高品質オリーヴオイルCARM社がつくるデイリーワイン
こんにちは、ちえこです。今日もこのコラムをお読みいただきありがとうございます。 立春を迎え、ウグイスがホーホケキョと春を告げる初音を聞く日が近づいているようですね。
菜の花を使ったフラワーアレンジメント
春の訪れと同時にやってくるのは、そう、花粉飛散の季節。花粉症の方々、マスクやメガネなどでしっかり防護して辛い季節を乗り切りたいですね。 さて、本日のワインの話題の前に、この生産者が誇るオリーブオイル。ポルトガルの高品質オリーブオイルのパイオニアです。
カーム社オリーヴオイル
青りんごのようなフレッシュな香り。どんなお料理とも万能調味料。熱にも強く調理に向いているので、炒め物にも、サラダのドレッシングにも、と使い勝手が抜群。さらに、CARM社のオリーヴオイルは抗酸化成分ポリフェノールを豊富に含むため、動脈硬化予防や美容効果が期待できそうなだけでなく、オリーヴオイル自身も長持ちするという特徴があります。
そして、このような高品質なオリーヴオイルを生産するCARM社がつくるデイリーワインがこちら。
CARMビスパード・ブランコ2015
注ぐとさっそくグラスからは桃のような香りがたちましたよ。澄んだ透明感のあるワインですが、淡く黄色みを帯びた色調です。切りたてのグレープフルーツのようなフレッシュさに加え、よく熟した桃のニュアンスも感じられます。
CARMビスパード・ブランコ2015をグラスに注ぐ
飲み口は、香りから想像していたよりも爽やかでドライ。若い洋梨にライムを絞ったようなフレッシュさが心地良さをもたらします。よく熟したぶどうからできているワインだと想像させるワインで、果実の酸味が心地よく、舌に残る余韻には、ぶどうを食べた後の満足感を残します。毎日の食事の前に1杯もよし、ワイン会のアペリティフにもぴったりです。
CARMビスパード・ティント2014
よどみのない明るい紫がかった色調に若さを感じます。グラスに注ぐと、熟したブラックチェリーやコンポートのようなニュアンスも。少し胡椒やシナモンなどのスパイスも感じられるのは、フレンチ樽とアメリカ樽で熟成させているためでしょう。
CARMビスパード・ティント2014をグラスに注ぐ
口に含むとすぐ、舌に軽く収斂を感じさせるタンニンが感じられ、追いかけるように酸みと、バターのようなコクが感じられます。パプリカのような青さと甘みがこのワインにフレッシュさを与え、初めに感じたタンニンがいつまでも残ることがなく、ブラックチェリーのような酸味と甘さが余韻に残ります。樽熟成のおかげで、若いワインにもかかわらず、すでに心地よい飲み心地となっているワイン。チーズとの相性がよいでしょう。
CARMビスパード・ティントリゼルヴァ2011
さきほどのCARMビスパード・ティント2014とボトルのデザインは異なり、ブルゴーニュ型のボトルですね。
リゼルヴァ2011
グラスに注いだ印象も、より凝縮した果実を思わせますが、立ち上る香りから、重いだけのワインではなさそうな印象を受けます。
透明感のある色調
香りにスグリ、ザクロ、よく熟したプラムといったフルーツ感に、胡椒、丁子、ミルクのニュアンスも感じられます。 口に含むと、タンニンと丸みのある酸がバランスよく口に広がり、なめらかに喉へと運ばれていきます。タンニンと旨みがよく溶け込んでいて、余韻にはスパイス感と凝縮した果実感を残します。飲み干した後にも鼻へ抜けてゆく香りが心地よいので、ついもう1杯欲しくなるワインです。
CARMビスパード
今日紹介したワインは、オリーヴオイルとも相性が良いので、ぜひ調理にオリーヴオイル、そして食卓にワインを取り入れてみてくださいね。