各種インテリア用品の貼り方
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貼り方の手順

使用する道具

あると便利な道具が揃ったセットもあります!

【アサヒペン】アイロン貼りふすま紙貼りセット[946]  【→商品ページへ】
セット内容 : マスキングテープ24mm×18m、ステンレスカット定規220mm、カッターナイフ

貼り方

1.
引手とふすまの間に鋲抜きのヘラ部分を差し込んで、引手を持ち上げます。出てきたクギを鋲抜きで引き抜いて引手をはずして下さい。
2.
貼ってあるふすま紙が、破れもなくきれいな場合はホコリなどを取り、下地の準備をして下さい。
※発泡スチロールふすまに穴が開いている場合は、アイロンふすま紙は貼れません。アイロンの熱で発泡スチロールが溶けることがあります。
  • ふすま紙が破れている場合は、茶チリや大穴補修紙で補修し、その後よく乾かして下さい。
  • ふすま紙の破れがひどい場合は、全てはがして大穴補修紙、茶チリで下貼りし、その後よく乾かして下さい。
  • ビニールふすま紙や、特殊加工されたふすま紙は、ふすま紙だけをはがして下さい。
  • 下地の準備ができたら、ふすまの枠にアイロンふすま紙がつかないように、ふすま用マスキングテープを枠全体に貼って下さい。
3.
アイロンに水を入れて、高温スチームにセットします。そして延長コードを繋いで下さい。
きれいに仕上げるためにアイロンの底の汚れをよく拭き取ります。
アイロンの底の加工がはがれている場合は、色移りすることがありますので、あて布をしてからアイロンをあてて下さい。
4.
ふすま紙の貼る位置を決めて、ふすま本体より上下左右1cmくらいずつ大きめにカットします。2枚以上貼る時は、柄の位置や高さがそろうように柄を合わせてからカットします。
柄合わせラインが入っている場合はラインを目安にして柄を合わせます。
5-1.
ふすま紙の位置がズレないように注意しながら、図のように1・2・3の順にアイロンをあてます。アイロンを動かすスピードは、約90cmの長さを約10秒くらいで動かすのが目安です。

アイロンを動かすスピードが速かったり、アイロンの温度が低いと、貼り付け後に膨らみができることがあります。きちんと接着させるために、アイロンはスチームが出る先が前に進むように使います。

逆向きや横向きにはお使いにならないで下さい。アイロンをあてる方向を変える時は、アイロンを一度持ち上げて使います。
5-2.
次にAの部分を中央の★印の位置から矢印の方向にイ・ロ・ハの順に枠までアイロンをあてていきます。アイロンのあて残しを防ぐために、イ・ロ・ハはアイロンの幅の半分位ずつ重なるようにアイロンをあてていきます。
同様にB、C、Dの部分にもアイロンをあてます。アイロンを強く押さえすぎると、ふすまの骨組みのあとが残ることがあります。できるだけアイロンの重みで動かすつもりでアイロンをあてて下さい。
6.
アイロンふすま紙をふすまの枠にきちんと決め込むために、あらかじめふすま紙の四隅に斜めに切り込みを入れておきます。

ふすまの周囲にアイロンをあてた後、図のようにアイロンのヘリを使ってふすまの周囲を決め込みます。最後に定規などをあてながら余分な部分を切り取ります。
この時、下地のふすま紙を切らないように、注意しながら切ります。カッターナイフの刃をこまめに折って使います。

7.
仕上げに周囲にもう一度アイロンをあてます。
カットした部分は特に念入りにアイロンをあてます。

次に引き手部分にカッターナイフで切り込みを入れて、引き手をはめ込みます。
ポンチなどをあてがいながら引き手をクギを打ち込みます。最後にマスキングテープをはがして下さい。

アイロンのあて残しなどで膨らみができた時は、その部分にもう一度高温のスチームアイロンをあてた後、高温のドライアイロンをあてて下さい。
下地処理が不充分なためにできた膨らみや、作業上できたシワは手直ししても直らないことがあります。

【次の貼り替えについて】

ふすま紙はおよそ2〜3枚は上に貼り重ねることができます。
ふすまの枠と同じ位の厚みまでが貼り重ねの目安です。古いアイロンふすま紙をはがす時は、古いふすま紙のはしから高温スチームアイロンをあてながら、ふすま紙が熱いうちにゆっくりはがして下さい。
下地がきれいになっているかを確認をしてから、新しいふすま紙を貼って下さい。

注意点

  • スチームアイロン以外のアイロンは使用しないで下さい。