンクールで独奏者として優勝、近年さらに注目を集めつつあるイタリア出身の古楽鍵盤奏者アンドレア・ブッカレッラ。 トッカータという曲種の変遷を辿ったRICERCARデビュー盤(RIC407)に続き、今回のアルバムではファンタジア(幻想曲)という曲種の歴史を概観します。トッカータ同様に鍵盤奏者の即興演奏に由来する比較的自由な作曲形式であるこの曲種の歴史は古く、ここでは前作同様に演奏作品の時代に合わせ三つの楽器を使い分けながら、16世紀のイタリアとヨーロッパ北部(英国、オランダ)の伝統に遡ったのち17世紀を概観、18世紀初頭のバッハに流れ着くという、音楽史の変遷を追えるプログラムとなっています。 古い作品では粒立ちのよいイタリア型のチェンバロから驚くほど瑞々しくも整った音の流れを紡ぎ出し、ドイツ後期バロック作品では楽器の味わいを活かしたダイナミックな音楽展開が魅力的。ピアニストたちの名盤も多いバッハの2傑作も、この流れで聴くと歴史的文脈に沿った作品だったことが改めてよくわかり、才気豊かな演奏が作品像を新鮮に洗い直します。 フランス語圏を中心に古楽器奏者たちの信頼も厚い古楽器鍵盤製作家フィリップ・ユモーの精緻な仕事を十全に活かした雄弁な解釈によって、チェンバロという楽器の可能性に改めて目を見開かされる充実盤になっています。

  • 商品番号:SM428

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    TIME TRAVELS
    タイムトラベル ~
    シッダールタ、マルコ・ポーロからバッハ&バードまで

    シュナイダー(1950-)
    作品集 詳細ページ
    [ガブリエル・ヴェンツァーゴ(指揮)/南西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団・コンスタンツ 他]

    SCHNEIDER, E.: Siddharta / Silk Road - Marco Polo East / The Bells (Time Travels) (Wei Wu, Enzel, South West German Philharmonic, Venzago)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM428

    CD価格:1,950円(税込)

    1950年生まれのエンヨット・シュナイダーは、オペラや交響曲をはじめとした多くの作品を世に送るとともに、なんと600本以上もの映画のための音楽も作っているドイツの作曲家です。 このアルバムには、700年ほど前にこの世を去ったマルコ・ポーロの『東方見聞録』に思いを馳せた“笙のための協奏曲”をはじめ、2023年に没後400年を迎えたウィリアム・バードへのトリビュート作品や、J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」完成300年の記念作品、2022年に出版100周年を迎えたヘッセの『シッダールタ』に基づく作品など、過去の時代を振り返る作品が並べられています。 長い歴史を持つ南西ドイツ・フィルが作品を演奏。ブランデンブルガー・リミックスドでは、トランペットの名手ラインホルト・フリードリヒや、オーケストラの首席ヴァイオリニストを務める谷野響子らがソリストを務めています。シュナイダーの素晴らしいオーケストレーションによる色彩豊かな音楽を楽しむことができる1枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM433

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    ショパン(1810-1849)
    ピアノ・ソナタ 第3番
    前奏曲全集 詳細ページ
    [ジャン=ニコラ・ディアトキン(ピアノ)]

    CHOPIN, F.: Piano Sonata No. 3 / Préludes (Complete) (Diatkine)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM433

    CD価格:1,950円(税込)

    6歳から音楽の勉強を始めたジャン=ニコラ・ディアトキン。1989年からクラウディオ・アラウの弟子ルート・ネイエに師事、1994年にはナディア・ブーランジェの弟子、ナルシス・ボネから教えを受け研鑽を積みました。 これまでリストやベートーヴェン作品の録音を発表してきたディアトキン、今作ではショパンを演奏。作品の中でも、独奏曲として最も規模の大きなソナタ第3番と、万華鏡のような小品の集まりである24の前奏曲を併せることで、ショパンの多様性と構成力を表現しています。 アルバムには「24の前奏曲」に含まれない2曲の前奏曲も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM434

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    INNER SPACES
    J.S.バッハ(1685-1750)
    パルティータ集 詳細ページ
    [セッラ・タヴサンリ(ピアノ)]

    BACH, J.S.: Partitas Nos. 1 and 3 / Toccata, BWV 911 / Overture (Partita) in the French Style (Inner Spaces) (Tavsanli)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM434

    CD価格:1,950円(税込)

    イスタンブール生まれのピアニスト、セッラ・タヴサンリのバッハ・アルバム。 収録作品は、バッハの名前「B-A-C-H」にちなんだ調性で並べられており、Bのパルティータ変ロ長調(B-Dur)は信仰を表し、Aのパルティータイ短調(A-Moll)は希望、Cのトッカータハ短調(C-Moll)は愛、Hのフランス風序曲ロ短調(H-Moll)は現在を表すといい、これらはタヴサンリの内面世界を表現に通じるということです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SM441

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    ブラームス(1833-1897)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番 詳細ページ
    [アンドレア・カウテン(ピアノ)/ティーモ・ハンドシュ(指揮)/ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    BRAHMS, J.: Piano Concertos Nos. 1 and 2 / 6 Piano Pieces (Kauten, Württembergische Philharmonie Reutlingen, Handschuh)

    発売日:2023年11月24日 NMLアルバム番号:SM441

    CD 2枚組価格:3,000円(税込、送料無料)

    ハンガリーに生まれ、スイスのバーゼルで学んだピアニスト、アンドレア・カウテン。「ブラームスの2つのピアノ協奏曲を録音することは長年の夢でした」と語る彼女がその夢をかなえたアルバムです。 彼女は、すでに第1番を2017年に地元のハンガリーで録音していますが、今作では2曲ともドイツで演奏。共感溢れる素晴らしい演奏を聴かせます。 またアルバムにはブラームス晩年の小品も収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:SMLP431

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    ショパン(1810-1849)
    ピアノ協奏曲 第1番・第2番[LP 2枚組] 詳細ページ
    [マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)/リッカルド・ミナージ(指揮)/ラ・シンティッラ管弦楽団/マルティン・ヘーゼルベック(指揮)/ウィーン・アカデミー管弦楽団]

    発売日:2023年11月24日

    LP 2枚組価格:7,125円(税込、送料無料)

    マルガリータ・ヘーエンリーダーによるショパンの協奏曲集。第1番はすでにCDで発売されていました(SM400)が、今回は初登場となる第2番も併せてLP2枚組と発売。彼女の深いショパン理解から生まれた感じられるアルバムです。 長年にわたりショパンの音楽を奏でるための楽器を探していたという彼女は、1831年にショパンが語ったという「プレイエルのピアノは最上のものである」という言葉をもとに、クリストフ・ケルンの楽器コレクションの中から、1848年頃にパリで製作されたプレイエルを歴史的な資料と手法を用いて専門的に改修した楽器でこの録音に臨みました。 この楽器はショパンが所有していたものと構造が同じであり、オーケストラの現代のピッチ(440Hz)に対応しつつ音量のバランスも取れるような、力強いサウンドとフランス風のエレガンスを併せ持つ楽器です。彼女はタッチにも細心の注意を払い、ショパンの弟子であるカロル・ミクリから引き継いだ指使いを取り入れています。 そして、第1番ではリッカルド・ミナージが指揮するラ・シンティッラ管弦楽団、第2番ではマルティン・ハーゼルベックが指揮するウィーン・アカデミー管弦楽団が伴奏を担当。どちらも当時の楽器を使用、ショパンの時代の音にとことんこだわった企画です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3028CD

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    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,950円(税込)

    スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第3番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOX AUDIOPHILE EDITION」で復活。先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。 スラットキンは第3番を2011年にデトロイト響と再録音していますが、全3楽章を通じて演奏時間はほぼ同じで、当盤時点で解釈は熟成の域に達していたことがうかがわれます。 初出時に『レコード芸術』で「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高評価を得ました。アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:VOXNX3029CD

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    交響曲 第1番
    交響詩「ロスティスラフ公」 詳細ページ
    [レナード・スラットキン(指揮)/セントルイス交響楽団]

    発売日:2023年11月24日

    CD価格:1,950円(税込)

    スラットキンとセントルイス響の画期的業績の一つ、ラフマニノフの管弦楽作品全集から交響曲第1番他が24bit/192kHzリマスターによる「VOX AUDIOPHILE EDITION」で復活。先にリリースされていた第2番&ヴォカリーズは『ステレオ』誌上での既発盤との比較で「最も顕著な違いはオーケストラの立体感。前後左右の広がりと距離感が正確で、ステージの奥行きも深みを増す。グロッケンシュピールのようにトゥッティで他の楽器に埋もれやすい楽器の音も鮮明に聴こえるので、管弦楽の演奏効果を熟したラフマニノフならではの工夫が伝わり、演奏に引き込む力が一気に強まる」と高評を得ました。 この第1番は初出時に『レコード芸術』で「セントルイス響の名技を生かした明晰な表現が作られている」(小石忠男氏による演奏評)、「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高く評価されました。アナログ・テイストを留めるリマスターによりリフレッシュされた名録音の魅力に浸ることが出来ます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574563

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    グレイアム(1958-)
    フォース・オヴ・ネイチャー
    ブラスバンド作品集 詳細ページ
    [レックス・リチャードソン(トランペット/フリューゲルホルン)/デイヴィッド・チャイルズ(ユーフォニアム)/ニコラス・チャイルズ(指揮)/ブラック・ダイク・バンド]

    GRAHAM, P.: Brass Band Music - Force of Nature / Triquetra / Master of Suspense / Hymn for Bram (R. Richardson, Black Dyke Band, D. and N. Childs)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:8.574563

    CD価格:1,900円(税込)

