サクランボ狩りに行って来ました!

6月はサクランボが美味しい季節です。
この時期ポルトガルではスーパーやレストランでサクランボが売られています。

ポルトガルの中でサクランボの生産量が一番多い町は、フンダオン(Fundão)です。ここでは、毎年6月になるとサクランボ祭りが開催される程、サクランボ栽培に力を入れています。先日、念願叶ってフンダオンを訪れることができました。

今年のサクランボ祭りは6月8日~10日でした。

日本ポルトガル協会の創立50周年記念旅行の特別プログラムだったので、通常はなかなかできないフンダオン市庁舎を訪問し、フェルナンデス市長のお話しを伺いました。 市長もサクランボ栽培にはとても力を入れられていること、また近い将来日本にも輸出ができればきっと日本の皆さんに喜んでもらえると思っている、と仰っていました。

市庁舎では、サクランボタルトとサクランボチョコレート、サクランボジャム、サクランボティーを頂きました。どれも市庁舎職員の方のお勧め!というだけあってとても美味しかったです。

サクランボタルト

サクランボチョコレート(サクランボリキュール入り)

サクランボティー

フェルナンデス市長のご厚意で、サクランボ狩りもアレンジしてくださいました。フンダオン中心地から車で10分程走ると、そこにはたくさんのサクランボの木が植えてあり、可愛らしい赤い実が一目見ただけでもわかるほど実らせていました。

お邪魔した農園には5種類のサクランボの木が植えられていました。中には山形の佐藤錦に似た種類やアメリカンチェリーの様な濃い紫のサクランボもありました。

収穫しやすい高さのサクランボの木がずらり。

サクランボ狩りができるよう、フンダオンの名前入り紙パックも頂きました。

抜ける様な青空とサクランボの赤がとても綺麗です

パック一杯、お腹一杯にサクランボ狩りを満喫した後は、ランチを頂いたのですが、これがまた素晴らしかったです。

現地の職業学校(Escola Profissional do Fundão)には学食の横をレストランとして開放しており、シェフ養成コースに通う生徒さんたちのお料理・おもてなしを楽しむことができます。今回はサクランボコースを予約していましたが、そのクオリティーの高さにとても驚きました!

グリーンサラダ(生ハムとチェリービネガー添え)から始まり、冷静スープ(チェリー酒漬けのチェリー付き)、干しダラのオーブン焼き(ドライチェリーとオリーブ添え)、仔羊カレー(チェリーとサツマイモのピュレ)、チェリーケーキと全てのお料理にサクランボが使われていました。中でも、チェリー入りカレーとチェリーケーキはとても美味しく感動しました。

仔羊カレー(チェリーとサツマイモのピュレ)

チェリーケーキ

サクランボ尽くしの一日で、すっかりフンダオンのサクランボのファンになりました。次回は是非サクランボ祭りに参加してみたいと思います。

それではまた次回!