ル・クルーゼで、おでん

著者

2017.01.26

大場 里江

  • SHARE

ル・クルーゼで、おでん


少し暖かく過ごしやすかったお正月を過ぎたら、しんと身に染みる程の寒波がやってきました。
はらはらと舞い落ちる雪がきれい・・・だけど、寒い・・・。

そんな時には、身も心もやさしく温めてくれる「おでん」がぴったりです。
いつもは和のしつらえになるおでんも、お鍋や器を変えるだけで雰囲気がぐっと変わり、
様々なシチュエーションに合わせてコーディネートを楽しめます。

今回は、3種類のお鍋でおでんを楽しんでみました。

それでは、早速「ル・クルーゼで、おでん」の回をお送りします。



おでんの具材と下処理

今回の具材は、定番のラインナップ。

私は何といっても、大根、たまご、白滝は外せません。
そして、静岡県のはんぺんといえば、黒はんぺん。
大好きなトマトも入れたいな。
柔らかくとろりとしたお餅の餅巾着も外せない・・・

そんなこんなで、こんなに具だくさんになりました。
ル・クルーゼで、おでん

具材はそれぞれに下処理をしておきましょう。
大根は下茹でし、トマトは湯むきして、練り物などは熱湯をかけて油抜きします。
その他にも手間暇を惜しまずに、丁寧に作ります。
おでんのおつゆは、出汁を効かせて、やさしい味わいの澄んだおつゆです。


ル・クルーゼのココット・ダムールと、器たち

今回使用するル・クルーゼのココット・ダムールは、何といってもデザインが愛らしい。
ル・クルーゼで、おでん
やわらかなアールのハート型にはちょこんと可愛い持ち手がついて、
あるだけでテンションが上がるような佇まい。
何かのお祝いにプレゼントされたら嬉しいお鍋です。
乙女心をくすぐるフォルムに、武骨なものが好きな私も、思わず欲しくなってしまいました。

そして器も同じく、ル・クルーゼのストーンウェアのライスボウルやラウンドディッシュで揃えました。
ル・クルーゼで、おでん
鮮やかな色合いが目を引きます。
手に持つと、安心感のある厚みで、スープやサラダ等、何を入れても様になり、頼りがいがあります。
何種類も集めたくなる器です。

今回のコーディネートは、同じシリーズで統一しつつ、カラーで遊ぶスタイル。
同じシリーズなら、様々な色で構成しても、まとまりのあるコーディネートになりますよ。


ル・クルーゼでつくる、おでん

さて、下ごしらえをした食材たちをル・クルーゼに並べてみましょう。
ふふふん、と鼻歌を歌いながら、すでに心がまぁるくなるのを感じます。

色合いを考えながら、配置して、そしてしばらく煮ていきます。
おつゆがくつくつと温まり、素材に染みていき、ふわっとお出汁の良い香り。
おでんは、火を止めて冷ましていく過程で味が染み込みます。
焦らずじっくり作りたいお料理です。

ル・クルーゼで、おでん

さぁて、できましたよ!
湯気がゆらゆら立ち上り、お出汁の良い香りが部屋を包みます。
さあさあ、冷めないうちにいただきましょう。
おでんはやっぱり熱々が好きです。
今回はからしを添えて。お好みで柚子胡椒もいいですね。



ル・クルーゼで囲む、おでん

ル・クルーゼで、おでん

いつものおでんも、ココット・ダムールにするとカジュアルで、華やかな印象になります。
目を引く鮮やかな赤が、食卓をより明るく彩り、冬の寒さを少し忘れさせてくれるような。
そして、温まると冷めにくく、温かさをキープしてくれるのも魅力です。

カラフルな器が並ぶと、和気あいあいとした雰囲気になり、心躍る気分になります。
内側がナチュラルな色合いなので、具材も見劣りせず、
それぞれの食材の色を引き立ててくれるのもポイント。
何を盛り付けても合うので、とっても使いやすいです。

見栄えを考えて盛り付けると、やっぱり食べる側もうれしいですよね。
盛り付けるときには、大きくて安定したものから器に盛り、
動きやすいものを底に立てかけてあげると良いと思います。

せっかく丁寧に作ったおでんも、適当に盛り付けてはもったいない!
丁寧に丁寧によそって、はい!どうぞ。めしあがれ。
ル・クルーゼで、おでん


まとめ

ル・クルーゼを使用した今回、和のしつらえが似合うおでんも、
カジュアルで華やかな印象になりました。
いつもなら日本酒やビールを飲みたくなりますが、
グラスに白ワインにしてみてもいいかもしれませんね。

渋くしっとりとした印象のおでんも好きですが、
こんなおしゃれなお鍋で作るおでんもおすすめ。
今宵は趣向を変えて、こんなカジュアルで可愛らしい
「ル・クルーゼおでん」はいかがですか。


次回は、がらっと雰囲気を変えて、柳宗理の鉄鍋を使用した、
ほっとなごむ「和」のおでんをお届けします。
お楽しみに。


  • SHARE
プロフィール

PROFILE

大場里江(料理教室saji 主宰)

調理師学校卒業後、大手企業の料理教室にて料理講師として勤務し、2015年8月「saji」の名で独立。料理教室、フードコーディネート、ケータリングを主に活動しています。『食べる・つながる』をモットーに、身近な方に喜んでいただく、日常で食べたいごはんやおやつを提案しています。

BACK TO TOP