    アメリカ吹奏楽指導者協会により、年に1回優れた吹奏楽曲の作曲家に与えられるオストウォルド賞(Ostwald Band Composition Award)を2002年に受賞したピーター・グレイアム。彼は同世代を代表するブラスバンド曲の作曲家の一人であり、これまでにも数多くの作品を発表。2018年、NAXOSから発売した「メトロポリス1927」(8.573968)はニコラス・チャイルズが指揮するブラック・ダイク・バンドの名演も相俟って高い評価を受けました。 このアルバムでは再びブラック・ダイク・バンドが演奏、ヒッチコックの映画からインスパイアされたトランペット協奏曲(第2楽章はフリューゲルホルン持ち替え)「マスター・オヴ・サスペンス」や、アーネスト・ヘミングウェイの人生を辿ったユーフォニアム協奏曲「フォース・オヴ・ネイチャー」など5曲の世界初録音を含む作品が収録されています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ACD-266

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    スクロヴァチェフスキ
    生誕100年を記念して

    モーツァルト:レクイエム
    ベートーヴェン:交響曲 第3番「英雄」 詳細ページ
    [スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)/ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 他]

    SKROWACZEWSKI, Stanisław: Centennial Tribute (A)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:CDAccordACD266

    CD 3枚組価格:5,100円(税込、送料無料)

    スクロヴァチェフスキ生誕100年を記念して
    母国ポーランドの貴重音源が初CD化!
    指揮者・作曲家のスタニスワフ・スクロヴァチェフスキの生誕100年(2023年10月3日)を記念して、母国ポーランドのワルシャワ・フィルハーモニーのアーカイヴから1956年の録音が初CD化。正規盤の無かったモーツァルトのレクイエムや若き日の快速テンポによる「英雄」を含む興味深いリリースです。 スクロヴァチェフスキはポーランドのルヴフ(現ウクライナのリヴィウ)に生まれました。4歳でピアノとヴァイオリンを学び始め、特にピアノで目覚ましい才能を発揮して11歳の時にはデビュー・リサイタルを行うほどでしたが、第2次世界大戦中に手にケガを負い、その後は指揮と作曲に専心します。1946年以降はヴロツワフ、クラクフ、カトヴィツェのオーケストラで指揮者を務め、1956年にはローマで行われた国際指揮者コンクールで優勝。2年後にはジョージ・セルの招きでアメリカ・デビューを果たしました。1956年から59年にかけて、ポーランド国内ではワルシャワ・フィルのポストを得て定期的に指揮。ここに収められた2つのコンサートでは世界へ羽ばたく前夜の指揮を聴くことができます。全6曲中、「英雄」を除く5曲にはスクロヴァチェフスキによる正規録音が無かったので貴重なリリースと言えるでしょう。 (曲目・内容欄に続く)

  • 商品番号:BELVED08071

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    ニコラウス・アーノンクール
    モーツァルト週間へのデビュー・コンサート
    交響曲 第34番・第35番
    オーボエ協奏曲、《魔笛》序曲
    詳細ページ
    [ニコラウス・アーノンクール(指揮)/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/カメラータ・ザルツブルク]

    発売日:2023年11月17日

    CD 3枚組価格:4,125円(税込、送料無料)

    モーツァルトの生地に響いた革新の音、
    アーノンクールのザルツブルク・モーツァルト週間デビュー・コンサートがCD初登場
    モーツァルトの生誕200周年にあたる1956年に生地ザルツブルクで始まった音楽祭「モーツァルト週間」は、毎年彼の誕生日(1月27日)前後にオーストリア内外から演奏家を迎えて開催されます。この3枚組のセットでは、CD1にニコラウス・アーノンクールがコンセルトヘボウ管弦楽団を率いて初登場した1980年の演奏を収録。CD2とCD3には2006年の公開リハーサルを収めています。 1980年の演奏は、アクセントの強調、時に極端と思えるテンポ設定、ダンスのステップを思わせるリズムの強調が聴かれ、抑制されたヴィブラートや、荒々しいほどに強奏される金管と打楽器といった、今では珍しくないHIPスタイル。聴衆の拍手は好意的に聞こえますが、『クーリエ』祇には「彼らはモーツァルトのメロディの自然な流れにわざわざ逆らうようなフレージングで演奏した」との批判的な評が載りました。当時はカラヤンやバーンスタインらが名声を極めており、この演奏の3日後には音楽祭にベームが登場して最後の3つの交響曲を指揮しました。後に話題となるアーノンクールとコンセルトヘボウ管の一連のモーツァルト録音はまだ世に出る前で、この演奏は当時の主流や伝統と異なる、非常に挑戦的なものとして響いたことが想像されます。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:BIDD85038

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    発売日:2023年11月17日

    CD 2枚組価格:2,700円(税込)

    ハイフェッツ唯一のバッハ無伴奏曲集をBiddulphが初期盤から復刻20世紀を代表する名ヴァイオリニストを多数輩出したレオポルト・アウアー門下の音源復刻に取り組むBiddulphから、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)唯一のバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ(全曲)が登場。初期盤LPからの復刻です。 ハイフェッツは帝政ロシア時代のヴィルナ(現リトアニアの首都ヴィリニュス)に生まれ、9歳にしてアウアーの門下に迎えられました。12歳でアルトゥール・ニキシュ指揮のベルリン・フィルと共演、16歳でカーネギーホールにデビューした早熟の天才で、その卓越した技巧と音楽性を長く保ち、圧倒的な名声を築きました。 ハイフェッツによるバッハ:無伴奏ソナタ&パルティータの全曲録音はこの1952年のRCA盤が唯一。バロック舞曲の要素を取り入れた解釈が広まる遥か前の演奏なので、古楽器演奏に慣れた耳には少し違和感があるかもしれませんが、虚飾を排して1台のヴァイオリンからバッハが意図した重層的な音構造を描き出す演奏は見事で、速めのテンポながら全体を通してヴァイオリンならではの美感が損なわれていない点も魅力です。 (曲目・内容欄に続く)

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-7994

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    ベートーヴェン=リスト:
    〈交響曲全集 第3集〉
    交響曲 第5番/第2番
    (フランツ・リストによるピアノ独奏編 S464/R128) 詳細ページ
    [ガブリエレ・バルドッチ(ピアノ)]

    LISZT, F.: Beethoven Symphonies (Complete), Vol. 3 - Symphonies Nos. 2 and 5 (Baldocci)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:CDS7994

    CD価格:2,325円(税込)

    フランツ・リストは25年という長い年月をかけてベートーヴェンの交響曲をすべてピアノ独奏用に編曲しました。これらはオリジナルのスコアを忠実にピアノで再現できるように、きわめて緻密に書かれています。もちろん演奏も至難で、ピアニストは楽器から立体的な響きを紡ぎだすことが要求されます。 マルタ・アルゲリッチの信頼も厚く、幾たびも共演経験を持つイタリアのピアニスト、ガブリエレ・バルドッチがこの全曲録音に取り組んでおり、今回の第3集では第5番と第2番を演奏。しなやかな表現と見事な技巧で聴き手を魅了します。

    収録作曲家:

  • 商品番号:CDS-8006

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    メルカダンテ(1795-1870)
    フルートと弦楽のための四重奏曲 詳細ページ
    [マリオ・カルボッタ(フルート)/マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)/マルタ・ポトゥルスカ(ヴィオラ)/アッティリラ ・キヨコ・チェルニトーリ(チェロ)]

    MERCADANTE, S.: Flute Quartets Nos. 1-2 / Flute Quartet, Op. 53 (Carbotta, Hossen, Potulska, Cernitori)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:CDS8006

    CD価格:2,325円(税込)

    歌劇《群盗》や《ヴェスタの巫女》などの一連の歌劇で知られるイタリアの作曲家メルカダンテ。このアルバムには彼が学生時代を送っていた頃に書かれた一連のフルート四重奏曲が収録されています。 19世紀のイタリアでは歌劇以外のジャンルの作品はほとんど顧みられていませんでしたが、メルカダンテは彼の師であるパスカーレ・ボンジョルノと、当時人気を誇っていた演奏家セルジオ・ニグリを念頭においてフルート四重奏曲を作曲し、私的な演奏会で披露されたようです。これらはどれも、ロッシーニの歌劇のアリアを思わせる美しい旋律を彩る華麗な装飾が特徴で、とりわけ1816年以降に作曲されたとされるホ短調の四重奏曲は、全ての楽器が見せ場を持つ協奏的な性格を持っています。 イタリア人の父と日本人の母を持つアッティラ・キヨコ・チェルニトーリをはじめとする19世紀イタリア音楽を得意とする奏者たちの演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:LPDCD115

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    桜井大士(ヴァイオリン)、正田彩音(ピアノ)
    プーランク(1899-1963)
    ヴァイオリンソナタ
    シューマン(1810-1856)
    ヴァイオリンソナタ 第1番 詳細ページ
    [桜井大士(ヴァイオリン)、正田彩音(ピアノ)]

    Violin Recital: Sakurai, Taishi - SCHUMANN, R. / POULENC, F. (Violin Sonata)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:LPDCD115

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    内戦で銃殺されたスペインの詩人ロルカを偲ぶプーランクの傑作ヴァイオリンソナタ、映画を見ているかのように描かれるグロテスクな鮮烈さ。精神を蝕まれる直前の絶頂期に書かれたシューマンのソナタ第1番。ほか、プーランクとシューマンの小品を収録。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100261

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    R.シュトラウス(1864-1949)
    オーボエ協奏曲
    ホルン協奏曲
    町人貴族 詳細ページ
    [上岡敏之(指揮)/コペンハーゲン・フィル]

    STRAUSS, R.: Oboe Concerto / Horn Concerto / Der Bürger als Edelmann Suite (Fosdal, Keiding, Copenhagen Philharmonic, Toshiyuki Kamioka)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ORC100261

    CD価格:1,950円(税込)

