▼ゴールドのお手入れと保管
ゴールドジュエリーはシルバーアクセサリーと異なり、酸に強く錆びにくい性質を持っています。
ですから比較的メンテナンスが容易といえます。
しかし、お手入れ方法や保管の仕方に気を付けていただくと、より長期にわたり
美しくご利用いただけます。
▼まずはゴールドの基本「18K」について
まず18金(18K)についてですが、金は純金(24K)のままでは柔らかく壊れたり傷がつきやすいため
アクセサリーやジュエリーには適しません。
純金を純度1,000(100%)とあらわすと、K18とは750(75%)の純金と、250(25%)は
他の金属と混ぜ合わせたゴールドの事を言い、ジュエリーに用いるのに
バランスの取れた素材となります。
しかし、金は純度が高いほど傷がつきやすくなりますのでお手入れや保管の際には注意が必要です。
▼ゴールドのお手入れ
金は酸化しにくく、汚れにくい性質を持っています。
輝きを保つのであれば、磨き剤などはつけず使用後にメガネクロスやガーゼなどの
柔らかい布でほこりや汗、脂などの汚れを軽く拭いていただく程度がベストです。
強くこすらず、赤ちゃんを拭くように優しくぬぐうのがポイントです。
汚れが気になる場合は、ぬるま湯で薄めた中性洗剤にジュエリーを浸して
柔らかい歯ブラシなどで軽くブラッシングして汚れを落としてください。
その際は真水でよくすすいでから柔らかな布で水分をふき取り、自然乾燥させた後に
保管していただきますようお願いいたします。
市販の専用クリーナーなどございますが、
宝石などが使われているジュエリーにお使いいただきますと変色の原因となることもございますのでご注意ください。
なお、お手入れをする際に誤って落としてしまい破損するケースもございます。
落下しても破損しないように、柔らかいものをテーブルや床に敷いておくと安心です。
▼ご着用時の注意点
旅行やお出掛けにジュエリーを身に着けていくことも多いかと思いますが、
場所によってジュエリーの変色・破損・お客様の怪我の原因となりますので外していただきますようお願いいたします。
※海や温泉などでは、お客様の大切なジュエリーが変色する可能性がございます。
※海の硬い砂などでは細かい傷がついてしまうことがございます。
※スポーツなど激しい運動時のご着用は怪我、
及びジュエリーの変形の原因となりますのでおやめください。
※ゴールドは熱伝導が高い金属となっております。
スキーやサウナなどでのご着用は凍傷や火傷の原因となる場合もございます。
▼ゴールドの保管方法
地球上でもっとも硬い鉱物はダイヤモンド(硬度10)ですが、18金ゴールドの硬度は約4.5ほど。
乱雑に扱うと大切なジュエリーに細かな傷がついてしまい、輝きを失ってしまいます。
ジュエリーはできるだけ個別に保存し、お互いがぶつかり合うことの無いよう
心がけてくださいますようお願いいたします。
専用の宝石箱などに保管していただくのがベストですが
外出先でも個別に包みポーチなどで保管する、
直射日光や高温・過度の乾燥・埃を避け、風通しの良い湿度の低い場所で保管していただくなど、少しの気遣いでジュエリーの輝きは長くキープされます。
お手入れに関するご相談やご質問、また修理に関しましては、お気軽にご連絡くださいませ。
OEスタッフが、丁寧にご対応させて頂きます。