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新潟日報えっさ探訪 2004/11/2(夕刊) |
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静 夫の正弥さん(七八)と営む鮮魚店「うおや」村上市大町=では、年間三千匹のサケを加工。そのうち二千五百匹ものサケが、塩引きにされる。 魚の仕入れは夫の仕事。 「出荷するのは私の役目だけど、お父さんの魚を見る目がなきゃ、おいしい塩引きはできないよ」と八惠子さんが見つめる先で、正弥さんは少し照れたようにほほ笑んだ。 同市では 塩をすり込み十分に侵透させた後、丁寧に塩出し。さらに、軒や梁に尾からつるし、熟成させる。その光景は「サケの町・村上」に年の瀬が迫ったことを知ら せてくれる。 × × 問い合わせは「うおや」、0254(52)3056。 |