    上岡敏之が2016年から首席指揮者を務めるコペンハーゲン・フィルとの初CDが登場。洒落た選曲と演奏者の劇場的センスも活きた、粋で魅力的なアルバムです。 ドイツ各地の劇場とオーケストラのポストを歴任してきた上岡にとってリヒャルト・シュトラウスは自家薬籠中のレパートリーの一つ。ここに収録されているのは、楽団の首席奏者をソリストに立てた協奏曲を2篇と、各パートにソリスティックな見せ場が多く、室内楽的なアンサンブル能力を要する組曲『町人貴族』という、楽団の規模に合わせ、その能力を活かした巧みな選曲です。 コペンハーゲン・フィルはコペンハーゲンの名所チボリ公園のホールで演奏するために、作曲家ハンス・クリスチャン・ロンビが主導して1843年に創設された楽団を起源とし、現在は65名の楽団員を擁して年間120回ほどの公演を行っています。管弦楽のレパートリーに加え、国立歌劇場や王立劇場の舞台上演でも定期的に演奏。また夏の間は創設以来の伝統でチボリ公園のホールでの演奏会も行っています(その際は「チボリ交響楽団」の別名を使用)。ホルンのカイディングは1993年から、オーボエのフォスダルは2003年から、楽団の首席奏者(ソロ奏者)を務めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100265

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    シューベルト(1797-1828)
    弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調「死と乙女」 D810
    ベートーヴェン(1770-1827)
    弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131 詳細ページ
    [サッコーニ四重奏団]

    SCHUBERT, F.: String Quartet No. 14, "Death and the Maiden" / BEETHOVEN, L. van: String Quartet No. 14, Op. 131 (Sacconi Quartet)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ORC100265

    CD価格:1,950円(税込)

    2001年の結成以来、不動のメンバーで活動を続けるイギリスのサッコーニ弦楽四重奏団がウィーン古典派の大作2曲をカップリングした大胆な1枚。破格の7楽章構成で極めて独創的なベートーヴェンの第14番と、デモーニッシュな楽想に満ちたシューベルトの第14番「死と乙女」です。 選曲の理由を「20年以上弾き込んで、最も強い心の絆を感じ、私たちを情熱的にさせ、私たちの演奏で聴いて欲しいと願う曲だから」と語っています。2022/23シーズンにはベートーヴェンの第14番を照明を落とした舞台で暗譜で弾く「ベートーヴェン・イン・ザ・ダーク」というコンサートを行うほどの入れ込みよう。両曲ともコントラストの大きな演奏です。 グループ名はイタリアのヴァイオリン製作者・修復家でストラディヴァリの研究者としても名高いシモーネ・フェルナンド・サッコーニ(1895-1973)にちなんでおり、2つのヴァイオリンとヴィオラはサッコーニ作の楽器です。

  • 商品番号:ORC100268

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    THE WILDERNESS
    AND THE SOLITARY PLACE
    荒れ野よ、荒れ地よ
    ラザフォード(1953-)
    合唱作品集 詳細ページ
    [ウィリアム・サウンダーズ(オルガン)/ベン・パリー(指揮)/ロンドン・ヴォイシズ(合唱)]

    RUTHERFORD, J.: Sacred Choral Music (The Wilderness and the Solitary Place) (London Voices, W. Saunders, B. Parry)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ORC100268

    CD価格:1,950円(税込)

    イギリスの作曲家ジョナサン・ラザフォードの合唱作品集。 10歳の時に新しく開校したユーディ・メニューイン音楽学校に入学。ナディア・ブーランジェから教えを受けながら、レノックス・バークリーらにも師事。ピアニストとして活動するとともに、合唱音楽の作曲家として宗教音楽、世俗音楽双方にわたる多数の作品を書き上げています。 このアルバムは「I Slept and Dreamed that Life was Beauty」(ORC100249)の続編で、今作にも宗教的作品と世俗作品をバランスよく収録。イザヤ書からインスピレーションを受けたアドベント・キャロルや、オスカー・ワイルドの台本を用いた彼自身の歌劇《The Star–Child 星の子供》からの音楽、他にも瞑想的で美しい「聖金曜日の音楽」などを収めています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ORC100270

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    2台ピアノのための
    フランス音楽集
    プーランク、ドビュッシー、ミヨー 詳細ページ
    [チャールズ・オーウェン(ピアノ)/カーチャ・アペキシェヴァ(ピアノ)]

    Piano Duo Recital: Owen, Charles / Apekisheva, Katya -POULENC, F. / DEBUSSY, C. / MILHAUD, D.

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:ORC100270

    CD価格:1,950円(税込)

    2人の傑出したピアニストたちが織り成す4手ピアノの芸術。チャールズ・オーウェンとカーチャ・アペキシェヴァはこれまでにもラフマニノフやストラヴィンスキー作品で、素晴らしいアンサンブルを披露しています。 今作で2人はフランスものに挑戦。ミヨーの生彩溢れる「スカラムーシュ」ではじまり、2台ピアノでも演奏されることのある「ソナタ FP8」や自身の映画音楽『アメリカ旅行』の中の曲である「シテール島への船出」をはじめとしたプーランクの多面性が発揮された5つの作品が続き、最後に置かれているのが、ラヴェル編曲のドビュッシーの「夜想曲」というラインナップです。息のあったデュオが、作品の繊細な魅力を存分に引き出しています。

  • 商品番号:RES10326

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    バード(1540-1623)
    鍵盤のための音楽集 詳細ページ
    [スティーヴン・ファー(オルガン)]

    発売日:2023年11月17日

    CD価格:2,100円(税込)

    英国の作曲家ウィリアム・バードの没後400年記念の1枚。 ケンブリッジ大学のクレア・カレッジでオルガンを学び、現在はナイツブリッジのセント・ポール教会や、オックスフォード大学のウスター・カレッジの音楽監督を務めるイギリスでも高名なオルガニスト、スティーヴン・ファーが演奏するのは、2014年にアメリカの「テイラー&ブーティ社」で製造された室内用の小さなオルガン。J.S.バッハ以前の作品にふさわしい音色です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RES10327

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    王室礼拝堂のクリスマス 詳細ページ [ルーファス・フロウド(オルガン)/カール・ジャクソン(指揮)/ハンプトン・コート宮殿王室礼拝堂合唱団]

    発売日:2023年11月17日

    CD価格:2,100円(税込)

    1236年に聖ヨハネ騎士団が荘園を開いた地に建設されたイギリスの由緒あるハンプトン・コート宮殿。この宮殿の専属であるハンプトン・コート宮殿王室礼拝堂合唱団も先人たちから受け継いだ長い歴史をもっています。 このアルバムでは、主として20世紀に書かれたアドベント、クリスマス、公現祭(エピファニー)のための音楽をフィーチャー。オルガニスト、ルーファス・フロウドの作品も含まれています。

  • 商品番号:RES10328

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    A Winter Breviary - 冬の聖務日課
    クリスマスのための合唱作品集 詳細ページ
    [アンドルー・イーリス(指揮)/セント・マーティン・ヴォイシズ(合唱) 他]

    発売日:2023年11月17日

    CD価格:2,100円(税込)

    セント・マーティン・ヴォイシズは、若いアーティスト、合唱指揮者の育成を目指し、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズなどとの共演を行い好評を博しているロンドンの合唱団です。彼らは毎週木曜日の午後に「Great Sacred Music」と銘打ったコンサートを行うほか、英国をはじめアメリカや南アフリカへツアーを敢行するなど活動の幅も広げています。 このアルバムには、2013/14のシーズンにコンポーザー・イン・レジデンスを務めるルーシー・ウォーカーの「The Christmas Life」や、2022年に初演された人気作曲家のボブ・チルコットの「Mary、 Mother」、歌手としてもおなじみのロデリック・ウィリアムズの「The Royal Carol」などの、クリスマスのために書かれた新しい作品が並びます。

  • 商品番号:TOCC-178

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    オーンスタイン(1893-2002)
    ピアノ作品集 第3集 詳細ページ
    [ヴィクトル・ヴァルコフ(ピアノ)]

    ORNSTEIN, L.: Piano Music, Vol. 3 (Valkov)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:TOCC0178

    CD価格:1,950円(税込)

    100歳を超える長寿を全うしたウクライナ生まれの作曲家オーンスタイン。生まれ年は諸説ありますが、亡くなった時の年齢は少なくとも105歳を超えていたことが確認されています。 1911年にニューヨークでピアニストとしてデビューした時には、ドビュッシーやスクリャービンなどの作品を初演したこともあり、「大聖堂」や「3つのムード」などの1910年代の作品はトーンクラスター的な和音が連続する先鋭的な作風で書かれています。しかし1950年代の「バガテル」や1977年の「ヴィネット」は調性感はないものの、どちらかというと耳なじみの良い作品といえるでしょう。 2012年、ニューオーリンズ国際ピアノ・コンクールの優勝者ヴィクトル・ヴァルコフがこれらの難曲を見事な技巧で演奏しています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-429

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    カサーリ(1715/6-1792)
    宗教音楽集 詳細ページ
    [ピーター・リーチ(指揮)/コスタンツィ・コンソート(古楽アンサンブル)]

    CASALI, G.B.: Sacred Choral Music from 18th Century Rome (Costanzi Consort, Leech)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:TOCC0429

    CD価格:1,950円(税込)

    1715年ローマで生まれ、1759年から亡くなるまで、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂の聖歌隊の指揮者を務めたジョヴァンニ・バッティスタ・カサーリの宗教作品集。当時、ローマの教会や大聖堂で隆盛を誇っていた合唱作品の作曲家で、ルネサンス期のポリフォニーを基調としながら、バロックから古典派への橋渡し的な作品を数多く残しました。また、彼の作品には時折驚くほどの不協和音が含まれています。 2017年にノース・サマセットで設立されたコスタンツィ・コンソートは、18世紀のローマの作曲家ジョヴァンニ・バッティスタ・コスタンツィの名を冠し、16世紀から20世紀までの知られざる作品の紹介に力を注いでいます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:TOCC-578

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    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:TOCC0578

    CD価格:1,950円(税込)

    ウェールズ出身のジョン・トーマスは、18世紀後半に最も称賛されたハープ奏者・作曲家の一人。ヴィクトリア女王専属のハープ奏者を務め、その洗練された技巧で広く愛されました。 この第3集にはグノーやヴェルディ、ロッシーニらの歌劇からの編曲作品を収録。演奏には超絶技巧が必要ですが、どれも原曲の魅力的な旋律を生かしつつ、ハープの響きの優雅さも楽しめる粋な編曲が施されています。トーマスの2曲のオリジナル作品も聴きどころです。 デュオ・プラクセディスは18世紀末から20世紀初頭までの知られざるハープとピアノ二重奏曲の復興に力を注ぐアンサンブル。

