ポルトガルの優秀なオリーヴオイル生産者はワインも秀逸!!
こんにちは、千恵子です。今回もこのコラムをご覧いただきありがとうございます。
いよいよ10月ですね‼今年も残すところあと4分の1⁉
あれもやりたい、これもやりたいと思い過ごす日々、スポーツの秋、読書の秋と、秋を楽しむ要素はたくさんありますが、わたしはやっぱり食欲とワインの秋に専念しようと思います^^
涼しくなってきたこともあり、真夏の頃と比べるとワイン会のイベントも増えてきたように思います。10月に入ってからは日本で初となる、ポルトガルワイン輸入業者協力の合同イベント、Prova de Vinhos Portuguesasポルトガルワイン試飲会が行われ、多くの方にご来場いただき、ポルトガルワインの魅力を知っていただきました!
ポルトガルワインの魅力とは?味わいはもちろん、数え上げればキリがないほどですが、ひと言で言えば、そのポテンシャルでしょう。
多様な気候、ぶどう品種、歴史、つくり手の情熱、などなどすべてがワインボトルに詰められ日本にやって来ていますので、ぜひ注目していてくださいね。
今日ご紹介したいワインはCARM ビスパード・ブランコ・レゼルヴァ 2015。すでにご愛用の方もいらっしゃると思いますが、オリーヴオイル CARM社のワインです。
ビスパードラベル
CARMのワイン畑は、ポルトガル北部にあるドウロ川上流に位置し、その美しい景観の自然条件を活かしたぶどうつくりが認められ、ユネスコ世界遺産に登録されている場所でもあります。
地図
2世紀にはローマ人によってワイン醸造が行われ、7世紀にはアラブ人によってアーモンドとオリーヴオイル生産がされていたドウロ川上流地域は、ラベルに描かれているように複雑に入り組む地形に段々畑が広がり、痩せたシスト(片岩)土壌ですがミネラルを保有し、少ない降雨量から健全なぶどうが育つ条件に優れています。
CARMビスパード・ブランコ レゼルヴァ
ビスパード・ブランコ レゼルヴァ 2015は、17世紀より家族経営により守られてきた畑から生産されています。
色調はしっかりとした、輝きのあるレモンイエロー。香りには、熟したレモン、りんご、マスカットなどのフレッシュフルーツ、レモングラスの爽やかさ、チョーキーなミネラルさがあり複雑さが感じられます。
口に入れると、まずまろやかな口あたりで丸い印象を与えてくれます。
広がるワインには、口の中をぎゅっと引き締めるものではなく、まろやかな酸味、凝縮した黄桃や木の実のようなコクもあり、複雑で奥深さが感じられ、さらに余韻となって口にはオリーヴをかじったときのちょっとした苦味と旨み、グリーンな爽やかさとコクが残り、軽快に・・・というよりは、じっくり飲みたいワインです。
爽やかさとコクを併せ持つワインは料理とのペアリング向き!!
シーフードにもお肉料理にも、幅広いお料理とのペアリングが考えられますよ。我が家では、今が旬の素材と楽しみました♪
CARM ビスパード・ブランコ レゼルヴァとスジコ塩漬けの相性グッドです♪
その他、今の季節は、アサリと豚肉&タップリきのこを使ったカタプラーナ鍋はいかがでしょうか?マッサを使って味付けすれば、とっても簡単ですよ♪
目をつぶると、ドウロ川を挟む渓谷の上に立ち、アーモンドの花の香りを感じつつオリーヴの実とポルトガル料理でランチタイムを楽しむ様子が広がってきそうなワイン。
ご家庭でもぜひ試してみてくださいね!!