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コラム
TAKAのボルドー便り


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10.ヴィニテック

TAKAのボルドー便り「番外編」として11月29日から12月1日まで行われたヴィニテックに行ってきましたので、その様子をレポートしてみます。
ワイン関係の見本市といってもヴィネスポとは違ってワインそのものではなく、ワインを造る事に関するすべての展示会なので、日本ではあまり馴染ではないことと思います。
農耕機械から始まり、醸造タンク、樽、そしてラベルやコルクの展示までなんでもあります。
ではそれらのブースの様子をご覧にいれましょう。

入場していきなり大型トラックが陳列されている様子にたじろぎます。これはどうも農薬噴霧車のようです。他には摘みとり機械、農耕トラクター等が展示されています。

ここを過ぎると少しはワインに近くなる感じがしますが、これはご存じ全自動瓶詰め器です。

醸造タンクも販売しています。


樽会社も勢ぞろいです。日本でもその名の高いスガン・モローのブースでのスナップ。このすぐ左隣に我がデュブルデュー先生がいたのですが、残念ながらファインダーには入りませんでした。 この会社は私が博士過程の間、ファイナンスの援助をしてくれたところです。この会社からペサック・レオニャンが渇望している酵母が選択されて、世に送り出されています。


こんなところでたむろしているTAKA組みの若干名の面々。

写真では全然面白くないですが、この会社の関連ブースでいきなりだされた、ブラインド・テースティング。同じサンセールの果汁から醗酵させたワイン、3種。しかし使用した酵母が違います。これを当てろ、というわけ。私は見事に正解!左からEG8サーク3VL3c、でした。これくらいはちょろい、ちょろい?
いつかこんなサンプルをみなさんと一緒にテースティングしてみましょう。

最後はワインのボトルを飾る小物達。しかし重要です!キャップ・シール命!の会社、そして新しい瓶のデザインを請け負う会社、忘れてはならいコルクの会社等などです。

ここまで見てきた印象では来場者はやはり現場の人が多いようで、例えばメートル・ドゥ・シェとかプティ・シャトーのオーナー、というところでしょうか。私はスガン・モロー主催のセミナーを聴くために出向きましたが、そこでは学術的な発表もあったものの、「微生物管理の一貫としてどのように樽は洗浄されるべきか」という、より現実に近いテーマにみんな熱心に耳を傾けていました。
このセミナーの後にそれぞれのシャトーに帰って直ぐに樽を洗浄し直すような気迫が感じられました。既にマロ・ラクティック醗酵も終了して、樽に詰めてしまったのであればもうどうしようもありませんが・・・。
下の写真は、セミナーの帰りに目に止まった樽の洗浄器のデモンストレーションです。

新製品と書かれていますが、その効果は?

このような展示会場をブラブラ散歩しているだけで、やはりワインというのは大きな産業である、という実感が湧いてきます。実に多くの人達の関与を通してテーブルに一杯のワインがもたらされるわけです。
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