  • 商品番号:TOCC-707

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    ジャック=ダルクローズ(1865-1950)
    ドイツ語による歌曲全集 詳細ページ
    [クレメンス・ティルカン(ソプラノ)/アダルベルト・マリア・リーヴァ(ピアノ)]

    JAQUES-DALCROZE, É.: Lieder (Complete) (Tilquin, Riva)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:TOCC0707

    CD価格:1,950円(税込)

    スイスの作曲家エミール・ジャック=ダルクローズは「運動を通じて音楽を学び経験する」というリトミックの開発者として知られていますが、作曲家としても、リトミックで用いるピアノ曲を中心に打楽器や声楽のための曲を書き上げています。 このアルバムには彼が活動の初期に書いたドイツ語の歌曲をすべて収録。民謡や、彼と同時代の詩人の詩を用いて書かれたこれらの歌曲は、フォーレとブラームスの伝統を受け継ぐものであり、それぞれの歌には無邪気な歌から心の痛みを伴う歌まで、豊かな感情が込められています。 ジュネーヴ出身のソプラノ、クレマンス・ティルカンの澄んだ声が作品の魅力を伝えるとともに、ジャック=ダルクローズのTOCCATAレーベルでのピアノ作品シリーズを通じての演奏者アダルベルト・マリア・リーヴァが伴奏を務めています。

  • 商品番号:VTS-23

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    ラフマニノフ(1873-1943)
    チェロ・ソナタ&ピアノ・ソナタ 詳細ページ
    [松元 あや(ピアノ)/ゼフィラン・レイ=ベレ (チェロ)]

    発売日:2023年11月17日

    CD国内盤価格:3,300円(税込、送料無料)

    若き演奏家が奏でる、美しくも哀愁漂うラフマニノフ若きピアニスト、松元あやとチェリスト、ゼフィラン・レイ=ベレが奏でるラフマニノフの作品集。これまでも数多の名演が存在するこれらの曲を、2人は全く臆することなく、自らの歌を高らかに歌い上げています。 チェロ・ソナタでの、たっぷりとしたルバートに支えられたチェロの旋律を美しく彩るピアノの調べ。これは決して強く主張するのではなくとも余韻を残す歌い方が印象的。ヴォカリーズもまた然り。チェロとピアノの対話が心行くまで楽しめます。圧巻は松元のソロで聴く「ピアノ・ソナタ第2番」。冒頭から溢れるような激情とともに雪崩落ちるピアノの響きは耳を捉えて離すことがありません。濃厚な音楽の中にラフマニノフ特有の哀愁も漂う名演といえるでしょう。 松元あやの演奏は、楽譜から新たな価値を創造していこうというスタンスではなく、今までに積みあげられてきた演奏の歴史、すなわち聴取の歴史に立ち会って動いた「自らの琴線」の一瞬一瞬から、新たな聴衆に丁寧にはたらきかけていくような音楽だ。全体として雄大な情景や巨大な熱量を題材とした音楽であっても、松元はその熱量自体のコントラストを描こうとはしない。むしろ通常はそうした熱量に呑まれてしまいがちな宇宙の小さな気まぐれにも、ひらめきと大きな情感をもって一つ一つ対峙していこうとするスタンスが、人々の共感を呼ぶところなのではないだろうか。 (菊地 裕介 ピアニスト)

    収録作曲家:

  • 商品番号:WHR084

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    コネクションズ
    ドイツのホルン音楽 詳細ページ
    [ローレンス・デイヴィス、ヘレン・デイヴィス]

    Horn and Piano Recital: Davies, Laurence / Davies, Helen - BEETHOVEN, L. van / SCHUMANN, R. / STRAUSS, R. (Connections: The German Horn)

    発売日:2023年11月17日 NMLアルバム番号:WHR084

    CD価格:2,100円(税込)

    フィルハーモニア管とロイヤル・フィルの首席ホルン奏者を長年務め、2021年には再びフィルハーモニア管に復帰した名手ローレンス・デイヴィスのソロ・アルバム。 ピアノを担当するのは実の母であるヘレン・デイヴィスで、2人での録音は今回が初めてとのこと。2020年のロックダウンで人と人との繋がり(connections)について考えた彼らは、ヘレンの父親がイギリス系ドイツ人であったことからこのアルバムの構想を広げました。 ベートーヴェンの名曲に始まりヨーゼフ&リヒャルト・シュトラウス父子の作品、そしてヒンデミットを収録。最後に収められたクックはヒンデミットに学んでその作風を受け継いだイギリスの作曲家で、今回のテーマにまさにぴったりの選曲といえそうです。安定した技術と表現力が聴きものです。

  • 商品番号:8.559923

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    バラード(1931-2007)
    4つの月
    悪魔の遊歩道
    アボリジニ幻想曲 第3番「ココペリ」
    「インディアンの生活」からの情景 詳細ページ
    [ジョン・ジーター(指揮)/フォート・スミス交響楽団]

    BALLARD, L.W.: Four Moons (The) / Devil's Promenade / Fantasy Aborigine No. 3 / Scenes from Indian Life (Fort Smith Symphony, John Jeter)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.559923

    CD価格:1,900円(税込)

    ルイス・ウェイン・バラードは最初の北米先住民族の音楽家の一人であり、居住区のクアポー語で「ホンガノゼ=鷲とともに立つ」を意味する別名でも知られています。彼はタルサ大学で音楽を学び、卒業後はニューメキシコ州サンタフェのアメリカン・インディアン・アート研究所(IAIA)で働きました。当時この地域の若い学生たちは自分たちの部族の歌を知らなかったため、バラードは先住民たちの歌を集め、これらについて講義したり教えたりしています。北米の民俗音楽や舞曲、そして神話から影響を受けた彼の作品は12音を採り入れながらも、調性的であり、ユニークな打楽器の用い方でも異彩を放ちます。 このアルバムには4作品を収録。クアポー族の舞曲と楽器を用いた「悪魔の散歩道」、6つの「アボリジニ幻想曲」から音楽の神の名を持つ第3番「ココペリ」、オクラホマ州創立60周年を記念して作曲されたバラードの3番目のバレエ音楽「4つの月」、2つの部族の会話を風刺的に扱った「インディアンの生活」からの情景。どれもリズミカルな要素を持つ親しみやすい音楽です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.573990

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    ウォルトン(1902-1983)
    チェロ協奏曲(A. セロヴァによるヴィオラと管弦楽編)
    モリネッリ(1963-)
    ウォルトン夫人の庭 詳細ページ
    [アンナ・セローヴァ(ヴィオラ)/ロベルト・モリネッリ(指揮)/ボルツァーノ=トレント・ハイドン管弦楽団 他]

    WALTON, W.: Cello Concerto (arr. A. Serova for viola) / MOLINELLI, R.: Lady Walton's Garden (Serova, Haydn Orchestra of Bolzano and Trento, Molinelli)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.573990

    CD価格:1,900円(税込)

    20世紀イギリスを代表する作曲家の一人、ウィリアム・ウォルトン。1922年に「ファサード」で成功を収めて以降、管弦楽曲や合唱曲、映画音楽など多数の作品を書き上げましたが、1948年に妻スサーナ・ジルと共に風光明媚なイタリアのイスキア島に移住。この美しい地で書き上げたのがチェロ協奏曲です。 当時ウォルトンは名チェリスト、グレゴール・ピアティゴルスキーと連絡を取り合っており、この曲は彼からの依頼で、曲を仕上げるためにも様々な提案やアドヴァイスを受けています。ウォルトン自身も、彼の3曲の弦楽のための協奏曲の中のベストと考えていたほどでした。当盤ではヴィオラ奏者セロヴァがヴィオラのために編曲した版をお聴きいただけます。 また現代作曲家モリネッリは、スサーナの祖国アルゼンチンと、彼女が作った美しい庭「ラ・モルテッラ」に敬意を表し、2曲の協奏的作品と、ヴィオラ、ケーナ、マンドリンのための「ミッシング・E」を作曲。スサーナの思い出に捧げています。 アンナ・セロヴァはサンクトベテルブルク音楽院で学び、イタリアで室内楽演奏を中心に活躍するヴィオラ奏者。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574408

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    クリーゲル(1928-2022)
    〈管弦楽作品集〉
    カンティクム・ナトゥラーレ 詳細ページ
    [ニール・トムソン(指揮)/ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団]

    KRIEGER, E.: Orchestral Works - Canticum Naturale / Ludus Symphonicus (F. Fernandes, São Paulo Symphony Choir, Goiás Philharmonic, Neil Thomson)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.574408

    CD価格:1,900円(税込)

    エジノ・クリーゲルは幼いころからヴァイオリンの才能を発揮。リオデジャネイロでブラジル作曲界の指導的な存在であったケルロイターに作曲を学んだ後、コープランドの招きで渡米してタングルウッドやジュリアードなどで学びました。一旦帰国した後、英国王立音楽院でバークリーに師事。帰国後は作曲を続ける傍ら、放送局付きのオーケストラの指揮者及び音楽番組のディレクターとして欧米の最新の動向を紹介するなどしてブラジル音楽界に影響を与えました。その作風はセリー主義、新古典主義を経て、伝統と前衛の融合が図られており、作曲年代によってさまざまな表現が楽しめます。 アルバムには6作品が収録されていますが、その中でも「カンティクム・ナトゥラーレ」は広大なアマゾンを音で描いたクリーゲルの代表作の一つです。 世界初録音となる「ファンファーレとシークエンス」は合唱を伴う5分程度の小品。3つのトランペットと4つのホルンが呼び交わす中で奏されます。「Variações Elementares=諸要素の変奏曲」は短い旋律がモティーフとして用いられた10の変奏からなる作品。17世紀のポリフォニーも駆使しながら発展していく音楽です。また「ノバ・フリブルゴの3つの映像」はリオデジャネイロ州の山岳地帯ノバ・フリブルゴ市からの委嘱作。弦楽オーケストラとチェンバロのために書かれており、弦の特殊奏法など楽器テクニックを要する作品です。 ブラジル音楽シリーズでおなじみのニール・トムソンが指揮するゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.574575

