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咀嚼(そしゃく)回数と食事時間の変化

弥生時代の咀嚼回数は4000回、食事時間51分です。
白米が広がった江戸時代の咀嚼回数は1500回、食事時間22分です。
そして現代の咀嚼回数は600回、食事時間11分と言われています。
万物の霊長である人間の歯は全32本のうち20本が臼歯であり、噛み合わせると粒状の空間があり、穀物を「臼(うす)」を挽く様に咀嚼できる構造から穀物食動物とされています。
戦後は食習慣も変わり、4人に1人は親知らずが生えてこなくなりましたので、全28本を基本に80歳までに20本を残す目標8020運動を 厚生労働省や日本歯科医師会が推進しています。
肉や魚など動物性食品からでは食物繊維が摂れません。
白米御飯1膳(150g)からは0.45g、胚芽精米御飯からは1.2g、七分精米御飯からは0.75g、五分精米御飯からは1.2g、玄米御飯からは2.1g、発芽玄米御飯からは2.7gに対し、酵素玄米御飯では5.8gも摂ることができます。
野菜や果物からも100g中に約2~5gの食物繊維を摂ることができるので、食事量200g~350gの酵素玄米菜食を1日2回で1日の食物繊維目標摂取量を補給することができます。
食物繊維や栄養素の多くは、皮、外葉、根などの部分に豊富なので、無農薬の野菜や果物を余すことなく食べ、よく咀嚼して、胃腸の調子を整えましょう。