簡単・時短調理!
炊飯もできる電気圧力鍋 [siroca/シロカ]
2018.01.29
大場 里江
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仕事も終わったし、さぁ帰ろう。
今日も一日お疲れ様。
今日はいっぱい頑張って、本当に疲れたなぁ。
最近寒いし、身も心も温まる美味しくて優しいご飯が食べたいな・・・
でも疲れたし、ごはんの支度するのはちょっと・・・。
でも外食じゃなく、買ってきたお惣菜じゃなく、手作りのごはんでほっこりしたいな。
働きながらの家事にバタバタと慌ただしく、中には子育て中で落ち着いて料理をする事がままならない方も沢山いらっしゃると思います。
でも、ごはんの準備はしなくちゃいけないし・・・
美味しいごはんを誰かつくって〜!と思う日もありますよね。
そんな時に便利なのが圧力鍋。
え、でも、圧力鍋だと時間は短縮できても、火加減調節したりとか、キッチンに立たなくちゃでしょ・・・
火をつかわずに、料理ができたら楽ちんなのに・・・と思った方、電気圧力鍋という手がありますよ!
■「siroca/シロカ」電気圧力鍋とは
今回紹介するのはこちら。
「siroca/シロカ 電気圧力鍋 SP−A111」
この1台で、圧力調理・無水調理・蒸し調理・炊飯ができますので、おまかせ料理をしながらも、お料理のバリエーションを広げることができます。
しかも、電気圧力鍋は、コンロで使う圧力鍋と違い、炊飯器を使うような感覚で使えるので、火元の心配がないところが魅力です。
火元の心配がなければ、調理中に掃除や洗濯等、その他の家事をする事もできますね。
箱の中を開けるとこんな感じ。
本体と、予備の内蓋用パッキン、蒸し台、計量カップやレシピブック等が入っています。
圧力鍋本体もコンパクト。
省スペースで置けるので、キッチンに常に設置しておけそう。
一人暮らしで使うような小さな炊飯器サイズという感じ。
2〜3人分の料理が作れる容量です。
あんまり大きいと置き場所に困るので、結局普段は仕舞っておいて、その都度出して使う羽目に。
何となくそのままになって、出番が無くなってしまうことが多いですが、いつも手に取れる場所に置いておけたら、気楽に使えていいですね。
家電を買う際には、収納場所も考えますからね。
コンパクトな容量なら、食べきりサイズで作れますから、気軽で便利そうです。
■電気圧力鍋のメリット
電気圧力鍋のメリットをあげてみると・・・
◎1. ワンランク上の仕上がりに!
コトコト煮込むようなお料理は、荷崩れせず、じっくり味が染み込んで美味しくなります。
また、野菜の水分や旨味、栄養を逃さないので、無水調理にも適しています。
◎2. 時短調理!
圧力をかける分、水の沸点が上がり、食材に早く火が通ります。
1時間ほど煮込む料理なら、約半分の時間で完成しますよ。
◎3. 簡単3ステップ調理!
マイコン制御で自動で調節をしてくれるので、材料を準備して、具を入れたら調理スタート!
後は出来上がりを待って完成。
たった3ステップで出来上がります。
◎4. 時間のゆとりができる!
火加減の調節が不要なので、ほったらかしOK。
時間にゆとりができるので、もう一品作ったり、他の家事をこなしたり。
家族と過ごす時間にも回せますね。
このように、魅力的な事がいっぱい。
忙しい現代に合った調理器具ですね。
■シロカの電気圧力鍋を詳しくチェック!
上部とサイドを見るとこんなふう。
蓋の開け方のシールが貼られています。
このシールには「はがし口」も記されており、剥がせるようになっています。
蓋の開け方を覚えたら、シールを剥がして、シンプルなデザインも楽しめます。
さりげないことですが、嬉しいポイントですね。
蓋は、赤いロックピンをひきながら、つまみを持って回して開ける。
うん、簡単。
横から見ると、閉める時に分かりやすい表示がされていますので、らくちんに開け閉めできます。
ロックピンのおかげで、蓋が飛んでいくこともなく、安全な設計になっています。
しかし、いろいろ利点を説明しても、実際に使ってみないと分かりません。
ガス圧力鍋は使ったことがあっても、電気圧力鍋を使うのは今回が初めて。
今まで便利な機能が満載の調理家電にはあまり興味がなく、使っている家電は極めてシンプルなものばかり。
便利でお手軽に料理をする事にあまり関心がありませんでした。
炊飯器で時短料理とか、ほったらかし料理とか、便利そうだなと思っていても、何となく興味が薄くて・・・。
電気の圧力鍋で本当に美味しい料理ができるの???と、正直なところ半信半疑です。
■電気圧力鍋で、簡単・時短調理に挑戦!
