ロザリークイーン 知っておきたいマナー講座
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小物・アクセサリーの選び方

不祝儀では必要以上に飾り立てること無く、どこかにポイントを置いた慎み深い装いが大切です。最低限用意しておきたいのもとしてバッグ、念珠、袱紗、ネックレス&イヤリング、ストッキング、靴などがあげられます。
 

■バッグ

光沢のない黒で目立つ飾りが少なく、表面に金具が出ていない布製のものを。一部にサテン素材やリボンのアクセントがあるものは良いでしょう。革製は殺生のイメージがあるためNG。ただし馬のたてがみを使用したホースヘアー素材や一部に合皮を使用したものはOKです。バッグの大きさは、念珠や袱紗が入る程度のあまり大振りでないものが適切です。
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■念珠(数珠)

基本的な喪服の装いとして準備しておきましょう。珠の色や種類には特に制限はなく、瑪瑙のような鮮やかな色でも可とされています。形には各宗派ごとの正式な数珠である「本式念珠」と、宗派を問わず使用できる「略式念珠」があります。特に「略式念珠」はどのような場にも対応できるため、1つは持っておくと便利です。
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■袱紗(ふくさ)

袱紗に包まず香典をお持ちする方も見受けられますが、これはマナー違反です。大切な方のお葬式ならなおさら失礼のないように、袱紗に包んでお持ちするようにしましょう。 まず袱紗を◇形におき、次に真中に不祝儀袋をおき、右→下→上→左の順で包みます。 包むのが難しい・型くずれするという方には、中に香典袋をはさむ形の簡易袱紗が便利です。
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■アクセサリー

日本では必ず一連のネックレスを用います。2連以上のものは「不幸を重ねる」という意味になるため避けましょう。また、連が長くなったり珠が大きいと華やかな印象になってしまうため注意しましょう。繊細な光沢感のあるパール(白・グレー・黒)のほか、黒曜石や黒べっ甲・黒珊瑚・ジェット・オニキスなどを用います。
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■靴

靴は装飾がなくシンプルな黒のパンプスタイプが基本です。光沢のない布製や、キッド、カーフなど上質で落ち着きのある素材を選びましょう。ヒールはフラットタイプより、2~3cm程度のヒールがある方がフォーマル感があります。ただし高すぎるヒールやピンヒールは避けましょう。
 

■ストッキング

足元は黒のストッキングをはくのが一般的です。タイツだとカジュアルな印象になってしまうため、冬場でも出来る限り避けましょう。なお、お通夜や急な葬儀の際は、あえてベージュを着用する場合もあります。
 

■扇子

法事は空調の効いていないお寺などで行われる事もあり、暑い時期には欠かせない小物です。より格調高く装うには黒で統一します。