ポルトガルでも日本食ブーム!

皆さん、こんにちは。

すっかり暖かくなり、過ごしやすい季節になりました。
気づいたらもうすぐゴールデン・ウィークが始まりますね!きっとポルトガルに行かれる方もいるのではないでしょうか。
最近は、ポルトガルも観光に力を入れ始め、リスボンもポルトも観光客で溢れています。
前回入国するときは平日でしたが、パスポートコントロールに並ぶ列が驚くほど長く、30分程待ってしまいました。

そんな中、リスボンやポルトの街では建物のリノベーションが行われ、新しいレストランやショップがオープンしています。特に中心街ではオシャレな雰囲気のお店が多く、様々な国の料理を楽しめるようになってきました。

以前留学していた時に、「フランスにあるケーキのような色鮮やかなデザートを出すお店があってもいいのでは?」と教授に話したことがありました。
その時、「ポルトガル人は保守的でポルトガル料理の味が大好きだから、他の国の料理を出してもあまり流行らないんだよ」と言われたことがあります。

そうなのかな~とその時は説得させられてしましましたが、
今は「いいえ!そんなことはありません!」と言えばよかったと思っています。
なぜなら、ここ1~2年で外資系のレストラン・カフェやポルトガル料理以外のレストランが増え、たくさんの人で賑わっているからです。

日本でも人気のPAUL 最近リスボンにもオープンしました

去年オープンしたポルトのヌテラカフェは夜でもこの行列

中でも多くの人が口をそろえて食べたい!というのが日本食。
寿司だけではなく天ぷらや焼きそばなども身近になってきました。

ヘルシーなイメージの日本食は、少し前から世界でも注目されていましたが、
ポルトガルではとても高いイメージがあり、また生で魚を食べるのはちょっと…という人が多かった気がします。10年くらい前に友人ソニアのお家でお寿司を作ったときは、海苔を見て驚かれ、海藻は食べるものではない…と全てはがされてしまったほどでした。

でも今ではお洒落な市場やショッピングモール、リスボン郊外のスーパーでも寿司や焼きそばなどを買うことができるようになりました!

スーパーにも寿司コーナー登場!

このスーパーでは、バカリャウ(干しダラ)コーナーと同じぐらいのスペースを寿司コーナーに使っているので驚きです!

日本のお惣菜コーナーを思い出します

しかもおーいお茶やラムネまで売っています

価格は、お寿司のセットで10ユーロ前後とスーパーでもちょっと高めです。
ラムネは2ユーロ以上!お店の人によるとそれでも良く売れているそうです。

また、ポルトガルのお寿司はちょっと日本では考えられない具材を使うなど、独自に発展していっています。

ショッピングモールで食べたお寿司。カラフルです。

ポルトガルにある日本食レストランの多くがブラジル人や中国人が経営しているので、
色鮮やかなお寿司になるのも納得です。苺がのったお寿司は見た目が綺麗!とポルトガル人にも人気です。

日本人としてポルトガルで日本食が流行り始めたのは嬉しいことです。

これからもどんどん、お寿司だけではなく他の日本食も知られていくことを期待しています。ポルトガルでは日本人が厨房にいらっしゃるレストランもちゃんとあります。

ポルトのイチバンさんのお料理

こちらもイチバンさんの天ぷら。サクサクです!

カラフルなお寿司も好きですが、やはり日本人がいるレストランのお料理は安心します。
私のお勧めの日本食レストランはこちらです。

Ichiban(ポルト)*Av. do Brasil 454, 4150-153 Porto

Tasca Kome(リスボン)*R. da Madalena 57, 1100-016 Lisboa

ちなみに友人ソニアの家にお邪魔するときは簡単な日本食を作ります。

でも、まだ海苔は苦手なようで、だいたいサーモンの握りとから揚げ、味噌汁といったメニューになります。

日本食の日 握りはみんなで作ります

ちなみに国旗はソニアパパが買ってくれました。日本食の日はこの国旗を飾ってくれます。

ポルトガルでの日本食、どんどん広がってくれるといいですね。

ではまた次回!