現在店舗に並ぶニトリの商品は、企画から資材調達、工場での生産に至るまで、すべてのプロセスを社内で担う自己完結型の生産体制で作られています。ランドセルにもその考え方を適用し、価格が高騰する原因であった多段的な流通のしくみを見直しました。他のニトリ製品と同様に、“バイヤーが仕様や材質などの販売計画を定め、マーチャンダイザーが生産体制を整えて工場との打ち合わせを行う”、この流れを一元化することで、これまで外部の会社に発生していたコストをカットし、自社で徹底した品質管理を行うことを可能にしています。また、コストの合理化・最適配分だけでなく、顧客満足度と商品のクオリティを高める取り組みもダイレクトに反映されるようになりました。その一例が「社内モニター制度」です。