コーヒー豆 古い│【楽天市場】コーヒー通販・古川珈琲株式会社 |
あなたに、おいしいコーヒーを飲んでいただきたいので、 今日は本音でお話します。なので少しだけお時間ください。 いつ頃だったか忘れてしまったのですが、ある歌手の方が、テレビ番組の中で このようなお話をされていました。 「自分が一番だと思って歌わないと・・・」 僕も、それすごく思うんです。 例えば、どんなにいい歌でも、それを歌う人が「この歌、売れないんじゃないか」とか「この歌、自分には合わないな」とか思いながら歌っても、売れることはないだろうし、正直、聞く人が感動することもないと思うのです。 なので、コーヒーの焙煎でも僕は自分のセンスと技術が一番だと思って焙煎しています。そして、自分の店のコーヒーが一番おいしいと思って販売もしています。思うだけでなく、僕はコーヒー作りに命を懸けて取り組んでいます。 でもね、コーヒーって本当は僕の力だけでは足りないんです。 これは失礼な言い方になるかもしれないけど、 ハッキリ言って、僕だけ頑張っても意味が無いのです。 それは、どういうことかというと・・・ 最終的に、コーヒーはお客様が淹れるものだから、お客様の力も必要なのです。 というよりも、そこが味を決める最も重要なところなのです。 だから、こんなこと言いづらいけど、今日は僕からお客様にお願いがあります。 そのお願いは・・・ 「このコーヒー、焙煎してから時間が経った古い豆じゃないか?」 「このコーヒー、あんまり香りが無いな、値段も安かったからこんなものか」 とか、そのように思ってコーヒーを淹れるのではなく、 このように思って、コーヒーを淹れていただきたいのです。 ドリップするとき、またはコーヒーメーカーのスイッチを入れるときに、 「自分が選んで購入したコーヒーが一番おいしい!」 「自分が淹れるコーヒーが一番おいしい!」と。 そうすれば完結します! 僕の力とお客様の力が合わさって、これまでに味わったことがないと感じるくらい次元の違うおいしいコーヒーがそのとき完成します。 それを想像しただけでも、ワクワクしませんか? 僕は考えただけでワクワクします。 【 追 伸 】 滅多に無いけど、時々まずくて飲めないからとか、届いた豆が古いとか、 そういう理由で一方的に返品したいって言われることがあります。 もちろんその時は言い訳せず、素直にその評価を受け入れて 購入された代金をお返ししています。 ただ、だからと言って反省はしません。当然、味も変えません。 なぜなら、それは好みの問題だし、僕が古い豆なんて送るわけないからです。 それに基本、飲めないようなコーヒーを僕は作らないし、まして、そんなものを 商品として売りません。 僕のプライドがそれを許さないから。 それだけはここでハッキリ言っておきます。 焙煎家 古川裕介 |
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