各種インテリア用品の貼り方
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貼り方の手順

使用する道具

あると便利な道具が揃ったセットもあります!

【アサヒペン】粘着タイプカベ紙貼りセット[943]  【→商品ページへ】
セット内容 : おさえヘラ180mm/ステンレスカット定規220mm/おさえローラー32mm/カベ紙用カッターナイフ

貼り方

1.
貼る面のホコリや汚れをきれいに拭き取ります。油で汚れた面は、油汚れ落とし洗剤できれいに拭き取り、その後よく乾かします。
※貼る面の壁紙が著しく油で汚れている場合は、貼る面の壁紙をはがします。
【ミゾや段差・凹凸がある場合】

  • あらかじめ穴うめ下地パテでミゾや段差・凹凸をなくします。
    ※ミゾや段差・凹凸が大きい時は、パテうめ用メッシュテープを使ってパテ埋めをすると、スムーズにできます。
  • 穴うめ下地パテが乾いたら、サンドペーパー(#180〜280)で穴うめ下地パテの表面を平らに仕上げます。
    ※下地が汚れていると粘着力が低下します。
    ※濃い色柄のカベ紙の上に貼った場合は、下地の色が少し透けて見えることがあります。
    ※下地の凹凸の程度により、パネルカベ紙の表面に下地の凹凸が現れることがあります。
2.
割り付けをします。
  • 天井の四辺全ての長さを測ります。
  • 天井の図を描いて、パネルカベ紙をどのように割り付けるかを決めます。
    ※貼り方の例としては、図イ、ロのような方法があります。
  • 縦方向、横方向に何枚パネルカベ紙が必要かを求めます。
  • 天井の四辺の端部に貼るパネルカベ紙の端数の長さを求めておきます。
    ※左右両端の端数は均等にします。
    ※端数はできるだけ大きくするときれいに見えます。
  • パネルカベ紙のサイズ別に必要な枚数を求めます。
    ※パネルカベ紙は32センチですが、目地(約5ミリ幅)を重ねて貼っていきますので、パネルカベ紙の一辺の長さは31.5センチとして計算して下さい。
【天井に中心線を引いて貼る方法】

  • 天井の長手方向に中心線を引いて、これを基準にパネルカベ紙を割り付けます。
    ※パネルカベ紙の必要枚数とサイズは、割り付けの計算例を参考にして下さい。
    ※パネルカベ紙の中心を中心線に合わせて貼る方法と中心線に沿わせて貼る方法があります。
  • 上図のように、押しピンで糸を固定して、長手方向に中心線を求め、線を引きます。
  • あらかじめ割り付けたようにして貼っていきます。

照明器具などの位置を基準にして、基準線を引き、貼る方法もあります。

3.
1枚目を貼ります。
(裏紙の矢印が同じ方向になるように、向きをそろえて貼って下さい)

裏紙を約2〜3センチはがして、裏紙を折り返します。
パネルカベ紙を貼る位置に合わせます。位置が合ったら、はがした部分を軽く押さえて接着させます。

裏紙を簡単にはがすには、裏紙の隅にセロハンテープを貼りつけてはがして下さい。

次に裏紙を少しずつはがしながら、押さえヘラを使って圧着します。
パネルカベ紙の周囲は、押さえローラーで押さえます。
※作業中、パネルカベ紙が目に触れないようにご注意下さい。
※何度も貼り直しをしますと、充分に接着しないことがあります。
4.
2枚目を貼ります。

1枚目の目地に2枚目の目地を重ねるようにして貼ります。重ね合わせた目地は押さえローラーでしっかりと押さえます。

2枚目以降は、縦方向と横方向の重ね合わせを注意して貼っていきます。
※マス目模様に貼ると、目地が4枚重なる場所があります。
※レンガ模様に貼ると目地が3枚重なる場所があります。

少しズレてきたら、重ね合わせる目地の割合を調整して貼っていきます。
5.
コーナー部分をおさえヘラでよく押さえて決め込みます。余分な部分はカット定規をあてて、カッターナイフで切り取ります。
※カッターナイフは、常に新しい刃先を使うようにして、少しねかせ気味に使うのがポイントです。

【化粧合板・ツヤあり塗装面に貼る場合】

  • 壁紙がよくつくように化粧合板用サンダー、またはサンドペーパー(#180〜280)で表面 にキズをつけます。
  • 削りカスを充分拭き取ってから、壁紙を貼ります。

注意点

  • 裏紙の矢印が同じ方向になるように、向きをそろえて貼って下さい。