ロザリークイーン 知っておきたいマナー講座
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●お受験マナー

立場ごとの服装マナー

喪主、親族、近親者の場合…正喪服

正喪服とは、公式の葬儀や一周忌までの法要などに、喪主、親族、近親者、主な立場の方が着用するものです。

商品番号:BS-0108

商品番号:CD-005

■服装スタイルについて

洋装ならワンピースやスカートスーツ、アンサンブルなど。
シンプルなデザインで、お辞儀をしても胸もとが開かない詰まった衿元のものを。袖丈は長袖が原則です。夏であっても肘の出ない丈を選びましょう。
スカート丈は「やや長め」が最も相応しい長さです。着席した際に膝が隠れる、膝下からくるぶし丈までの間で選びましょう。
また、ボタンは光沢のないくるみボタン(スーツと同じ生地でくるんだボタン)がベストです。

■素材と色について

肌の透ける生地や光沢のある生地は避けましょう。
色は「黒」に限ります。冬場のコートも黒に限ります。宗教によって異なりますが、キリスト教では黒の帽子やベールを着用します。
なお、ブラックフォーマルは特殊な「濃染加工」によって生地を染め抜いているため、通常のブラックスーツと比べると黒の深みの差がはっきりと出ます。

■小物について

  • バッグ
    光沢のない黒で目立つ飾りが少なく、表面に金具が出ていない布製のものを。
    革製は殺生のイメージがあるためNG。ただし馬のたてがみを使用したホースヘアー素材や、一部に合皮を使用したものはOKです。
    バッグの大きさは、念珠や袱紗が入る程度のあまり大振りでないものが適切です。
    →当店のバッグ商品一覧はこちら
  • アクセサリー
    黒・白の真珠、オニキス、黒曜石などの1連のネックレスにイヤリング程度です。
    2連以上のものは「不幸を重ねる」という意味になるため避けましょう。
    また、結婚指輪以外の指輪や時計は控えめにしましょう。
    →当店のパールアクセサリー商品一覧はこちら

  • 靴は装飾がなくシンプルな黒のパンプスタイプが基本です。
    光沢のない布製や、キッド、カーフなど上質で落ち着きのある素材を選びましょう。
    ヒールはフラットタイプより、2~3cm程度のヒールがある方がフォーマル感があります。
    ただし高すぎるヒールやピンヒールは避けましょう。
  • ストッキング
    足元は黒のストッキングをはくのが一般的です。
    タイツだとカジュアルな印象になってしまうため、冬場でも出来る限り避けましょう。
    なお、お通夜や急な葬儀の際は、あえてベージュを着用する場合もあります。
  • その他
    手袋はシンプルな黒の布製。ストール、ケープはその場に応じて。

参列者の場合…準喪服

準喪服とは、告別式や通夜、一周忌までの法要など、喪主や親族以外がほとんどの場面で着ることができる喪服です。

商品番号:CD-004

商品番号:CD-1212

■服装スタイルについて

洋装ならワンピースやスカートスーツ、アンサンブルなど。
シンプルなデザインで、お辞儀をしても胸もとが開かない詰まった衿元のものを。袖丈は長袖が原則ですが、夏は半袖丈~七分袖丈のワンピース・ブラウスでも構いません。
スカート丈は「やや長め」が最も相応しい長さです。着席した際に膝が隠れる、膝下からくるぶし丈までの間で選びましょう。
なお準喪服の場合は、正喪服よりもデザインの自由度が高くなっています。リボンやフリルなどの流行を取り入れた装飾も、派手すぎるものでなければ可とされています。

■素材と色について

サテンなど光沢のある生地は、派手にならない程度の部分使いであれば可。また、ワンピースの袖部分などにやや透け感のある素材を用いても良いでしょう。
色は「黒」に限ります。冬場のコートも黒に限ります。宗教によって異なりますが、キリスト教では黒の帽子やベールを着用します。
なお、ブラックフォーマルは特殊な「濃染加工」によって生地を染め抜いているため、通常のブラックスーツと比べると黒の深みの差がはっきりと出ます。

■小物について

  • バッグ
    光沢のない黒で目立つ飾りが少なく、表面に金具が出ていない布製のものを。
    革製は殺生のイメージがあるためNG。ただし馬のたてがみを使用したホースヘアー素材や、一部に合皮を使用したものはOKです。
    バッグの大きさは、念珠や袱紗が入る程度のあまり大振りでないものが適切です。
    →当店のバッグ商品一覧はこちら
  • アクセサリー
    黒・白の真珠、オニキス、黒曜石などの1連のネックレスにイヤリング程度です。
    2連以上のものは「不幸を重ねる」という意味になるため避けましょう。
    また、結婚指輪以外の指輪や時計は控えめにしましょう。
    →当店のパールアクセサリー商品一覧はこちら

  • 靴は黒で飾りの少ないパンプス、またはストラップ付きも可。
    ヒールはフラットタイプより、2~3cm程度のヒールがある方がフォーマル感があります。
    ただし高すぎるヒールやピンヒールは避けましょう。
  • ストッキング
    足元は黒のストッキングをはくのが一般的です。
    タイツだとカジュアルな印象になってしまうため、冬場でも出来る限り避けましょう。
    なお、お通夜や急な葬儀の際は、あえてベージュを着用する場合もあります。
  • その他
    衿元のスカーフやストールも光をおさえた黒を選びます。黒の手袋は着用自由です。

急な通夜や弔問、三回忌以降の法事の場合…略喪服

略喪服とは、急な通夜や弔問、三回忌以降の法事などで着用する略式の喪服です。


■服装スタイルについて

急な通夜や弔問の場合、親族の正喪服のように整いすぎた服装であると、かえって失礼に当たる場合もあります。
ワンピース・スーツ・パンツ・アンサンブルなどスタイルは自由で、流行を取り入れたデザインもOKですが、制約があまりない分、派手にならないように注意しましょう。
袖の無いものや衿ぐりの大きいものなどは避けますが、着用する場合は、黒のスカーフなどを利用しましょう。

■素材と色について

色は黒に限らず、グレーや紺などの地味な色目であれば問題ありません。ブラウス程度なら白も良いでしょう。また、無地に近い織り柄や、小柄ならチェック・水玉・ストライプでも可です。
ただし、小物は黒に統一し、華美にならないようにしましょう。

■小物について

  • バッグ
    できれば色は黒で、光沢の少ない布のものを。
    革製であっても可ですが、は虫類のような目立つ素材は避けましょう。
    バッグの大きさは、念珠や袱紗が入る程度のあまり大振りでないものが適切です。
    →当店のバッグ商品一覧はこちら
  • アクセサリー
    黒・白の真珠、オニキス、黒曜石などの1連のネックレスにイヤリング程度です。
    2連以上のものは「不幸を重ねる」という意味になるため避けましょう。
    また、結婚指輪以外の指輪や時計は控えめにしましょう。
    →当店のパールアクセサリー商品一覧はこちら

  • 基本的には黒ですが、紺やグレーでも、飾りの少ない靴であれば大丈夫です。
    なお、カジュアルすぎないデザインであればブーツも可です。
  • ストッキング
    黒が無難ですが、告別式を除いてはベージュでも良いでしょう。
    柄のある物や、アミタイツなどは避けましょう。
  • その他
    衿元のスカーフやストールもできれば光をおさえた黒を選びます。黒の手袋は着用自由です。