鰻の蒲焼きおすすめのアレンジレシピ

「全国各地で猛暑日が……」
「○○市で過去最高気温を記録しました」
「今年は例年よりも暑くなる見込みです」

テレビを見れば毎年のように耳にする猛暑の気象予報。温暖化の影響もあり、年々暑くなっている気がしますよね。うだるような過ごしにくい日が続く夏ですが、同時にレジャーの季節でもあります。お盆休みにお出かけする予定がある方も多いのではないでしょうか。そこで警戒しておきたいのが夏バテ。冷たいモノの食べすぎや、炎天下と冷房の中の行き来などが原因で起こる体調不良のことです。主な症状に食欲不振・頭痛・気怠さ・風邪の初期症状が挙げられます。

「遊びたいのに、なんだか食欲もわかないし怠い……」

こんなことになる前に、このページでは夏バテ予防に最適なおすすめアレンジレシピ「うざく」をご紹介！今回も国産鰻専門店『浜松うなぎのたなか』がお送りします♪

■アレンジレシピ──うざく

鰻ざく（うざく）とは、鰻の蒲焼きときゅうりを三杯酢で混ぜ合わせた三重県の郷土料理のこと。お酢の酸味がさっぱりと涼しく、鰻の塩気も相まって食欲を取り戻してくれる一品です。材料・作り方はいたってシンプル↓

○──材料──○

・鰻の蒲焼き　……1/2尾
・きゅうり　　……2本
・生姜　　　　……お好み
・合わせ調味料
　　・お酢
　　・砂糖
　　・醤油
　　・出汁（あれば）

○──作り方──○

１・きゅうりを塩もみして水分を抜く。
２・合わせ調味料ときゅうりで酢の物を作る。
３・うなぎを適当なサイズに切る
４・酢の物とうなぎを混ぜ合わせる。

基本はこれだけなんです。なんて簡単！難しい手間もないのに栄養豊富な優等生！
さらにさらに、うざくはお好みに合わせていくつかのバリエーションを付けることができます。ここでは次の二つをご紹介させていただきます。

■うざくのバリエーション

・うなぎの切り方
うざくに使う蒲焼きの切り方ですが、数ミリ～1cm幅に切る「細切り」タイプと、ごろっと数センチに切る「ブロック」タイプがあります。細切りタイプはお箸でつかみやすい！　なので酢の物と一緒に口に入って味が絡むんです。パクパクと食べたい方はこちらで試してみてください。
逆にブロックタイプはうなぎを大きめに切っている分、うなぎの身を贅沢に味わうことができます。蒲焼きを敷いた上に酢の物を乗せれば気分は料亭！？　……このように、高級感あふれる味わいを楽しむことができます（効果には個人差があります）

・うなぎの温度
続いて温度の話。こちらも「きゅうりと一緒に冷やしておく」か、それとも「ほかほかのまま使う」か、どちらにしても美味しく食べることができます。冷たい鰻で酢の物の一部のようにするすると食べてしまえるうざくにしてもよし、ほかほかの鰻で冷たいきゅうりとのコントラストを楽しんでもよし。うざくはひと手間加えるだけでころころと表情を変えるので、同じ材料で何度も楽しむことができるんです！

■作る際のポイント

作る際の注意点ですが、きゅうりは塩もみして水気をよく切るようにしましょう。しゃきしゃきした食感を残しつつも、蒲焼きが水っぽくならないくらいがポイントですよ。完成したらぜひともおしゃれな小鉢に盛り付けてみてください。おうちで高級旅館の前菜を味わっているような気分になれるかも……。
夏場、特に土用の丑の日やお中元は、暑さも厳しく体調を崩しやすい時期です。蒲焼は栄養的に見ても夏バテ予防に最適な一品ですから、親しい人の健康を願ってプレゼントするのもGOOD！
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