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    Venite, Gaudete!
    クリスマスの合唱作品集 詳細ページ
    [デイヴィッド・ダネット(オルガン)/デイヴィッド・ヒル(指揮)/アイコン(合唱)]

    Choral Music (Christmas) - NILES, J.J. / JOUBERT, J. / KIRKPATRICK, W.J. / HOLST, G. (Venite, Gaudete: Music for the Christmas Season) (Ikon, D. Hill)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.574575

    CD価格:1,900円(税込)

    伝承曲から1970年生まれのウィテカーまで、多彩なクリスマス・キャロルを収録した1枚。素朴な曲から「きよしこの夜」など、曲に合わせたアレンジが楽しめる心地よい1枚です。 「アイコン」はディヴィッド・ヒルが結成した合唱団、メンバーはソプラノ5、アルト4、テノール4、バス4の精鋭歌手によって構成されています。

  • 商品番号:8.579147

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    ブラームス(1833-1897)
    オルガン作品全集
    11のコラール前奏曲、前奏曲とフーガ 詳細ページ
    [コンスタンティン・ヴォロストノフ(オルガン)]

    BRAHMS, J.: Organ Works (Complete) (Volostnov)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:8.579147

    CD価格:1,900円(税込)

    重厚壮大な管弦楽作品に対して、ブラームスのオルガン曲は自身の感情を吐露するために書かれています。 1850年代の作品は、彼がJ.S.バッハに魅せられていた頃のもので、敬愛するクララ・シューマンの勧めによって書かれました。どれもバッハの影響が感じられる見事な作品です。 そして最晩年の1896年、彼は再びバッハに立ち返り、「11のコラール前奏曲」を書き上げました。苦しみと死を主題としたこの曲集は、晩年のブラームスにおける死生観と諦観、クララへの仄かな思いが込められた、心に染み入るような美しさを有しています。 アルバムには第5番と第10番の別ヴァージョンの演奏を収録。音色が違う第5番も興味深いですが、とりわけ第10番では曲の終わりが短調か長調かでがらりと印象が変わります。 1979年生まれ、モスクワ国立チャイコフスキー音楽院で学んだコンスタンティン・ヴォロストノフの演奏で。

    収録作曲家:

  • 商品番号:8.660543

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    リムスキー=コルサコフ(1844-1908)
    歌劇《クリスマス・イヴ》 詳細ページ
    [ゲオルギー・ヴァシリエフ(テノール)/ユリア・ムジチェンコ(ソプラノ)/エンケレイダ・シュコーザ(メゾ・ソプラノ) 他/セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)/フランクフルト歌劇場管弦楽団]

    発売日:2023年11月10日

    CD 2枚組価格:2,900円(税込)

    コサックの娘オクサーナは、自分が一番美しいと思い、愛の告白をしてきたヴァクーラに「女帝の靴が欲しい」と無理難題を吹っ掛けます。一方ヴァクーラの母ソローハは魔女で、悪魔と愛し合っています。その悪魔を捕まえたヴァクーラは、「女帝の靴」を手に入れるために十字架の力で悪魔を手下にして・・・ 作家ニコライ・ゴーゴリが1832年に出版した創作民話集『ディカーニカ近郷夜話』の中の1編『クリスマス・イヴ』を原作に、リムスキー=コルサコフが独創的な和声法によるオーケストレーションを駆使して作曲。その音楽は初演当時から高く評価されたものの、舞台演出の難しさから上演される機会が少なかった作品です。こちらは先行する同キャストによる映像の音声をCDに収録したものです。 歌唱陣では主役ヴァクーラに、美声テノールのゲオルギー・ヴァシリエフ、オクサーナ役に表情豊かな新鋭ソプラノのユリア・ムジチェンコ、ソローハ役にベテラン、エンケレイダ・シュコーザ、悪魔役にアンドレイ・ポポフらを配し、日本でもおなじみの名指揮者セバスティアン・ヴァイグレ率いるフランクフルト歌劇場の合唱団、オーケストラが、リムスキー=コルサコフの豊潤な音楽を鮮やかに奏でます。

  • 商品番号:900350

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    1929年
    The Wild Sound of the 20s - 1920年代の奔放なサウンド
    アイスラー/キュンネッケ 詳細ページ
    [ルート・フォルペルト(アルト)/クリストファー・ドリンズ(バリトン)/クレメンス・ニコル(語り)/ミュンヘン音楽演劇大学マドリガル合唱団/トマシュ・トマシェフスキ(独奏ヴァイオリン:ジャズ・バンド)/エルンスト・タイス(指揮)/ミュンヘン放送管弦楽団]

    KÜNNEKE, E.: Tänzerische Suite / EISLER, H.: Tempo der Zeit (1929 - The Wild Sound of the 20s) (Munich Radio Orchestra, E. Theis)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:900350

    CD価格:2,250円(税込)

    2023年はドイツの公共放送100周年。
    これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場
    ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。このアルバムには1929年に書かれた2作品を収録。 キュンネッケの「ジャズ・バンドと大管弦楽のための舞踏組曲」はラジオ番組“ベルリン・ラジオ・アワー”の委嘱作品。5つの楽章は当時流行していたモダン・ダンスの形式で書かれており、初演はキュンネッケの指揮のもと、オーケストラとジャズ・バンドが共演。すぐに熱狂的な人気を獲得し、何度も再演されました。 アイスラーの『時代のテンポ』はドナウ・エッシンゲン音楽祭の委嘱作。テクノロジーを妄信する人々に対する批判的な内容を、当世風のジングシュピールに仕立てた作品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:A552

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    18世紀パリのマンドリン音楽 詳細ページ [アンナ・スキヴァザッパ、マルク・モイヨン、ピッツィカール・ガランテ]

    UN AIR D'ITALIE - The Mandolin in Paris in the 18th Century (Schivazappa, Mauillon, Pizzicar Galante)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:A552

    CD価格:2,475円(税込)

    革命前のフランスで静かに流行したマンドリンの真相に迫る充実選曲!今でこそ19世紀以降のイタリア観光ブームの影響で「マンドリンといえば南イタリア」のイメージが強いものの、この小ぶりの撥弦楽器が18世紀に一時ヴァイオリンや鍵盤楽器にも追い迫る人気を誇り、パリやウィーンなどの都市部で多くのアマチュア演奏者に求められていたことは意外に知られていません。 近年の古楽器研究の成果でその栄華に迫る録音も増えてきましたが、歴史的マンドリンの研究と演奏実践で注目を集めてきたイタリアの名手アンナ・スキヴァザッパは今回、ルイ15世時代のフランスにおけるマンドリン人気に着目。ヴァイオリンとの調弦の共通性なども幸いし奏者人口を増やしていった頃、花の都パリでどのような音楽がこの楽器の妙音で奏でられていたかを多角的に解き明かします。 ヴィオールの名手フォルクレの名曲「ラ・マンドリーヌ」やグレトリー他の声楽曲も盛り込みながら、マンドリンが蔭に日向に活躍する室内楽曲をバランスよく集め、特に編曲者不詳ながら往年の人気作曲家たちの音楽をセンス良くマンドリン向けにアレンジした一連のソナタには世界初録音の作品もあり。メロディアスで心地よい音作りの曲が多いだけに、歴史的に検証されたマンドリン(一部18世紀製のオリジナル楽器も使用)の軽やかで奥深い響きの魅力が、ひときわ際立つトラックの連続となっています。 パリで絶大な人気を誇ったグレトリーの作ほか声楽曲では、ジョルディ・サヴァール指揮のモンテヴェルディ《オルフェオ》の表題役で聴かせた圧巻の名演の記憶も新しいマルク・モイヨンの歌唱が絶品。他にもリ・インコーニティの鍵盤奏者アンナ・フォンターナ、多様な歴史的ハープを弾きこなすマリア・クリスティナ・クリアリーらの共演も頼もしく、ポンパドゥール夫人やマリー=アントワネットらが生きた時代ならではの優雅な空気を存分に楽しめます。 そこにマンドリンの響きがいかに自然に馴染むか、嬉しい驚きに出会える1枚です。

  • 商品番号:ACD-324

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    グレツキ(1971-)作品集
    弦楽のための序曲/協奏曲
    ディヴェルティメント 詳細ページ
    [ヤン・レヴタク(指揮・音楽監督)/ワルシャワ・フィルハーモニー室内管弦楽団 他]

    GORECKI, M.: Overture / Concerto-Notturno / Accordion Concerto / Divertimento (Frąckiewicz, Jakowicz, Warsaw Philharmonic Chamber Orchestra, Lewtak)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:CDAccordACD324

    CD価格:3,225円(税込、送料無料)

    20世紀ポーランドを代表する作曲家ヘンリク・グレツキを父に持つミコワイ・グレツキの作品集。現在アメリカに在住するミコワイは、父の音楽的遺産を継承しながら、独自の美的感覚に裏打ちされた耳なじみのよい作品を多数発表しています。 このアルバムには1998年から2022年までに書かれた5作品を収録。快活な曲想を持つ「序曲」以外は、どの曲も冒頭にゆったりとしたLento楽章が置かれていますが、これらはどれも、どこか彼の父の名作「悲歌のシンフォニー」を彷彿させる美しい曲です。民謡風の旋律とヴァイオリンの妙技が楽しめる「コンチェルト=ノットゥルノ」、90曲近くの作品の初演を行ったマチェイ・フロンツキエヴィチに捧げられた、郷愁溢れる旋律が印象的な「アコーディオン協奏曲」。そして静かな楽章と激しい楽章の対比が素晴らしい「ディヴェルティメント」を楽しめます。 創立者ヤン・レウタクが芸術監督を務めるワルシャワ・フィルハーモニー室内管弦楽団は、注目すべきポーランドの室内楽作品の紹介を積極的に行っています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1009