今回は豚の角煮を作ります。
しっかり味が染み込んで、トロッとほぐれるお肉になるのかしら・・・
何はともあれ、やってみます!
中には食べやすい大きさに切った分厚い豚バラ肉、長葱と生姜に茹で卵、面取りした大根が入っています。
そして煮汁の材料を加えて本体にセット。
落とし蓋代わりに、アルミホイルを上にのせて、蓋をしたらダイヤルを回すだけ。
付属されたレシピブックを見ると、15分調理となっている・・・
えー、もう少し足したい気分。
15分で味が染みるの?
えー、トロットロになる??
不安です。
そうそう、蓋の左側にある重り部分は、必ず「密封」と記載のある方に合わせておきます。
「排気」になっていると一向に圧力がかからず、料理ができませんからね。
調理スタートの際には、気を付けましょう。
調理がスタートしても、基本的に静かです。
コンロの上に置いておく必要もないので、もう一品ならずとも副菜を2品作れそうなゆとり。
キッチンで火を使っているわけではないので、夏の暑い時期にキッチンに立ち続けなくていいのも嬉しい。
これで美味しい料理ができたら楽ちんそうです。
そうこうしていたら、あっという間に時間が経って、自動的に「加圧」が終了し、「保温」状態になりましたよ。
「排気」ができたら終了。
早いですね。
■電気圧力鍋で作った豚の角煮は・・・
中を開けてみると、大根に煮汁がしっかり染み込んでる!
茹で卵も良い色!
長葱もしんなりくたくた。
そして、何といっても豚バラ肉がトロットロ!
お箸で持ったら、ほぐれてしまうぐらいです。
作る前は少々不安でしたが、見た感じはとっても美味しそう!
さっそくみんなで食べてみましょう。
しっかりと煮汁が染み込んで、豚バラ肉も大根もべっ甲色。
上には白髪ねぎを添えて。
あ、からしも忘れずにね。
感想は・・・豚バラ肉が本当に味が染み込んでいて、トロットロにほぐれて美味しい!
なにこれー!
15分しか調理していないのに。
圧力がかかっても、味がのっているかが心配でしたが、そんな心配は元から無かったかのようにバッチリ。
口の中でほぐれて、とろけます。
無類のごはん好きの私は、ほかほかごはんに、豚バラ肉でちょんちょんってして食べたい!と思ってしまいました。
■使用後のお手入れ
使用後は、パッキンや蓋も外せますよ。
排気する重り部分も簡単に取れるので洗いやすいです。
蒸気で割と汚れる場所ですからね。
鍋自体もコンパクトなので、洗うのが苦になりません。
後片付けも楽々です。
■電気圧力鍋がもたらす暮らし
火元に立っている必要がないので、こういう家電を使うと、手抜き料理をしている気がする方もいらっしゃるかもしれません。
実際に私がそうでした。
忙しい現代、手軽で時短で作る料理がもてはやされるばかりってどうなのかなって。
でも、今回、電気圧力鍋を使ってみて、気持ちに少し変化が。
便利家電を使うのって手抜きとは違うんじゃないかと。
だって、調理に必要な手間はかけているし、使いこなすことで結果的に料理のレパートリーは増えるし、より一層美味しい料理ができて、ゆとりのある時間ができたことで、もう一品作ることができる。
美味しいご飯を作れば家族は喜ぶし、ゆとりができたお母さんは作った料理を喜んでもらえて嬉しくて笑顔になる。
それって、ほったらかし調理だけど、手抜きとは言わない。
むしろ、手間をかけつつ、時間を有効に使うスマートな手段なのかなとも思えます。
忙しい現代、ライフスタイルの変化に伴って、料理の仕方も変わってくる。
柔軟な選択をする事で、美味しいご飯と充実した時間が得られて、生活が豊かになるなら、こんなに素敵な事ってないんじゃないかな。
あー、豚の角煮美味しかったな。
やっぱごはんと食べたかったな・・・
夜中にコラムを書きながら思い出すのでした。
いかんいかん、寝ます。
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