「うなぎ」は夏バテに効果があるの?






石麻呂に 我物申す 夏痩せに
良しといふものぞ 鰻捕り召せ



夏の猛暑で痩せこけた姿の石麻呂に私は言ってやった
「うなぎが体に良いらしい 取って食ってみてはどうだ」

大伴家持(出典:万葉集)




うなぎが夏バテに効くというのは有名な話で、それは日本最古の和歌集・万葉集でも詠まれていたほどです。現在も土用の丑の日になると蒲焼きをそこかしこで見かけるんですから、日本の文化というのはなんとも長寿なものですね。

でも、ちょっと待ってください。

万葉集って、奈良時代ですよ?そんな昔に食べ物の栄養素とか分析できてたんでしょうか?現代の科学から見て、夏に鰻を食べるのって本当に効果があるの?

気になるところです……。

そこで、国産鰻専門店『浜名湖 うなぎのたなか』が、今回も疑問を解決いたします!





■うなぎは夏バテに有効な食材である




「おいおい鰻屋なんだからそりゃ良いように言うだろ……」

そんな声が聞こえてきそうですね (*_*;
それではどうして鰻が夏バテに効くのか、栄養や味付けの面から見てみましょう!

そもそも夏バテってどんな状態かご存じでしょうか?実は医学的な名前がついているわけではなく、猛暑によって引き起こされる体調不良全般を指して「夏バテ」と呼んでいるのです。代表的な症状は、食欲不振・疲労感・体のダルさ・頭痛などだそうで。「言われてみれば夏になるとそうだったかも」という人も多いのでは?


「なんだか食欲がわかない……」
「気づいたら動けない……」

なんてことにならないよう、体調には注意したいところです(汗)




■うなぎの栄養素について




さてさて、これらの症状を引き起こす夏バテをやっつけるため、有効とされている味覚&栄養素が以下の5つ!


・食塩
・酸味
・香辛料
・ビタミンC
・ビタミンB1


食塩はいわずもがな。夏は汗がたくさん出ますから、水分補給と一緒にナトリウムを摂る必要があるんです。とはいうものの、現代に生活している私たちには摂りすぎの方が心配なところ。何事にも適当が一番です。酸味と香辛料は料理の味のこと。さっぱりした味付けは食欲不振に効きます。冷やし中華のタレが少し酸っぱいのもこのためかもしれませんね。お次はご存じのビタミンC。運動した後など、体の中には「乳酸」という疲労の原因物質がたまるのですが、これを取り除いて回復を早めてくれる効果があります。そして、最後にビタミンB1。これは体内の糖質を燃やしてエネルギーに変えてくれる栄養素です。代謝促進効果があり、健康的なダイエットにも必要な栄養素になっています。


必要な栄養素がわかったところで、ここからはうなぎの話に戻りましょう!

お中元ギフトや内祝いや父の日など、「特別な日に食べるもの」というイメージが強い鰻ですが、スーパーフードとしても名高いのです。食べ合わせもよく、上にあげた味覚&栄養素のうちビタミンC以外の4つを補えてしまいます。

蒲焼きの塩気、香辛料(山椒の爽やかな香りのこと)、後述するアレンジ料理にすれば、酸味の効いたお酢も一緒に摂取できます。なによりビタミンB1!なんと、鰻の100gあたりのビタミンB1含有量は牛乳の25倍……!ほうれん草の10倍!蒲焼を1枚食べるだけで1日に必要な量を摂取できてしまうんです!!こう聞くと凄さが伝わりますよね。

>>うなぎが含む栄養素について 詳しくはこちら<<





■まとめ




鰻は夏バテに効果ありです!

「最近暑くて冷たいものばっかり食べすぎた……」
「なんだか暑くて調子がでないな……」

夏バテが気になったあなたには鰻をお勧めします!美味しく元気に、今年の猛暑も乗り切っていきましょう!