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    無伴奏チェロ組曲 第3番・第4番 詳細ページ
    [ソニア・ヴィーダー=アサートン]

    BACH, J.S.: Suites for Solo Cello Nos. 3 and 4, BWV 1009-1010 (Wieder-Atherton)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA1009

    CD価格:2,475円(税込)

    ソニア・ヴィーダー=アサートン、
    限定アナログ盤でリリースされた第1番第2番に続く無伴奏登場
    1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてきたソニア・ヴィーダー=アサートン。 RCAとNAÏVEでの数々の名盤を経て近年はフランスのALPHAで録音を続けていますが、満を持してのバッハ無伴奏組曲の録音はアルバム1作ごと2編ずつリリースするというこだわりを感じさせる丁寧な取り組み。NAÏVEで長く仕事をしてきた録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録、2020年の第1弾(組曲第1・2番/アナログ・レコード限定盤)に続く待望の第2弾の登場です。深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。 「バッハの組曲を弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィーダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ALPHA1016

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    ヴァイル、ブレヒト & ハウプトマン:
    《三文オペラ》の音楽[LP 2枚組] 詳細ページ
    [コメディ・フランセーズ、マキシム・パスカル、ル・バルコン]

    発売日:2023年11月10日

    LP 2枚組価格:4,500円(税込、送料無料)

    《三文オペラ》の歌の数々をコメディ・フランセーズとル・バルコンによる秀演で2023年7月のエクサン・プロヴァンス音楽祭で行われた公演のライヴ。ジョン・ゲイの『ベガーズ・オペラ』のエリザベート・ハウプトマンによるドイツ語訳を元に、ブレヒトが脚色して台本を作成、ヴァイルが曲を付けて大ヒットした《三文オペラ》の音楽を収めています。 歌はコメディ・フランセーズの役者たち、演奏をマキシム・パスカル率いるル・バルコンが担当するという興味深いもので、彼らの相互作用によりたいへん活き活きとした音楽となっており、作品本来の味わいに加え現代的な風合いがセンス良く加えられているのがポイントです。歌詞は新しいフランス語訳を使用。音楽は1928年に初演された時の熱狂を再現するべく、当時の形を元に若干のアレンジが加えられているようです。 またロートレックらを魅了した伝説の歌手イヴェット・ギルベールの詞にヴァイルが曲を付けた「PAUV’ MADAME PEACHUM 貧しいピーチャム夫人」は、今回が初録音という貴重なもの。本来台詞を挟む音楽劇(オペラ/ミュージカル)ですが、このアルバムでは曲の間を今回の演出を担当するトーマス・オスターマイアーが口上役として語りで繋ぐという趣向となっています。 ※180g重量盤

  • 商品番号:ALPHA740

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    ENIGMA ~エニグマ 詳細ページ [サラ・アリスティドゥ、ダニエル・アルカディ・ゲルツェンベルク、イェルク・ヴィトマン]

    Vocal Recital (Soprano): Aristidou, Sarah - SCHUBERT, F. / RACHMANINOV, S. / RAVEL, M. / WOLF, HUGO (Enigma)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA740

    CD価格:2,475円(税込)

    驚異のソプラノ、アリスティドゥ、
    セカンド・アルバム登場
    キプロス島に生まれ、現在はフランスを中心に活躍するサラ・アリスティドゥ。持ち前の驚異的なテクニックで様々な現代作品を全身で表現するほか、バロックからロマン派までの作品を豊かな表現で歌い上げる柔軟性を併せ持つ彼女は、同時代のアーティストたちから既に多くの信頼を得ており、今やヨーロッパ中のホールや歌劇場から声が掛かる存在です。 ファースト・アルバムにはその才能を高く評価するダニエル・バレンボイムやエマニュエル・パユの参加がありましたが、今回は前回も新曲を提供したイェルク・ヴィトマンがクラリネットでも参加するという豪華さ。冒頭を飾るギリシャ出身のツィアルタスの作品を始めとした現代作品で炸裂する超絶技巧がまず聴きどころですが、ラフマニノフやシューベルトで聴かせる声色や歌いまわしにも異能ぶりが発揮されて聴きごたえ十分。 新しい時代を感じさせる素晴らしい表現力をぜひご体験ください。

  • 商品番号:ALPHA939

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    J.S.バッハ(1685-1750)
    リコーダーとチェンバロによるソナタ編曲集 詳細ページ
    [ジュリアン・マルタン、オリヴィエ・フォルタン]

    BACH, J.S.: Sonatas, BWV 1035, BWV 527 / Lute Partita, BWV 997 (Transcriptions) (Martin, Fortin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ALPHA939

    CD価格:2,475円(税込)

    リコーダーの静謐さと奥深さがチェンバロの精妙と出会う、独特のバッハ体験鬼才スキップ・センペを中心とした実力派集団カプリッチョ・ストラヴァガンテで、長く中核メンバーとして活躍してきたリコーダー奏者ジュリアン・マルタンとチェンバロ奏者オリヴィエ・フォルタン。彼らがバッハのさまざまな独奏曲や室内楽曲から自由に作品を選び、この2つの楽器の味わいを最大限に引き出した編曲を通じて、傑作群の思いがけない美に光を当ててゆくアルバム。 バッハが自作品をさまざまな編成のために編曲したことはよく知られていますが、教会カンタータや協奏曲などでも印象的な活躍の場を与えられていながら彼自身のオリジナルの室内楽曲がほとんど残されていないリコーダーが、バッハ自身も演奏を得意としたチェンバロの響きとのミニマムな二重奏で驚くほど自然な活躍をみせるのは、演奏者二人の豊かな演奏経験と並外れた音楽性あればこそのことでしょう。 中音域での深々とした味わい、高音域まで一貫して丁寧な粒立ちの音でのびやかに奏でられるリコーダーの傍ら、フォルタンのチェンバロも細部までキメ細かな解釈を聴かせ、両者の対照的な響きの交錯にどこまでも聴き入ってしまうプログラム。ピエール・グアン編曲のチェンバロ独奏版で聴かれる有名なシャコンヌも、ごく自然な佇まいで壮大な音世界が繰り広げられてゆくさまがたまりません。

    収録作曲家:

  • 商品番号:AN28755

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    SIGNATURE
    フィリップ・グラス作品集 詳細ページ
    [アンジェル・デュボー、ジュリー・トゥルドー、ラ・ピエタ]

    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    ANALEKTAの看板ヴァイオリニストであるアンジェル・デュボーと、彼女が主宰する弦楽アンサンブル「ラ・ピエタ」によるフィリップ・グラス。2008年リリースの「ポートレイト」(AN28727)に続く第2弾。 『ホーキング、宇宙を語る』による『A Brief History of Time』、『ベント 堕ちた饗宴』などの映画音楽も収録。弦楽合奏のための交響曲第3番からの楽章と、ヴァイオリンとチェロによる二重奏曲を除いて全て独自のアレンジが加えられています。 ピアノ曲として知られる「メタモルフォーシス」を筆頭に、豊かな抒情性と美しさがたっぷりと味わえる一枚です。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C5488

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    カンチェリ(1935-2019)
    小さなダネリアーデ
    ボストン・ワルツ
    18の小品より 詳細ページ
    [ハルトムート・シル(ヴァイオリン)/エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ・指揮)/ロベルト・シューマン・フィルハーモニー]

    KANCHELI, G.: Little Daneliade (A) / Valse Boston / 18 Miniatures (excerpts) / Largo and Allegro (Blumina, Schill, Robert Schumann Philharmonie)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:C5488

    CD価格:2,250円(税込)

    1930年代のソ連圏に生まれた作曲家はシュニトケ、ペルト、カプースチン、シルヴェストロフ、そしてカンチェリと個性豊かで、西側の現代音楽とは異なるサウンドと表現を志向する彼らの作品は、1980年半ば以降、西側でも知られるようになりました。 この時代の作品に熱心に取り組むピアニスト、ブルーミナの新作はグルジア(現ジョージア)に生まれたカンチェリの作品集。「ロマンティシズム抜きの音楽と人生はありえない。ロマンティシズムこそは無知、暴力、悪を乗り越える至高の美の力」と語っていたカンチェリらしい1枚です。ロシアに生まれ、幼少期はバレリーナを目指していたというブルーミナが自ら指揮も兼ね、この作曲家特有のムードをとらえた音楽を奏でています。 カンチェリは映画音楽を数多く手がけました。「小さなダネリアーデ」はゲオルギー・ダネリヤ監督の1986年のSF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』から着想を得た作品で、曲中にはオッフェンバックの「ホフマンの舟歌」も引用されています。「ボストン・ワルツ」は22分余りも続く緩やかな音楽。メランコリックで途切れがちな音楽と断片的で不安定な楽想はとても踊り向きとは思えない、不思議な作品です。 映画や劇作品用の音楽を素材とする「18の小品」から選ばれた9曲は、どの曲も2~3分と短く、カンタービレ、ドルチェ、ドルチッシモといった記号から想像される通りの静かで甘美なひと時が流れてゆきます。「ラルゴとアレグロ」は緩と急、静謐と騒乱が対照をなす、初期カンチェリらしい作品。

    収録作曲家:

  • 商品番号:C560276

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    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    北インドのシタールの名手、わけてもスルバハール(いわば低音シタール)の演奏で高い評価を受けているクシャール・ダスによる、ラジオ・フランスでのライヴ録音盤。スルバハールのソロによるラーガ・ダルバリ・カナダ。

  • 商品番号:CCS44523

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    Fathers and Daughters
    父たちと娘たち 詳細ページ
    [ダナ・ゼムツォフ、ミハイル・ゼムツォフ、アンナ・フェドロヴァ、ボリス・フェドロフ]

    CHOPIN, F.: Nocturne No. 5 / GLAZUNOV, A.K.: Elégie, Op. 44 / SCRIABIN, A.: Fantasy (Fathers and Daughters) (Fedorov, Fedorova, D. and M. Zemtsov)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:CCS44523

    CD価格:2,475円(税込)

