本わさびの選び方・保存方法
選び方
根元から先端までが同じような太さで、緑色が鮮やか、しかも先端部の緑色は全体にやや薄いのが良質なわさびといわれます。
わさびは葉茎を脱落しながら成長していくため、この脱落の痕跡が「しわ」として残り「しわ」と「しわ」の間の広いものは成長が早かった結果です。
そのため肉質が柔らかく風味、辛味に乏しく良質とはいえません。
したがってしわの間がつまっているもの(しわの目が細かいもの)は肉質が緻密で風味、辛味も良好な品です。
保存方法
生わさびの保存について
- わさびを水に濡らした布、新聞紙などで包みラップして (野菜室)へ保管します。
※わさびが乾かないようにする。 - コップに水を入れ、中にわさびを立て冷蔵庫(野菜室)へ保管します。
※こまめに毎日水を換えてください。
などがあり、このような方法で1ヶ月ほどの保存は可能です。
長期保存するには
- わさびをそのままラップに包み冷凍庫に保管します。
使用時に、わさびを解凍せずに冷凍状態のまますりおろします。
※ 残ったわさびは、すぐラップに包み直し冷凍庫に戻すこと。 - わさびをすべてすりおろし「薄い煎餅状」、または鉛筆より細めの「棒状」にしてラップに包み直ちに冷凍庫にて冷凍保存します。利用時直前に折って解凍します。
必要な時、必要な分がすぐに使える便利で長持ちする保存法です。
※ 余分に解凍し余ったものは再冷凍しても風味、辛味がほとんど皆無になりますのでご注意ください。
この方法ですと1年余り鮮度が落ちずに保存可能です。