今では追い風の吹くランドセル開発ですが、販売を始めた当初は、ほとんど売れませんでした。開発の存続も危ぶまれるなかで、逆境にあっても挑戦を重ね、品質にこだわり抜いて生産と販促を続けた結果、販売数は飛躍的に伸び、毎年激戦が繰り広げられているランドセル市場で好戦している、現在の姿があります。しかし、現状を『スタートラインに立ったばかり』とニトリは考えます。ランドセルだけでなく、すべての商品に共通する「良いものをつくり低価格で提供する」しくみをもっと多くのお客さまにわかってもらいたい。その姿勢と商品の正しい魅力を知ってもらうために、ニトリは全社をあげて長期的な変革に取り組んでいます。品質を伝える広告表現へのこだわり、ブランドロゴやパッケージの改編、売り場の改革などもそのひとつ。つねに現状に満足することなく、育ててきた“ものづくり”を守りながら、ニトリは変化を遂げていくのです。