静岡マスクメロンの豆知識
マスクメロンの歴史
なかでも全国有数のメロン産地として名高い靜岡県のマスクメロンは、糖度・質ともにすぐれていて、とろけるような柔らかさと上品な香りがあり、メロンの最高峰といわれています。
日本で最初にマスクメロンが栽培が行われたのは、明治20年。
東京の新宿御苑が始まりだといわれています。
温暖で自然に恵まれた静岡県の遠州地方では、大正7年に温室栽培が始まりました。
なかでも、靜岡メロンのひとつ、アローマメロン(磐田メロン)は、大正時代にイギリスからきた”アールスーフェボリット種”の血統を守り、改良を重ねたもので美しい外観と優れた味覚を持っています。
栽培方法も、水分を徹底的に管理するための、他地域ではみられない地面から離したベット方式の採用し、温度管理も、冬には暖房を、夏には冷房をするなど、手間隙かけて大切に育てられているので甘みたっぷりです。
マスクメロンの種類
ウリ科キュウリ属
メロンには、プリンスメロンや、ハネデューメロンのように網目のないものと、あるものがありますが、網目のあるメロンには、
- マスクメロン
- アンデスメロン
- アムスメロン
- 夕張メロン
等があります。
その中のマスクメロンは、皮がひび割れて大きくなる種類で、裂け目からでた分泌液がコルク質の層になり、網目状の果皮になっています。
マスクメロンのマスク(Musk)とは、果皮の網目模様の指してるのではなく、
「ムスク=じゃこう」
からきた言葉です。
マスクメロンの持つ香りが、ジャコウジカ(麝香鹿) の分泌液からとった香料に似ていることからマスクメロンといわれるようになりました。
温暖な気候、豊かな自然に恵まれた静岡県では、上品な外観、味、品質において最高級のマスクメロンが栽培されています。
静岡のメロンは、栽培地域によって、2つのブランド(商品名)があります。
アローマメロン(浜松市、磐田市、御前崎市地域)
≪クイーンメロン、イワタメロン(含、ジュビロメロン)、ダイヤメロン≫
クラウンメロン(袋井市)
※アローマメロンとクラウンメロンは、品種も栽培方法も同じで、等級及び出荷の為の基準も統一され品質に違いはまったく変わりりません。
「マスクメロン」の名前の由来
マスクメロンのマスクは Musk からつけられました。
Muskの語源は、ギリシャ語の Moskhos(麝香:じゃこう)から出ています。マスクメロンの香りが麝香の香りのように素晴らしいと、言うことから名付けられました。
麝香は、麝香鹿という鹿のオスから分泌される素晴らしい香りのことです。
マスクメロンには何故シワがあるの?
メロンのネットは果実の生育途中で表皮の成長が止まり固くなります。
内部はまだまだ成長続けて大きくなろうとする力でひび割れが入ってきます。
その割れ目をふさごうとかさぶたのようなものが自然にできて、網目模様になりま、ひび割れはお尻、肩、胴と割れていくのです。
きれいな網目をつくるには、温度・湿度・水のバランスがとれないとできません。
バランスが崩れると大きく割れたり、逆に割れずにネットが出なくなります。
だから毎日大変な手間ひまをかけて栽培しています。
マスクメロンの保存方法
マスクメロンは基本的には常温でおき、食べ頃になったら冷やして召し上がってください。
食べ頃を少し遅らせたいときは涼しいところにおくかビニール袋等に入れ冷蔵庫に入れれば2〜3日遅らせることができます。
逆に早くしたい時は、マスクメロンと一緒にりんごを入れるとりんごからでるガスで熟度が進みます。
(入れすぎるとりんごのにおいがつくので注意)
カットした後、すぐにお召し上がりにならない場合は、切り口が乾燥したり、みずみずしさを失ったりするので、カット面の水分を取ってラップでしっかり包み冷蔵庫で保存してください。
クラウンメロン 中1玉 化粧箱入り |
クラウンメロン 中2玉 化粧箱入り |
クラウンメロン 大1玉 化粧箱入り | クラウンメロン 大2玉 化粧箱入り |
クラウンメロン 1玉 桐箱入り |
アローマメロン 1玉 化粧箱入り |
アローマメロン 2玉 化粧箱入り |
アローマメロン 6玉 | アローマメロン 1玉 桐箱入り |
アローマメロン 2玉 桐箱入り |