    アンナ・フェドロヴァ、ダナ・ゼムツォフ、
    そしてその父親たちの4人で巡る、自分たちのルーツ
    メキシコ・シティ生まれ、ロシアにルーツを持つヴィオリストのダナ・ゼムツォフ。ウクライナに生まれ現在はオランダを中心に活動するピアニスト、アンナ・フェドロヴァ。その父親たちもそれぞれヴィオラとピアノの名手です。 今回はそんな4人が集い、彼らのルーツにまつわる音楽を奏でるアルバムを作成しました。フェドロヴァの父ボリス・フェドロフは教育者、作曲家としても活躍しており、冒頭では彼が郷愁を込めて書き下ろした新曲を娘たち2人が演奏。続いてはダナ・ゼムツォフの父ミハイルの父親(ダナの祖父)で、ロシアで活躍した作曲家イェフゲニーの作品をミハイルとアンナ・フェドロヴァが演奏というように、4人で様々な組み合わせでのパフォーマンスを聴かせてくれます。 最後は4人全員にダブルベースを加えて、ミハイルによるタンゴを演奏。彼らの親しさやそれぞれのルーツに対する慈しみが伝わる、暖かいアルバムです。

  • 商品番号:CD-16332

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    たまらない喜び
    18世紀中盤以降の
    ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのための作品集
    詳細ページ
    [ヴィクトール・テペルマン、ゲルハルト・ダルムシュタット]

    Music for Viola da Gamba and Cello (18th Century) - ABEL, C.F. / HAMMER, F.X. / LIDL, A. / MOZART, W.A. (Töpelmann, Darmstadt) (Exquisite Delight)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:CD-16332

    CD価格:2,475円(税込)

    古典派時代に命脈を保ったガンバの味わいを際立たせるチェロ17世紀の終わりにかけて音楽シーンの表舞台から徐々に姿を消していったヴィオラ・ダ・ガンバですが、この楽器が18世紀後半まで偏愛されていた地域もヨーロッパ各地にありました。このアルバムで聴けるのは、そうした地域で古典派の時代になお活発に作曲されていたガンバ音楽のうち、同じ中低音の弓奏弦楽器であるチェロとの二重奏として仕上げられた作品の数々と、2023年が生誕300年となるアーベルの無伴奏曲。 使われているガンバはアーベルが活躍したロンドンで18世紀初頭に活躍しチェロも製作していたバラク・ノーマンによるオリジナル楽器で、ヴィクトール・テペルマンはこれを18世紀末に高い名声を誇ったダッド一族による弓(こちらも1800年頃のオリジナル)で演奏。ガンバ特有の伸びやかな妙音を素早いフレーズでも巧みに弾きこなし、カンタービレの味わいも豊かに引き出します。 アーノンクールとビルスマに師事したゲルハルト・ダルムシュタットが弾くチェロも、低音伴奏にもなればガンバと対等なデュオ・パートナーとしても立ち回り、微妙な音の違いからくるコントラストをたっぷり楽しませてくれます。 ハイドンやエステルハージ侯爵との関係でも知られるボッケリーニ世代のガンバ奏者ハンマーの作品に聴く歌心も、大バッハの末男ヨハン・クリスティアンとの共演で知られたアーベルの流麗と深遠を兼ね備えた作風も、ドイツと英国をまたにかけて活躍したリドル(リーデル)の作品のみずみずしい響きも、知らずにいては惜しい魅力的な音世界ばかりです。

  • 商品番号:FUG820

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    ミヤスコフスキー(1881-1950)
    交響曲 第17番・第20番 詳細ページ
    [アレクサンドル・ルーディン、ウラル・ユース交響楽団]

    MYASKOVSKY, N.Y.: Symphonies Nos. 17 and 20 (Ural Youth Symphony, Rudin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:FUG820

    CD価格:2,475円(税込)

    モスクワ出身のチェリスト、指揮者アレクサンドル・ルーディンとウラル・ユース交響楽団によるミヤスコフスキー。2つの大戦間の後期、実験的な作風から離れ古典へと寄っていく時期に書かれた2つの交響曲を収録しています。 45分ほどの比較的大規模な中に、不安や焦燥感、重々しさと大きなクライマックスなど、ミヤスコフスキーらしさがふんだんに盛り込まれた傑作第17番。逆に明るさと郷愁に満ちミヤスコフスキーの別の側面を聴くことの出来る25分ほどの第20番。 長年ミヤスコフスキーにこだわり続けてきたというルーディンはウラル・ユース響を自在に操り、繊細さと力強さを併せ持つ力演で作品を内面から描き上げ、その高い完成度に比して不当に知られていないとされるその作品の真価を問います。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GP939

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    パルムグレン(1878-1951)
    ピアノ作品全集 第7集 詳細ページ
    [ヨウニ・ソメロ(ピアノ)]

    PALMGREN, S.: Piano Works (Complete), Vol. 7 (Somero)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:GP939

    CD価格:1,950円(税込)

    北欧の抒情と洗練された西欧的な感性から生まれたピアノ曲が日本でも人気のあるパルムグレン。フィンランドの現役ピアニストの中でも極めて意欲的な活動を展開するソメロによる全集録音の第7集です。ここにも世界初録音を多数含む珍しい作品が収録されています。 「8つの小品」作品75はパルムグレンがアメリカに到着した直後に書かれたもの。彼はニューヨーク、ピッツバーグ、デトロイト、ミネアポリス、シカゴ、クリーブランドで計24回のコンサートを行い、ある批評家は「彼と比較できるのはセルゲイ・ラフマニノフだけである」と熱狂的な賛辞を送りました。そして、彼はコンポーザーズ・ミュージック・コーポレーションと契約を結び、この作品75が出版されました。どれもパルムグレンらしいノスタルジーに溢れた美しい作品です。 また「セレナード」SP252は4ページのみの未完作品ですが、彼の現存するもっとも初期の作品の一つと推測されています。彼の若いころの作品は散逸したものが多く、8分の5拍子で書かれた「左手5度によるユモレスク」 SP87もデンマークの音楽誌「Nordens Musik」掲載されただけの小品。楽譜の入手が困難でしたが、このプロジェクトのために準備されたというものでグリーグの音楽と似た雰囲気を持っています。 また自伝的な内容を持つ「日記帳」作品109は、1946年に書かれた彼の最後のピアノ曲集のひとつで、様々な事情で生前に出版されることのなかったものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:GRAM99277

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    Kaleidoskop - 万華鏡 詳細ページ [モビリス・サクソフォン四重奏団]

    Saxophone Quartet Recital: Mobilis Saxophone Quartet - BACH, J.S. / GLAZUNOV, A.K. / HAAS, G.F. / STRAUSS II, J. (Kaleidoskop)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:Gramola99277

    CD価格:2,325円(税込)

    「Kaleidoskop=万華鏡」を通して見ることで得られる魔法を思わせる世界を音響的に表現した1枚。 アルバムは、オーケストラの雰囲気を大切にした《こうもり》序曲ではじまり、メインとなる20世紀初期の名作、グラズノフの「サクソフォン四重奏曲」が続きます。 ハースの「四重奏曲」はミニマル・ミュージックを思わせる斬新な響きが特徴。同一パターンのリズムが続くなか、少しずつ音が変化し、ユニークな世界を作り上げます。 最後は誰もが知っているJ.S.バッハの「トッカータとフーガ」をサクソフォンで演奏。カラフルな世界を体験できます。

  • 商品番号:JL007

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    SAME SELF, SAME SILENCE 詳細ページ [Hossein Alizadeh、Rembrandt Trio]

    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    ペルシャの撥弦楽器奏者ホセイン・アリザーデが奏でるシュランギス(セターとタールの間の大きさの楽器)と、オランダのジャズ・ピアニスト&コンポーザー、レンブラント・フレリヒス率いるトリオの共演盤。トリオの用いるフォルテピアノ(古いタイプのピアノ)やヴィオローネ(ダブルベースのような古楽器)などの古い楽器の響きとシュランギスが調和し、ペルシャの伝統音楽にバロック音楽、そして即興が絡んで、太古と現代、東洋と西洋を行き来する摩訶不思議な音楽が生まれています。 CHANNEL CLASSICSのジャレッド・サックスによる高品位録音。

  • 商品番号:JL024

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    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    オランダのジャズ・ピアニスト&コンポーザー、レンブラント・フレリヒス率いるトリオによるアルバム。世界的な民族音楽の名手たちとの共演や、2020年の世界的なパンデミックによる休止を経て、ホームとしているオランダでじっくりと腰を据えて作り込まれました。バッハを始めとしたバロック音楽やルネサンス音楽、東洋の民族音楽の影響を大きく受けた響きにモダン・ジャズの即興が絡む、独自の美しさを湛えたものとなっています。 CHANNEL CLASSICSのジャレッド・サックスによる高品位録音。

  • 商品番号:JL030

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    The First At Last 詳細ページ [Jasper Staps、Rembrandt Frerichs Quartet]

    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    オランダのジャズ・サクソフォン奏者、アレンジャーで、オランダ王立空軍軍楽隊の指揮者を務めていたこともあるという多才なジャスパー・スタップス。同じくオランダのジャズ・ピアニスト&コンポーザー、レンブラント・フレリヒスらによるカルテットのアルバム。たいへん心地よいモダン・ジャズを聴くことが出来ます。 CHANNEL CLASSICSのジャレッド・サックスによる高品位録音。

  • 商品番号:MEW2305

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    君に歌って聴かせたい
    ラッスス(1531頃-1594)
    リュート独奏・重奏のための編曲による作品集 詳細ページ
    [エヴァンジェリーナ・マスカルディ、フレデリク・ジガント、コルネリア・デンマー]

    LASSUS. O. de: Transcriptions for Lute (Io ti vorria contar...) (Demmer, Mascardi, Zigante)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:MEW2305

    CD価格:2,475円(税込)

