【楽天市場】コーヒー通販・古川珈琲株式会社│コーヒー豆の焙煎家 古川裕介 |
はじめまして、古川珈琲のふう店長こと古川裕介と申します。 今日は僕のことを知っていただきたいと思い、こうしてペンを持ちました。 なぜなら、コーヒーは作る人によって味が決まると思っているからです。 もちろん、コーヒーの味は豆の品質、豆の新しさ、豆の焙煎方法によっても 味は変わります。 でも、それだけでは、本当の美味しさは出せないと思うのです。 例えば、コーヒー豆の焙煎ひとつにおいても、焙煎する人が、どんな想いを また、どんな性格なのかで同じ豆でも、味はまったく違ってくると思います。 ここから話をコーヒーから僕自身のことに戻しますが、 僕は、子供の頃、勉強がとても嫌いでした。 どうしてかっていうと、勉強は答えがひとつと決まっていたからです。 だから、学校のテストなどは、ぜんぜん楽しくなかったです。 なぜ、問題に対して答えはひとつしかないのだろう? 答えはひとつじゃなくてもいいのに。 いろんな角度から見れば、きっといろんな答えが見つかると思うのに。。。 いつもそう思っていました。 あと、僕は自分で言うのも変かもしれないけれど、すごく繊細で優しい性格です。 いいように言えばね。 でも、本当は弱いだけなのかもしれないです。 その証拠に、何事もすごく慎重だし、疑い深いところも正直あります。 それに、怖がりです。 恐れというのかな、失敗することも怖いし、逆に成功することも怖いです。 だから、無理は絶対にしないほうです。 こんな自分が時々、嫌になることもあります。 ほんとに臆病で、ちっぽけな自分が情けなくなるときもあります。 でもね、そう思う時もあるけれど、 こんな自分でよかったなって思えるときもあるんです。 それは、どんな時かというと、コーヒー豆を焙煎するときです。 コーヒー豆の焙煎は、とても繊細な作業です。 そして、コーヒー豆への愛情がなければ、いい焙煎はできません。 コーヒー豆を材料と思うか、コーヒー豆を生きものと思うか。 そこが、味の別れ道だと僕は思います。 僕は、コーヒー豆がとても可愛く見えます。 だから、コーヒー豆を丁寧に扱わない人を見ると腹が立ちます。 なぜ、もっと優しくしてあげられないのかって思います。 それと僕は、コーヒーを豆の銘柄や格付だけで良し悪しを決めたりもしません。 また、綺麗な豆粒だけを選るハンドピックも、あまりしたくありません。 それは面倒だからではなく、その必要性が僕にはあまり感じないからです。 心を込めて、愛情を込めて焙煎した豆は、どんな豆であっても、 ちゃんと応えてくれます。僕は、そう信じています。 豆は生きています。 そして人の顔と同じように豆の形も表情も一粒一粒、違います。 同じ形、同じ大きさ、同じ表情の豆はひとつとして同じものはないです。 だから、それぞれが主役です。無駄な豆など一粒もないと僕は思います。 あれ?僕自身の話をしようと思ってたら、いつの間にかコーヒーの話になってる^^ やっぱり僕には、コーヒーが無くてはならない。 コーヒーは僕にとって必要不可欠な存在なのかもしれないです。 僕の人生=コーヒー きっと、そうだと思います。 僕には、コーヒーを作ることしか得意なことはないです。 そして、コーヒー豆の焙煎は誰にも負けない自信があります。 もちろん、とっくの昔に負けてるかもしれないけれど、 それでもいいんです。関係ないです。 誰かと競うために、焙煎しているわけではないから。 お店もそう。他店と競うためにお店しているわけではないから。 勝ってるか負けてるかという目で見たら、きっと負けてることが多いと思います。 でも、僕は自分の中の自分に負けていないから、それでもいいんです。 自分で自分の腕を信じて、自分の味に惚れ込んで、 自分の生き方を貫いていけてるなら、それでいいと思っています。 それに古川珈琲には、たくさんのファンの方がいてくださっています。 僕は、それだけで幸せです。そして心強いです。 僕は、そのファンの方々を大切にしていきたいし、 これからもずっとファンであり続けてくれるように僕自身そしてコーヒーの味に 磨きをかけ続けていきたい思っています。 こんな僕が焙煎したコーヒーですが、おいしいと言ってくださる方がたくさんいます。 だから、きっと、おいしいのだと思います。 おいしくないという方も、もちろんいらっしゃいますが、 それは好みが合わないだけで、おいしくないというわけではないと思います。 好みは人それぞれで違います。 だから、無理に好きになってくださいとは申しません。 僕のことも、コーヒーのことも。 でも、好きになってもらえたら嬉しいです。それが本音です。 焙煎家 古川裕介(ふう店長) |
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