母校、上智大学ポルトガル語学科同窓会
創立50周年記念イベントで、ミニ講演会

11月12日(日)、母校の同窓会(ポルトガル語学科)創立50周年記念イベントで、ミニ講演をさせていただきました。

私と、やはりポルトガル語学科の先輩で、なんと北欧の食品と雑貨を輸入されている、アクアビット・ジャパン代表の福北桂子さんもお話をされました。福北さんは、ご自身のポルトガル、ブラジル、北欧、とのつながりについてご説明され、とても興味深かったです。

参加者は50名ほど。お話の後は、ゆったりとしたラウンジで、北欧の食材&ポルトガルワインを試食試飲&ミニ忘年会。普段はお会いすることがないような先輩方や後輩の皆様とお話ができて、とても楽しい時間でした。

先輩方の前で、ドキドキの講演!

きっと、私よりもはるかに多くの経験をされている先輩方、そして私の何倍もの勉強をされている後輩方の前で話すなんて、なんとも畏れ多いことでした。これまでに経験したことのないような緊張感を覚えながら、古巣ならではの温かさ、懐かしさに包まれて、無事に講演を終えることができました。

今回はポルトガルの食文化やワインではなく、2001年に夫と二人でスタートした自分のポルトガルビジネス「メルカード・ポルトガル」についてのお話をすることにしました。なので、資料なども用意せずに、ありのままを経験を素直に話しました。今思えば、1990年に大学でポルトガル語を専攻したことがきっかけで、2001年に起業、2017年現在まで続いています。

○ポルトガルという国も、ポルトガル製品も知られていない!
○資金もない!
○経験もない!
○本当はワインを販売したいのに、お酒の販売免許もない!

・・そんなないない尽くしのスタートで、どうやってこれまで続けてこれたのか、そんなお話をしました。

今回こうして講演をさせて頂くことで、これまでの軌跡を振り返る、いい機会となったと思っています。

2001年起業時に取り上げ頂いた、雑誌の記事をご紹介。

講演の後の質問タイムで、「これまで一番困ったことは?」、「年商は?」、「今後のビジョンは?」などなど、多くのご質問を頂き、これもまた、自分のビジネスを客観的に見る良いきっかけとなりました♪

ポルトガル語学科の同窓会だったので、敢えて強調したかったのは、現在ポルトガル人の生産者たちとコミュニケ―ションを取る上で、ポルトガル語を使えることが、生産者とよい関係が築く上でとても重要なポイントになっているということ。有利になっているということ。

生産者たちも多くの国へ輸出していますが、たいていは英語でコミュニケーションしています。そんな中、遠い日本にいる私が、ポルトガル語を話したり、読み書きできるため、生産者たちは喜んでくれます。

だから、「ポルトガル語をやっていてよかった!!!」、と心から思っています。

講演の後の試食試飲会のオシャレな雰囲気に合うように、プラスチックのカップでタワーを作ってみました!

ワインコーナー

ご紹介したワインは6種類、まずは微発泡ヴィーニョ・ヴェルデから!

楽しい時間はあっという間に過ぎました。

うっかり写真を撮り損ねてしまいましたが、北欧食品の試食も、チーズ、スモークサーモン、クリスマスのハム、などとても充実していて、あっという間になくなっていました!

会の後は、95年に卒業して以来初めてかな、ゆっくり構内を見学しました。

超近代的になっていた大学のキャンパスにびっくりしました!

キャンパスの概要はそれほど変わらず、しかし、敷地が広い!!

ぜいたくな空間の使い方!!これは新しい(当時はなかった)建物。

教室も昔とは違うな~

今だから思うことは、大学は、本当に贅沢な空間と時間だったんだな~、ということ。

ここで4年間を過ごす機会を与えてくれた、両親に心から感謝です!