>>厳選!国産鰻の蒲焼きお取り寄せランキングはこちら<<




■関連記事■

>>うなぎの栄養素についてもっと詳しく!<<

>>夏バテ予防に最適!蒲焼レシピ:うざくはこちら<<



>>うなぎのコラムページはこちらから<<




土用の丑の日 定番から探す
 
土用の丑の日 ご自宅用   土用の丑の日 レビュー高評価
 
土用の丑の日 風呂敷包み 土用の丑の日 化粧箱


土用の丑の日 予算別に探す
 
土用の丑の日 3,000円~4,999円以下 土用の丑の日 5,000円~7,999円 土用の丑の日 8,000円以上
土用の丑の日特集 売れ筋ランキング
土用の丑の日特集 お客様レビュー

\ 土用の丑の日コラム /

今年の土用の丑の日はいつ?

「土用の丑の日」は分かりやすく言えば「季節の変わり目」の日です。
そして、「土用」と「丑の日」のそれぞれに意味があります。

まず土用とは、暦の「立春・立夏・立秋・立冬」の直前18日間を表す言葉です。
このルーツは中国の陰陽五行説に由来しており、万物は「木・火・土・金・水」の元素に成り立つという思想から、
これらを四季それぞれに割り当てました。
春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」が割り当てられており、
「土」は植物の芽が地中から発芽する準備期間ということで「季節の変わり目」にあたります。

丑の日とは昔の日にちの数え方に由来し、
「1・2・3・4…」という数字ではなく、「子・丑・寅・卯…」と十二支が使わていました。

そのため「土用の丑の日」とは「土用」の期間の「丑の日」にあたります。
毎年日にちは変化があり、夏の土用の丑の日が2回ある年もあります。(これを二の丑といいます。)
今年の丑の日は1度のみで、2022年の土用の丑の日は7月23日(土)です!

土用の丑の日の由来

「土用の丑の日」に鰻を食べる習慣が広まったのは、1700年代後半、江戸時代です。
もともと、こってりとしたタレがついたうなぎの蒲焼は「夏に売り上げが落ちる」ものでした。
鰻屋からその相談を受けた、学者の平賀源内が「丑の日には『う』のつくものを食べると縁起がいい」という語呂合わせを発案。
鰻屋が「本日は土用の丑の日」と張り紙を作って店に張り出したところ、
大繁盛したことがきっかけで夏の土用の丑の日にはうなぎを食べる習慣ができたといわれています。
この「本日は土用の丑の日」というキャッチコピーは日本初のコピーライティングともいわれています。

土用の丑の日にうなぎを食べよう!

土用の丑の日にはちょっと贅沢にうなぎを楽しみましょう!
ビタミンAやビタミンB群など、食欲増進や疲労回復にとても効果的な成分が多く含まれています。
そのため夏バテ防止にぴったりの食材です。
平賀源内の「土用の丑の日」のアイデア以前から、”精”がつく食材として広く知られていました。
うなぎが昔からスタミナ食材であり、その効果があったからこそ、夏に欠かせない食材となったのです。

せっかくの土用の丑の日、どうせなら季節の行事を家族やお友達と楽しむのもよいのではないでしょうか?
ふっくら美味しい国産のうなぎを通販でお取り寄せすれば、ご自宅でお店の本格的なうなぎの蒲焼が味わえます!

また、冷凍庫で保存もできますので、お中元でお世話になった方にギフトやプレゼントに贈るのにも通販はぴったり!
枚数や大きさといったセットの内容も豊富で、ご家族や一人暮らしされている方など幅広い方に合わせてお選びいただけます!

うなぎのたなかのこだわり

「串打ち三年、裂き八年、焼き一生」
うなぎ一筋70年の老舗うなぎ店「うなぎのたなか」
熟練の匠の技と、こだわりのタレで他店とは一味違う、うなぎをお届けいたします。

熟練の職人が丁寧に焼きます。
うなぎで有名な浜松から安心安全の国産ウナギを
全国の皆様へ、お届けいたします
”うなぎ一筋70年”うなぎのたなかが自信を持ってお届けする
国産蒲焼をぜひ、この機会にお楽しみください。