    声楽の大家ラッススの絶大な人気をしのぶ、
    名手マスカルディらの入念な選曲と妙演
    16世紀の多声音楽の大家オルランドゥス・ラッスス(オルランド・ディ・ラッソ)の曲を、リュート独奏や二重奏、三重奏などによる編曲で縦横無尽に味わうアルバム。 ラッススはネーデルラント出身ながらミュンヘンのバイエルン選帝侯家に仕え、イタリアへも度々訪れて活躍、さまざまな教会音楽およびフランス語やイタリア語の世俗声楽曲を数多く残しました。ローマのパレストリーナと並ぶルネサンス最大の作曲家の一人で、その名声は生前からきわめて高く、楽譜はオリジナルのほか様々な編曲の形でヨーロッパ中に残っています。16世紀当時、知識人たちが好んで独奏あるいはアンサンブル演奏した楽器リュートのための楽譜も少なくありません。 ここでは独奏からアンサンブルまで多様なスタイルで活躍を続けるイタリアの名手エヴァンジェリーナ・マスカルディが、16~17世紀当時に作られた編曲版を中心に、曲によっては当時の出版譜・筆写譜などをもとに自分自身も編曲を手掛け、声楽向けの多声音楽を歌い手ぬきに独奏や重奏で味わった昔日の音楽愛好家たちの喜びの粋を現代に蘇らせてゆきます。 テルツィやノイジードラー、アドリアーンセンらリュート音楽の文脈でも有名な作曲家たちの作品に加え、遠く英国で活躍したダウランドの作品にまでラッススの影響を見出しているのは驚くべき発見。刺激に満ちたプログラムの深さを裏切らない、欧州最前線の古楽シーンのクオリティを十全に感じさせる名演をお楽しみください。

  • 商品番号:MEW2307

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    ジョスカン・デ・プレ(1450/55-1521)
    モテットとシャンソン 詳細ページ
    [ジェシー・ローディン、カット・サークル]

    JOSQUIN DES PREZ: Motets and Chansons (Cut Circle, Rodin)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:MEW2307

    CD価格:2,475円(税込)

    時代の最前線をゆくカット・サークルが示す、ジョスカン芸術の精髄2003年にアメリカで結成され、北米はもちろん大西洋をまたにかけヨーロッパでも演奏活動を展開、着実に成果を挙げてきたカット・サークル。創設20周年となる2023年、ついに満を持してフランドル楽派の最重要作曲家と言っても過言ではないジョスカン・デ・プレの作品集をリリースします。 ジョスカン作品だけのアルバムは、この時代の音楽に高い適性を示してきた彼らにとっては意外にもこれが初。教会音楽ばかりに光が当たりやすいジョスカンですが、その驚くべき多声書法は俗世向けの歌、なかんずくフランス語の詩句による短い重唱歌曲(シャンソン)でも発揮されており、ここではその双方での実績を探求すべく、恋愛をテーマにした曲が多い分野であるシャンソンと教会向けのモテットを初期から晩期まで幅広く選曲。最古の楽譜史料があるジョスカン最初期の作「アヴェ・マリア」(アルバム冒頭曲)からおそらく最後の作と言われる1520年の「天にまします我らが父よ」まで、幅広い作品を通じてCD1枚でジョスカン芸術の粋を解き明かしてゆきます。 各パート1人ずつの編成ならではの見通しの利いたポリフォニー体験をさらに盛り上げるのがライナーノート。音楽学者でもある指揮者ジェシー・ローディンの音楽愛に満ちた明快な解説(英・仏・独・蘭語)に加え、多くのカラー図版で写本の実例や同時代の装飾画なども味わえ、時代の空気と共にジョスカン随一の精妙な音作りをじっくり味わえるアルバムに仕上がっています。

    収録作曲家:

  • 商品番号:NXN4008

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    発売日:2023年11月10日

    CD価格:2,475円(税込)

    シンガーソングライターのトム・ヘル、ギターのヨルン・ラクネスとエレクトロニクスのヴィーザル・イ・エルスフィヨルドによる3人組Mr. Mibbler。ノルウェーで多くのプロデューサーやミュージシャンから絶賛され「三銃士」の異名を取る彼らのアルバム。 今回はドラムスを含めた4人編成で、15分半、18分半という長い作品2曲を収めています。いずれも曲想が様々に変化してゆくもので、広い風景が時間や季節の流れの中で移ろってゆく様を眺めるような、スリルと雄大さを感じさせる音楽です。

  • 商品番号:ODE-1422

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    ムストネン(1967-)
    交響曲 第3番&第2番 詳細ページ
    [イアン・ボストリッジ(テノール)/オッリ・ムストネン(指揮)/トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団]

    MUSTONEN, O.: Symphonies Nos. 2, "Johannes Angelos" and 3, "Taivaanvalot" (Bostridge, Turku Philharmonic, Mustonen)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ODE1422-2

    CD価格:2,475円(税込)

    ボストリッジ参加! ムストネンが世に問う自作交響曲ピアニスト・指揮者として目覚ましく活躍するオッリ・ムストネン。彼は作曲活動にも力を注いでいます。8歳からエイノユハニ・ラウタヴァーラの指導のもとで作曲を学び、いくつかの室内楽作品を書き上げたのち、2010年代の始めから交響曲の作曲にも取り組んでいます。このアルバムには2013年作曲の第2番と2020年作曲の第3番を収録。 ビザンチウムと、古代都市コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)からインスパイアされたという交響曲第2番は、聖母マリアと正教会の司教職の紋章にちなんで名づけられた第1楽章「ブラケルナエのバナキア」のハープと弦楽器の神秘的な響きで幕を開け、終楽章で、オスマン帝国によって都市が陥落するまでの情景が描かれています。 交響曲第3番は、フィンランドの国民的叙事詩カレワラの第47章から第49章の物語に基づいており、フィンランド神話のシャーマニズム的な要素が盛り込まれています。 この録音では、声楽パートを初演者イアン・ボストリッジが歌い、ムストネンとの息のあった演奏を聴かせます。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1435

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    ペンデレツキ(1933-2020)
    宗教合唱作品集 詳細ページ
    [シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮)/ラトヴィア放送合唱団]

    PENDERECKI, K.: Sacred Choral Works (Latvian Radio Choir, Kļava)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ODE1435-2

    CD価格:2,475円(税込)

    豊かな低音が支える精緻なアンサンブル、
    ラトヴィア放送合唱団によるペンデレツキ
    2023年に生誕90年を迎えたクシシュトフ・ペンデレツキ。作曲年代によって作風を変化させてきたペンデレツキですが、このアルバムに収録された宗教的作品でも、トラック3やトラック6のような前衛的な響きをまとったものから、トラック1や8-13の「ミサ・プレヴィス」のような親しみやすく美しいものまで様々な雰囲気を持つ曲を聴くことができます。 シグヴァルズ・クラーヴァが指揮するラトヴィア放送合唱団の高度なアンサンブルは、どの作風の曲にも柔軟に対応し、曇りなき響きを紡ぎだします。とりわけ大地を揺るがすかのような、深く美しい低声は聴き手の耳をとらえることでしょう。

    収録作曲家:

  • 商品番号:ODE-1444

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    ルトスワフスキ(1913-1994)
    管弦楽のための協奏曲
    ヴァイオリンと管弦楽のためのパルティータ
    ノヴェレッテ 詳細ページ
    [クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/ニコラス・コロン(指揮)/フィンランド放送交響楽団]

    LUTOSŁAWSKI, W.: Concerto for Orchestra / Partita / Novelette (C. Tetzlaff, Finnish Radio Symphony, Collon)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:ODE1444-2

    CD価格:2,475円(税込)

    ニコラス・コロンが振るルトスワフスキ、
    クリスティアン・テツラフ参加!
    フィンランド放送交響楽団が継続して取り組むルトスワフスキのオーケストラ作品のシリーズに、2021年から首席指揮者を務めるニコラス・コロンの録音が登場。初期の傑作「管弦楽のための協奏曲」と、「短編小説」といった意味合いを持つ「ノヴェレッテ」では、コロンの的確な作品理解と明晰な指揮によりオーケストラの機能性が遺憾なく発揮されています。 アンネ=ゾフィー・ムターに捧げられた「パルティータ」では名手テツラフが共演。楽器を常に豊かに鳴らす傾向のあるムターに対して、テツラフは時に聞こえなくなるぎりぎりまで音量を下げたり、ささくれ立った音で攻撃的な演奏を仕掛けたりと、表現意欲旺盛な演奏を展開。オーケストラも呼応します。 ソロ・パートの名技も聴きものです。

    収録作曲家:

  • 商品番号:RAM2207

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    ゴドシャルル(1742-1798)
    ハープ四重奏曲集 作品4(全6曲) 詳細ページ
    [ソシエテ・リュネール]

    GODECHARLE, E.: Harp Quartets Nos. 1-6, Op. 4 (Société Lunaire)

    発売日:2023年11月10日 NMLアルバム番号:RAM2207

    CD価格:2,475円(税込)

    典雅なロココの響きを、精妙な古楽器演奏で堪能1770年にフランス王室に迎えられたマリー=アントワネットが、故郷ウィーンでも愛されていたハープを好んだことはよく知られていますが、このアルバムではそんな1770年代のパリで出版された弦楽器とのアンサンブル作品を聴くことができます。 作曲者ゴドシャルルはフランス語圏の都ブリュッセルの宮廷や市内の教会で活躍したヴァイオリン奏者。1772年にブリュッセルを訪れた英国人音楽家チャールズ・バーニーは、ゴドシャルルがハープ奏者と共演した場に居合わせた証言を残しています。ハープを主役としつつ豊かなアンサンブルを味わえるこの四重奏編成は、音楽史を通じてかなり珍しいと言ってよいでしょう。 モーツァルトやクルンプホルツの有名な協奏曲群と同時期のこの曲集を見出したソシエテ・リュネールはドイツ最前線の古楽器奏者たちが集うアンサンブルで、ここではエラールによるダブルアクションペダルが特許認可されるより前、マリー=アントワネット妃の生前に評判を得ていたパリの名ハープ工房ルノー&シャトランのモデルに基づく再現楽器を使用。バロック・ヴァイオリン奏者としても長く活躍してきた録音技師ライナー・アルントによる入念なエンジニアリングにより、失われたロココの響きがみずみずしく現代に蘇ります。

    収録作曲家: