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玄米の上手な炊き方教えてください


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ポイントを抑えると上手に玄米を炊くことができます。

白米(精米)は玄米のぬか層を全部又は一部を取り除いて精白にしたものです。

水加減が難しい・・・硬くなりそう・・・特別な鍋がないとだめ? など、ちょっと難しい印象がある玄米食ですが、実は難しく考える必要はありません。ポイントを抑えれば、簡単においしく仕上がります。

1.洗う

玄米は白米のようにとぐ必要はなく、表面のチリやゴミ、もみ殻をとるために洗い流すように研いで頂いて結構です。 2〜3回程度水を流し込み、くるくる回すようにしてそれらを取り除きます。
また、洗い流しのみでも結構ですが、もみ洗いといって、玄米を手のひらですり合わせるようにして玄米を洗い、お米の表面に傷をつけて水を吸い込みやすくさせるようにする研ぎ方もございます。
炊き加減などを見て試してみても良いかと思います。

2.炊飯器で炊く

玄米の洗米が終わりましたら、水加減の調整となります。 今の炊飯器には玄米用の水加減の目盛がございますので、それに合わせていただければよろしいかと思います。 水加減を何度か試して、お好みを見つけていただくことをおすすめいたします。 炊き上がり具合は、水加減や炊飯器の炊飯具合でも異なります。

玄米目盛がない場合⇒お米の量の1.3〜1.5倍の水加減を目安とします。 この時に1合に対して一つまみほどのお塩を入れると、独特のにおいの軽減や皮を柔らかくする効果が出てより美味しく仕上がります。

⇒お塩は塩味が付かない程度の少量で結構です。

3.浸水の時間を取る

水加減を調整終えたら、浸水の時間を取ります。
玄米は白米より水を吸収しにくくなっております。
そのため、浸水は十分に時間をとってください。
夜寝る前などにタイマーでセットしておくと効率がよいかと思います。

夏場⇒3時間以上が目安

冬場⇒6時間以上が目安

4.炊飯

十分な浸水をとったら、炊飯です。

炊飯器に玄米モードがある⇒玄米モードで炊飯を行ってください。

炊飯器に玄米モードが無い⇒通常の炊飯で結構です。

炊き上がったらすぐに蓋を開けず、10分〜15分ほど蒸らして完成です。

5.まとめ

玄米は水を吸収しにくいため、十分な浸水時間が重要となります。
冬場は特にしっかりと浸水させることをおすすめいたします。
また、食味のお好み、初めて炊くときにはうまく炊けない場合があることもございます。
水加減で食味なども変化いたしますので、浸水時間や水加減を色々試してみてお好みを見つけることをおすすめします。
玄米の特徴には食感もございます。
柔らかく炊いても白米と同じような食感にはなりませんのでご了承くださいませ。

6.保存する

炊き上がった玄米が残ってしまった場合は、冷凍庫保存がおすすめです。玄米は味が落ちるのが早いので、茶わん1膳分ぐらいに小分けしラップに包み冷凍庫へ。

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