ポルトガルの街を彩る花、ブーゲンビリア

ポルトガルの抜けるような青空に似合う花。
それが「ブーゲンビリア」です。

リスボンのオリエンテ地区でもこの通り。

5月頃から可愛らしい赤い花をつけるブーゲンビリア。
ポルトガル全土で出会うことができます。特に南部には多く植栽されています。
春になるとまるでお互い口合わせをしたかのように開花し、街を華やかに彩ります。
咲いている時期が長く、9カ月間くらい楽しむことができます。

自然と町に馴染んでいます。

ブーゲンビリアは南アメリカ大陸原産の植物です。1790年にフランス人航海士ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine Bougainville)が発見し、ヨーロッパへ持ち帰りました。その後、ポルトガルにも広まったと言われています。少し言いにくい「ブーゲンビリア」。彼の名前、ブーガンヴィルにちなんで付けられました。

元々、温かい国の植物。
ポルトガルの気候にぴったり!鮮やかな色も素晴らしい!ということになり、各地に広がったそうです。今では初夏の訪れを知らせる花として親しまれています。

ポルトガルでは赤の他に、ピンク・紫・白・オレンジなどの様々な色のブーゲンビリアを見ることができます。正確には、花の部分はとても小さく、花のように見えるのは葉っぱ(包葉)です。ブーゲンビリアは南アメリカ大陸原産の植物です。1790年にフランス人航海士ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine Bougainville)が発見し、ヨーロッパへ持ち帰りました。その後、ポルトガルにも広まったと言われています。少し言いにくい「ブーゲンビリア」。彼の名前、ブーガンヴィルにちなんで付けられました。

元々、温かい国の植物。
ポルトガルの気候にぴったり!鮮やかな色も素晴らしい!ということになり、各地に広がったそうです。今では初夏の訪れを知らせる花として親しまれています。

ポルトガルでは赤の他に、ピンク・紫・白・オレンジなどの様々な色のブーゲンビリアを見ることができます。正確には、花の部分はとても小さく、花のように見えるのは葉っぱ(包葉)です。

いくつかの色が並んでいる光景も良く見られます。

ビビッドな色で勢いよく咲く姿から「情熱」「あなたしか見えない」という花言葉が与えられています。

この色と勢い、本当に情熱的ですね。

先日ポルトガル人から、日本人は桜をどうして特別扱いするの?と聞かれました。
この質問に正確に答えるのは難しいですが、私個人としては「美しく可憐な花が咲くのを今か今かと待つわりに、はかなく散ってしまう。その姿が愛おしいから」と答えました。
日本人の心の中には、自然と桜を尊ぶ気持ちが備わっているのかもしれません。

ポルトガル人にとっていつも街を彩るブーゲンビリアもそういう存在なのかなと思い、何人か友人に質問したことがあります。

その時帰ってきた答えは、「街中に綺麗に咲いているのは好きだけど、そんなに意識してないかな」とのこと。

花への考え方は日本人とはちょっと違うのかもしれませんね。

オフィスの入口にもこの通り。ポルトガル人にとっては意識しないほど身近なのかもしれません。

日本ではあまり見られないブーゲンビリアですが、沖縄や静岡熱海市で楽しめるようです。

ちなみに熱海市は1990年にポルトガルの都市カスカイスと姉妹都市を提携しています。その時、記念にポルトガルで親しまれているもう一つの植物「ジャカランダ」が植樹されました。その後も植栽が進み、現在は400本以上のジャカランダを楽しむことができます。そして、ジャカランダと一緒にブーゲンビリアも楽しめるよう整備されています。

ポルトガルの街を美しくするもの。
以前紹介した「アズレージョ」や「ポルトガル石畳」に加え、ブーゲンビリアはもう一つの要素だと思っています。

冬も終わり、街はお花の季節。5月の連休はたくさんのお花を見て癒されたいですね。

2年前ホテルオークラ東京さんで行われた大使夫人ガーデニング。
ポルトガルからはイルダ・シャヴィエル・エステヴェス大使夫人がデザインされたガーデンを楽しむことが出来ました。そこにもブーゲンビリアが堂々と飾られていましたよ。

いくつかの色が並んでいる光景も良く見られます。

今年もゴールデンウイークに開催されるそうなので、お近くの方は是非行ってみて下さいね。
ではまた次回!