ハロー!イーモン店長の澤田です。
C-IN2よりHAND ME DOWN新色が登場しました。今回はC-IN2の持つ魅力である、「男らしさを決めつけない色」について語っていきたいと思います。
『男らしさってなんだろう!?』
多様性が求められる時代ですが、下着ブランドはちょっと男らしさを決めつけすぎてるんじゃないだろうか?って思うときもあります。
下着のデザインを通して強い男性像を押し付けられているように感じてしまうことがときどきあるんです。
鍛えた男性の肉体美を誇る、強いカラー、強いデザインで押し通す!というアイデアは多くの下着ブランドでもよく見かけますよね。
でもC-IN2って色やデザインに関してはジェンダーを決めつけすぎない柔軟なチョイスで、淡さの中に人としての芯の強さだったり、生き方みたいなものをさりげなく打ち出してくる感じ。さすがニューヨークで仕事をしているブランドだなと感じます。
今回のHMDの淡い色も、着る人の個性としての強さ、柔らかさ、温厚な感じとか、下着の包容力でジェンダーも包んでくれるような優しさがあります。
下着を着る時にどうあるべきかを決めつけられていない、ってのは着ていてすごく楽なのです。それが『HAND ME DOWN』という古着を意味するシリーズになって、長い時間をかけて角が削られたような、『柔らかな自分なりの個性』が滲んでくるところがセクシーなんだよなー。
下着によって作られた自分じゃない男性像ではなく、持ち合わせてる自分像がそれぞれそのままカッコいいみたいな、そういう色への配慮をできるところが、僕がC-IN2のデザイナーさんを尊敬しているところでもあります。
こういう強さと深みを持ち合わせた色はなかなか出せるものじゃないんですよね。ましてや、それを下着にしてまとめるのも難しいのです。 14年間ずっと自信を持って作り続けられるってすごいですよね。
個人的に今回のHMDカラーはここ数年の中でも一番の超お気に入りです。
ぜひ1年の季節をみんなのそれぞれの色で彩りながら楽しんでみてください。